物欲がない人の6つの特徴と物欲がない人へのプレゼントとは?

物欲の意味とは、お金や物などを欲しいと思う気持ちのことです。

物欲は誰にでもあるものですが、まれにそういった欲望がまったくない人がいます。

もしかしたらあなたもそのうちの一人かもしれませんね。

では、物欲を感じない人にはいったいどのような共通点があるのでしょうか。

そこで今回は物欲がない人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

また、あなたの知人に物欲がない人がいたら、その人に渡すプレゼントはどうしようかと困ってしまいますよね。

そんな時に役に立つ、物欲がない人へのプレゼントも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

【目次】



物欲がない人の特徴

基本的に面倒くさがり

面倒くさがりな人というのは、できる限り省エネ行動を心がけています。

いろいろと理由をつけて一番楽な行動を選びますし、しなくてもいいことはしようとしません。

何かを欲しがるということはお店に足を運ぶ必要も出てきますし、お店に着いたら店員に話を聞くなどしてコミュニケーションを取る場面が出てくるでしょう。

インターネット通販サイトを利用するにしても、損をしないように口コミや値段を比較検討するなどして、購入を決めるまでに時間がかかることが少なくありません。

ただ何となくあれが欲しいかも、これがあったら便利かもとは思ってはいても、実際に手にするまで行動を起こすのに腰が重すぎて、結局買わずじまいで「まあいいか」で終わってしまうのです。

そうやって簡単に諦められてしまう程度にしか欲しいものではなかったのだろうと考え、何も買わないでいることが多くなります。

何かを買うまでの行動と、買った後の行動をあれこれと頭で考えては、面倒くさくなって取りやめてしまうのです。

そういったことが続くと、最終的に何かを買おうという物欲自体が減退してしまいます。



恵まれている状況にあって満足できている

こうしたタイプはとても幸せです。

そもそも何かが欲しいという欲求は、現状に不満があるからこそ湧いてくるものになります。

ですが、金銭的にゆとりのある家庭で育ったり、飢えを感じない環境で生活をしているのが当たり前になると、あれこれ手を伸ばして何かを欲しがる必要がなく、今の状態に満足ができていることから物欲が生まれてこないのです。

恵まれている状況から気持ちの余裕が生まれ、身近にあるものだけでも充実した生活を送れていることに幸せを感じられて、新しいものを欲しがらないという人が多く見られます。

最低限、使用しているものが壊れてしまったり、どうしようもない状況になった時には何かを買おうと考えますが、すでにその人にとっていい生活ができている場合には、必要以上にあれもこれもと買い足してしまうようなことは考えにくいのです。

こういった人は、漠然とこういったものがあったらいいなという気持ちはあっても、いつでも買えるものなら今買わなくてもいいだろうと判断します。

実際にそれがない状況でも不便さを感じていないことから、強い欲求に繋がりにくくなるのです。

過去の散財で後悔したことがある

無駄なものを切り捨てて、自分にとって必要がない、使わないであろうというものを持とうとせずに、シンプルな生活を送ろうとしている人が増えてきています。

断捨離を実行している人も少なくなく、身の回りに置くものはできる限り最低限のものに留めておく暮らしをしているという人がよく見られるようになりました。

何かに執着をすると、欲求を満たすためにお金をたくさん使うようになります。

好きなものや欲しかったものが手元にあると心は満足しますが、いざこだわりが冷めてしまうとただのガラクタになってしまうことが珍しくありません。

部屋がいろいろなもので溢れるだけではなく、せっかくお金をかけて購入したものが自分にとって価値のないものになってしまった時ほど、空しいことはないでしょう。

シンプル生活を送っている人の中には、過去に収集癖があった人、購入欲求に勝てずにお金で苦労をしたことがある人なども珍しくありません。

昔の後悔からお金の使いかたや買い物の仕方を改め、あえていろいろなものを身近に置かない生活を送っているうちに、物欲もなくなってきたのです。



生きがいがあり現状に満足している

物欲がない人には「今の自分に満足している」という特徴があります。

すべてがそうというわけではありませんが、人一倍物欲の強い人の多くは、現状に満足していないと考えていいでしょう。

「あれもほしい、これもほしい」と思うのは、今の自分に大きな不満を感じていて、ものを手に入れることで、そのストレスを解消したいと考えるからにほかなりません。

物欲がない人は、違います。

自分の現状に満足しているために、ものを買うことで心の虚しさを埋める必要はないのです。

現状に満足している人は、何かしら生きがいをもっていると考えていいでしょう。

たとえば、仕事が生きがいで、働くことに人生の意味や価値を見出しているとか、趣味を生きがいにしていて、その時間を何よりも大切にしているという場合、そこに生きる喜びを感じているため、必要以上にものを買う気もちにはなりません。

「家族が生きがい」というケースも同様でしょう。

そういう人は、家族のために必要なものは買います。

家族を喜ばすために買い物をすることもめずらしくありません。

しかし、必要ではないもの、特に自分のために不要な買い物をすることに、意味を見出すことはできないのです。

生きがいがあり、今の状況にじゅうぶんに満足しているため、必要以上の買い物をする気にならないというのが、物欲がない人の特徴ということになるでしょう。



食欲や出世欲などのほかの欲求が強い

人間には、物欲以外にもさまざまな欲求や欲望があります。

人間は日々、多くの欲求を抱き、それを満足させながら生きているといってもいいでしょう。

物欲のない人には、「物欲以外の欲求が強い」という特徴があります。

たとえば、グルメ志向で食べることが何よりも好きで、一日中「何を食べようか」ということばかり考えている人がいるとしましょう。

その場合、頭の中は食べ物のことでいっぱいになっているため、「物が欲しい」という欲求が生まれる余地がほとんどないのです。

また、これは特に男性に多く見られますが、出世欲や名誉欲の強い人も少なくありません。

そういう人の頭の中は、「どうしたらもっと出世できるか」「ライバルに勝つにはどうすればいいか」「より高いレベルの名誉を手にするには何が必要か」という思いに支配されています。

