後回し・先延ばしとは?原因や性格と後回しにしない方法をご紹介!

後回しや先延ばしの意味とは、やるべきことをやらずに、後で済まそうと予定を変更させることです。

これはどんな場面でも思い当たることでしょう。

多くの人はこの後回しの癖がついてしまっています。

時にはそんな自分に嫌気がさしてしまうこともありますよね。

そこで今回は、後回しにする人の特徴や先延ばしの原因、そして改善方法についてご紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

【目次】



後回しにする人の心理とは

 

「今、楽したい」と思っている

 

やらなければならないことを後回しにする人には、刹那主義的な心理があると考えていいでしょう。

刹那主義、享楽主義の人は、「今が良ければそれでいい」と考えます。

たとえば、昇進試験のための勉強をしなければならないとします。

刹那主義、享楽主義の人は「今を楽しみたい。今、楽をしたい」という心理を抱いているため、やらなくてはならない勉強を後回しにして、好きなゲームを始めてしまうということが少なくありません。

また、会社で仕事をする場合にも、むずかしい仕事、やっかいな仕事は後回しにして、かんたんな仕事から手をつけるということを、刹那主義の人はします。

それは、「今はめんどうな仕事をしたくない」という意識が働いているためにほかなりません。

ふつうの人は仕事の優先順位を考えて、むずかしくてやっかいだとしても、優先順位が高い仕事から行うものでしょう。

顧客からのクレームがあった場合には、まずはそれを処理しなければなりません。

後回しにする人は、そういうめんどうな仕事を今やりたくないため、今やる必要のない楽な仕事を先に行うのです。

「今、楽できればそれでいい」というのが、めんどうなことを後回しにしてしまう人の心理です。


なんとかなると思っている

 

後回しにする人には、楽観主義なところがあります。

めんどうな仕事ややらなければならない勉強は、後回しにしたところでいつかやらなければなりません。

わかりやすい例が、子どもの夏休みの宿題です。

夏休みの宿題は、夏休みが終わるまでに完成させなければなりません。

後回しにする子どもは、「宿題は後回しにして、先に遊んでも、なんとかなるだろう」と考えています。

しかし、結局、何とかならずに、夏休みの終わりになって泣きべそをかくということも少なくないでしょう。

これは、仕事でもなんでも同様です。

何かトラブルが起きた時には、それに対処し、問題を解決しなければなりません。

後回しにしたところで、いつかその対処をする必要があるわけです。

しかし、楽観的な人は、「なんとかなる」という甘い考えを持っているため、ついつい後回しにしてしまうのです。

楽観的というのはけっして悪いことではありませんが、後回しにする人は根拠のない楽観主義者と言っていいでしょう。

根拠もないのに「何とかなる」という甘い心理を持ってしまうため、結果として何とかならずに困った事態に陥ってしまうのです。


急ぐ必要性を感じていない

 

後回しにする人は、自分のおかれた状況を正しく把握できていません。

目の前にやらなくてはならない仕事があって、しかもそれは速やかに行うべき仕事であったとしても、そのことを認識していないのです。

やらなくてはいけない仕事であることはわかっていても、急ぐ必要性を感じていないというのが、このケースでの後回しにする人の心理と言っていいでしょう。

これも、子どもの夏休みの宿題を例にあげますと、後回しにする子どもは、宿題をやらなければならないことはわかっていても、今やらなければならない必要性を感じていません。

お母さんが「早くやりなさい」と言っても、「別に急いでやる必要はない」と反論し、宿題を後回しにしてしまうのです。

仕事も同様で、どんなにめんどくさくても、やらなければならない仕事は、早くに片付けてしまったほうがいいに決まっています。

自分と仕事の関係を客観的に見れば、そのように判断するにちがいありません。

しかし、後回しにする人は、そのように客観的に自分の置かれた状況を把握することができないため、「急がなくてもいい」と判断してしまうのです。

急ぐ必要性を感じていないというのが、このケースでの後回しにする人の心理ということになるでしょう。


先延ばしの原因とは

 

面倒くさいという感情

 

