やりたくない仕事をしない方法や断り方6つ

やりたくない仕事ばかりだ・・・なんてことにあなたは悩んでいないでしょうか。

仕事を行う際、自分が得意で興味の持てる仕事ばかりではありません。場合によってはやりたくない仕事を頼まれるという事もあるでしょう。

ではその、やりたくない仕事を断る方法とは、いったいどのようなものがあるでしょうか。

そこで今回はやりたくない仕事をしない方法やその断り方をご紹介しますので、あなたができそうなものはぜひ参考にしてみてください。



やりたくない仕事

「自分が引き受けると、皆さんに御迷惑がかかる」という言い方で断る

やりたくない仕事を断る時、あまりにもはっきり断り過ぎると角が立ちますし、場合によっては会社に居づらくなることもあります。

今後のことも考え、断るための言い方に対しては、慎重になった方が良いでしょう。

角の立たない言い方の1つとして、「こちらの仕事は私には荷が重いかと思います。お引き受けしてしまうと、かえって他の皆さんの御迷惑になってしまう可能性があって心苦しいのですが」というものがオススメです。

「本来ならば引き受けるべきだが、自分が引き受けたことで、他の人に迷惑がかかることを心配している」というニュアンスでの断り方なので、好感度も上がります。

「仕事や他の人たち全体のことを考えてくれている人」という印象に繋がりからです。

やりたくない仕事だったらその仕事の替わりに、自分ができる他のことを提案する

自分が仕事を断ることで、相手に迷惑がかかるという事実は消すことができません。

でも、どうしても断りたい時は、「断ってしまった仕事の替わりに、埋め合わせとしてできる他の仕事」の提案を出してみましょう。

「○○でしたらお手伝いできるのですが」と、断る時に、同時に相手に伝えましょう。

これは後になってから伝えても意味がなくなります。必ず、断ると同時に話を出して、相手を安心させてあげる配慮が大切です。

なので、何か仕事を断る時は、具体的な埋め合わせも考えておくと良いですね。



やりたくない仕事ばかりだったら、誠心誠意謝りながら断る

断り方のビジネステクニックというものはたくさん存在しているものの、やはり1番大切なのは、「断る時、誠心誠意、素直に謝罪しながら断る」ということです。

「やりたくないんだから、断って当たり前」という態度が少しでも相手に伝わってしまった場合、今後仕事を頼んでもらえなくなる可能性もあります。

そうなると、会社内で「使えない人」というレッテルを貼られかねないの注意しましょう。

本来、自分が引き受けるべき仕事を自分の都合で断っている、ということだけは忘れず、心からの謝罪と共に断ることが大切です。

仕事を新たに引き受ける余裕がないという事を伝える

仕事をする上で大切な事の一つに、頼まれた仕事をしっかりとこなして納期までに納めなければなりません。

そのためにも納期に間に合わないという事が考えられるなら、場合によっては仕事を断るという事があるでしょう。

仕事を断る場合には、この点を強調して断るという事が、角が立たないし無難な理由といえます。

やりたくない仕事であったとしても、それを正直に伝えてしまうと、相手の心象も悪くなりますし、無理にでも頼んでくるという事もあるでしょう。

そうならないためにも、今はほかの仕事を抱えているので、これ以上は難しいという旨を伝えるようにするのです。

やりたくない仕事を断る場合には、正直にやりたくないとは言わずに、他の仕事を抱えているために、新たに引き受ける余裕がないという事を伝えましょう。



やりたくない仕事の場合は不適任であるという事を伝える

やりたくない仕事というのは、どうしてやりたくないのでしょうか。

仕事内容に慣れていないという事やその内容に詳しくないという事もあるでしょう。

仕事を断る場合には、その点を伝えてみるのもよいでしょう。慣れてない仕事だから、その仕事を引き受けても成果があげられないという事を伝える事で、相手はもっと良い適任者を見つけ用途するかもしれません。

