仮面うつ病の人への接し方3つ

すっかりと社会的認知が進んできた“鬱病”ですが、まだまだ職場などうまく認知されない場合も多々あります。

たとえば誰もが心療内科で、“鬱病”や“パニック障害”、あるいは“身体性表現障害”などと診断され、抗鬱剤や抗不安剤、睡眠薬と同時に書いてもらえる“診断書”を職場に提出すれば、賃金の6.7割程度が月々に得られる“傷病手当金”が得られることも、社会的に認知が進んだ理由でもあります。

しかしその反面、それが“サボり”として認知されてしまうことも多々あり、これがいわゆる“仮面うつ病”と揶揄されることもあるのです。

この仮面うつ病ですが、本人には全く“サボる”という認識がないため、周りはどう接したらよいか分からなくなることも多いようです。

では、この仮面うつ病の方々に対してどのように接すればよいかをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:仮面うつ病の特徴や症状・原因とその治療方法8つ

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仮面うつ病の人への接し方

  • 本人も自覚できない「仮面うつ病」の怖さ
  • 「睡眠障害」をうったえるようになったら要注意
  • 「仮面うつ病」は「サボり」であるという概念を捨て去る

 

本人も自覚できない「仮面うつ病」の怖さ

 

ある日、旦那様が「頭が痛い。眠れない。全身に倦怠感がある」などと言われたら要注意です。

残業続きで、月々の残業時間が60-80時間以上続く方は特に注意したいところです。

そんな場面で、「あなたなら大丈夫。おいしいお料理を用意しておくね。ビタミン剤も買っておくから、無理せず仕事をもっと頑張ってね」というのは、NG回答なのです。

というのは、この男性の症状こそが、“仮面うつ病”の初期症状としても考えられ、この症状が悪化すると、重度の鬱病になる可能性があるのです。

では、なぜ上記の回答がNG回答なのでしょうか。

まず旦那様が“全身倦怠感”の症状が出た場合、仕事に対するストレスから身体が悲鳴を上げている可能性があります。

旦那様は、「俺、もう仕事続けたくないよ……」と心底感じているかもしれないのに、「無理せず仕事を“もっと頑張ってね”」というプレッシャーが、より旦那様を苦しませることになります。

特に、この“仮面うつ病”は本人が“鬱病”だと自覚できていないことが多く、これがより危険性を高めます。

ある日、旦那様が失踪しないためにも、「お仕事無理せず、つらくなったら休んでもいいのよ」などといった、当人からプレッシャーを解放するような言動を、家族は心がけた方が良いでしょう。

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「睡眠障害」をうったえるようになったら要注意

 
今年も猛暑をふるい、残暑も厳しくなっています。こんなとき、「寝苦しい」と家族の方が言われていて、「暑いからだよね。エアコンきかせとくね」と無関心でいるケースは、かなり危険とも言えます。

“睡眠障害”はまさに重度の鬱病の前兆だとも考えられるようで、単純に「疲れがたまっているのよ。無理しないでね」と、本人にプレッシャーをかけないように注意して発言したつもりが、当人にとって苦痛である可能性があるのです。

“眠れない”ということは、周囲が考えるよりもかなり苦痛なことです。

その状態でもし、ご家族の方が仕事や学校に行かれているような状況では、いつか精神状態がパンクしてしまいます。

そうなる前に、少しでも早く当人の身体の状況に気づき、心療内科に同行するなどの行動が大事となります。

「私の妻はいたって普通だ。精神状態も安定しているから、心療内科に連れて行くなんて抵抗がある」といった旦那様、奥様が家庭内の家事を全く“できなくなる”日も近いかもしれません。

いち早く、睡眠障害などの不調には気付いてあげ、通院に同伴するなどの適切な行動をとることが大事なのです。
 

「仮面うつ病」は「サボり」であるという概念を捨て去る

 
冒頭でも例を挙げたように、どうしても“仮面うつ病”というのは認知されにくく、家庭内はもちろん、職場や学校でもどう当人に接していいか分からないことが多発します。

しかしながら、「仮面うつ病だろ。サボってないで、もっと頑張ってよね」と、当人に接するのは言語道断です。

まず、仮面うつ病が“脳の障害”であることをしっかりと把握することが大事です。

もし、自分のお子様が土日や祝日は元気なのに、学校に行くときに限って、頭痛やめまい、吐き気などの身体症状、あるいは「死にたい。学校に行きたくない」などの発言で、“仮面うつ病のシグナル”を発しているのにも関わらず、「あんた土日にゲームばっかりして元気だったじゃないか! それに友達とも元気に遊んでいるでしょ?」と叱咤することは、実はかなり危険なことなのです。

繰り返しますが、“仮面うつ病”は“脳の病気”であって、決して“サボり”ではないのです。

少しでもこのようにお子様に異変があれば、しっかりと本人が何か“シグナルを発する”ことに注意し、しっかりと話を聞いてあげるという姿勢が大事でしょう。

傾聴の姿勢こそが、周囲に求められていることなのです。
 

仮面うつ病の人への接し方を考えよう

 
いかがでしょうか。

まだまだ“仮面うつ病”というものは認知されにくい状況が続いています。上記で挙げた他にも、動悸や頻尿、あるいは排尿障害など、鬱病に差し掛かる一歩手前の状態であることもあります。

もしあなたのパートナーやご家族がこのような状態が続けば、しっかりと当人のお話に傾聴してみるのはいかがでしょう。

決して、ゴリ押しの助言などはせず、しっかりと根気強く本人の話を聞いてあげることが、状況打破につながる近道だといえます。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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