取り組まなければならない問題を先延ばしにしてしまう、原因となるのが問題を解決するための労働を、面倒くさがってしまうという感情です。

先延ばしとなっている事案の多くは、事案を抱えている人間にとって面倒な、積極的には取り組みたくない行動が中心になっていることがほとんどです。

発生した問題を解決するためには、問題に対応した対処を行うということが必要になりますが、実際に行動するためには労力が要ります。

この労力が身の内に存在していない時には、人は行動に移すためのエネルギーが貯まるまで、問題の解決を後回しにする方法をとることになります。

労力というのは気力であり体力のことですが、気力や体力が満ちていれば自然に行動できる、というわけではありません。

問題の対処のために、エネルギーを使用するのか否かの判断は、無意識ではできないのです。

問題を解決しようという意識は、面倒くさいという感情を持つことによって低下します。

動くことに対して、面倒くさいと思ってしまう感情をどうにかしない限り、問題の解決は解決できる方法を知っていたとしても、怠惰な心によっていつまでも先延ばしにされます。

誰にも解決することのできない、個人の心の中の問題です。


失敗を恐れるあまり動けなくなる

 

失敗を恐れる心が、対処しなければならない問題を先延ばしにしてしまうという矛盾した行動の、原因となっている場合もあります。

先延ばしにしている事柄が、解決した後に出てくるかもしれない問題を恐れているというパターンです。

目の前の問題を解決して先に進まない限り、その先の問題が表れることはないので、不安を抱えている人は事態を先送りして、いつかやってくるかもしれない恐怖に対して見て見ぬふりを続けようとします。

この場合恐れていることが勝手に解決するということはまずないので、不安を持っている人が恐怖に打ち勝って、先に進む決心がつくまで事態は先延ばしにされることになります。

先延ばしにしている間に、事態が更に悪化してしまうことも多く、早くに問題に向き合うことができなかったばっかりに、増々追い詰められる負のスパイラルも発生します。

行動を起こすことによって失敗するかもしれない、もっと厄介なトラブルを引き寄せてしまうかもしれないという懸念はもっともなことですが、だからといって行動を先延ばしにしても状況は改善しません。

被害を最小限に食い止めるための方法を考えて、早急に動くのが適切です。

 

無責任な感情がある

 

人が物事を先延ばしにしてしまう原因の1つに、物事への興味や関心のなさ、無責任さというものがあります。

自分自ら動かなくても、その内何とかなるだろうといった無責任な感情のために、直面した問題のために行動する意欲を持てない状態です。

ミッションの達成によって発生する報酬がなく、ミッションが達成できなかったときに予想される被害が目に見えにくい時によく、無責任さが原因の先延ばしは引き起こされます。

先延ばしにしてはならないという危機感も薄いため、何の違和感もなく、問題を中途半端な状態で抱えられてしまうのがこのパターンの厄介な所です。

そうした場合、先延ばしにしている事柄に対して切迫感や焦燥感を抱けないので、ストレスなしにずっと問題を先送りにし続けることが可能になります。

一般的に先延ばしにしている事柄がある場合、人は大なり小なりストレスを覚えることになり、そのストレスが行動の後押しとなって問題の解決に繋がることが多いのですが、責任感のない人を放置していてもそうした結果は望めません。

先延ばしにしたツケを払う時になってようやく、自分の考えの浅さを後悔することとなるでしょう。


後回し癖がある人の性格とは

 

ネガティブ思考

 

後回し癖がある人は、「どうせやってもうまくいかないだろう」というネガティブ思考を持っています。

ネガティブ思考の人は何か行動を起こす前に、失敗する自分の姿を想像してしまいます。

何も行っていないにも関わらず、不安を感じてしまい、始める前からすでに諦めてしまっています。

ネガティブ思考の人は、努力して取り組んでみよう、という気持ちにはなれません。

締め切りが近づく直前まで、やらなければならない現実から目を背けることで、自分を守ろうとします。

後回しにすればするほど、リスクは上がるはずですが、失敗を恐れるあまり手を付けることができないのです。

また、作業に取り組んでみたものの、少しのトラブルがあっただけで途中ですぐに投げ出してしまうことも少なくありません。

こんな風に一度逃げる方法を選んでしまうと、挑戦する意欲が欠けてしまい、その後も同じように後回しにする癖がついてしまいます。

後回しにすることが普通のこととなってしまうのです。

こういった性格の人は、成功体験を積むことによって、改善することができます。

達成しやすい簡単なことを積み重ねて、自信をつけることが大事です。


面倒くさがり

 

