よく笑う人の6つの心理とは?

あなたはよく笑う人でしょうか?

それとも相手を牽制してあまり笑顔を見せないようにするタイプでしょうか?

人の考え方は様々ですが、そうした笑顔1つとるだけでも、その裏に隠された心理を読み取ることができます。

そして、その心理にもたくさんの感情があるのです。

ポジティブな心理であったり、ネガティブな心理であったり。

よく笑う人だからといって決してプラスな心理だけではないでしょう。

そこで今回はよく笑う人の心理についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。



よく笑う人の心理

 

前向きでプラス思考の負けず嫌い

 

いつも笑顔でいる人の最も特徴的な点は、思考が前向きであるということです。

ポジティブだからこそ自然とその顔には笑みが滲み出てきます。

前向きでいるということは何かをする際に、大変さや辛さよりもやりがいや楽しさを感じながら行動することができるということです。

壁にぶつかってもくよくよせずに、立ち向かっていける強さを持つことができます。

苦労しているときでさえ下を向いて唇を噛むのではなく、何が何でも盛り越えてやろうと進んでいけるからこそ、その顔には笑顔が浮かんでくるのです。

無理をする様子もなくいつもよく笑う人というのは非常に強い心の持ち主でもあり、同時に負けん気が強い一面も持っていて何かを途中で諦めることもよしとしません。

また、辛い表情や悲しい顔を他人に見せて余計な心配をさせることも本意ではなく、人から同情されることには耐えられないために、いつも余裕のある自分でいたいと思うからこそ笑顔でいることが多くなります。

前向きで努力家、そして負けず嫌いでいつも強い自分でいることをよしとしているからこそ、人に見せる顔は常に笑顔なのです。

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プラス思考な人の6つの習慣



平和主義で摩擦を好まない

 

派手に笑うことはないけれどもいつもニコニコとした笑みを浮かべてるタイプは、洞察力に優れており感情のコントロールに優れている人です。

人と人との間に摩擦が生まれることを望まず、場の空気を調整して平和な状況を保てるように立ち回ったり、他人から自分に敵対心を持たれることがないように、笑顔でいることで害のない存在であることを知らせようとしています。

周囲の人間に親近感を持ってもらえることを第一に考えており、何かあった際に敵を作ることがないように振る舞うことを意識しているため、平和主義であることや仲良くなりたい意思を示すために普段から口角を上げるようにしているのです。

こうした理由からよく笑っているタイプは柔和な印象の女性に多いのですが、その反面、本心が見えづらいことから何を考えているのか判断できず、他人に警戒心を抱かせてしまうことも少なくありません。

しかし、それならばそれで意味もなく攻撃対象にされる危険性は減りますから、悪いことではないとも考えています。

基本的には心根の優しい人物ではありますが、ある意味計算高いタイプでもあるのです。

[参考記事]

平和主義な人の性格や特徴9つ



寂しがり屋で構って欲しい

 

ちょっとしたことでもコロコロとよく笑うタイプの場合、人のことが好きで賑やかなことを好む傾向にある明るい人が多いです。

逆にいえば一人でいることをよしとしない寂しがり屋だということもあり、常に誰かに構って欲しいからこそ何事にも積極的に関わろうとする行動力を見せますが、本心には誰かと一緒にいたい、繋がりを持っていたいという気持ちがそこにあります。

笑顔を見せることで「自分はあなたと共にいる仲間だ」ということを意識させて、その輪から外れて一人になってしまわないように一生懸命に振る舞っているのです。

基本的に人のことが好き、人と一緒にいることが好きであることから悪い印象を持たれづらく、いつも誰かと一緒にいて明るい空気を漂わせている人気者が多いのですが、相手に嫌われないようにどんなこともしようとする依存心の強さを見せるネガティブな一面もあります。

