精神科看護師のストレスはどういったことが原因で発生するのでしょうか。

一般看護師とはストレスのかかり方が違うとはよく言われますが、具体的にはいったいどうなのか気になる人も多いことでしょう。

そこで今回は、精神科看護師のストレス原因についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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精神科看護師のストレス1.医者と患者の板挟み

患者と医者の板挟みになることが多いということ。

私が勤めていた病院は常勤の医師が院長を含め4名いたのですが、院長はほぼ臨床から離れていたので実質3名の医師で外来と病棟、近隣地域の施設往診などに行っている状況でした。

精神科に限ったことではないと思いますが、医師は時間がなかなか作れない状況にあります。

私の病院もそうでした。

患者が医師に話を聞いてもらいたいと希望した時に、医師に連絡しても、繋がらない、看護師で対応してほしいと言われるなど医師が忙しく患者と話す時間が取れないことが多いです。

患者の話を聞くのはとても時間がかかりますので、医師が時間が取れない場合には看護師や他の病棟スタッフが話を聞くのですが、患者の中には医師への信頼が厚く、直接話したいとの希望が強い患者も本当に多いです。

そのため、いくら看護師が話を聞いても、自身の希望が通らないと、看護師への不満へと変わり、訴えがより強くなります。

時には、それが影響して落ち着きがなくなったり、精神症状が悪化する患者もいます。

出典 精神科の看護師が感じる4つのストレスとは?

 

精神科看護師のストレス2.スタッフや患者との職場の人間関係

「人間関係からくる問題」がストレスを感じる理由のほとんどを占めています。しかもこの中でも特に

職場での人間関係(同僚・仲間同士)が良くない
患者さんとの人間関係が良くない
が、もっとも多いストレスの理由であることが分かってきました。
ここで、「職場での人間関係」の問題は必ずしも精神科にだけ限られた話じゃないように思えるかもしれませんが、2013年に岩手大学が行った調査では、インタビューした5人全員が「職場での人間関係」をストレスの理由と答えるなど、かなりのウェートを占めていることが分かります。

また、「患者さんとの人間関係」は精神科で患者さんを治療し看護・ケアしていくために重要な要素です。しかし患者さんは、程度の差こそあれ心の病を持っているので、看護師さんに対して無理な訴えをしてきたり、過度な思い込み・被害妄想を仕向けたり、場合によっては暴力を振ったりすることがよくあります。そうすると、頭では、「そういう病気・疾患だから」ってすごく良く理解しているのに、どうしても

“もうあの患者さんは、顔もみたくない!”

と思ってしまうような状況に出くわしやすくなってくるのです。

出典 【精神科看護師のストレス】必ず知っておきたいストレスとの歩き方

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精神科看護師のストレス3.患者の言動

退院してもまたすぐに怠薬して、再入院して来る患者。
不穏状態で「殺すぞコラー!」と顔を見る度に威嚇して来る患者。たまに暴力。
襲いかかる重度認知症患者達。
外泊希望が却下されて、看護師に殴る蹴る噛みつく患者。(医者にやってくれ)
ベッドが回らない病棟。(でも救急だから意地でもベッドはこじあけなければいけない)
全てを看護師のせいにする一部医者。
人格障害患者の自殺のそぶり。自殺の脅し。たまに本当に自殺。
「退院したら自殺するから!」と笑顔で言う患者。

疲れました。

出典 精神科勤務。愚痴です。

 

精神科看護師のストレス4.患者への態度

ストレスは、患者さんを拘束することについてです。基本的には、患者さんの拘束はできるだけ行わないようにすることが目標となっています。

しかし、患者さんの中にはどうしても拘束を続けなければいけない疾患の方もいるのです。

例を挙げると、水中毒がある患者さんです。水中毒があると水を飲むということは命に関わることなので、水を飲みすぎないように注意しなければいけません。

しかし周囲の環境から水を全く無くすことは難しいですし、かつ患者さんも自己制御できないため、やむを得ず日々ベッド上で拘束が必要となってしまうのです。

そうすると、看護師も段々と拘束する行為が普通の感覚になってしまうことがあります。

水中毒に関わらず急性症状が強い患者さんへの拘束や、隔離部屋に入ってもらうことも同じです。

このように本来であれば患者さんにもっと自由な生活をさせてあげたいと思う気持ちもある中、業務とはいえ拘束・隔離をしなければいけないこと、そしてその行為自体が普通の感覚になってしまっていることはとてもストレスに感じます。

出典 精神科 看護師のストレスとは?

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精神科看護師のストレス5.介護や介助が必要なこと

精神科は、意外にも身体介護が多いです。入院患者自体が高齢になってきたことが理由です。また、若くても病気の程度によっては保清が保てないこともあり、介助が必要です。手足の動きに問題のない患者でも、食事を思いっきりかきこんで丸飲み状態になる場合が多く、誤嚥や窒息の可能性がありますので、食事にも介助が必要になります。
精神科は看護師のメンタル面の管理も必要ですが、身体の負担もかかるのです。本当に精神面だけで手がかかる患者はそうは多くありません。内服で管理していれば攻撃性はかなり抑えられるので、むしろその弊害である排便管理や誤嚥に注意する必要があるのです。

出典 【業務別】看護師のストレス~「精神科勤務」編~

 

精神科看護師のストレスをなくすには寝ること

「いきなりこれ!?」と思われるかもしれませんが、これも立派な「ストレス解消法」の一つなんです。
一言で「ストレス」といっても、内容は大きくわけて2つあります。
「精神的ストレス」と「肉体的ストレス」です。
「精神的ストレス」はご想像の通り、苦手な上司がいたり、友達などから思わぬ言葉を言われて傷ついたなど、精神的に感じたストレスです。

出典 精神科勤務の看護師がお勧めする7つのストレス解消法!

一番良いのは、「ひたすら寝る」ことです。寝ることは、疲労回復に一番効果があります。
何も考えず、部屋を暗くして、静かな環境を整えてひたすら寝る。
これだけで、起きた時には意外と体調もよくなるはずです。
ちなみにこの「ひたすら寝る」ストレス解消法は、精神科のみならず、看護師自身もよく行っているストレス解消法です。

出典 精神科勤務の看護師がお勧めする7つのストレス解消法!

いかがでしょうか。

一般看護師のストレスとはまた違ったものだということがよくわかります。

そして、そのストレスを解消するには「寝る」ことが合理的だとされているので、様々な手段を持って眠りにつきましょう。

目覚めた時にはだいぶストレスが無くなっていることに驚くはずです。



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