がめつい人の特徴や心理とがめつい人への対処法とは?

がめつい人とは、自分にとって利益になることに対しては貪欲に取りに行くような人のことです。

また、そのためには恥ずかしげもなく行動するので、押しが強く積極的な人というのも共通する点です。

利益になるものは何もお金だけではなく、自分が楽になるためにあれこれ画策するような人のこともがめつい人だといえるでしょう。

あなたはそんながめつい人になってしまっていないでしょうか。

一度、がめつい人間だと認識されるとそれだけで人は近づかなくなるものです。

そこで今回はがめつい人の特徴や心理についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

また、がめつい人への対処法についてもご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

【目次】



がめつい女の特徴

他人に面倒を押し付ける

他人に面倒を押し付けて自分は楽をしようとする女性はがめついです。

友人関係でも仕事でも、自分に不利となる出来事が起きた場合、すぐさま他人任せに役割りを投げ捨ててしまいます。

役割りを投げ捨てることによって、自分の責任から逃げようとする行為はいただけません。

しかも上手く投げ捨てる術を心得ているので、他の人が知らずに責任を押し付けられている場合もあるのです。

面倒な事柄から逃げることが上手く、また責任を問われないように行動するがめつさを持っています。

基本的に自分は楽に生きていきたいという考えが根本的にあり、楽をするためなら友人であろうと利用しようとします。

仕事でも上司を上手く利用して自分の見方にしたり、同僚たちの反感を排除することには躍起です。

ただし、他人に面倒を押し付けたつけは必ず自分に降りかかってきますが、自身がピンチになるとすぐに他人を頼ろうと泣き寝入りをしてきます。

都合の良い時だけ相手を褒めたたえて再び利用しようとする。

そんなことを繰り返す心根は非常にがめついですし、決して褒められることではありません。



男性を上手く利用する

女性でがめつい人の特徴として、異性である男性を都合の良いように利用することです。

女性の武器を使って、自身の利益だけのために男性を駒のように動かしていきます。

たとえ利益を生むための行動に失敗しても、女性であることを盾にして逃れようとします。

男性側は最後まで上手く利用されていると気づかない場合も多く、気づいた時にはすでに遅い状況も少なくありません。

日本ではまだまだ女性を過剰にエスコートすることが良しと考える女性も多いです。

一緒に食事に行けば「男性が奢るのは当然だ」と料金を払おうとしない女性も悲しいですが存在します。

都合の良い時にだけ利用して、都合が悪くなれば女性を武器にして立ち振る舞うがめつさが特徴なのです。

男性側が騙されることも問題ですが、男性の弱さに付け入る女性のずる賢さとがめつさには頭を悩ませてしまいます。

そのような女性に限って「女性はもっと優遇されるべき」と高らかに宣言するからたちが悪いです。

男性を自分の手のように動かすことに長け、利益を生まないことが分かれば女性である盾を発動する自分勝手さは大変がめついです。



損得の得しか考えていない

人生は損得の連続で、時には損しかない道筋を歩く必要もあるでしょう。

しかし、男性もそうですが女性の中にも得しか興味が無い人がたくさん存在します。