特に恋愛面でパートナーに重たいと思われやすいのもこのタイプです。

また、ノリがよくない落ち着いた人や人に対して一歩引いた態度を取るタイプは、取り入るためにどう接していいのかわからないために、苦手意識を持っていたりもします。

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孤独で寂しいときの対処法10選



コミュニケーションをスムーズにしたいと思っている

 

いつも笑っている人に対して悪いイメージを抱く人はいないと言ってもよいでしょう。

第一印象は良いですし、話していて受け入れてくれているという安心感を与えることも出来ます。

そして、よく笑う人は常に笑っている状態をキープすることで、周りの人たちに好印象を抱いてもらいやすいということを分かっているのです。

そのため、交渉などの取引をスムーズに行いたいという欲求が働き、よく笑うという手法を使う人もいるのです。

仕事以外においても、好意を抱いている異性に対して自分に好感を持ってもらいたい、またデートに誘いやすい空気を作り出したいという計算を持っているため、いつも会うたびに笑っているというキャラクターで振舞うことによって、コミュニケーションとりやすくして自分の思い通りにスムーズにしようと狙っているということもあるのです。

よく笑っている人は、元々の性格がおおらかで明るいというだけでなく、その場を穏便に済ませたいと思っている場合や、他人とのかかわり合いの中でさりげなく自分にとって有利に働くような流れを作りたいという心理によって、あえてそう演じている人もいるのです。

[参考記事]

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心の壁を取り除きたいと思っている

 

よく笑う人は、自分を相手に受け入れてもらいたいという強い心理が働いていることもあると言えるでしょう。

自分が笑うことで自分自身の心の壁を取り除くことが容易になりますし、また相手も同じく心の壁を取り外してほしいと願っているのです。

そして、笑うことで心がほぐれれば精神的にも楽になりますし、そうすることで相手に隙を与えることも出来ることによって温和な空気が作り出せるのだと思っているでしょう。

特に、初対面の相手とコミュニケーションをとるということは誰でも緊張するものですが、笑うことによって自分の緊張をほぐすことが出来ますし、相手も話しやすい雰囲気を作ることが出来るでしょう。

また、苦手な人と接するときでもいつも笑っているということを意識的にすることで、自分の中にある苦手意識を軽減させることも出来るのです。

こういった心の壁を取り除きたい、対人関係においてなるべく自分の精神的ストレスを減らしたいといった動機によって、よく笑うということ意識的に行っていった結果、自然と無意識によく笑う人となっていることもあるのです。

 

小心者の自分を隠したい

 

よく笑っている人は、実は小心者だということを無意識に隠したいという心理が働いていることもあります。

自分は相手にはどのように映っているのか、また自分の言ったことに対してどう思っているのかなど、小さいことでも繊細に気になってしまっているのです。

しかし、相手のリアクションや自分に対しての評価をとても気にするほどの小心者であるということを悟られたくないという気持も人一倍強いのです。

そのため、それを隠すためによく笑うのです。

そうすることによって、明るく豪快にふるまっている自分は器が大きく、おおらかなのだというふうに思ってくれるだろう、またそういう姿が理想的だと思っています。

自分に自信がなく、自己肯定感が低いタイプに多いと言えるでしょう。

大げさに笑うタイプは特に、周りに同意を得たい、共感を持ってほしいという気持が強く、自分が否定されたくないため笑ってごまかしているということもあるのです。

一見とても明るく活発なイメージがありますが、実はたくさんの人にかまってほしいという寂しがり屋だという面もあると言えるでしょう。

 

よく笑う人は好かれやすい

 

いかがでしょうか。

よく笑う人の心理は複雑なものです。

しかし、面白いもので本人はとても多種多様な心理を持っているのですが、受け手は基本的に好印象を感じます。

人の悩みの殆どは人間関係だと言われています。

もし、あなたがよく笑うようになるだけでもしかしたら円滑なコミュニケーションができるようになるかもしれません。

心のなかではネガティブに思っていても笑っているだけで和らぐこともあります。

そうしたプラス面をみてあなたも笑うようにしてみるといいかもしれませんね。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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