リーダーの条件 | 上場企業の創業者が教えるリーダー10の素質

リーダーの条件
PHOTO BY Hamed Saber
 

売上高は3500億円を越え「世界のフナイ」と言われている船井電機。

その船井電機を創業した船井哲良氏の著作「四十歳で五つの会社の社長になる」には、仕事に対する向き合い方や、困難に打ち克つためには、など彼の考え方が凝縮されています。

その中のリーダーの条件という項目10つを要約してご紹介します。

最近リーダーになった方、リーダーをしているけど部下を指導できなかったりするなど結果がついてこなくて悩んでいる方はもしかしたら今の状態を打破するきっかけになるかもしれませんよ。

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リーダーの条件

 
出典

 

リーダーの条件1 聞き上手

 

私がリーダーの条件として最初に挙げたいことは、友だちが多いことである。
友達が多いということは人の話を聞くことが上手いということである。
話し上手というよりも聞き上手。これはリーダーとして必須条件である。

 

船井氏は
「知(知恵)・情(思いやり)・意(行動力)」という三角形の考え方を持っています。
この三角形のバランスを等しく、大きくするということは「人としての器」も大きくなるとのこと。

そして彼は、工業学校時代の同級会で、そのバランスがよかったおかげで当時
「血の気の多い人たち」「勉強ができる人たち」と分け隔てなく仲良くできていたんだなと気づいたそうです。

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リーダーの条件2 自らを厳しく率先して行動

 

リーダーは自らを厳しく律するべきである。
これはよく言われることだが、やはり真理である。
人の上にたつものは自分に厳しくして、自分の行動を通して仕事のやり方、進むべき道を部下に見せていく。
率先垂範する
そのことがやはり重要である。

 

率先垂範とは人の先頭に立って物事を行い、模範を示すこと。

部下はリーダーの顔色から後ろ姿、私生活まで見ているもの。
自分に甘いリーダーだったり、表裏があるリーダーをみて部下はどう感じるでしょうか?
初めはごまかせるかもしれませんが、
結果的にそういったリーダーは自滅してしまうとのことです。
 

リーダーの条件3 迅速に、活発に

 

リーダーになる人物には、どのような国であれ、文化であれ、やはり共通項があるということだ。
それは、迅速な行動力を持っているということ。
そして、活発で元気な人物であるということだ。

 

ではどうやってそういった人物を見極めるのでしょうか?
船井氏は以下の2点を見ることでそれを見極めるとのこと。

  • 掃除をテキパキ行動する人
  • 声の大きな人

そんなことでわかるのかという声もあるかもしれませんが、
そういった人物にリーダーを任せることによって、
結果的に工場がスムーズに運営されているとのこと。

また幹部リーダーとして活躍している人たちをみれば、
この2点にあてはまる人が数多くいるのも事実を証明していることになりそうです。

一方トヨタの上司は部下の動きに惑わされないように
常に気を配っているそうです。

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リーダーの条件4 どんなときも平常心

 

儲かっている時に恵比寿さんの顔をして、
どん底の時に渋い顔をするようなリーダーは絶対駄目である。

良い時も、悪い時も平常心でなければならない。

 

先ほども述べましたが部下は常にリーダーを見ているものです。

リーダーが調子に乗れば、部下も調子に乗ってしまいますし、
仕事ができないリーダーなら、部下も仕事ができなくなります。

またリーダーが憂鬱な顔をしていれば、その場にいる全員が憂鬱な顔をしてしまいます。

だからこそどんな時も平常心を保つことが大事。

素晴らしいリーダーとの出会いがない部下は本来の力を発揮出来ません。

リーダーはどん底でも「いつかはこれで成功させてみせるぞ!」と夢を持って語ることで、慌てず、自然と表情にも余裕が出てくるそうです。

 

リーダーの条件5 部下の失敗を活かす

 

失敗してもいいから挑戦せよ、という雰囲気をリーダーが持っていればこそ、部下も挑戦してみようという気持ちになる。
リーダーには部下をそのような気にさせる「器」が必要である。

 