男性と女性の割り勘意識を見ても、誰よりも女性が優遇されるべきという意識があるのです。

得しか考えないので、たとえ自分の行動で第三者に迷惑をかけても何とも思いませんし、利益が発生しないと他者しようとする場合も少なくない。

人生における得だけを考えるので、人間関係にもその考えが影響されていきます。

それなりの人間が周囲に集まるので、優れた関係性を保つことは難しいです。

さらには信頼されませんから、いざという時に自分のがめつさを反省しても手遅れになってしまう。

がめつい性格は時に人生において必要になる時がありますが、常日頃からがめつい性格を出していくと取り返しのつかない不利益を生むことに繋がります。

女性特有のがめつさは社会で有利になる要素が多く、他者に働いた悪事も見逃されることがあります。

損得の得を考えることも重要ですが、いざという時に女性であることを全面に出して自己防衛するがめつさは問題です。



がめつい女の心理

もっと欲しい

がめつい女は、「これでじゅうぶん、これで満足」という充足感を得ることがほとんどありません。

少しでも得したい、損したくないと思うのががめつい女ですが、ある程度得をしたとしても、「得したから、これでいいや」と思うことはないのです。

たとえば、物産所やスーパーマーケットで野菜の詰め放題をしたとしましょう。

用意されたビニール袋に、好きなだけ野菜を詰めるわけですが、ふつうの人は、「これくらい詰められればOK」と判断し、ある程度のところでやめるものです。

つまり、ほどほどのところで満足するのがふつうの人の心理と考えていいでしょう。

しかし、がめつい女はそのように程をわきまえるということがありません。

誰が見ても、もうそれ以上はムリだろうというような状態になっても、それに満足することなく「もっと欲しい」と思うのです。

その結果、ビニール袋が破れてしまうことも少なくありません。

そのように、どんなに自分が多くのものを手に入れたとしても、それに充足感を得ることができず、「もっと、もっと」と思うのが、がめつい女の心理と言っていいでしょう。

つまり、常に飢えた状態にあるのが、がめつい女の心理なのです。



人に負けたくない

がめつい女はいつでも、「人より得をしたい」「人より損をしたくない」と思っています。

常に人と比べて、自分の方が得をしようとするのが、がめつい女の心理と言うことができるでしょう。

先ほどの野菜の詰め放題の例でも、いっしょに詰め放題をしている人の袋と、自分の袋を見比べて、人に負けないだけの量を詰めようとするのです。

食べ放題の食事に行った時なども、同様です。

いっしょに行った友人が、高級食材ばかりを取って、元を取ろうとしているのを見ると、ライバル意識をめらめらと燃やします。

そして、友達に負けないように、高級食材を並べ、誇らしげにトレーを友達に見せたりするのです。

また、自分が得をすることがあっても、友達が自分よりもさらに大きな得をしている場合は、そのことを許せません。

自分も得をしているのですから、それでよしとしてもよさそうなものですが、友達のほうが自分よりもさらにいい思いをしているということが、我慢できないのです。

それは、常に人と自分を比べているためですが、自分が得しているだけでは満足できず、「人よりも得したい。人に負けたくない」と思ってしまうのが、がめつい女の心理と言うことになるでしょう。



