精神科で看護師をしていると気になるのが患者からの「暴力」ではないでしょうか。

妄想の世界に入っている状態などは特に暴力される危険が高まりますし、そうでなくても敵意をむき出しにしてくることもあります。

しかし、そんなに暴力を振るわれることがあるのか、気になる人もいるでしょう。

そこで今回は精神科看護師への暴力についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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精神科看護師への暴力

 

精神科看護師への暴力1.暴力は突然振るわれる

朝ごはんの時に、1人の患者さんがなかなかお布団をたたんでくれずに(昔は畳での就寝でしたので、)困っていました。配膳・食事は、その患者さんが寝ている部屋でテーブルを出し、全員がその部屋で食事を摂ります。しかし再三の声掛けにも応じてくれず、いよいよ配膳が始まると言うときに私が、その患者さんの布団をめくり、「起きてくれないと、みんながご飯食べられないいでしょ。」と声をかけました。すると患者さんはムクッと立ち上がり、私の顎をしたから突き上げるようにして殴られました。体が宙を浮いて飛ばされました。早出さんが丁度見ていて、凄く飛ばされていましたと言われました。しばらくの間は、患者さんと接するのが怖かったです。

出典 恐怖!性的暴行・暴力で看護師辞めたい

このように日常から突然、豹変し暴力を振るわれることがあります。

暴力がきっかけで患者といつも通りに接することができなくなってしまうことは多々あります。

やはり暴力事件を起こさない対策は万全にしておくことが必須です。

 

精神科看護師への暴力2.主に身体的な暴力が多い

・患者さん(50代女性)が幻覚・妄想状態で看護師さん(20代女性、経歴5-10年)の指に噛みつく(第2章事例1)

・患者さん(70代男性)が、自分の要求に応じたにも関わらず、看護師さん(30代男性、経歴5-10年)の頭をたたく

・患者さん(50代男性)同士のケンカの仲裁に入った看護師さん(20代男性、経歴5年未満)が飛ばされる(第2章事例2)

・患者さん(50代女性)が、自分を抑制した看護師さん(40代女性、5年未満)を蹴とばし、唾を吐きかける

出典 【精神科看護師への暴力の実態】知っておきたい暴力のリスクと対処法

恋愛妄想による性的暴行や、突然大きな声を出して驚かせるなどの暴言もありますが、最も遭いやすいのは身体的な暴力です。

次は、どうやって暴力に逢わないか、その対策をご紹介します。

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精神科看護師への暴力3.いつ何時でも気を抜かない

まずは、気を抜かない。という事が前提だと思います。そしてカルテを良く見て、過去にどんな事があったのか確認しておく。また大人しくても、過去に暴力が出ている場合があるので、今だけを見るのでは無く、その人の性格を十分理解し精神状態の変化を見逃さないことが大切だと思います。

出典 恐怖!性的暴行・暴力で看護師辞めたい

やはり常に気を張っておくことが必要不可欠です。

患者の状態は突然変わるので、いつもと同じというわけにはいきません。

あらかじめ過去に暴力事件を起こしていないかどうかなど、小さなこともチェックしておき、細かい変化にも気を配る必要があるでしょう。

 

精神科看護師への暴力4.患者に踏み込んだ質問をして関心を表す

精神科に勤め15年以上になります。私もいろいろな経験をしました。私は暴力を受けたことはありません。私なりに考えてみました。
1.患者さんと気さくに話す
2.言葉遣い
3.患者さんとの距離
4.表情の変化に気付く(空気をよむ)
患者さんは看護師の対応をよく見ています。表面的な看護師には親近感は湧きませんよね。妄想一つにしても、グッと踏み込んだ質問をして患者さんの世界に入ることです。
自分に関心を示してくれる看護師に暴力はありません。

出典 精神科患者からの暴力行為の対応策

そこまでひどい状態の患者でなければ、積極的にコミュニケーションを図り、関係を深めることも暴力を抑止することにつながります。

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精神科看護師への暴力5.再発防止策を練る

実際に暴力問題に遭った後は、

当時やってしまった判断ミスをしっかり再意識すること
それを客観的に反省すること
が、ショックからの立ち直りを助けてくれるし、今後の暴力を防止する働きにつながる、という報告があります。

それは、今まで患者さんに対して行ってきたケアのうち

「悪かったこと」、「仕方なかったこと」を明らかにする
そこから、「改善する部分」と「割り切る部分」を見出す
それをもとに前向きに考えることを助ける
ことに効果があるからです。

出典 【精神科看護師への暴力の実態】知っておきたい暴力のリスクと対処法

なぜ暴力を振るわれてしまったのかを、細分化して考える必要があります。

100%患者が悪いというケースは稀です。

何が原因だったのかをしっかりと振り返って、共有し、再発を防ぎましょう。

 

精神科看護師が暴力を患者に振るうケースもある

精神科老人病棟に勤務しています。
以前から精神科ではよくある事だとはわかっていましたが
上司がいない所でスタッフが患者様を殴る、蹴るをしてても皆が黙認しています。上司も薄々気付いている様子ですが何も手を打ちません
皆さんならどうしますか?

出典 患者様への暴力について

日常的に行われているなら上司も見て見ぬ振りしていると思います。
私ならそんな病院の1スタッフである事が恥ずかしいので、倫理観が合わないという理由で辞めます。

出典 患者様への暴力について

患者さんを守る為にも、ワープロや家族に代筆を頼むなど個人が特定されないようにして、病院に投書をするという方法はどうでしょう?
それでも状況が変わらないのであれば、そんな異常な病院に勤め続けて価値観が壊れてしまう前に、違う病院に転職した方が良いと思います。

出典 患者様への暴力について

いかがでしょうか。

やはり暴力にあわないことがベストですよね。

そのためには、患者と接する前に情報をチェックしておき、気を抜かないようにするのが重要です。

また、その逆で、看護師が精神疾患の患者に暴力を振るうのであれば、すぐに報告したり、さっさと転職したりましょう。

いつかあなたも巻き添えをくってしまうかもしれませんよ。

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