主体性がない人の特徴や原因と主体性を持つ方法9つ

あなたの周りに主体性がない人はいるでしょうか。

もしかしたらあなた自身が主体性のない人間かもしれませんね。

ではそのような人はどういった特徴であったり、どういったことが原因で主体性がなくなってしまったのか。

そして、主体性を持つにはどうすればいいのか。

そこで今回は主体性がない人の特徴や原因と主体性を持つ方法についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。



主体性がない人の特徴や原因

愚痴や人の悪口ばかり言う

会社や友人や配偶者の愚痴や悪口を常に言っている人は

人に自分の器の小ささを自ら言っている様なものです。

しかもネガティブな発言をすると周りの人から見放され

負のオーラに支配され自分の身の回りに不幸な出来事ばかり起こるものです。

自分より幸せそうな人をみれば、羨ましく思ったり嫉んだりして

その気持ちが自然と顔の表情に現れて人が近寄りがたい顔になってしまうのです。

そんな人と一緒にいて楽しく幸せを感じる人なんていません。

ましてそんな人と一緒にいたら自分にまで負のオーラが移り不幸になると思うのが普通です。

自分が大好きなナルシスト

誰しも自分が好きっていう所を持っていると思いますが

たちの悪い自意識過剰なナルシストは自分の能力以上に自分を良く見せようする人です。

こういうタイプの人はいつも「自分は、自分は」で人の話など一切聞かず耳を傾けません。

そして人の話には否定的で口を開けば「自分だったら、こうだな~」とか常に自分の事をアピールします。

こんなナルシストの人の周りにいる人は「つまらない」「面白くない」「一緒にいたくない」と腹だたしくなるものです。

そして自分に興味を持ってもらう事がナルシスト系の一番の目的なので

話をする時にはとても難しい単語を使ったり、有名人と知り合いの事を自慢したり、着ている服や乗っている車のブランドの事を

大げさに話して他の人よりも優位に立ちたいと思っているのです。

こんな悪いタイプのナルシストとは一緒にいても不快な思いをするだけなので人が離れていきます。



お金が一番大事なケチ

ケチな人と倹約家は全然違います。

倹約家とは、ただ安いものを買ったり、お金を出す事を渋っているのではありません。

お金の仕組みを理解して上手に使ってお金を節約している人の事です。

また善意のためにお金を使えば、それはいつか自分の所に返って来るものです。

しかしケチな人の頭の中は「自分が損しないか?」という事が第一条件なんです。

ここで自分がお金を出せば、出した分の見返りがあるかと考えます。

信用・人間関係・善意は損得で測れるものではありません。

そんなケチな言動を見ている周りの人は、はっきりいってドン引きですね。

器の小さい人間だと思われ、絶対に信用なんてされません。

寛大な心を持っていないと人が離れて行くんですよ。

いつも「何でもいいよ」と言ってしまう人

あなたは、友達とランチに行くとき、ついつい「何でもいいよ」と言っていませんか。

ランチセットはA、B、C、とあって本当は自分はCが食べたいのに、友達がAにすると、ついつい「私も」と言ってしまう。

恋人とのデートでは本当は行きたいところがあるのだけど、いつも「どこでもいいよ」。

なかには、そもそも自分は何が食べたいのか分からない、どこに行きたいのか考えることができないという人もいるかもしれません。

こういう人を「主体性がない」と言います。

考えるのは面倒だし、自分が意見を言っても通るとは限らない。

だったら、全部誰かに決めてもらった方が楽だ。

自分が決めて、おいしくないお店、つまらない場所だったら自分が責任を持たないといけない。

確かに、そういう考え方もあります。

でも主体性がないと困ることがいろいろあります。



いつも他人に合わせてばかりだと、自分のことが分からなくなる

いつも誰かに言われた通り、指示してもらったとおりに行動していると、自分の頭で考える力が鈍ってしまいます。

例えば、仕事でも、上司から指示してもらわなければ、周りの状況を見て臨機応変に行動することができない。

詳細なマニュアルがなければ、何をしていいのかよくわからない。

もっとひどくなれば、そもそも自分自身のことが分からなくなる人もいます。

小さいころからピアノをやっているけど、親に言われたからやっているだけで、自分は好きなのか嫌いなのかよくわからない。

