対人恐怖症に向いてる仕事4つ

人が恐いですか?

良いのです、それで。

いろんな対人恐怖症がありますが、そのどれもが共通して苦しんでいることがあります。

それは「仕事」です。

仕事は生きていくために必要なお金を手に入れるために誰もが当然のように励んでいます。

しかし、対人恐怖症の方は、どの仕事に就いてもうまくコミュニケーションを取ることができず、仲間にも入れず、いざ話しても言葉が出な
かったり、どもってしまったり、手の震えを始め、脚ががくがくと震えて立てなくなってしまいます。

そんな対人恐怖症の方を見た周りの人々はあざ笑うかのように距離をあけてしまいます。

悪循環が更に苦しめる結果となり、辞職しても再就職の勇気が出てこないなんてことも多くあります。

確かに精神病という枠組みで捉えた場合、就職困難な方のための生活援助を受けられる制度もありますが、その生活援助を受けるためにはある一定の条件があり、誰もが受けれるとは限りません。

では、対人恐怖症の方はどのようにしていったら生活が安定するのでしょうか。

必ず守らなければならないのが、「身を守る」ということです。

もともと対人に対して、自分の考えられる脳の範囲枠から超えてしまうために起きる恐怖なので、この人に対する恐怖をなくせば良い。というのは不可能です。

ならば、身を守るということは継続するとして、それにあった職業を探せば良いのです。

そこで今回は対人恐怖症に向いている仕事をご紹介しますので、まず正社員などという固定概念をなくして、広い視野で仕事を見てみましょう。



対人恐怖症の仕事

 

ポスティング

 
日本全国に点在する民家のポストへチラシやはがきを投函するお仕事です。

ポスティング会社にもよりますが、面接がなく、履歴書を送っての書類審査で合否がわかるものや、履歴書不要で面接も不要、電話面接だけというのもあります。

基本の業務は、常に一人で自分のペースで投函作業ができるのでおすすめです。

しかし、全く一人で業務に当たれるということでもなく、例えば、投函する地域をメールでやり取りしたり、必要に応じて電話で連絡を取り合ったりします。

また、チラシを自宅まで郵送してくれる会社もありますが、自分で取りに行くという会社もあります。

なので、ずっと一人ということでもありません。

主な配布物として、保険関係のチラシや不動産関係のチラシ、フリーペーパーなどです。

配布する道のりも自分で決められるので、真面目な方で、長距離あるくという観点から体力が必要な職業です。
 

公園の管理人

 
主な仕事内容として、遊具の点検や雑草の刈り取りなどです。

大きい公園ですと、三人くらいでローテーションになりますが、小さな公園であれば、週に何回か行って作業をする一人体制の場合が多いです。

こちらも自分のペースで働ける上に自然を感じながら作業できる心にも豊かな職業です。

一人体制の業務内容であっても、例えば、ハチの巣ができてしまったら業者を呼んで対処してもらったり、雑草を大規模で刈る場合は、そういった業者を頼む場合があり、少し難易度が上がる職業でもあります。

基本的には60代の方が働いていますので、高齢者に対して怖くないという方におすすめです。



宅配ではないトラック運転手

 
トラックの運転手は完全一人の場合が極めて多い職業です。

しかし少し注意が必要な職業でもあります。

運送会社は宅配や引越も請け負っている場合が多く、そういった会社ですと、宅配や引越業務を任される恐れがあるので、予め求人応募前に調べておきましょう。

また、ルート配送とポイント配送と二つの種類があり、ルート配送は毎日同じ道を繰り返すお仕事で、ポイント配送は「どこどこに届けて!」というイレギュラーな配送をいい、対人恐怖症の特徴である慣れるまでに時間がかかるという観点から、ぜひルート配送をおすすめします。

ただ、早朝勤務や荷受けの際にコミュニケーションが必要になる部分がデメリットで、そこを機械的に考えられて、かつ、運転が好きな方におすすめです。
 

プログラマーやイラストレーターなどの芸術作業

 
プログラマーやイラストレーターなどは技術を要する職業ではありますが、完全在宅で作業することができます。

コミュニケーションが必要と言えば、その製品の完成までにどのような製品を作るかという双方の納得が必要な時です。

プログラマーは今すぐにという訳にはいきませんが、サイト制作であれば、3ヶ月みっちり勉強すれば、請け負えるだけの技術に成長します。

必要なのは、PHPとCSS、XHTMLだけですから。

と、このアルファベットを検索した方は、無理だよ。となるかもしれませんが、サイト構成の教材も本屋さんで販売してありますので、それを参考にすると早く身に付きます。

また、イラストレーターや作曲家などはもともとセンスがあり、好きな方でないと続けるのは難しいかもしれません。
 

対人恐怖症でも仕事はたくさんできる

 
いかがでしょうか。

このように必ずしも正社員やアルバイトに就かなければならないということは全くなく、自分自身がいかに身を守ることができ、徐々に自分のペースで歩み寄れる仕事を見つけるかが将来の足掛かりになり得るはずです。

幸い今はインターネットでいくらでもお金を稼ぐことが可能な時代になりましたので、個人でいくらでも仕事ができます。

自分が考えた方法で仕事ができる喜びを皆平等に感じていきたいものです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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