自傷癖の原因と治す方法8つ

自分を自分で傷つける行為を繰り返すことを自傷といいますが、その原因となるのはいったいどういうものがあるのでしょうか。

その原因を突き止めることで、自傷癖をストップさせることができるのです。

わかっているのだけれども、やめることができない。

気がついたら自傷していていた、なんて状態の人も数多くいるものです。

そのような人たちは、やはりこのような行為をすぐにでもやめたいと思っています。

そこで今回は、自傷癖の原因についてご紹介していきますので、あなたに当てはまるかどうか確認しながら、治療のきっかけをみつけてみてください。

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自傷癖の原因

 

  • 真面目で責任感がありすぎるのが原因
  • 気持ちを落ち着かせたいから
  • 強い自己否定があるから
  • 周囲の人間に自分の気持ちを伝えたいから
  • 現実から逃げたいから

 

真面目で責任感がありすぎるのが原因

 

真面目、完全主義、強い責任感、他人の目を気にする性格

目標を達成しないと必要以上に自責の念に駆られる

(自分の評価を正当に判断できない)

自分の評価が下がるのが異常に辛い

自分の存在価値が無いと思う

(判断が極端過ぎる)

この世から消えて無くなりたい

自傷行為に走る

出典 自傷行為について

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気持ちを落ち着かせたいから

心の痛みを和らげるため、生きるために、身体を傷つけ、脳内麻薬(βエンドルフィン)の分泌を促し、依存している状態と言われています。誤った自己認識、自尊心の低さ、虐待、孤独など、精神的に成熟していく上でうまく発達課題をクリアしていくために必要な愛情や周りのサポートを得られていない状況なども原因として考えられ、精神構造が歪んで発達している状態とも言えます。

出典 自傷行為の原因

自傷癖がある人は、感情のコントロールがうまくいかないということがあります。

誰だっていやなことがあったら苦しいし悲しくなるでしょう。

しかし、普通はその辛い気持ちを受け止めて、上手に折り合いをつけて行こうとするのです。

ですが自分で自分を傷つけてしまう自傷癖のある人は、それがうまくできないのです。

そのため、感情的に乱れると自分を傷つけてしまい、その行為によって気持ちを落ち着かせようとしてしまいます。

こういう気持ちが原因で自傷を繰り返す人は、感情の調節機能として自傷を行っているので、何か精神的にショックなことがあったりしんどいことがあると、自傷を繰り返してしまうのです。

自傷をした後に「気持ちがスッキリした」などと感じている場合は、まさにこの感情調節機能として自傷を行っているということです。

気持ちのコントロールをするため、そして落ち着かせるために、自傷癖が止まらないのです。

こういう場合は、自分自身で感情のコントロールができないのが原因ですから、それを何とか改善するべきでしょう。

自分の状態をよく考えて、病院やカウンセリングを受けて適切な治療をするべきなのです。

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強い自己否定があるから

 

自傷癖がある人は、

自分のことが好きではありません。

自分の存在を嫌っていたり、無意味だと思っていて、

いっそ自分の存在を消してしまいたいという強い自己否定の気持ちがあるのです。

本当はこういう自分でありたいのに、実際は全然違う・・・そんな時、

強い自己嫌悪や自己否定の気持ちが湧きあがってきます。

それが原因で、自傷行為を繰り返してしまうのです。

「理想の自我と現実の自我の乖離」は、

誰だってあるものです。

しかし、それを受け止めきれない人は、

そんな自分を許せず消し去ってしまいたいという欲求を持ってしまうのです。

こういう考え方に至るには、

その人本人のメンタルの弱さというものも関係しています。

メンタル面で打たれ強い人は、実際の自分は大したことはなくても、

それを自覚した上で努力していこうという道を探ります。

しかし、繊細でメンタルが比較的弱い人は、理想の自分とかけ離れていることが耐え切れず、

自傷行為を繰り返してしまうのです。

この自己否定を改善するには、

自分を好きになるしかありません。

自分を好きになって、認めて許してあげることで、

自己否定が弱まり、自傷癖の改善につながるでしょう。

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周囲の人間に自分の気持ちを伝えたいから

 

周囲の人間に自分の気持ちを伝えたいという気持ちが、

自傷癖を引き起こす原因になっている場合もあります。

自分がこれだけ苦しんでいるんだ!という事を、何とか誰かに分かってもらいたい、

そういう気持ちが心の奥底にある場合、自傷を繰り返すということがあるのです。

これをクライシス・コールといって、自分がいま危機的な状況にいるということ、

そして自分の悲しみを分かってもらいたい、

という感情を伝えようとしていることなのです。

本人がそれを自覚しているわけではありませんから、

そのことを本人に伝えても「そんなことはない」と言い張るでしょう。

しかし、深層心理には何とか自分を助けてほしいという、

そういう気持ちが潜んでいて、それが自傷癖の原因となっているのです。

また、他にも誰かに復讐したい、相手を攻撃したいという気持ちがある場合、

やはり自傷を繰り返してしまうということがあります。

「私はこれほど苦しんでいるんだ」という事を、

相手にまざまざと見せつけてやりたいわけなのです。

そんな気持ちがある限り、

自傷癖が治るのは難しいといえるでしょう。

そういう心理状態を改善するためには、

カウンセリングなどを受けるのが一番なのです。

この「周囲の人間に自分の気持ちを伝えたい、分かってほしい」という気持ちは、

当の本人が気が付いていないということはよくあります。

そのため、自分一人ではなかなか改善させるのが難しかったりするのです。

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現実から逃げたいから

周囲の目を引くために行う、悲しみを確認するかのように儀式として行う、自己の存在を確認するための手段として行う、助けを求めるために行う、自分の存在が許せない感情を自分にぶつけた結果の行為、自分を他人のように扱い現実逃避する、自分への罰、というような心理で自傷行為を行う場合があります。