後回し癖がある人の性格で一番多いのが、「面倒くさがり」です。

しなければならないことは分かっているのですが、面倒に感じてしまい、取り掛かることができません。

「後でやればいいや」という気持ちの積み重ねで、いつも締め切りギリギリになってしまうのです。

自分の中からやる気が起こることを待っているのですが、なかなかやる気は訪れません。

気が付いたら期日が近づいてしまい、慌てて取り掛かることになるのです。

面倒くさがりと言うと、自分に甘い人だと想像しがちですが、実は完璧主義者の一面も持っています。

完璧な仕上がりを求める人は、「他人よりも良い結果を出したい」「相手に満足してもらいたい」という気持ちから、高い完成度を求めます。

完成度が高いため、それを実現しようとするには手間と時間がかかります。

その手間を考えると途端に面倒になってしまい、やる気がなくなったり、時間がある時に取り組もう、と後回しになってしまいます。

計画はきちんと立てるものの、面倒臭がりな面が出てしまい、計画を立てただけで作業に取り掛かることができなくなってしまうのです。

 

目の前の誘惑に弱い

 

物事を後回しにしてしまう人は、目の前の誘惑に弱い面も持っています。

作業に取り組もうと思っても、スマートフォンを触ってしまったり、関係のない本を読んでしまったり、誘いに乗って出かけてしまったりと、目の前にある楽しいものに惹かれてしまいます。

タスクを放って他のことにかまけていて、気付いたら時間だけが過ぎていた、というパターンです。

やらなければならないことを一番に考えることができず、フラフラと楽しそうなことに引き寄せられてしまうのです。

早い段階で取り掛かっていても、一度集中力が切れてしまうとなかなか作業に戻ることができず、そのまま後回しになってしまいます。

今楽しむことを優先してしまう人で、自分に甘く、責任感が弱い人とも言えます。

目の前の誘惑に弱い人は、物事の見通しが甘い人とも言えます。

「まだ大丈夫」「後で頑張るから間に合う」と、やらなければならないことを始めるタイミングを先延ばしにしてしまいます。

楽しいことを優先してしまうあまり、物事を冷静に判断することができず、自分に甘いジャッジを下してしまうのです。


後回しにしない方法とは

 

タスクを書き出す

 

何でもかんでも後回しにしてしまう人というのは、何かをやろうとする漠然とした気持ちはあっても具体的に何をどうすればいいのかが明確ではないことがほとんどです。

ですから、やらなければならないことができたら、まずそれを客観的に把握するためにメモ書きをするのが効果的です。

箇条書きでかまいませんが、視覚化することによって自分の次の行動が見えてくるようになるため、やりたいことからやるべきことにステップアップさせることができて、ただ頭で考えるよりも動きやすくなります。

スマホなどに打ち込んでいくのもいいのですが、可能な限り目のつく場所にメモを置いておくことができるように、手書きにするのがおすすめです。

机にそれを挟んでおいたり、付箋をパソコンモニターの端に貼っておき、いつでも視線に入るところにメモがあれば、やることを思い出して重い腰を上げやすくなります。

終わったらチェックを入れてメモを処分する、付箋を剥がしていく、そう習慣づけていくと少しずつ後回し癖を改善させていくことができますし、達成感を得られてモチベーションも維持しやすくなるのがメリットです。

 

手をつけられることから片付ける

 

