部下を上手に叱る10のコツ

叱る
by Doug Tammany
 
あなたは部下を叱るとき、どのように叱っていますか?

そして叱った後、部下はきちんとあなたの言うとおりにしているでしょうか。

現在、ゆとり世代の社員なども多くなり、人材育成がうまくいっていないケースがあります。

中にはあまり相手にしなくなったという上司やリーダーもいます。

その部下は仕事を辞めることになりますが、
また同じような人がきたときにもその上司は同じことを繰り返すのでしょうか。

それでは根本的な解決にはなりませんよね。

そこで本日は部下を上手に叱るコツをご紹介します。

【目次】
叱る
「叱る」と「怒る」の違い

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叱る

 
部下を叱るにはちょっとしたことを気をつけるだけでなく、
相手との関係を築くことも必要です。

さらには自分の感情もコントロールしなければいけないときもあるでしょう。

大変そうに聞こえるかもしれませんが、
一度コツを掴めば、その能力は一生モノです。

むしろ、これから年齢を重ねていくのですが、
スキルを活用する機会がどんどん増えていくでしょう。

ぜひ以下を参考にあなたなりの叱り方を見つけてみてください。
 

論理的に話す

 
ビジネス上のコミュニケーションは基本的に論理的に話をすることが基本になります。

上司が日々の部下指導においても「論理的に話をしろ」と諭すこともあるでしょう。

しかし、部下が失敗したときに上司は感情を抑えて論理的に叱ることができていない人がたくさんいます。

部下は自分のしたことで、叱られるのは仕方ないと感じるものですが、
やはり納得できる理由が欲しいと考えているものです。

理不尽なことが積み重なれば仕事のモチベーションも失ってしまうでしょう。
 

どういった点について叱っているのかを明確に示す

 
部下を叱るのは、あくまでも部下の成長を促すためです。

叱られた側が、素直に受け止められる、部下の反省を促すような叱り方を心がけなければなりません。

そのためには、まず、叱っているのは部下のミスそれ自体であって、
部下の人格を攻撃しているのではないことを明らかにすることです。

「バカヤロー」といったような、何を問題にしているのか分からないような罵声をあびせるような叱り方では、反感を生みこそすれ、部下の反省を促すことはできません。

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感情的にならない

 
部下を叱っているときには、
自分も頭に血が上ってしまっているかもしれません。

しかしあくまでも怒っているのではなく、
叱っているのだということを肝に銘じなくてはなりません。

怒るのではなく叱る、感情ではなく理性で語ることを忘れてはいけません。

カッとしやすいタイプの人は、部下をその場で叱りつけるのではなく、別室に呼び出したり、少し後の時間を指定したりして、少し自分が冷静になるための時間を取った方がいいかもしれませんね。
 

