就職に有利な資格9つ

就職に有利な資格
by MC Quinn
 
就職に有利な資格を知りたいと考えている人はたくさんいます。

もしかしたらあなたもその一人かもしれませんね。

しかし就職に有利な資格とは職種や雇用形態により様々です。

その為、ここでは一般的にどのような仕事であっても有利となる様な凡庸性のある資格であったり、また、主に新卒や未経験の転職等、専門性が深く求められない就職の場合に有利となる様な資格に、スポットを当てて取り上げていきますので、参考にしてみましょう。



就職に有利な資格

 
就職に有利な資格として上げられるのは次のような資格になります。

  • 自動車運転免許
  • 基本情報技術者資格
  • 日商簿記検定
  • ファイナンシャルプランニング技能士2級
  • MOS

それではどのようなときに有利になるのか、どんな資格なのかを見ていきましょう。
 

自動車運転免許

 
自動車運転免許は、意外と就職の際に有利となることがあります。

自動車運転免許は日常生活レベルの最低限の知性や、技能がある事の証明となり、どんな仕事であっても無いよりはあった方が印象は良くなるでしょう。

また営業職等、職場外で働く事が多く、車を使う機会が多いであろう職種の場合は、持っていた方がだいぶ有利となる事が多いです。

確実に車を使用する事になる職種の場合はほぼ必須となります。

最近はATの車が過半数である為、ATでも問題ないものですが、トラック等の運送関連の車種や高級車、スポーツカー等の車種にはMTを採用しているものもまだまだあります。

そのため、そういった特殊な車種を使用する事がありえる仕事の場合は、MTが望ましいと言えるでしょう。

「別に車に乗らないし、車を使った仕事をする予定もないから」という考えの人もいるでしょうが、まさに無いより持っていたほうが良い資格の典型なので、時間とお金に余裕があれば取得しておくのもいいでしょう。

中にはリストラにあって、お金がない状態のときに何とかして稼ぐためにトラックの運転手やタクシーの運転手に転身する人も実は意外と多いのです。

もちろん資格がなければトラックやタクシーの運転手になる選択肢すらなくなってしまうので、いざというときには上記のように役立つこともあります。



基本情報技術者資格

 
これは基本情報技術者試験という国家資格に合格する事で取得できる資格です。

IT技術分野の資格となり、IT関連や技術関係の会社への就職、エンジニアやIT系のクリエイター等の職種への就職の場合は、非常に有利で必須となる場合もあります。

また合格するにはIT技術に関する知識だけでなく会計や経営等の基本知識、論理的、応用的に考えるスキルが必要となります。

これらはIT分野だけでなく多くの職種でビジネスをする際に必要となってくる内容であり、現在、分野問わず様々な企業でこの資格は重要視されてきています。

今後IT技術は更に浸透していく事となりますでしょうし、今の時代どのような職種に就職する場合でも持っていて損をすることはないものだと言われている資格の1つです。
 

日商簿記検定

 
日本商工会議所が主催する簿記検定であり、会計系の資格の中では最もオーソドックスな資格の一つです。

その評価も昔から多くの職種で、就職時に有利となる資格として取り上げられており、しばしば事務系の仕事における採用条件の一つとして指定されることもあります。

会計知識は企業で働く上ではあった方が望ましいので、職種問わず、企業への就職には有利になる事があります。

さらに会計関連の職種への就職の場合は、特に有利になり必須となる場合もあるでしょう。

また、会計や経営に関する基礎的な知識を身に付けることができるので自分自身のスキルアップにも最適な資格であると言えます。

就職活動などにおいては会計の知識を有することを企業側に伝える材料として十分な効果を持ち、特に経理や総務関係の職種において取得者が重宝される傾向にあります。

ただし、ポピュラーな資格で所持者も多い為、日商簿記3級程度ではあまり効果は期待できないかもしれませんので、一つ上の段階に狙いを定めて取り組む必要があるでしょう。



ファイナンシャルプランニング技能士2級

 
金融事情を分析し個人などにおける最適なライフプランをアドバイスするのがファイナンシャルプランナーです。

現代では投資や保険など様々な金融商品が提供されていますが、そのような事情の中で個人の資産面における分析や、それに基づいた人生設計などについて不可欠な知識を身に付けていることをアピールする材料となります。

また就職・転職などに生かさなくても、自分自身の将来に関する資産管理を行う際に力を発揮する資格であるとして評価されてもいます。

主に金融機関や保険会社などの業務で役に立つ資格ですが、金銭管理に関心があることをアピールする上で様々な場面において効果を発揮するでしょう。
 

MOS

 
MOSとはマイクロソフト社が認定する資格であり、WordやExcelといったMicrosoftOffice製品の操作における習熟度をアピールする上で役に立ちます。

現代では殆どの仕事でパソコンのスキルは必要不可欠なものとなっています。

また企業のほとんどがWindowsを採用しており、必然的にマイクロソフト社製の文章作成ソフトや表計算ソフトに触れることになり、その知識は必須であると言っても過言ではありません。

