デリカシーがない人のセリフ6つ

デリカシー
by servantofchaos
 
デリカシーがないセリフをよく言う人があなたの周りにいませんか?

何度も言われるとムカついたり、その人の評価が著しく下がったり、関係を深めようとしなくなったりするものです。

それが原因で深い傷をつけてしまうこともあるでしょう。

そこで本日はデリカシーがない人の発言やセリフをまとめてみましたので、このようなことを言う人が近くにいるかどうか確認してみてください。



デリカシーとは

 

デリカシーとは「気配り・心配り・感情の繊細さ」という意味があります。

つまり相手のことをまったく配慮せずに言いたいことを言ってしまう人というのが、デリカシーがない人といえるでしょう。

仕事やプライベート、子ども関係などで、そのような人が言いがちなセリフは次のようなものがあります。

 

きみたちの仕事は遊びみたいなもん

 

真剣に仕事をしているのに、上司やリーダーからはこのように思われているのかなと残念に思う言葉ではないでしょうか。

現場に来ていたら、したくてもできないことや、わかっていても結果が伴わなくて苦労することがあるものですが、

やはり上司やリーダーには下の努力や、現状がなかなか伝わらないようです。

一生懸命やっているのに「遊びみたいなもん」と表現されてしまうと正直なところ、愕然としてしまうのではないでしょうか。

中には、どういうのが仕事で、そういうのが遊びなのかがさっぱりわからなくなってしまい、余計な反感を買ってしまうでしょう。

それぞれ仕事の内容や濃度に違いはありますが、それでも、やはりわかっていても言うべきではないセリフの1つではないでしょうか。

きちんと仕事の分担がされていて、それぞれの評価方法が取り入れられいたらそのような言葉は出てこないはずですが、なかなかそのような環境の仕事に恵まれている人は少ないようです。



言ってる意味わかるかな?

 

仕事の説明をわかりやすくしてくれるのはありがたいものなのですが、

確認のためか、何度も「意味わかる?」と口癖のように言ってくる上司やリーダーがたまにいます。

上から目線で、下のに教えるといった価値観からでるセリフでしょう。

「こんなことでウジウジ言ってんじゃねーよ」と感じる人もいるでしょう。

もちろん本当にわからないまま、話をだらだら聞いてしまってから、わかりませんと答える部下もいます。

しかし、明らかに誰でもわかるような事柄なのに、意味わかってる?などと言うケースは少し意味合いが変わってきます。

それを人前でいったりするとなおさらな感じがするのではないでしょうか。

 

どうせ腰掛けなんでしょ

 

これは女性だからこそ言われるセリフではないでしょうか。

女性だから、すぐ結婚や妊娠して辞めていくから仕事に対して真剣じゃないんでしょといった意味合いなのかもしれませんが、

真剣に仕事したいと思って来ている人もたくさんいます。

その人の偏見で決め付けられたり、男性の方が仕事ができるなど思っている男性が多いのだと思われるセリフでしょうか。

女性の中には本当によく聞く言葉のようで、その都度イライラしてしまうようです。

とはいっても、本当に腰掛けとして割り切って働いている女性も少なくないので、言われてしまっても仕方ないかなと思う気持ちもあるようです。



センスないね

 
一緒にショッピングに行って、お互いにコ-ディネ-トしたり、意見を出し合ったりして最初は楽しく過ごしていますが、だんだん本音が出てくると、ストレートな表現になることがあります。

これはお互いの関係の深さで捉えられ方が変わってきます。

すごく仲のいい友達で喧嘩もし合えるような関係なら、そこまで気にしないか、冗談にしたりするものです。

しかしそんなに深くない友達と出かけたときなどに、このような本音を言われると「え?」と驚かされてしまうことがあるようです。

特に服などは好きな色や好み、趣味などもありデリケ-トな部分があります。

本人がいいと思っていても、友達に指摘されてしまうとへこんでしまったりすることもあるのではないでしょうか。

センスなどは人それぞれなので、そこを意識した発言をするべきでしょう。
 

残り物だね

 
これも女性がよく言われるセリフではないでしょうか。

彼氏がいることが当たり前、彼氏がいなくて一人でいることが可哀想と思っている女性は思ったよりも多いのだとか。

もちろんそれは個人の思い込みも入っているようですが、やはり今までの考えの人がまだまだ多く、女性は結婚して子どもを産んで・・・などのイメ-ジからか一人だと女性としてダメなイメ-ジがあるようです。

