陽気な人の特徴とは?陽気な人になりたい人は必見!

あなたは自分で陽気な人だと思うでしょうか。

おそらく「違う」と思うことでしょう。

本当の意味で陽気な人は実際はかなり少ないからです。

だからこそ憧れがあるのかもしれません。

そこで今回は陽気な人の特徴と陽気な人になりたい人がやるべきことをご紹介していきます。



陽気の意味とは

陽気とは、まるで太陽のように晴れやかで明るいという意味があります。

これを人に当てはめる人、いつも明るくて、晴れ晴れしている人ということになります。

意味を理解した上で、陽気な人の特徴を見ていきましょう。

陽気な人の特徴

憶測で考えない

人は心配をすると、不安になり非常にネガティブな思考に陥ります。

陽気な人の中には、心配性な人はいません。

では心配な気持ちを抑えるには、一体どのように対処すればいいのでしょう。

それは、心配はどこから生まれるのかを考えると簡単に理解することが出来ます。

人は、自分の目の前で、もしくは周りで、簡単には理解できない出来事が起こると、それに関する情報の量が足りずに混乱してしまいます。

混乱すると、何とかその出来事について理解しよう、処理しようと考え、どんどん推測・憶測をすることになります。

ある程度推測・憶測をしても判断がつかないとき、その憶測は憶測を呼び、普通なら関係のないところまで考えてしまうのです。

そうなってしまえば最後、あり得ないこと、確率的にも起こりにくいことが、まるですぐにでも起こってしまうかのように頭が認識してしまいます。

陽気な人はここが根本的に違います。

陽気な人は、基本的に自分の目の前や周りで理解できない出来事が起こると、理解しようとしません。

理解したとしても、10のうち1しか理解せず他は考えないのです。

考えても分からないことは世の中に嫌というほどあります。

自分の気持ちが明るいほうが、楽しいという思考になれば必要以上に考えなくてよくなるかもしれません。


最低限の生活を知っている

陽気な人の中には、何事が起っても動じない人が多いです。

一方、そうでない人は何か知らないことが起こるたびに必要以上に心配になったり、過敏になったりする方も多いです。

陽気な人の中には、その人の人生の中で最底辺の生活をしてきた方がいます。

もちろんそれは、金銭面かもしれませんし、精神的にかもしれません。

金銭面で最低を経験した方は、どんなに酷い生活を強いられても(被災された場合や無人島に漂着したなど)あの時よりはまし、と考えてあればつらいことも耐えられますし、つらいとも思わないかもしれません。

そんな状態なら陽気でいられるのも納得ですね。

また、精神的に最低を経験した方は、どんなに人間関係で圧をかけられようが、悪口を言われようが、あの時よりはまし、と認識して精神的負担が人より少ないかもしれませんし、何も感じない、しっかりと自分を持っている方が多い印象を持たれます。

そんなひとも陽気でいられるのも納得ですね。

陽気な人の必要条件は、経験豊富で自分をしっかり持った、非常事態もを軽く考えられる精神があるということですね。


幸せの基準が低い

陽気な人には、幸せの基準が低い方が多いです。

つまり、挨拶をされた、話しかけられたなど、果てには今日は晴れていた、今日は雨が降っていた、だけでも幸せを感じる人もいます。

幸せの基準が高いと、幸せでない時間、楽しくない時間が非常に増えてしまいます。

そうなると、心配になったり不安になったりして、もちろん陽気な人には到底なりえません。

不安な時間が増えると、人はネガティブになり、生活全体に楽しくないと思う割合が増えてしまいます。

幸せの基準が低いことでどんなことが起こるのでしょう。

まず、普通なら辛い悲しい苦しい楽しくないと思えるネガティブな出来事が起こっても、そのほとんどが楽しくなるので、毎日起きている時間は大方楽しい時間を過ごすことが出来ます。