後回しにしたくなるのは、その作業が自分にとってとても面倒くさいことだからです。

そして渋っているうちにどんどんその作業が溜まってきてしまい、ますますやる気を失っていってしまいます。

結局どうにもならなくなって苦しい思いをするのは自分なのですが、かといってその時に片付けようとする気持ちが起きないのはどうにもなりません。

ですから、そもそも何故やらなければならないのか、やりたくない、嫌だという気持ちが沸いてくる前に、できることからさっさと始めてしまうのが賢明です。

少しでも躊躇をしてしまうと自分にあれこれ言い訳をしてしまいますから、パッと思いついたらまず簡単に取り掛かれることから手をつけていってしまいます。

掃除をしなければならないのであれば手の届くスペースだけ綺麗にしてみる、メールをしなければならないことがあったらとりあえず用件を箇条書きしてすぐにまとめられるように準備しておく、ちょっとでも手をつけていれば中途半端な状態のまま放置しておくことのほうが気持ち悪くなるので、引き続き片付けていってしまおうという意識が強くなり、後回しにしづらくなるのです。


クリア後の自分にご褒美をあげる

 

面倒なことを頑張って片付けたら、そんな自分に達成をしたご褒美を準備しておくとやる気アップに繋げられます。

後回しにしてしまっても結局やらなければならないのであれば、面倒がっていないで最初にやっておいたほうが未来の自分が楽をできるでしょう。

今頑張れば今後の自分が過去の自分を褒めるだろう、未来の自分は快適に過ごせるようになっているだろう、そんな自分を想像しながら作業していき、そしてそうやって努力をしたことに対して相応の楽しみを自分に与えるようにすると、苦労が報われます。

簡単なことでかまいません。

たとえば、何時までにこの仕事を終わらせたらその後は美味しいデザートを食べてゆっくり休憩しよう、この仕事の目標を頑張って達成させたら前から欲しかった洋服を自分に買ってあげよう、そう決めておくのです。

後回しにすればするほどその楽しみが遠退いてしまうので、早急に努力せざるを得ません。

やらなければならないことに見合ったご褒美であれば現実感がありますし、すぐに取り掛かれば手が届く、そうした現実感があるのも小さなご褒美が効果的な理由です。

 

後回しにされる人の特徴とは

 

ここでは今までとは少し変わって、なぜか順番を飛ばされたりするなど、後回しにされる人の特徴について解説します。

後回しにされる人の大きな要因は存在感がないことに尽きるでしょう。

存在感はあらゆる要素が絡み合っています。

例えば、見た目が派手で頭もスキンヘッドという、いかにも怖そうな人と、線が細くて髪も前髪で目が見えないような状態、そして態度がおどおどしている人と比較します。

比べると圧倒的に前者の方が存在感があるのが一目瞭然ですよね。

間違いなく後回しにされることはないでしょう。

後者は影が薄いので、ついついその存在を見失ってしまいがちです。

あなたが本当に今の状況を改善したいのであれば、見た目と態度を変えるのが最も効果的です。

髪を短くして清潔感をだし、差し色があるファッションを心がけ、背筋を伸ばして声を大きく、そして目をしっかりと見て会話をする。

たったこれだけで後回しにされることは激減するはずですよ。


後回しにしない人になろう

 

いかがでしょうか。

ついついなんでも先延ばしにしてしまう人は、後回しが習慣になってしまっています。

先延ばしの癖を改善するには、その習慣を断ち切らなければいけません。

しかし習慣の力というのはとても恐ろしく、生半可な覚悟では克服するのは難しいでしょう。

ではどうすればいいのか。

効果的なのが、今の習慣を新しいものに置き換えるというものです。

例えば、「暇になったらYouTube観る」という習慣を、「暇になったら本を読む」と置き換えるのです。

そして次にやるのがそうするための環境を整えることです。

先ほどの例でいうと、YouTubeのアプリを削除し、すぐに観ることができない状態を作ります。

そして常に本を持ち歩いておくのです。

この方法は、ちゃんと効果が実証されており(If-Thenプランニング)、継続すれば習慣になり、それが当たり前の状態を作り上げることが可能になるのです。

最初はルール作りが必要かもしれませんが、後は淡々とこなすだけで、悪い習慣から良い習慣に変えることができるのでぜひトライしてみましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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