そのため彼氏がいない人は、彼氏のいる人から見たら可哀想と感じるようです。

さらに、いい年齢になってくるとどんどん周りも結婚していくので、結婚もできてないと、もうどうしようもないといったイメ-ジに変化していくのだとか。

このセリフは本当にダメ-ジが大きいと話す人が多いので、冗談でも控えるべきでしょう。



息子に似て可愛い

 
これは姑から言われて残念に感じるセリフでしょうか。

孫が可愛いのはすべて息子に似ているためで、嫁ににて可愛いとはなかなか言いませんよね。

嫁の立場としては、別に自分に似てると言われたいわけではないようですが、愛する旦那さんと奥さんとの間に生まれた子どもなので、どちらに似てももちろん可愛いと思うものでしょう。

しかし姑は、息子が一番、嫁は他人という意識を持っている人もいるので、息子の血が混じった孫は自分の身内ということになり、身内に似ていることにこだわる人もいます。

赤ちゃんは可愛いものだし、孫は姑にとって可愛いものです。

息子に似てるからって可愛いわけじゃないと奥さんも理解しているのですが、何度も何度も言われると悲しいセリフでしょう。
 

デリカシーのない人の心理

 

自分の価値観が他人と共通だと思い込んでいる

 
デリカシーのない人というのは気配りが欠け、「人がどう思っているのか」が判らない人のことです。

どう思うか感じるかの基準が全て「自分が考えている価値観」とイコールになってしまっているのです。

だからこそ発言に決め付けや押し付けが多くなってしまい、デリカシーがなくなってしまいます。

「自分がこうだから他人もこう感じているに違いない」という前提の下での言動になりますから、自分にとっては平気なこと、普通なことだからとそれを他人がどう思うのか考えずに配慮がなくなってしまうのです。

「何で子供がいないの?」「そんなお給料で不安にならない?」「いつまでも賃貸住まいなんて信じられない」と自分の価値観で会話をしますので、当然違う考えを持っている他人からは反感を買います。

反発されても何が悪いのかわからないことが多いです。



親切のつもりでやっていることも多い

 
本人は他人のためを思って行動を起こしていること、言葉をかけていることであっても、受け手がそれを「デリカシーがない行為」だと感じることがあります。

デリカシーのない人はこうした「他人が求めていること」を理解する能力に掛けてしまっていることが多く、良かれと思ってしたことであっても結果的に「ありがた迷惑」になることがとても多いのです。

どうしてそんなタイミングでそういうことをするのか、こういうことを言ってくるのかと困惑されてしまうのですが、デリカシーがないゆえにそうしたことに気が付けません。

本人に関しては「人のためにいいことをした」と自己完結をして満足をして終わってしまうため、気付かずに迷惑行為を続けてしまうことも多いのです。

それをわかっているからこそ周囲の人も注意をしづらいのですが、指摘をしても「好意を素直に受け取らない人だ」と機嫌を損ねてしまうことが少なくありません。
 

自分中心の考えかたに気がつけない

 
デリカシーがないのは、自分中心の考えかたをするタイプだからこそということも挙げられます。

自信過剰だからこそ自分の考えが正確だと考えますし、会話の内容に関しても自慢話が多いのですが、本人にはあまりその自覚がありません。

ですが、無意識に自分の価値観を押し付けてしまうところも自分中心の考えになってしまっているところ典型例ですし、それが通用すると思っているからこそのデリカシーのない振る舞いになってしまいます。

物事を見るときに正当な評価をしたり、そのときのベストな行動を探るためには客観視をすることが何よりも重要なのですが、自己中心的で自意識過剰だからこそそれができないのです。

他人が何を求めているのか、どうして欲しいのかということを汲み取ることができませんし、自分の考えを正しいと思い込んで押し付けようとしてしまいます。



デリカシーがないことは無自覚

 
デリカシーがない人の共通点ともいうべきところが、デリカリーがないという自覚が一切ないことです。

デリカシーとはなんだろう考えている人もいれば、それどころか自分は他人のことをよく見ておりいつも気遣えている性格であると、周囲の人間が思っているのとは真逆の自己評価をしていることもあります。

自覚のないタイプは何も考えていないからこその無遠慮な言動になりますが、厄介なのが本人が配慮しているつもりになっているタイプです。

デリカシーに関して独りよがりな考えかたになっていることが多く、周囲の人が戸惑ったり迷惑に思っていることがあっても気がつくことができないため、遠巻きにされることが珍しくありません。

無自覚なために周囲の反応を正しく見ることができず、本当の意味でデリカシーとは何かを考えられないからこそ気配りができないのです。
 

デリカシーがない男への対処法

 