そして、自分の思い描く出世や名誉を手に入れるために、最大限の努力を払います。

頭の中がそのことでいっぱいになっているのですから、物欲が生じる余裕はないと考えていいでしょう。

つまり、食欲や名誉欲が人一倍強い人は、頭の中がその欲求に支配されているために、物欲を感じなくなるわけです。



お金を使うことが嫌い

物欲以外の欲求、欲望の中には「金銭欲」もあります。

しかし、金銭欲の強い人は、「お金をたくさん手に入れて、好きなものを好きなだけ買いたい」と考えるケースが少なくありません。

つまり、物欲を満たそうとするために、金銭欲も強くなることがよくあるのです。

物欲のない人で金銭欲の強い人もいますが、その人には、「お金を使うことがきらい」という心理的特徴があると考えていいでしょう。

こういうタイプの人は、ひとことでいうと「お金が大好き」です。

大好きなお金をたくさんもっていることで、満足感が得られるわけですから、入ってきたお金はできるだけ使わないようにします。

生活するために必要最低限のものは仕方なく買いますが、それ以外の買い物をすることはできるだけしません。

お金が大好きな人にとって、持っているお金が減ることは苦痛でしかないのです。

そんな人が、「あれがほしい、これもほしい」と思わないのは当然でしょう。

預貯金をできるだけ増やして、預金通帳の残高を見ては幸せを感じるのが、お金大好きな人の共通点ですが、その幸福感を得るためには、物欲から離れる必要があるのです。



物欲がない人に渡すプレゼント

思いを込めた手作りの物

「あれが欲しい」「買って欲しい」と相手に希望があれば、プレゼントとして何をあげたら良いか迷うことがないでしょう。

逆に物欲がない人の場合は、「なんでもいい」「特にない」と言われてしまうため、何をプレゼントすべきか分からず、渡す物に悩んでしまいます。

相手に物欲がない場合は、心のこもった手作りのものを上げた方が良い場合があります。

ブランド品、装飾品など、身に着けるものよりは、心がこもっていてあなたの思いが感じられる物の方が嬉しく感じるでしょう。

例えば思いを綴った手紙、自分で描いたイラスト、二人が写った思い出のアルバムなど、買えないものを手作りで心を込めてプレゼントするのです。

お店で買えるもの、ネットで買えるものは、物欲がない人にとっては魅力にはならず、それをもらったところで嬉しいという感情をあまり引き出せないのです。

あなたと相手との関係性にもよりますが、二人の間柄だからこそ分かり合える手作りのものを渡すと喜んでくれます。

物欲がない人でも、心のこもったものであれば、プレゼントされて嬉しいと感じるもの。

多少時間や手間がかかってしまうものの、喜んでもらうために手作りの物を渡してみましょう。



自分がおススメするもの

物欲がない人は、「あれが欲しい」と夢中になる感覚、熱くなる感覚がありません。

「いいな~」とは思っても、「欲しい」とまでは思わないため、どれに対しても薄い興味しか持てない人なのです。

このようなタイプの人には、「これが好きそうだな」と予測してプレゼントを渡すのではなく、自分の好きなもの、おススメしたいものをプレゼントした方が良いです。

「これ知ってる?」「これすごく良いんだよ」と、相手が喜びそうなものをプレゼントするのではなく、自分が相手にオススメしたいものを、「良かったら使ってみて」と渡すのです。

人によっては「好みの押し付けじゃない?」と思ってしまうかもしれませんが、「これが好きそう」と思って渡したプレゼントに、物欲のない人は喜びをあまり見せてくれません。

そうであれば、自分の好みを知ってもらったり、興味を抱いてもらう方が、渡す側にとっても楽しみに繋がるもの。

あまりにも相手の好きそうなものとかけ離れてしまうのは問題ですが、あなたとの親交が深ければ深いほど、「こういうものがあるんだ」と共感してくれます。

相手の好きそうなものをプレゼントとして考えるのではなく、自分のおススメしたいものをあえてプレゼントしてみると、物欲がない人でも喜んでくれるでしょう。



消耗品になるもの

ある程度の物欲がある人であれば、「欲しい」と思ったものはお金を払って自身で買っているでしょう。

物欲がない人であっても、必要なもの、買わなければならないものに対しては、自身で購入しているはずです。

これを考えると、物欲がない人には、後々残るもの、使用するものよりは、消耗品になるものをプレゼントした方が良いでしょう。

例えばケーキやお菓子の詰め合わせなど、使うことが目的ではなく楽しんだり食したりすることが目的のものだと相手に喜ばれます。

逆に服、バッグといった、今後使わないといけないもの、相手に「使ってるよ」と気を遣わないといけないものは避けた方が良いのです。

文房具などの実用品も消耗品に入るため、日頃から生活の中で使えるもの、食べられるものをプレゼントとして選んであげると、物欲がない人にとっては嬉しく感じます。

またそこまで高価なものじゃない方が良いというのもポイントのひとつ。

物欲がない人にとって高価なものは、「申し訳ない」と渡してきた人に対して遠慮や気遣いを見せるようになります。

そこまで値が張らないもので、すぐに消耗してしまうもの、実用的なものをあげると、物欲がない人には喜ばれるでしょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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