意気地なしな男性の特徴や心理と意気地無しを克服する方法とは?

意気地なしな男性とは、何かトラブルが起こったときなどに、その問題に立ち向かわず誰かに任せたり、逃げたりするような男のことです。

この他にも、よく恋愛で、告白する勇気がない、デートに誘いたいけれども自分に自信がないから誘えない、といった男性に対しても意気地がない男と言います。

そんな意気地なしな男性はあなたの周りにもいるでしょうか。

もしかしたら傍から見ていてヤキモキしているのかもしれませんね。

そこで今回は意気地なしな男の特徴や心理についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

また、意気地なしな性格を克服する方法についてもご紹介していますので、当てはまる人はぜひ参考にしてみてください。



意気地なしな男の特徴や心理

自信がなくすぐに人に頼る

意気地なしな男は、すぐに弱音を吐いて、人に頼ってしまうという特徴を持っています。

たとえば、むずかしい仕事を上司から任されたとしましょう。

それまで経験したことのない仕事であれば、なかなかうまくいかないこともあるに違いありません。

しかし、自分に任された以上、何とかして自力でその仕事をやり遂げようとするのが、ふつうでしょう。

ところが、意気地なしの男は、ちょっとでもむずかしいと感じると、すぐに弱音を吐いてしまいます。

そして、「仕事、手伝ってくれない?」と同僚に頼ったり、上司に泣きついたりするのです。

責任感が希薄なわけですが、そこには自分に自信が持てないという心理があると考えていいでしょう。

ちょっとやってみて、むずかしそうだとか大変そうだと感じると、「自分にはとてもムリ」と判断してしまうのです。

そういう判断をしてすぐに人に頼るという経験は、「やっぱり、自分は能力がない。自分はダメ男だ」という自信のなさにつながるに違いありません。

自信をさらになくしてしまうために、人に頼ることをやめることができません。

自信がないために、何をするにもすぐに弱音を吐いてギブアップし、人に頼ってしまうこと、これが意気地なしな男の情けない心理であり、特徴ということになるでしょう。



マイナス思考でチャレンジ精神がない

マイナス思考というのも、意気地なしな男の特徴でしょう。

何かをやるとき、ネガティブなことをつい考えてしまいがちなのです。

そのため、新しいことに積極的に取り組むということができません。

新しいことをするとき、そのことのリスクやデメリットを考えてしまうのです。

たとえば、ほかの会社から「うちに来たほうがキャリアップを図れる。転職しないか?」と、ヘッドハンティングされたとしましょう。

相手から示された条件が悪くないものであっても、意気地なしな男はその申し出を受けることができません。

「たしかにキャリアアップできるかもしれないけれど、転職にはデメリットがたくさんある」というように考えます。

新しい職場の環境になじめないかもしれないし、人間関係がうまくいかないかもしれないというように考えて、「転職しないで今の仕事を続ける」という結論にもっていくのです。

