新しい発想ができない人の5つの特徴

新しい発想
PHOTO BY Sean MacEntee

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突然ですが、
あなたの発想力を試す問題です。

宅急便のトラックが橋梁(きょうりょう)の入り口で立ち往生をしていた。

あと、ほんの数センチなのだが、
天井にぶつかって通過できない。

大人たちはみんな頭を抱えていた。

そこに一人の少年が現われ、
トラックの運転手に耳打ちした。

しばらくして、トラックは無事に通り抜けていった。

少年は何とささやいたのか。

(答えは記事の最後に)

新しい発想がポンポン浮かんでくるような人であれば
すぐに答えられるかもしれません。

さて、そのような発想ができる人とできない人の違いは一体何でしょうか?

そこで本日は新しい発想ができない人の特徴と習慣を
ご紹介しますのであなたが当てはまるかどうか一緒に確認してみましょう。


新しい発想ができない人の特徴

出典

明確な目標を持たない人

私たちは何かあるたびに
「明確な目標を持ちなさい」
と言われ続けてきました。

正直なところ、「目標」という言葉を聞いただけでも
「またか・・・」とうんざりしてしまう人もいるのでは?

ではここで一つの例を見てみましょう。

ある2人の男性がいました。
一人は、電車を今よりももっと速くしたい人、
もう一人は、東京~大阪までを3時間で到着させたい人。

さて、新幹線という新しい発想が生まれたのはどちらでしょうか。
こたえはもちろん後者ですね。

前者だと技術は進歩しても従来通りの発想しかできず
せいぜい電車のスピードが数十キロほど速くなるぐらいで
大きな変化はなかったのではないでしょうか。

これが「明確な目標」を持つ人と、持たない人の違いです。

脳というのは常に怠けようとしているのだとか。
その怠け者の脳をしっかりと働かせるのに必要なのが「目標」。

そして勉強を頑張る、仕事を頑張る
といった漠然としたものではなく
具体的な数字を含めた目標を立てることが大切です。


群れる人

人は大多数と同じ行動をとることで
安心を得ようとする行動心理があります。

例えば、仕事ができない人同士で集まっても
一向に仕事ができる集団にはならないはずです。

「よかった。みんな同じだ」とホッとしてしまい、
もうこの時点で思考停止してしまっているのは
お分かりのことだと思います。

新しい発想を生み出す人は
いわゆる「逆張り」をします。

みんなが左を向いている時に、右を向く。

本当に左でいいのか?
右でもいいんじゃないか?
自分で証明してみよう!

と考えます。

なかなかアイデアが浮かばない人は
このようにみんなが当たり前だと思っているところに
疑問を持つクセを持ってみてはいかがでしょうか。


自分と同じタイプとしか付き合わない人

自分と似たタイプのほうが付き合いやすく、
ストレスもたまらない。

だが、それで満足していては、
脳は活性化されないのだ。

活性化しなければ、
ひらめきも直感も生まれない。

つまり自分とは異質の人と付き合いましょうということですね。

では異質の人とはどんな人でしょうか?

あなたは同年代の人とよく話があったりしませんか。
もちろん世代が一緒だと共通点も多く、
ついついそのグループでまとまってしまいます。

本書では新しい発想が生まれるのは同世代ではなく、
年上の人、年下の人と付き合っているときだと伝えています。

固定概念や価値観は
年代によって変わるので、
世代が関係ない、人付き合いは
素晴らしいアイデアを生むかもしれません。


新しいことに対して反応が鈍い人

新しいことを取り入れるのを拒絶したり、
しばらく様子を見る人がいます。

これは一つの側面だけしか見ていないから
「自分は今までのほうがやりやすいし、はかどる。」
なんて答えてしまうのでしょう。

これでは発想力は鍛えられません。

発想力がある人は、
冒頭でご紹介したとおり
常に問題意識(目標)を持っています。

何か新しいことに触れると
こう考えます。

この新しいものは自分の問題を解決してくれないだろうか?

そして全く関係ないと思われたものが繋がった瞬間、
新しいアイデアが生まれます。

これは「風が吹けば桶屋が儲かる」と同じ考え方です。

たとえば「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがある。
でも、これだけでは中身を知らない人にはさっぱりわからない。

風が吹くと埃が立つ。

埃で目を病み、盲人が増える

盲人は三味線を弾く
門付けのため)

三味線制作に猫皮が必要

猫が捕獲されネズミが増える

ネズミが桶をかじるので桶がダメになり
桶屋が儲かる。

このように異なる2つのものを繋げる訓練は
発想力を大幅にアップさせたり、
考える力を鍛えるトレーニングになります。


失敗しない人

本書では、
ひらめきや直感は失敗をして磨かれるものだと
伝えています。

多くの人が失敗したくないのは、
「みっともない」
とか
「失敗は名誉なことじゃないし、自慢できない、得るものもない」
と考えているからではないか。

失敗はそんなものではない。
すればするほど、
大きな恵みが待っている。

多く失敗をする人は必ず行動をしています。

一番良くないのが「失敗を恐れて、行動をしないこと」
ということでしょう。

本田技研の創業者、
本田宗一郎氏はとにかく自分がやってみて確認しないと
納得しない人でした。

ホンダがまだ町工場だったころ、
本田宗一郎氏が出すアイデアに対して
部下は「無理でしょう」「それはできません」
といっていたそうです。

そのたびに本田宗一郎氏は
「やってみもせんで」
と喝を入れたのだとか。

そして彼はこんな言葉を残しています。

「私のしたことの99%は失敗だった。」

それでも成功したのは
失敗し続けることで発想力が鋭さを増して
成功への嗅覚が研ぎ澄まされたからではないでしょうか。


発想力を試す問題の答え

最初に出した問題の答えです。

少年は「タイヤの空気を抜いてみれば・・・」とささやいた、

でした。

私たち大人にはなかなか出てこない発想ではないでしょうか。

子供と触れ合っていると

このような無限とも言える考え方に

出合えます。

新しい発想を生むために必要なことは

まず明確な目標や目的を行動に変えることです。

それだけで、

今まで何となく見過ごしていた情報が必要な情報に

脳は変換します。

そして人付き合いの幅を広げてみると

さらに新しい情報をゲットすることができます。

その組み合わせによって出てくるものが

今までにないような新しい発想と

いえるのではないでしょうか。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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