もしあなたがよく失敗するできない部下を持っていたとしても
真剣に悩んで取り組んで失敗したことは後から活きてきます。

しかしもちろん失敗の仕方も大切とのこと。

同じ仕事を失敗する人は要注意でしょう。

また1人で失敗するよりも5人で失敗する方が
5人全員にその経験が後に活きてくるというものだと伝えています。

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リーダーの条件6 中途半端な叱り方をしない

 

中途半端な叱り方はいけない。
叱り方の中にも、「成長してもらうために怒っているんだ」というその心さえあったら、いくらきつく言ってもよいと私は思う。
本人が成長するために言っているからである。

 

船井氏は心をこめて、正真正銘、本人を良くするために真剣に叱るのだそう。

自分の怒りにまかせた叱り方や、叱った後にもグチグチと後を引くような叱り方は失格だと伝えています。

常に「この部下に育ってほしい」という気持ちを持つことが優秀なリーダーの人材育成方法です。
 

リーダーの条件7 段取りを意識する

 

「大きな段取り」と「小さな段取り」と二つある。
(中略)
「小さな段取り」に入り込んでしまい、「大きな段取り」を忘れてしまう。
「大きな段取り」を放り出し、人に任せればいい小さな仕事をして、
自分は仕事をしたと満足してしまうのである。
頑張っている割に成功していない人は、そういうケースが多い。

 

例えば社長の「大きな段取り」は会社の5年後をどういった方向に進めるのかを考えること。「小さな段取り」というのは既存事業の運営をどうするかといったことです。

「大きな段取り」にも「小さな段取り」にも注意を払うべきだと伝えています。

ダメなリーダーは「大きな段取り」に集中できないのだとか。

任せるべき「小さな段取り」は部下に任せ、
リーダーは「大きな段取り」に集中することがリーダーの条件とのこと。

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リーダーの条件8 方針にこだわらない

 

「朝令暮改」は必ずしも悪いものではない。
さらによい改善案が見つかった場合には「朝令暮改」となることもあるからだ。
「朝令暮改」とは、朝に出した命令を夕方にはもう改めること、
方針が絶えず変わって定まらないことである。

 

ただし大事なところは、きちんと説明できない「朝令暮改」は部下の混乱と、リーダーとしての信用を失ってしまいます。

しっかりと事情を説明し、まわりの人が納得させられたなら
いい方向へ変えていけるというものです。
 

リーダーの条件9 見栄や虚栄で決断しない

 

まずは成功するまで続けることである。
しかし、そうは言っても、ときには撤退を決断しなければならない時もある。
その時大切なことは、見切りをつける時はパッと見切りをつけることである。

 

決断が遅くなればなるほど傷口は大きくなってしまうケースも多くあります。
「失敗したら恥ずかしい」というような理由で決断を遅らせることはよくないとのこと。

リーダーにとって撤退は最も難しい決断の1つですが、
それから逃げないというのが大切なことです。

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究極のリーダーの条件は信頼

 

人から信頼され、尊敬される人であれば、多少の欠点や足りないものがあっても、その人はリーダーが務まる。
そして人から信頼され、尊敬されるためには、自分自身を絶えず磨き、
絶えず成長していくよう心がけることが必要である。

 
信頼されるには、これまで挙げたことをしっかりと意識して行動することが信頼につながると思います。

部下がいてリーダーがいます。

リーダーが部下の信頼を得ていないと、
部下は自ずと会社を辞めることばかり考えてしまうもの。

信頼されると人というのは究極のリーダーの条件といえるでしょう。
 

いかがでしょうか。
80歳を超えてもなお会社を大きくしようと燃えてる船井氏のリーダー条件10つです。

最後に船井氏がたまたま見かけた言葉をすごく気に入り、それを写して、部屋に貼ってあるという言葉をご紹介します。

 

夢のある者、希望がある

希望のある者、目標がある

目標のある者、計画がある

計画のある者、行動がある

行動のある者、実績がある

実績のある者、反省がある

反省のある者、進歩がある

進歩のある者、夢がある

 

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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