叱った後のフォローをきちんとやる

 
叱った部下がその後、反省し改善しているのか、同じ失敗を繰り返していないか目を配りましょう。

もし、叱ったことで部下が反省し、同じミスをしなくなったら、それを認め評価してあげましょう。

叱られてばかりでは部下もやる気がなくなってしまいます。

もし、同じミスを繰り返すようなら、もう一度叱ることになりますが、この場合は多少感情的になることがあっても仕方がないでしょう。

この場合、部下も叱られても仕方のないことをしたと思っているはずですから、今度は反省してくれる可能性も高まります。

何度言っても直らないような場合は、
その部下には現在任せている仕事は彼には向かないという判断を下しましょう。

あなたに仕事を割り振る権限が与えられているのなら、
他の仕事を与えた方が、あたなたのためにも部下のためにもいいはずです。

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公平さに気を配る

 
上司の側も人間ですから、正直、好き嫌いはあります。

しかし、部下を叱る際には、不公平な叱り方をしていないか気をつけなければなりません。

同じ仕事のミスをしたのに叱られる人もいれば、叱られない人もいる。

同じ仕事で失敗したことなのに、ある人だけはひどく叱られる。

そんなことをしていたのでは、部下は不満を感じるばかりで、自身の行いを反省する方に意識が向きません。

部下を叱る際にはできるだけ公平に叱るように注意しましょう。
 

“あなたの為に”という観点をもつ

 
部下に「ただストレス発散したいだけなんだ」と思われたら、伝わるものも伝わりません。

大事なことは、部下の立場に立った時に、本当に重要で今後の為にも改善した方が良いと思うことを叱ることです。

そういったことの背景や目的を語った上で「叱る」ことが必要です。

これまで部下を持ったことが無いという人は「叱る」という行為に慣れていないでしょう。

叱るという行為を通じて、いつの間にか感情が高まり、話の本質から逸れて、どうでも良いことでのやりとりをしてしまうケースも目立ちます。

上司の方でも「何で叱っているのだっけ」と思ってしまってはお互い何のプラスにもなりませんよね。

きっちりと叱る目的を定め、叱っている最中は方向が逸れないように注意しましょう。

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比較して叱らない

 
上司の中には、「どうして○○はできるのにお前はできないんだ。どうしたら出来るようになるのだ?」という叱り方をする人がいます。

これは絶対に避けたいNG行為だと言われています。

基本的に人間は自尊心を持って生きていて、
簡単に人と比較されたくない心理があります。

自分には自分の考えがあって正しいと思える行動をしていると思いたい動物というわけです。

部下が前述のように言われた際に、
もし比較対象が自分の同期や部下であれば、
なおさらショックを受け自信を失うでしょう。

自信を失わないとしたら、心の中で
「何の為にそんな比較をするのだろう、信じられない」と
上司に対しての信頼を失っている可能性がかなり高いでしょう。

比較するのであれば、他人ではなくその部下の過去と比較するべきです。
 

その部下の性質、性格を知る

 
叱られて伸びるタイプか、叱られるとやる気がなくなったり反抗したり諦めてしまったりするタイプなのかをよく見極めることも大切です。

褒めることで伸びるタイプの部下はたくさん褒めつつ、
注意すべきところを言葉を選びながら伝えていきます。
 

信頼関係を築く

 
よく飲みに連れて行ったり、話をたくさん聞いてあげたりすることで、ザイアンスの法則でお互いの距離が縮まります。

飲みの席を大事にしている人は、
相手の色んなことがわかったり、話せたりすると語るでしょう。

信頼関係がある程度できてくると、
叱ったことに対しても素直に聞いてくれやすくなります。

部下がどう思っていて、どうしてそうなったか・・・なども隠さず話してくれるようになります。

信頼関係ができてくると、あなたの為に言っているということも、会社のために言っていることもわかってくれるようになるはずです。

まずは信頼関係の構築からスタートさせるのがポイントです。

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自分に置き換えて考えてみてから叱る

 

「自分だったらこう言う言い方は嫌だ」

「自分だったらこうした」

など相手の立場になって叱り方を考えます。

皆の前で叱ったり、気持ちや都合で叱るのはよくありません。

何も考えずに言いたいことだけを伝えるために叱るのではなく、自分が叱られて嫌だったことを思い出して叱るようにしましょう。

 

「叱る」と「怒る」の違い

 

感情的に相手を責めたてるかどうか

 

叱ると怒るの違いは、子育て中の観点で、かなり言われてきていることで、初心者ママにとってはかなり難しいポイントでもあると思います。

しかし、子育てにおいて一番わかりやすいこの、叱ると怒るの違いは、自分の感情ということがかなりバロメーターになっているはずです。

子育て中のイライラは付き物で、明らかに子供がおかしいことをしたり、わがままなことを言い放ったりしたら、大人であるママももちろん人間、どこまで我慢できるかは根競べです。

子育て中の場合のそんな日々の中で、自分の感情が爆発しても、感情を抑え、子供のしたことに対しての注意で終わるのが叱るということでしょう。

それが、自分の感情論までぶつけ始めたら、それは、怒るです。

つまり、単調に自分の感情抜きで、相手に伝えられたら、叱ることになり、感情が含まれてしまって、相手を責めたてるような余分な一言があれば、怒るという行為に変わるということでしょう。

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相手を認めたうえでの注意かどうか

 

叱るか怒るかという行為は、感情論をぶつけてしまうかどうかと言うことではありますが、その感情の中に、相手のことを認める気持ちがあるかどうかと言うことでも違ってきます。

相手のことを認める気持ちがあり、相手の失敗や反省すべき点を伝え、注意できたなら、叱ることはスムーズに行くはずです。

しかし、相手のことを否定したい感情に溢れると、怒りの気持ちが増してしまい、行為や行動の注意よりも、相手の人格を否定するようなことになりやすいものです。

そういった行為は、怒るということになるとも言えますね。

それが身内や親しい仲であっても、相手を認めてあげなければという気持ちがあると、比較的、叱るという行為で済むのではないでしょうか。

自分の気持ちの中に、相手を尊重し、認めようとする気持ちがあるのなら、叱るという行為は自然とでき、逆に、怒るという感情は出にくいものかもしれないということです。

 

伝えることをだれの主観で伝えているか

 

部下や子供、他人であっても身内であっても、なにかの失敗や注意すべき点を、自分の主観で伝えてしまうと怒るという行為になりやすいでしょう。

つまり、怒るという行為は、完全な自分の主観であって、叱ろうと思う相手の気持ちを垣間見ようとできないということです。

少しだけでも、相手に対して、気持ちを理解しようとする配慮があれば、頭ごなしに責めたり怒鳴ったりはできないものです。

そういった威嚇にも似た行為は、怒るという行為のひとつでもあります。

そんなふうに、何がいけないことだとか、冷静に伝えようとすることよりも、自分の主観の押しつけが大きくなってしまうと、それは怒ると言う行為に繋がるでしょう。

怒るとつい、暴力的発言になることも伴うので、相手の意見を聞く機会を合間合間に入れると、少しの配慮の気持ちが持てて、叱るという行為に近づくかもしれません。

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次につながるポジティブな感覚があるか

 

叱るというのは、叱った相手、その本人のためであるということも大切なポイントです。

怒るという行為は、どうしても、相手のことを非難しやすく、傷つける言葉を選び、エスカレートしたらどこまでも責めてしまうようなことにもなってしまいます。

しかし、叱るという行為ならば、相手にとって、今回の反省点を冷静に伝えたうえで、次回に繋がるような答えを導き出すために必要な行為だと、感じられるでしょう。

そう考えると、お互いにポジティブな行為は、叱るという行為と言うことがわかります。

怒るという行為は、頻度や怒り方の程度にもよりますが、比較的ネガティブなことに繋がりやすい結果になるということも言えそうですね。

言われた本人が、自分の本意とは違うことを無理やり押しつけられたり、必要以上に責められたりたりする、怒るという行為は、お互いにとって、前向きな行為とは言えません。

 

叱るコツを掴む

 

叱り慣れていない人や、叱るのが上手ではない人は最初は大変です。

もしかしたら部下に嫌われたくないという思いが強すぎる人もいるかもしれませんね。

しかしそれでは上司と部下の関係を構築することは難しなるでしょう。

まずは同じ叱り方ばかりするのではなく、
とにかくたくさん試してみてはいかがでしょうか。

その中かから次第にあなたに合った、そして部下にも効果的な叱るコツをつかめることができるようになるでしょう。

そこまできたらもうあなたのもの。

リーダーとしてのスキルも今までとは比べ物にならないほどアップするはずです。

トヨタの部下の育て方3つ」もあわせてご覧いただくと、より参考になるかもしれません。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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