地道な作業ができる人に向いている6つの仕事とは?

地道な作業とは、どういった仕事を指すのでしょうか。

やはりコツコツと同じことをするような作業をイメージするはずですが、具体的にどんな仕事だと言われると考えてしまうことでしょう。

また、作業自体が嫌いな人もいれば、大好きな人もいます。

そこで今回は地道な作業ができる人に向いている仕事についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。



地道な作業ができる人に向いている仕事とは

 

 

地味な裏方仕事が多い事務職

 

細かい仕事が多い上に、任された一つ一つの仕事に正確性を求められる事務仕事は、納期をしっかりと守って行う作業を継続的に行わなければなりません。

職場の重要な情報を取り扱う仕事ですから、ちょっとした間違いでも大きなトラブルに繋がってしまうこともあるのです。

デスクワークが中心なので日々の仕事に変化が少なく、油断をすると飽きてしまいそうな地味な仕事ですが、だからこそ集中力を発揮してしっかりと処理をしていく必要があります。

何時間もパソコンや書面を前に文字や数字を見続けなければいけませんし、その上で行っている作業にミスが出ないように、細かいところまで気を配ることが大切です。

集中力が持続できなかったり、同じ場所にじっとい続けることができない落ち着きがないタイプには向いていませんが、コツコツと真面目に仕事をしていくことができ、細かい作業を好む人は仕事をしやすくなっています。

縁の下の力持ちとして陰で支える存在に徹することになりますが、サポートの役割に不満を覚えないタイプにも向いています。

機転が利いたり、作業を素早く丁寧に行える人が重宝される仕事です。

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ルーティンワークが多くなる工場の軽作業

 

企業の倉庫や工場の中で、商品の仕分けやピッキング、検品などを行う軽作業は、流れ作業でほぼ毎日同じことの繰り返しになります。

物流業界では欠かすことができない職種ですし、需要も高い仕事ですが、特にこうしたルーティンワークを苦と感じずに地道に続けられるかたにはピッタリです。

しかし、同じような作業を繰り返し行うことによって、注意力が散漫になってしまうことも少なくありません。

休憩を取りつつきちんと気分の切り替えができ、慣れた仕事を適当にこなさずにしっかりと責任を持って行える心構えが必要になります。

向き不向きが大きくなりますが、地道な作業が得意な人にとっては、必要以上に他人とコミュニケーションを取る必要もなく、黙々と仕事ができる環境は居心地がいいものです。

自分に与えられた役割をしっかりと正確にこなしていくことに集中することができ、仕事に対して大きな変化や刺激を求めない保守的な人に向いています。

一口に工場内の軽作業といっても、取り扱う商品や担当によって仕事内容に違いはありますが、未経験者でも就きやすいのがメリットです。



自分で働きかたを決められる在宅ワーク

 

在宅ワークはデータ入力、WEBデザイン、WEBショップの運営などさまざまな職種がありますが、いずれも自分の家で基本的に1人で仕事をするものです。

仕事をする環境を整えたり、スケジュール管理をしたり、どう働くかを全て自分で決めなければなりませんし、他人の目がないことからサボっても注意をする人がいません。

自分でどのように仕事をしていくのか決め、誰に言われなくても自主的に働こうとするやる気が必要になります。

自由度が高いことで人気を集めていますし、副業としても在宅ワークを始めているかたは少なくありません。

しかし、収入を増やしたいと考えた場合には、それなりに仕事量を多くこなしていかなければならず、仕事に充てた時間にいかに効率よく作業ができるかどうかが決め手です。

パソコンを使った仕事であればタイピングスキルを上げることで収入を上げられますし、専門的な知識を持っていれば任される仕事の単価も上がっていきます。

いずれも引き受けた仕事を納期までに確実に終わらせることができるように、自分だけの力で求められた作業を行っていかなければなりません。

コツコツとした仕事の積み重ねが信用を得ることになり、それがいずれ収入にも繋がっていきます。



配送・運送業

 