今の彼氏は告白されたから付き合ってみたけど、正直自分の気持ちがよくわからない。

せっかくの自分の人生なのに、気づいたら人に言われた通りに動いているだけ。

それではロボットみたいなものです。

自分で考えて自分の好きなことを選んで、実行してみませんか。

「考えない」、「自分の意見を言わない」というのは癖です。

その癖を直すにはどうしたらいいか。

身近なことから意識的に「考える」

「考えない」のは知らず知らずのうちに身についてしまった習慣です。

それを直すにはどうすればよいか。

身近なことから、意識して考え、自分の意見を持つことです。

例えば、テレビを見ているとき、出演者どうして意見が対立することがあります。

そんな時「ふ~ん」と見るのではなく、「自分だったらこう思う」とういう考えを持つ。

ネットで飲食店を探すとき、自分はこのお店にいきたいと決めてみる。

心理テストをしてみるのも、AかBかを自分で決める力が身につきます。

自分の意見を持てるようになったら、あとは人に伝えるだけ。

その時重要なのは、よく聞いてくれる友達、家族に意見を言ってみること。

人の意見にはまったく耳を傾ない、なんて人もいるかもしれません。

そういう人ばかりと話をしていると「やっぱり私の意見なんて誰も聞いてくれない」と自信を失ってしまいます。

優しく、自分の話を聞いてくれる。

そんな友達に自分の想いを伝えてみる。

自分が何がしたいのか考え、実践する。

そうゆうちょっとしたことを続けているうちに、いつのまにか自分で考え、行動する力が身につきます。

自分の人生を自分で選び、生きることができるでしょう。



主体性を持つ方法

一人暮らしをしてみる

主体性のない人の特徴として、親の言われるがままに生きてきたというものが挙げられます。

親の言うことを良く聞くのは悪いことではありません。

聞き分けの良いあなたをみて親が喜ぶのを見て、それで良いのだと生きてしまう人が増えています。

しかしそれは裏を返せば、主体性を無くすことにも繋がるのです。

親との関係を維持したまま主体性を持ちたいのであれば、一番おすすめなのは自立するということ。

特に一人暮らしはおすすめです。

一人で暮らすということは、自分で物事を決断するという行為の連続です。

自然と主体性が養われるという意味でもよい方法と言えます。

気の合わないグループから抜け出す

主体性のない人にありがちなのが、グループ内で聞き役に徹してしまい、存在感が薄いということ。

「ぼっち」という言葉がありますが、主体性のない人は自分で物事を決めるのが下手なので、ぼっちになることをひどく恐れます。

ですから特に一緒にいて楽しくない人ともグループになってつるんでいたりします。

でも、ぼっちになるのを恐れるあまり、気の合わない人とずっと一緒にいては、主体性も身につかないし、時間ももったいないです。

そのようなグループからは早々に抜け出しましょう。

そして、自分の意志のまま一人で行動してみましょう。

一人で映画、一人で旅行など、できることはたくさんあります。



嫌われることを怖がらない

主体性を持つということは、つまり人のいいなりになるのをやめるということ。

人のいいなりになるのをやめるには、人に嫌われることを恐れない勇気を持つことが必要です。

主体性のない人は、たいてい優しい、けれどその反面頼りない印象を持たれます。

相手の意見をそのまま受け入れるのですから無理もありません。

主体性を持つことは、自分の意見をしっかり持つということでもあります。

その意見が人と合わなかったときには議論になることもあるでしょう。

でも、その行動には意味があります。

議論しないと答えが見出せないことは、世の中に山ほどあります。

衝突を不用意に恐れすぎないことが、主体性を持つための近道になるのです。

主体性がない人の特徴や原因と主体性を持つ方法のまとめ

  • 愚痴や人の悪口ばかり言う
  • 自分が大好きなナルシスト
  • お金が一番大事なケチ
  • いつも「何でもいいよ」と言ってしまう人
  • いつも他人に合わせてばかりだと、自分のことが分からなくなる
  • 身近なことから意識的に「考える」
  • 一人暮らしをしてみる
  • 気の合わないグループから抜け出す
  • 嫌われることを怖がらない
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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