自分に仕事を頼んでも、相手にとってメリットがないという風に感じさせる事で、相手はあなたに仕事を頼む事を考え直す事でしょう。

ただしあまりに自分を卑下するような事は、あなたの仕事における評判やキャリアを下げる事になりかねませんから、言い方には気をつけるようにしましょう。

スケジュール的に不可能だという事を伝える

やりたくない仕事を断る際に有効なのは、スケジュール的に不可能だという事を伝えるのも一つの手です。

例えば、今週中に仕上げて欲しい仕事を依頼された場合、たまたま今週は取引先とのミーティングや外部での研修があるという事で、時間的に不可能という事を伝えましょう。

そう伝える事で、相手は頼みたくても頼めないといった事になりますから、断る口実としてはうってつけです。

しかし、相手がこちらのスケジュールを把握できるようなポジションの人間の場合、本当に出張に行くのかどうかという事まで分かってしまいますので、気をつけましょう。



やりたくない仕事をやる方法

簡単に出来る事にまず手を付ける

やりたくない仕事をやるためには、まず手を付けることが大切です。

やりたいくない仕事をやりたくないと言って何もしないでいては、いつまでたってもやる気は出て来ません。

やる気が出てこないのであれば、当然やりたくない仕事もできないでしょう。

なので、やりたくないという気持ちを抱えつつもまずは手を付けるようにしましょう。

やりたくない気持ちを抱えたままでも手を付けてみると、意外とだんだん楽しさを感じるようになったりします。

そうして次第にやりたくないという気持ち自体が何処かへ行くことがあるのです。

やりたくない仕事の中でも特に簡単そうに思えるところから始めると、さらにそういう状態になりやすいです。

簡単そうでないところから始めようとすると、そもそも抱えているやりたくないという思いが邪魔をして上手く手をつけられないことがあります。

でも、簡単なことから始めれば、そうなることはないでしょう。

やりたくない仕事の中にも目標をみつける

やりたくない仕事の中に目標をみつけると、やりたくない仕事をやりたくないと感じる事が無くなります。

どんな仕事にも多少なりとも目標にできることはあります。

たとえばまわりの人よりも絶対に早く終わらせるとスピード感を目標にしてみたり、誰かを絶対に笑顔にさせると周りの人のリアクションを目標にしてみたりすればよいのですから、どんな仕事でも目標は出来るのです。