転職したほうがいいかどうかをじっくり考えた末に、その結論を得るわけではありません。

チャレンジ精神がないために、最初から「チャレンジしない道」を選ぶのが、意気地なしな男なのです。

チャレンジした際のデメリットを考えるのは、チャレンジできない自分への言い訳と考えていいでしょう。



トラブルを恐れ問題から逃げる

人とトラブルを起こすことが大嫌いで、トラブルを人一倍恐れるというのも、意気地なしな男の特徴といっていいでしょう。

小さなトラブルも苦手ですから、人とケンカするということもほとんどありません。

たとえば、交際中の彼女が「ここにデートへ行きたい」という希望を口にしたとします。

その場合、自分はそこには行きたくないと思っても、自分の希望を主張することはしないで、彼女の希望に従うのです。

それは意見が衝突して彼女とケンカになることを恐れるためにほかなりません。

たとえば、デート中に彼女がほかの人から言いがかりをつけられたとしましょう。

ふつうの男は彼女を守るために、彼女とトラブルになった相手に立ち向かうものですが、意気地なしな男はそうすることができません。

彼女にまったく非はなくても、平謝りに謝って、そのトラブルから逃げようとするのです。

事態によっては、その場に彼女を残して、実際に逃げてしまうことさえあります。

要するに怖がりなのですが、トラブルをひどく恐れ、トラブルから逃げようとするのが、意気地なしな男の心理ということになるでしょう。



失敗をしたらすぐに弱音を吐く

意気地なしは自分に自信を持てず、自己評価も低いことが特徴に挙げられます。

失敗をしても「やっぱりな」「自分にはできるわけがなかったんだ」とすぐに弱音や愚痴を吐くのが鬱陶しいところです。

人から否定されること何よりも恐れていて、必要以上に傷ついてしまうデリケートな自分を守るために、自分自身に期待をせずに常に予防線を張っておきます。

失敗してもそこから立ち上がって挽回する力がある男性はとても素敵ですが、意気地がない人は怒られれたり結果が出なければそこで終了、どうせ自分には無理なのだと諦めて努力をしようとしませんし、何の行動もせずに口から出てくるのは自分を否定する言い訳ばかりです。

励ますために叱咤したところで、なかなかそこから浮上させることができませんし、近くにいる人から見れば非常に面倒くさい存在になるでしょう。

意気地のない男性は自分でも身の程をよく知り、分を弁えているつもりですが、しかしそれは勇気のないだけ、自分を高める向上心を持っていないだけのことです。

ダメだった、では次に頑張ろうと前向きになれないところが問題になります。

矢面に立ちたくないので人の陰に隠れる

リーダーシップを取る、物事の中心人物になる、こうしたことは意気地なしの男性には無縁です。

とにかく責任のある立場になることが嫌で、常に誰かの陰を陣取っており、目立とうとはしません。

人に注目されることも嫌ですし、もし何か不興を買うようなことをしでかしてしまった時のことを考えると、そのリスクが恐ろしくなってしまうのです。

先に立って行動をすれば周囲の人からも信頼や信用を得るきっかけになるでしょうが、自分を高められるチャンスになるでしょう。

しかし、そうしたメリットよりも、行動を起こすことで発生する可能性のあるトラブルを考えてしまい、それならば率先して何かをしないほうがいいだろうと判断します。

誰かのサポートに回ったり、指示されたことを言われたとおりにこなすことは得意ですが、自主的に何かをすることがどうしても苦手なのです。

常に安全圏でぬくぬくとしており、冒険はまずしません。

保守的で失敗の少ないルートを選び、人の用意されたレールの上をただ歩くことをよしとしています。

女性からしてみると頼りなく見えますし、恋人や配偶者としては遠慮をしたいタイプです。



女性の前でだけは見栄を張る

意気地がない、自己評価も低いわりには男性としてのプライドだけはとても高く、特に気になる女性の目の前にしている時だけは見栄を張って自分を大きく見せがちです。

勇気もなく行動力もない、自信を持った発言も普段全くしないくせに、女性を相手にしている時だけはいかに自分が男性として優れているのか、どんな凄いところがあるのかと自慢話を始めることもあります。

しかしそれは中身の伴っていないものばかりで、張りぼての見栄はすぐに見抜かれがちです。

いろいろなことができて自分に自信を持っている男性であれば、過剰に自分を盛る必要はありませんし、何にもできない、中身がない情けない男性だからこそ、空っぽの見栄だけを口に出そうとしてしまいます。

ですが、自分には何もないと自覚しているからこそ、演じている自分だけでも受けて欲しいのです。

意気地のない男性は甲斐性もなく、相手にする女性のほうも接していると痛い人だと感じるでしょう。

当然素っ気なく対応されますし、やはり自分なんて女性にも相手にされることはないのだと、余計に自分に自信をなくして意気地がなくなるという悪循環に陥ってしまいます。



意気地なしな性格を克服する方法

自分の本当の気持ちを言えた時のことを妄想する

意気地なしな人は、「本当は〇〇って言いたかったのに言えなかった」「断りたかったのに言えなかった」など、自分の気持ちを言葉にすることが苦手です。

そんな性格を克服するためには、「もしも自分の気持ちをちゃんと言えていたらどうなっていたか」を、できるだけ具体的に妄想することがオススメです。

例えば友達と一緒に旅行に行きたかったのに、職場に有給を申請することができなかったとします。

その場合は、手帳に有給を申請して友達と旅行に行けた時のことをできるだけリアルに書きます。

〇月〇日の〇時に友達と待ち合わせをして、〇〇に向かって、こういう食事をしたとか、こんな人と出会ってどんな旅館に泊まって、お土産を買って帰ってきたなど、旅行に向かうシーンから帰ってきた時までを、旅行サイトなどを見ながらリアルに書きだしてみるのです。