自分は合理的で賢いと思っている

がめつい女は自己肯定的です。

たとえば、夫から「がめつい」と指摘されたとしましょう。

がめついというのは否定的な言葉ですから、夫は当然妻に対してネガティブな意味で、そういう指摘をしているわけです。

「そんながめついまねはよせ」と言われることもあるにちがいありません。

しかし、がめつい女はそんな指摘に耳を貸そうとはしません。

それは、自分のがめつさを悪いことだとは思っていないからです。

がめつい女は遠慮をするということがありませんが、遠慮する人のことを見ると、「愚かな生き方だ」と思います。

遠慮していると損をすることが多いものですが、損することがわかっていて遠慮する生き方を、愚かと感じるのです。

そして、遠慮しないで、自分が得をするような生き方をしている自分のことを「賢い」と評価しています。

実際に、がめつい女はそうでない人よりも、物質的に得をすることが多いでしょう。

人からの評価が下がりますから、その点では損になっているわけですが、少なくても物質的には得をするわけです。

「結果として得になるのだから、自分の生き方は合理的だ」と考えています。

自分は合理的で賢いと思っているというのが、がめつい女の心理ということになるでしょう。



がめつい人への対処法

広い心で見守る

がめつい人のタイプの中で代表的なのが、「お金」に対してがめつい人です。

レストランで一緒に食事したときに1円単位で割り勘してくる程度ならまだかわいいものですが、本当にがめつい人は端数分を毎回当たり前のように払わなかったりします。

借りたお金をなかなか返さないというのも、お金にがめつい人の典型パターンだと言えるでしょう。

何かと理由をつけて先延ばしにし、あわよくば借金が有耶無耶になるのを期待していたりします。

本来であればお金を借りたらお礼や利子をつけるのが礼儀ですが、ひどい人の場合は返済額を値切ろうとするケースもあります。

また、お金にがめつい人は、自分が価値を提供した場合はとてもしつこく覚えているのが特徴。

レストランでほんのすこしお会計を払ったことを、何ヶ月にも渡って音に着せてくることもあります。

たまたま手持ちがなくてお金を立て替えてもらう場合にも、「いつ返せる?明日は?」と必死になって返してもらおうとするのもがめつい人の共通点ですね。

このようなお金にがめつい人とは、できる限りお金のやり取りをしないのが一番の対処法です。



お金やモノのやり取りを極力避ける

がめつい人に対して、いちいちイライラしてしまっては負けです。

例えば食事のお会計で端数の数百円を支払う素振りを見せなかったとしても、文句を言わずに支払ってあげましょう。

がめつい人は自分では絶対に支払わないのにもかかわらず、「たった数百円だしいいでしょ?」というスタンスなので、お礼を言わないケースも多いです。

それでも、いちいち腹を立ててしまっては、そのがめつい人と同じ土俵に立つこととなってしまいます。

自分は余裕のある人間であることを認識し、怒らずに接してあげましょう。

また、お金以外にも、「食べ物」にがめつい人も存在します。

食べ物にがめつい人は、みんなでシェアして食べるものを、バランスを考えずに好きなだけ食べてしまうのが特徴。

貰ったお土産をみんなでわけるときに、人数を考えず多めに取ろうとするのも食べ物にがめつい人のパターンですね。

こうした人の行動も、相手にせずに笑って許すのが大人の対応です。

がめつい人が多めに取ってしまった分は、率先して自分が我慢するのが理想だと言えます。

なぜなら、常日頃どんな小さなことでも人より得しようと必死になっている人より、心に余裕のある人の人生のほうがあきらかに豊かだからです。



きちんと注意する

がめつい人が、自分にとって本当に大事な友人だったり、家族だったりした場合はきちんと注意してあげるのが優しさです。

少なからず周囲の人に不快な思いをさせるようながめつい人は、その卑しさが抜けない限り幸せだとは言えないでしょう。

小さい利益ばかりを追い求める人は、大きな利益に気づくことができないからです。

がめつい人がちょっとした知りあい程度であれば、関わらなければいいだけの話。

しかし、大切に思う人ががめつい行動を取るなら、その間違いに気づかせるべきです。

割り勘のお金を少なめに払おうとするなら、指摘してきっちり割り勘にしましょう。

貸したお金をきちんと返さないような重度のがめつい人ならば、借用書を書かせてでも返済期日と返済額を守らせましょう。

残念ながら、がめつい人に染みついてしまった行動は、一度や二度の注意では治りません。

何度も注意しているうちに、もしかしたらがめつい人は距離を置き始めるかもしれません。

ただ、大切な人であるなら、多少嫌われても指摘し続けましょう。

がめつい人がいつか自分の卑しさに気づき、これまでの行動を反省したとき、きっと感謝してくれることでしょう。



がめつい男はケチな男

いかがでしょうか。

がめついのは何も女性だけではありません。

もちろん男性もたくさんいます。

そんながめつい男の特徴として挙げられるのが、お金にケチだということ。

これは女性なら敏感に感じ取ることができるでしょう。

そして、がめつい男は女性から見ると少し恥ずかしいと思われるような行動でも平気でやることも多いです。

例えばデートでクーポンを使う、ポイントを貯めるなどが代表例です。

これについては「何がおかしいんだ!」と思う人もいることでしょう。

しかし、女性はデート中ぐらいは夢を見させて欲しい生き物です。

男性にはそれぐらいは気を使ってよ・・・と思うという事実があることだけは理解しておきましょう。

どちらにせよ、がめつい人になっていないかどうか再確認が必要ですね。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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