出典 自傷行為の原因

現実逃避したい気持ちがある場合、それが原因となって自傷癖が出てしまうということがあります。

辛いことがあった時、壁に頭をぶつけたりすると、そちらの痛みの方を強く感じます。

そうすることで、心が感じている痛みを一時的でも忘れることができるのです。

リストカットした時に、その腕はとても痛みます。

けれど、心は苦しいことを考えなくてすむので、落ち着いて安定することができるのです。

しかし、このような形で現実逃避をする時に自傷を繰り返すということは、場合によっては一生続きます。

苦しいこと、辛い事はいつまでたっても起きるのです。

その苦しさに立ち向かえる心の強さを持つ事で、自傷癖をストップさせることができるといえるでしょう。
 

自傷癖を治す方法

 

親ととことん話す

 
自傷癖を治すためには、親との関係を見直してみましょう。

自分を傷つけてしまう人は、育ってきた環境の中で傷を負っていることがとても多いのです。

親から愛情をもらえなかったり、虐待されていたりと、愛してもらうことができなかったため自分自身を愛することができません。

この苦しみを感じている人は、親と話しを行い苦しみを吐露しましょう。

親と正々堂々向き合うことで、自分の苦しさを理解してもらえるようになり、長年抱え込んでいた問題も解消しやすくなってきます。

ただ、中には毒親と言われている人たちも存在しています。

毒親は、自分が正しいことをしていると信じ込んでいるため、子供の苦しみに耳を傾けようとはしません。

毒親に悩んでいる人は、親を捨てる気持ちをもってください。

親を捨てるというと、あまり印象はよくありませんが、自傷癖を持っている人は親から離れることが重要です。

子供の話を聞こうとせず、非常識な考えを持っている親と一緒にいる限り、心の傷が治ることはないのです。

自分の親は毒親だという自覚がある人は、親から離れて暮らすように計画を立ててください。

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同じ苦しみを持っている仲間を作る

 
自傷癖を持っている方は、孤独を感じがちです。

頑張って違う自分に生まれ変わろうと思っていても、一人だけでいると前向きな気持ちを持ち続けることができません。

自傷癖を持っている人は、孤独に弱い人が多いため、一人だけで頑張ろうと思っても無理が出てくるのです。

この悩みから解消されない人は、同じ悩みを持っている仲間を作ってみましょう。

自傷癖に悩んでいる人とつながることで、一人ではないという安心感を得られやすくなってきます。

仲間を作れば、精神的に追い込まれてしまっても逃げ場所が存在するため、自分を傷つけることが少なくなってきます。

また、生きているうえで感じる悩みの相談も行いやすくなり、精神的なストレスを軽減しやすくなるのです。

仲間を作りたい時には、病院の会を利用してみるとよいです。

病院によって、自傷癖のある人たちをサポートする会を開いており、参加することで仲間を見つけることができるからです。

近くに、サポートを行っている病院がなかったり、外に出かけるほど体調がよくない人は、ネットをうまく利用して仲間を見つけてみるとよいでしょう。
 

カウンセリング重視の病院に通う

 
心の状態の改善を行っても、あまり効果が表れない時には、専門家に助けを求めてみてください。

自傷癖を持っている人は、心にいろいろな問題を抱えています。

精神的に追い詰められている状況で、自分をケアすることは非常に難しくなってきます。

プロの力を借りることで、自傷癖を無理なくやめることも可能になり、今まで感じていた苦しみも解消することができるでしょう。

精神面のプロというと、精神科や心療内科が存在しています。

ただ、すべての病院で患者さんと向き合っているかというと、そうとも言えない部分もあるのです。

特に、自傷癖を持っている方は心に闇を抱えているため、まずは理解者を得なければいけません。

精神科や心療内科に通う際には、薬の処方だけを行っている病院ではなく、話を聞いてくれる病院に通うようにしましょう。

その一つのポイントとして、医師のほかにカウンセラーがいて会話を重視しているかに注目してみてください。

また、自傷癖がある人は精神的に不安やうつを抱えていますが、だからと言って過剰に薬を処方しないことも重視して病院を選んでみましょう。
 

自傷癖は代替え行為で緩和させよう

本人ができる工夫として、爪噛みなどは代替え行為をおすすめします。爪を噛みたくなったら、指が唇に近づいているのき気がついたら、ハンドクリームを塗る。この行為を繰り返します。髪を抜きたくなったら、なでる、という行為にかえます。自傷の癖に近い行為で、健全に思える行動にかえてしまう方法です。

出典 自傷行為の予防/治療法

いかがでしょうか。

以上、自傷癖の原因とはいったい何か、お伝えさせていただきました。

苦しい事や世の中沢山あります。

しかしそれに負けない、またはうまく流せるそういうメンタルをつくることが、自傷癖を治すためには必要なことなのです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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