さらに、その時々で自分がどんなに楽しかったか、どんな思い出ができたかも書いてみます。

旅行に行けたシーンを手帳に書けたら、次は旅行に行けなかった自分のことを妄想してみます。

「〇時に会社に行って、〇時に帰ってくる」ありふれた毎日になりそうだったとしても、こちらもできるだけ具体的に妄想してみます。

そして旅行に行けた場合と、行けなかった場合の内容をよく見比べてみて下さい。

具体的に妄想できると、どんなに意気地なしな人でも勇気を出して「有休を申請しよう」と思えるはずです。

このように、勇気を出せた時と、意気地なしなままの自分の違いを具体的に想像できるようになると、少しずつでも勇気を出そうと思えるように変わっていくことができます。



「どうせ」を言わない

意気地なしの人は、「どうせ私なんか」「どうせ頑張っても」「どうせ言っても同じ」など「どうせ」が口癖になっていて何かとマイナスに考えがちです。

些細な事に思いがちですが、自分のことを悪く言う「どうせ」という言葉を言わないようにするだけで、意気地なしな性格が大きく変わることができます。

口癖になっていると、なかなか自分の意思で直すことが難しいですが、最初はLINEやメール上では使わないようにする事から始めると、自然と言わないようになります。

例えば友達から合コンに誘われたとします。

今までは「どうせ私なんかが行っても、場が盛り下がるだけだから」「どうせ良い出会いなんかない」と合コンに行く勇気もなく、否定的なことを言っていたかもしれません。

しかし、「どうせ」を言わないようになると、断る言葉が言いにくくなります。

断るとしても「その日は、用事があるからムリ」「彼氏がいるからムリ」など、より具体的な理由で断るようになります。

今までのように、自分を下げるような言葉で断わらないようになり、少しずつですが自分の意思を出せるようになります。

些細な変化に思われるかもしれませんが、これを繰り返していると自分のことを下げるクセから抜け出せるようになるので、自然と意気地なしな性格も克服していくことができるのです。



ポジティブな人と友達になる

あなたの周りで、ちょっとお節介なぐらいの、前向きな人を探してみましょう。

自分の意気地なしな性格を克服したいなら、自分と正反対のそういうポジティブな性格な人と友達になることをオススメします。

例えば、好きな人が行く飲み会に、今までは勇気がなくて参加できなかったとしても、ポジティブな人と友人になると「一緒に行こう。彼のこと好きなんでしょ」と、あなたを後押ししてくれます。

そして、ポジティブな人は思ったままに行動して、自分の気持ちに素直な人が多いので、そんな人が近くにいると自然と自分との考え方や行動の違いを学ぶことができます。

最初は「うっとうしいな」「自分とは違う世界の人だな」と感じるかもしれませんが、一緒にいると自然と影響されて必ずあなたの考えも変わってくるはずです。

自分の凝り固まった考え方のクセを直すには、少しぐらいの荒療治が1番です。

自分の意気地なしな性格を変えたいなら、勇気をだして自分と真逆のタイプの友人を作ってみましょう。

すぐに分かるような大きな変化は難しいですが、いつの間にか周囲の人から「性格が変わったね」と言われるようになるになるはずです。



意気地なしな女性もいる

いかがでしょうか。

意気地なしというとやはり男性を思い浮かべることでしょう。

そして、そのイメージ通り大半の男性は意気地なしです。

だからこそ、度胸がある男性が女性から視線を集めたり、魅力的に映るのです。

一方で女性はどうでしょうか。

男性に比べて言うと、意気地がない女性はそこまで多くはありません。

どちらかというと積極的な女性が目立ちます。

ただしこの状況は、「女性」だから人の記憶の残りやすいのかもしれません。

しかし、総合的にみると女性も意気地がない人がとても多いのは事実でしょう。

男性も女性も意気地がなければ、誰が率先して行動するのか、恋愛に対してはどちらがアプローチするのか。

そうした問題もあり、多くの人が消極的になり、恋愛で言えば恋愛離れが進んでいるのかもしれませんね。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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