平和主義な人の性格や特徴9つ

平和主義な人といると落ち着いたりする人もいれば、物足りないと感じる人もいます。

一言で平和主義といっても、それを受け取る側によって意味合いが大きく変わるものですよね。

では、具体的にはどのような人を平和主義というのか。

そこで今回は平和主義な人の性格や特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。



平和主義な人の性格や特徴

憶病で、危ない橋は渡りたくない

物事や性格には、表裏一体の部分があり、ドラえもんで言う、乱暴なジャイアンが、時として勇敢なリーダー的存在にまわるストーリーがあるようなもので、平和主義だからと言って、一概に素晴らしいと言うわけでもないのはひとつ言えることでしょう。

そういった意味で、平和主義でない人に比べると、平和主義な人と言うのは、ちょっと憶病な面があるように思います。

要するに、平和主義でいる理由の一つとして、「自分はされたくないこと」を、人にはしないように、と警戒する部分があるからです。

ということは、わざわざケンカするような危ない橋を渡りたくない、という、本音の部分があるように思います。

基本的に、自分にも他人にもやさしい

上記のように、平和主義の裏側として憶病と言うこともあります。

しかし、とどのつまり乱暴なことは自分がしてほしくない、ということがあり、その奥底にあるものは、やはり、自分自身の弱さがわかっている分、自身へのいたわりの気持ちもあり、さらに、それを自己中心的な考えでとどまらせずに、他人、他者(動物等含む)への思いやりと言う感情へも発展させる、やさしさがあるということではないでしょうか。

弱さゆえの流されやすい面もあるかと思いますが、その奥の部分では、弱さという「ヒト」としての特徴の一部に気づくことができる分、他人や他者へ対しての思いやる気持ちが、自然と湧くように持てるのだと思います。



性格形成時に影響を与えた祖父母や親思いの部分がある

多くの人間は、生まれ持ったものよりも、生まれてからの環境の方が、その後の人生への影響が大きいと言います。

そういった意味で、育った環境と言うのは、性格形成には重要な役目となります。

ですので、自分が小さい頃に育ててくれた主な家族というのは、多大なる影響を与えるはずです。

たとえその親や家族が平和主義でなくとも、平和主義の人は、愛を感じる人の環境の中で、自分から家族を愛することを学び、平和主義でありたいという願望が出てきやすく思います。

愛を受けたと思っている家族、自分自身愛する家族を困らせたくない、という願望が強いと思います。

そういった子供時代の影響によるものでしたら、一生貫けるような平和主義者も多いでしょう。

穏やかで誰にでも好かれる

言い争いやケンカを好まず、誰に対してもニコニコ笑顔で接することができる、そんな人っていますよね。

誰からも愛されるそんな性格の持ち主が平和主義の人物です。

彼らは、相手の意見をまず尊重し、もし自分の意見が違っていた場合でも強い自己主張はしません。

自分の気持ちを押さえて、相手に同調することもあります。

それは、争いをしたくないという考えからです。

自分が問題を起こすこともありませんが、他人同士が争うことを見ることも好みません。

ケンカのない仲良い暮らしをモットーとしています。

一見、内向的にも感じますが、場の空気を乱すこともないため、社交的な要素も持ち合わせています。



事なかれ主義と思われてしまうことも

自己主張をしないために、優柔不断と捉えられる場合もあります。

「どちらでもいいよ」や「みんなの良い方でいいよ」などハッキリしてほしい時にも、決断できない場面もあります。

例えば、恋愛に対しても奥手な一面があり、相手を誘えなかったり、告白できなかったりして、臆病になってしまいます。

マイペースな時間を好み、特定の人に左右されることを嫌います。

しかし、自分の意見を強く主張することがないので、本心が伝わりにくく誤解を生んでしまうケースもあります。

嫌な物事を避けてしまう、そういった逃げ腰が事なかれ主義と思われてしまうのかもしれません。

自分を変えたいと願っている

平和主義の人は、大きな争いを目の当たりにした経験が多いことが特徴です。

例えば、両親のケンカが絶えない、家族や親戚関係で大きなケンカを見ているなどが挙げられます。

常に、争いに接していると、自分は、巻き込まれたくない、平和でいたいと願うものです。

また、自分の意見が原因で、揉め事に発展するかもしれないと不安な心でいっぱいになってしまいます。

自分さえ、何も言わなかったら、我慢すればとも考えてしまいます。

しかし、意見を持っていないという訳ではありません。

内に秘めているだけなのです。

ケンカに発展しないような場合に限り、少しずつ意見を聞くようにすると本心が聞きだせるようになりますよ。



いつもニコニコ。あんまり怒らないタイプの人は平和主義

普段ニコニコしている人って稀に存在するものです。

普段からニコニコしている人は、もともと性格が温厚な人が多く、さほどのことでイライラしたり怒ったりしません。

平和主義的な人の特徴と言えるでしょう。

普段からニコニコしていて際立って嫌な顔をしないので、話しかけやすく聞き上手なので学校や会社などでも平和主義的な中立の立場をとることが多いです。

性格が温厚なこのタイプの人は、争いごとを好まないので意識的に自然な笑顔を作っている人も多いです。

争いをうまくさけて通っていける、生来の平和主義的な人とも言えるでしょう。

強い信念を持った正義感のある平和主義

素晴らしい本や映画に触発されて正義のヒーローに憧れているうちに正義感が強くなる人もいます。

このタイプはヒーロー願望が強く、いじめや社会の不平等に平和な主張を訴える行動力のある人が多いです。

平和主義で正義感が強いゆえに的外れなことを言うこともありますが、概ね平和主義者なので頼れる存在となってくれるでしょう。

企業の社長や上司に正義感が強い平和主義者が存在した場合、情に熱いタイプが多いので信頼関係を築ければ、後々まで心強い味方となってくれるはずです。

正義感が強く平和主義な人に接する時は、嘘をつかないことが大切です。

誰でも嘘をつかれるのはイヤですが、このタイプの人は極端に嘘、偽りを嫌います。

礼儀正しく接すれば、打ち解ける機会は早く訪れるでしょう。



がまん型、ことなかれ的な平和主義

いつも温厚で平和主義的に見える人は、実は結構我慢してる人が多いです。

何かの主張で対立しあっても、その場を丸く収めるなら自分が我慢できる心の優しい人、もしくは気弱な人です。

我慢している平和主義者は何度か我慢を繰り返すうちに、不思議とイライラしなくなり他人に譲ることが当たり前のようになっている人が多いです。

もしくは、自分の意見をあんまり言わない平和主義的なあの人は、本当に自分の意見がないことなかれ主義者なのかもしれません。

自分の主張でトラブルに巻き込まれたら。

そう考えると意見も言わず人の言いなりになってしまうその人が、ことなかれ平和主義者です。

なんでも自分の主張を控えているので、平和主義的な人と思われがちですが、人と関わりたがらないことなかれ主義者なのかもしれません。

平和主義な人の性格や特徴のまとめ

  • 憶病で、危ない橋は渡りたくない
  • 基本的に、自分にも他人にもやさしい
  • 性格形成時に影響を与えた祖父母や親思いの部分がある
  • 穏やかで誰にでも好かれる
  • 事なかれ主義と思われてしまうことも
  • 自分を変えたいと願っている
  • いつもニコニコ。あんまり怒らないタイプの人は平和主義
  • 強い信念を持った正義感のある平和主義
  • がまん型、ことなかれ的な平和主義
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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