そうして目標ができると、仕事へのモチベーションが、目標を叶えるためのモチベーションにすり替わります。

基本的に人は目標ができたらソレを叶えたいと思ってモチベーションが上がるものです。

そうしていつしか仕事を進めることができるようになるのです。

この方法でやりたくない仕事をやる場合には、目標はなるべく具体的にすると良いでしょう。

何時までにどこまで進めるとか、そういう具体性がないと、リアリティがなく、モチベーションも上がりづらくなります。



仕事終わりにご褒美を設ける

やりたくない仕事をするためには、仕事終わりにご褒美を設けるというのも効果的です。

たとえば仕事終わりに美味しいものを食べに行くとか、この仕事が終わったら飲みにいけるように誰かにアポイントを取るとか。

そうしてご褒美を設けていくと、それがあるから頑張ろうと、やる気を出していくことができるようになります。

いわば、昔ながらのにんじん走法と言えます。

ご褒美は、ご飯や飲みなどの人を誘っての用事であることが望ましいです。

もちろん自分の為に何かを買うなどのご褒美でも、大丈夫といえば大丈夫です。

でもお金を使って何か物を買うと、後でむなしくなることも多いです。

買い物は実はストレス発散にはなりませんから、冷静になった時に後悔してしまう可能性があるのです。

そうなったら次からこの方法は使えません。

だから、誰かとご飯や飲みにいき、そこで話をしてストレスを発散した方が良いのです。

将来の為と言い聞かせてやる

やりたくない仕事をやる方法として最後に言えるのが、将来の為だと言い聞かせてやるという方法です。

やりたくない仕事だって、やってみればいつか何かにはつながります。

そうしていつか何か繋がるのであれば、それが自分の将来を開く鍵になることだってあるのです。

そう考えると、やりたくない仕事も多少はモチベーションがわいてくるでしょう。

この方法でモチベーションを上げる時に大切なのは、実際に声に出すことです。

頭の中でそう考えるだけではまだ気持ちはあがってこない可能性が高いです。

しかし実際に何回も声に出してこれを呟いていると、本当に将来の為になるように感じられて、モチベーションを上げることができるようになるのです。

特に鏡の前など自分を見ることができる場所でそれをすれば、より暗示のような効果が得られ、モチベーションがあがりやすくなるでしょう。



やりたくない仕事を続ける意味

経験が蓄積されること

やりたくない仕事をしていると、続ける意味がわからなくなってくるものです。

しかし、どんな仕事であってもやることに意味はありますし、その期間が長ければ長いほど、意味も増していきます。

その理由の1つ目としてあげられるのが、経験の蓄積です。

やりたくない仕事であっても、続けていけば経験は蓄積されていきます。

勤務年数が長くなれば出世もできますし、年をとってからでも経験があれば転職することも可能です。

この仕事もやりたくない今度の仕事もやりたくない…と、簡単に仕事を変えていると、エキスパートになることができません。

そのようにして自分の道を見つけることも1つの道ですが、嫌でも続けて経験を蓄積させることも、とても人生を充実させる方法の1つなのです。

どのような道でも、その道のエキスパートになれれば、未来は明るいですから、やりたくない仕事を続けることにも意味がありますよ。

続けたことが自信になるということ

どんなことでも、続けていると自信になるものです。

人に自慢することもできますし、何か新たなことにチャレンジする時も、自分ならできるという気持ちになります。

それも、それがやりたくないことであれば尚更です。

つまり、やりたいことを続けることは簡単ですが、やりたくないことを続けることはとても大変なことだということです。

やりたくない仕事を続けるということは、「やりたくないのにこんなに自分は頑張れた。」という自信になるのです。

それだけで、もっと嫌なことが目の前に現れた時も、頑張ることができるものなのです。

人生は長く、今が例え幸せでも、いつ不幸が訪れるかはわかりません。

いつかそんな時が来た時に、続けてきたという自信が役に立つこともあるのです。

いざという時、一番自分の力になるのは自信なのです。



普通なら手に入らなかった技術や知識が手に入るということ

人は基本的に自分がしたいことをして過ごしていくものです。

例えば音楽が趣味なら、時間のある時には音楽を聴いたり演奏したりするものです。

そうなると、音楽に関する知識や技術が身についていきます。

しかし、自分の好きなことだけだと、当たり前ですが好きなことの知識しか入ってきません。

ですが、仕事だけでもやりたくないことをやっているだけで、知識量や技術量は確実に増えるのです。

やりたくない仕事をやっていると、好きなことだけやって生きていたら絶対に出会うことができなかったものと出会うことができるのです。

知識や技術もそうですが、その仕事をやっていなければ出会えなかった人というものもたくさんいるものです。

また、知識や技術というものは経験が長ければ長いほど身についていくものですから、続けることにはとても意味があるのです。

お金が貯まるということ

やりたくない仕事をやっていると、なんのために自分は仕事をしているのだろうか…と考えるものです。

そうして、そんな時に思うことが、お金のために働いているのだということです。

お金のために働いていると思えば、やりたくなくても頑張ることができるものです。

そうして、そういった考えのもと働いていると、お金に対する価値観が変わっていきます。

それまでは好きなものを好きなだけ買っていたような人でも、「このお金のために私は頑張っているんだ。」と思うことができるようになることで、無駄遣いをすることを避けるようになります。

そうして、その期間が長くなればなるほど、お金も貯まっていくのです。

つまり、やりたくない仕事を続けていくと、お金はどんどん貯まるため、やりたくない仕事を続けることにはとても意味があるということになります。

やりたくない仕事はしない

いかがでしょうか。

こんかは、やりたくない仕事を断る方法とは何かをお伝えしました。

正直に、やりたくない仕事だと伝えてしまわないように気をつけましょう。

それをはっきり言ってしまうと、相手も不愉快になるかもしれないので、配慮が必要となります。そうする事で、職場の人間関係を悪くしないで仕事を断る事が出来るでしょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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