個人宅を中心に回って注文食材や備品などを配達する仕事です。

お客様から頂いた注文をもとに商品を車に積み込んでお届けする作業がメインです。

次にルート配送です。業者ごとの決まったルートを定期便のように回り、契約した商品を毎回納品するという仕事になります。

基本的には毎日同じルートを回るため時間取りも決まってきますが、その日の仕事量や交通状況によって回り方を変更することも可能です。

双方ともに相手先は違うがやることはただ届けるだけの作業です。

社内での付随する作業はありますが基本的には一人でやる仕事であり、ルート配送となると日々同じことの繰り返しメインです。

その他にも中長距離のドライバーの仕事があります。

この仕事は運転をメインにする業務になります。

取引する会社の指定した時間までに納品するのですが、朝一納品などはまだ会社が開いていない時間に到着することがほとんどなので、その時間までに現地に到着していればいいという観点から自分のペースで走ることができる最もマイペースな仕事になります。

持続力のある 繰り返し作業が得意な方には特におすすめです。



精密機器製造作業

 

精密機器と聞くとそれだけで難しいと思いますが、専門分野を除けば誰もができる仕事です。

顕微鏡を使ってミクロ単位の部品をピンセットで組み上げる作業やパソコンにコマンドを入力してそれをもとに何時間もかけて製品の精度を測定するという作業もあります。

特別なスキルは一切必要なく社内マニュアルも完備されているのでその指示書に従って仕事をするだけになります。

また機械に部材をセットしコントロールパネルに指示書通りの数字やコマンドを入力するだけで後は放っておいても機械が全てやってくれる、旋盤作業などもあります。

この技術は繰り返し作業すれば誰でも覚えられるもので、身につけてしまえば強い武器となる引く手数多の職業です。

求人倍率はかなり低い職業の一つです。

他には溶接作業もあります。

溶接の免許を取得する必要はありますが、資格さえ持っていればこれもまた求人倍率の低い安定した職業となります。

専門作業も溶接作業も免許取得に会社がバックアップしてくれる所がほとんどなのできちんと作業経験を積んでいれば難なく資格を取得することができます。

後者二つの旋盤作業・溶接作業ともに求人倍率、給料の水準から言ってもおすすめの作業となります。



倉庫内整理・ピッキング作業

 

倉庫内整理とは納品された商品を決められた棚や所定の場所に 整理する仕事です。

職種によってその作業量や肉体的負荷は変わってきますが、やることに違いはありません。

場所を覚える必要はありますが、覚えてしまえば何も考えることなく進めることができる作業の一つです。

その日の納品量によって多少作業量も変わりますが忙しい日やそうでない日は毎週決まっているので自分のペースを作りやすい作業の一つです。

ピッキング作業とは倉庫内整理された棚から商品を取り出してくる作業のことです。

発注書や指示書というものがあるのでそれを見ながら商品を集める作業になります。

特別なスキルは何も必要なく、 振り分けられた棚番号さえ覚えてしまえば効率よく無理なく自分のペースで作業を進めることができるものです。

大手通販サイトのピッキング作業になると専用の携帯端末があります。

商品のバーコードを読み込むことで数のチェックをすることもできるので数え間違いや集め間違いが極端に減り、ミスの軽減にも繋がる、非常に効率化されたシステムがあるので気負うことなく仕事をすることができます。

どちらの職業にしろ自分のペースを守れるということが一番の強みです。



地道な作業がコツコツとできる人は強い

 

いかがでしょうか。

仕事上で地道な作業ができる人は後々重宝されることが多いでしょう。

なぜなら、多くの人は派手で評価されやすい仕事を好む傾向がどうしてもあります。

一方で、地道な作業はスポットライトも当たらないですし、認知に時間がかかります。

例えば、工場のラインよりは広告代理店で勤務したいという人がとても多いということです。

もちろん職種だけでなく、同じ会社でも同じです。

しかし、最終的に結果を残すのは後者の方です。

なぜなら人が嫌がることをしっかりと積み重ねていけるという事実が信頼を構築するからです。

仕事は目先の利益よりも、信頼を築き上げるのが大変ですし重要なので、長年継続して信頼を勝ち取ってきた人に有利になるのは間違いないでしょう。

こうした事実を知っていればもしかしたらあなたの選択肢も増えるかもしれませんね。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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