成果主義のメリットとデメリット6つ

成果主義にはメリットとデメリットが存在するものです。

日本企業は長いこと「年功序列」で社員を評価する方法をとってきました。

しかし、海外の企業の多くは成果主義ですから、社会がグローバル化するに従い、鎖国的な年功序列を続けていたのでは国際社会における競争力を身につけられないことが判明しました。

昨今、欧米流の成果主義を取り入れる企業が増えてきたのは周知のとおりです。

では、成果主義に変えれば会社はすべてうまくいくのかというと、決してそうではありません。

成果主義に変えてかえって業績を落としてしまった企業も、実際にあるのです。

では、成果主義のメリットとデメリットは何か。ここではそれぞれ、代表的な3つのポイントをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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成果主義

 

メリット1:個々のメンバーのモチベーションが高まる

 
まずは成果主義のメリットのほうからお話しします。

メリットとしてまず挙げられるのが、個々のメンバー、スタッフの仕事に対するモチベーションがアップするということです。

自分が行った仕事の質と量、その成果によって社内評価がきまり、それがキャリアや収入に直接影響を及ぼすのが、成果主義です。

年功序列形式のように、ただ長く勤めていさえすれば、それなりのポジションを手に入れられて、給料も少しずつ上昇していくというわけではありません。

つまり「がんばらなければキャリアと収入はアップしない。

しかし、頑張りさえすれば、その両方がアップする」のが成果主義というわけです。

ですから、当然、自分の人生や生活のために仕事をがんばろうと、多くの社員は考えるでしょう。

仕事に対する個々のモチベーションがアップすれば、会社全体の業績もアップする。

これが成果主義の最大のメリットと言っていいでしょう。
 

メリット2:個々のメンバーが自己啓発に努め、その結果、能力が高まる

 
2つ目のメリットは、そのようにモチベーションが高まることによって、実際に自己鍛錬、自己啓発、自己のスキルアップを図る社員が増え、その結果として、個々のメンバーの仕事の能力が高まるということです。

毎日、定時に出社して定時まで勤め、まじめにデスクに向かってさえいれば、評価されるということには決してならないのが、成果主義の企業です。

どうしても、自分の能力を向上させ、仕事の成果をアップさせなければなりません。

そのために努力すること、そして実際に効果を上げることが求められるのです。

そのように個々のメンバーが自己を鍛えれば、多くの場合それぞれの能力はアップし、会社の業績アップにつながるのです。

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メリット3:優秀な人材が集まりやすい

 
成果主義はイコール能力主義です。

ですから、自分の能力に自信がない人は、そうした企業は敬遠するでしょう。

能力に自信がある人、努力を怠らない強い意志を持っている人、向上心の強い人こそが、成果主義の会社を選択します。

その結果、優秀な人材が集まりやすくなるのです。

ヘッドハンティングする場合でも、より優秀な人材を確保できるのが成果主義の大きなメリットと言っていいでしょう。
 

デメリット1:手柄争い、足の引っ張り合いが起こりやすい

 
次に、成果主義のデメリットを見ていきましょう。

最初に指摘しなければならないのが、手がら争いや足の引っ張り合いが起こりやすいということです。

成果主義の企業では、多くの場合、数字に表れる実績がそれぞれの社員の成果として評価対象になります。

ですから、個々の社員はできるだけその数字をたくさん積み重ねようとします。

そのためには「これは自分の仕事の成果である」という自己主張をしなければなりません。

結果として、手がら争いに陥ってしまうのです。

それがさらに進むと、ライバルの足を引っ張って、自分が上へ行こうとするメンバーも現れるでしょう。

個々の足の引っ張り合いから、セクションや会社の業績がアップすることはありえません。

これが、成果主義の大変大きなデメリットです。

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デメリット2:チームワークが乱れ、職場の雰囲気が悪化する

 
そのように、成果主義のもとでは、どうしても個々のメンバー、社員は個人プレーに走りがちになります。

つまり、チームワークが軽視され、中にはそれを無視する社員も出てくるのです。

そうした人が複数出てくれば、それが職場の雰囲気を形成してしまいます。

結果として、職場や会社全体の雰囲気が悪化するのが、成果主義のデメリットの一つです。

特に中小企業や、個人経営の本来アットホームな雰囲気の会社が成果主義に変換すると、こうしたデメリットが表れやすい傾向が強いと言っていいでしょう。
 

デメリット3:勝ち組と負け組がはっきり分かれ、それが固定化してしまう

 
もう1つ、これは個々の社員にとってのデメリットですが、勝ち組と負け組がはっきり二極化し、それがどうしても固定化してしまうという点があげられます。

成果主義にあっては、やる気と実力がすべてです。

高いモチベーションを持って努力を惜しまない人、能力の高い人はどんどん上へ行けます。

逆に、意欲が希薄な人、努力家でない人、能力の劣っている人は、何年勤めてもキャリアアップすることはできず、「負け組」としての道を歩むしかなくなるのです。

強い人はより強くなり、弱い人はより弱くなる。これが成果主義のデメリットです。
 

成果主義は失敗する傾向がある

 
いかがでしょうか。

今回は成果主義のメリットとデメリットを紹介しました。

一時は成果主義のメリットばかりが取り上げられていましたが、日本社会に成果主義が普及するにつれて、そのデメリットも指摘されるようになりました。

大切なのは、デメリットもじゅうぶん考慮に入れた上で、メリットを正しく評価して、成果主義をじょうずに取り入れることではないでしょうか。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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