そうした実情を踏まえ、企業におけるパソコン操作の能力を客観的に示すことができる資格としてMOSを利用することができます。

また、MOSを持っていたからこそ実現できたことを自身の経験を交えて伝えることが大切であり、より効果的なアピールになるでしょう。



社会人としての基本が詰まっている秘書検定

 
社会人としての一般常識がぎっしり詰まっている秘書検定は、持っていて損のない資格です。

ビジネシマナーをしっかりと学び、実際の職場で知識が活かされる秘書検定は、採用担当者も一目置いています。

どんなジャンルの仕事でも、相手の意図することを理解し、行動できる人物が求められますよね。

秘書検定を学ぶことで正しい言葉遣いや立ち振る舞いが自然に身に付きます。

ビジネスの社会では礼儀作法をわきまえ、協調性や周囲との円滑なコミュニケーションも必要とされます。

また、スケジュール管理や基本的な実務管理が出来ると、仕事面での効率アップにも繋がりますよね。

お茶出しだって侮れません!来客者への対応が契約のカギを握る場合もあります。

弔事や慶事の社交常識や、ビジネス文書のマナーも身に付く優れた資格です。
 

やっぱりTOEIC

 
今や持っているのが常識になったTOEICの資格です。

TOEICは現代のグローバル社会には不可欠な資格となりました。

今の世の中、英語によるコミュニケーションは必須の時代です。

TOEICは英語力の目安となるので、出来るだけ高いスコアが欲しいですね。

近年は、TOEICが○○点以上などと基準を設ける企業も出てきています。

書類選考で足切りされないためにも、高スコアを取りたいですね。

また、就職時の配属や昇進・昇格にも影響を及ぼすので、常にスコアupを目指したいものです。

履歴書には勿論のこと、面接の際の自己PRにも優位な資格なので、積極的にチャレンジして欲しいものです。

企業によって求める英語力のレベルは多少違ってきますが、一般的に最低700点位は欲しいと言われています。

高得点を目指して頑張りたいですね。



不動産関係以外も役立ちます!宅地建物取引士

 
不動産会社に勤務する場合に必須とされている宅地建物取引士ですが、様々な法律が絡んできますので、持っていて損のない資格です。

宅地建物取引士は、2015年に従前の宅地建物取引主任者から名称が変更になりました。

資格の内容については大きな変更事項はありません。

宅地建物取引士は国家資格という点でも貴重であり、将来的にも再就職に強い資格になります。

有資格者の場合、職務手当が付加されるので、高収入を得ることが出来るのも、この資格の強みです。

司法書士や行政書士、弁護士などの士業を目指す人がプラスαに取得するのもお勧めの資格です。

不動産会社以外でも、不動産の知識が活かされる仕事があります。

例えば、金融関係の融資部門などでは知識が最大限に活用できます。

就活の1つの武器として、宅地建物取引士は是非とも取得したい資格です。
 

高齢化が進む日本にケアマネージャーの需要増加

 
近年、需要が増加しているのが介護関連の資格になります。

高齢化が進む現代社会では、在宅介護や介護施設も年々増えているのが現状です。

そんな中、介護保険制度の実施に伴い誕生したのがケアマネージャーの資格です。

主な仕事は要介護者の生活プランの作成になります。

ケアマネージャーは、知識のみならず要介護者やその家族とより良いコミュニケーションが取れる人格者であることが必要になります。

仕事は大変ですが、とても遣り甲斐のある仕事で、給料面でも高収入を得ることが出来ます。

夜間勤務などがなく、ほぼ日中の仕事が中心になるので、仕事と家庭の両立ができ、子育てもしやすい働きやすい仕事でもあります。

今後直面する高齢化社会の担い手として重要な資格になりますし、再就職する場合にも非常に有利な資格です。
 

就職に有利な資格を取るメリット

 
いかがでしょうか。

もうすでにあなたが取得している資格があったかもしれませんね。

最近よく言われているのが「資格に意味は無い」ということがありますが、その言葉を全て鵜呑みにしてしまうのは少し注意が必要です。

もちろん資格よりも、何をやってきたかということの方に重きをおいているところが爆発的に増えています。

しかし、その人材を見つけるためにはどうすればいいのでしょうか。

企業が大きくなればなるほど、あなたと同じような人たちが何百人、何千人と押し寄せてきいます。

その数えきれないほどの石ころの中から「お、この石は磨けば光るかもしれないな」というものを探すには、ただ闇雲に1つ1つ拾い上げて、確認していては手間も時間もかかりすぎてしまいます。

そこで活きてくるのが資格です。

資格を取得している人たちは採用者にとって目に止まりやすくなるものですし、それだけでも次のチャンスにつながる可能性が高まるので、かなりの恩恵を受けることができるでしょう。

つまり資格を得ることで間口を広げる効果も期待できるので、積極的に勉強するのも1つです。

ただし、初級者向けの資格ばかりを集めても効果はないので、無駄な資格取得のために時間を割くのはオススメできません。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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