無自覚なデリカシーのなさなら気づかせる

 
女性に比べて鈍感なタイプが多い男性は、悪意がなく無意識にデリカシーのなさを発揮していることがあります。

そういった鈍いタイプに対しては自覚させることで対処していくことが可能な場合もありますので、まずは自分のデリカシーのなさを気づかせてあげましょう。

相手の言動で不快な気持ちになったらその都度指摘をしてあげるのです。

素直に反省して謝ってくるようでしたら、ほとんど問題なく次から気をつけてくれるようになります。

ただ、デリカシーのなさというのは一朝一夕で治るようなものではありませんから、いくら注意をしていても繰り返されることが少なくありません。

疲れるようならあまり相手にしないのが賢明ですが、男性のほうから気をつけていきたいという意思が感じられるようであれば、少しずつ自分を客観視して言葉や行動が他人にどう思われているのか考えていけるように助けてあげましょう。



わざとらしいデリカシーのなさにはドン引きする

 
中にはわざと人を不愉快にさせるためにデリカシーのなさを発揮する男性がいます。

余計な一言を言わずにはいられないタイプの非常に厄介な男性で、相手にするのは一苦労です。

そんなデリカシーのない人から発せられる言葉は、真正面から受け止める必要はありません。

わかりやすくあからさまに引いてしまいましょう。

ただ流すだけでは余計に調子に乗らせて更なるデリカシーのない発言を繰り返すことがありますから、ドン引きして不快に思っている気持ちを出すのが賢明です。

ただし、激高して注意をしたり泣き出すのは男性が発した言葉に対して思い通りの反応を返していることになりますから、理性的に不快の意を表してください。

引いた上で「くだらない」と上から目線でデリカシーのなさを指摘することで、男のほうが小さく子どもっぽく感じられてスッキリします。
 

女性を軽視する男性は調子に乗らせない

 
女性に対して性的に、また支配的な言動を取るデリカシーのなさを発揮する男性は珍しくありません。

しかも発言している本人は「女は怒らせても怖くない」「何を言っても平気」と軽視しているために反省させることが難しいのです。

現代社会において女性の地位が向上し、自立していることが当たり前になってきているとはいえ、まだまだ男尊女卑の意識は根付いています。

女性軽視、蔑視をするタイプのデリカシーのない男に対しては調子に乗らせてはいけません。

大抵こういった男性というのは自分に自信がなく、実力もなく、だからこそ力の弱い逆らっても怖くない女性に強い態度に出ようとしてデリカシーがなくなります。

嫌がるとどんどん喜びますから、どんなことを言われても敬語で、営業スマイルでドンと構えて接するようにしてください。

あまりにも言動が酷ければ会話を録音し、上司や最寄の相談場所に持っていくのも効果的です。



可能な限り接触は控える

 
デリカシーのない人というのは、基本的に誰がどう思おうと誰にどう思われようと気にしないし気づけません。

深く考えていない場合にはまだ改善の余地はあるでしょうが、悪意がある場合にはそうした見込みもありませんし、相手にするだけ疲れることが多いのでできる限り接触をしないように心がけるのも一つの手です。

職場などにこういうタイプがいるとまったく接しないということは不可能ですが、対することでこちらの心が疲弊してしまわないように心に壁を作ることや、物理的な距離を可能な限り取ること、プライベートな会話には一切参加しないことやこちらから業務に関すること以外話しかけないことなど、相手のことが苦手だという態度を取っておきましょう。

それでもなおデリカシーのなさを発揮してしつこく絡んでくるようであれば、感情的にならず冷静に「そういうデリカシーのないところが嫌いだ」と人目があるところで伝えてみる方法もあります。

不快感がうまく伝わられれば絡んでこなくなりますし、こうしたタイプは大抵周囲にも困った性格だと思われていますので味方が増えるはずです。
 

デリカシーのない人との付き合い方

 
デリカシーがないというのは自分では気づきにくいものです。

むしろ本人はそれがウケる、場が和む、軽いジョークのような感覚であることが多いです。

しかし言われた方はまったく違う受け止め方をします。

ハッキリと相手に伝えるのが一番良いのかもしれませんが、相手のことを気遣ってしまったり、上司だったりすると難しいですよね。

やはりそういう人だと認識して、ある程度の距離を保ったままの関係を続けることがベストです。

接点が少なければ少ないほどデリカシーがない発言を聞くこともなく、ショックを受けたり、傷つくこともありません。

仕事の関係でどうしてもしっかり付き合わなければいけないとなれば、しかるべきところに相談したり、会社を辞めることを検討してもいいぐらいでしょう。

我慢してまであなたが傷つく環境に身を置き続けたい大きな理由があれば別ですが、そうでなければ距離をあげる対策は最も大切なことだといえます。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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