お茶をこぼされたら、「涼しくなった」

人に怒られたら、「いいことを学んだ」

理不尽な不満を言われたら、「彼のストレスが軽減された」など

考え方次第では、なんでもポジティブにとらえることが出来ます。

陽気な人は、総じてポジティブな人が多いです。

一度自分と周りを見つめなおして、幸せの基準が低くなるように心がけるとポジティブに、陽気になれます。


陽気な人になりたい人がやるべきこと

いつも笑顔を心がける

いつも明るく楽し気な人を、陽気な人といいます。

明るい、楽しいというのはその人が持つ印象の話です。

陽気な人になるためには、人に楽しい人だな、面白い人だなと思ってもらえるような印象を作る必要があります。

明るく楽しい印象には、とにかく笑顔が不可欠です。

いつでも笑顔を絶やさぬよう心がけることで、陽気な人になることができます。

カメラを向けられた時に作る、最高の笑顔を、職場や家の中で常に浮かべていられるように頑張ってみましょう。

笑顔を作ろうと意識しすぎて、こわばった顔になってしまう、といったこともあるかもしれませんが、気にせずそのままの状態をキープしていればOKです。

口の端が変に吊り上がったり、頬が痙攣したりするのは、それだけ笑顔に慣れていないということを表します。

日ごろから笑みの表情が作れていないと、顔の表情筋が硬くなり、いざ笑顔を作ろうとしても上手く動いてくれなくなることがあります。

めげずに笑みの練習を続けていれば、筋肉も少しずつほぐれ、自然な表情を浮かべられるようになるでしょう。

素敵な笑顔で笑う陽気な人になれるように、努力あるのみです。


文句や愚痴を言わない

陽気に対して、陰気という表現があります。

いつもポジティブな陽気な人に対して、陰気な人はいつもネガティブです。

陽気と陰気は相対関係にあるので、陰気にならないようにすれば、自動的に陽気な性格に近付いていくことができます。

陰気な人にありがちな、いつも文句を言う、愚痴を言うといった行動を、まずは控えていきましょう。

どんな人間にも、苦手や嫌いといった感情はあるもので、そうした感情を持つことそのものは、別に悪いことではなく普通のことです。

感情を口に出さなければ、マイナスな感情は誰にも知られることはありません。

ストレスを貯めないためには、嫌なことは嫌だと主張していくことが必要だとも言われますが、主張は人のいない時にも行えます。

文句を他人にぶつけてストレスを発散するような子供じみた行動は、他人からポジティブな印象を持ってもらいたいというなら、避けていくのが無難です。

陽気な人だって人間ですから、マイナスな感情を覚えることはあります。

マイナスな感情を表に出すことを控え、周囲に不機嫌をばらまくことがないからこそ、陽気な人は他人から好印象を持たれます。

ネガティブな言動をしないことが、陽気な人になるための第一歩です。


社交的でフレンドリーな生き方を目指す

陽気には明るく賑やかな、という意味があります。

陽気な人になるためには、明るい性格を持つだけではなく、賑やかな存在になることが求められるということです。

賑やかな状態は、基本的に1人では作り出すことができません。

たくさんの人が集まって、初めて場は賑やかになります。

賑やかさと常にともにあれる存在になるために、社交的でフレンドリーな生き方を目指していきましょう。

他人と積極的に関わろうとする行動が、社交的なスタイルを生み出します。

対人コミュニケーションにおける、基本の挨拶はしっかりと行うようにして下さい。

相手の顔を真っすぐ見て、大きな声で挨拶をすれば、必ず反応は返ってきます。

挨拶の後には二言三言、言葉を交わすのが理想ですが、何を話したらよいかわからないというのなら、無理に言葉をひねり出すことはしなくて良いです。

会話が盛り上がらなくても、仕事の話や天気の話などの適当な会話で切り上げたとしても、コミュニケーションはコミュニケーションです。

大切なのは相手の反応を恐れず、挨拶を繰り返していくことです。

相手からの反応があろうとなかろうと、陽気な人はいつでも自分の力で、場を賑やかにします。


ポジティブな人達と仲良くなる

人となりを知ろうとした時、お付き合いのある仲のいい人達を見れば、自然にその人がどういった人物であるかが見えてきます。

陽気になりたいと考えているのであれば、明るくてポジティブな人達とお付き合いとしていくことでそのお仲間入りをし、いい影響を与えてもらえるようにしましょう。

他者を否定してばかりの人、悪口を好んでいる人達と一緒にいると気持ちが淀んできてしまい、とても陽気でなんていられません。

しかし、いつも明るい話題に満ちている、一緒にいて楽しく過ごすことができる人達に囲まれていれば、そういったプラスの空気を吸収していくことができ、特に気をつけていなくてもネガティブな態度を取りづらくなっていきます。

明るい人達も人並みに嫌な目に合ったり、腹が立つことや悩みごともあるでしょうが、それを表に出すことを良しとせず、きちんと消化する方法を身につけていることで明朗な雰囲気を崩すことがないのです。

陽気さを身につけたいのであれば、自身が身を置くべき場所を考えるようにしてください。

お手本にしたい素敵な人達とお付き合いをするようにして、悪影響を与える人達とは距離を置くのが賢明です。

ハッキリとした言葉遣いを意識する

何を喋っているのかわからない小声、おどおどしていて何を伝えたいのか不明瞭、そうした話しかたではとても陽気になんてなれません。

逆に言えば、陽気な人というのはハキハキとした口調で意思表示をしっかりとすることができ、コミュニケーションが円滑に成立するタイプです。

ですから、陽気になろうと内面的なことを意識をするのも大切ですが、接する人に対して明るい印象を持ってもらうために、元気よくハッキリと話せるように努力していくことも重要になります。

人に会ったら元気に挨拶をすること、呼ばれたら大きな声で返事をすること、「ありがとう」や「ごめんなさい」もボソボソと伝えずに、しっかりと相手に気持ちが伝わるように明瞭な言葉にするようにしましょう。

意思をしっかりと伝えるということは相手にも安心感を持ってもらえますし、ハッキリとした言葉で話すことができるというだけで、その人に対して暗い印象を持つことはありません。

口下手だったり、緊張しやすかったりすると、そんな陽気さを表すことが難しいでしょうが、話す量が少なくてもゆっくりとわかりやすく、聞き取りやすい声で話しをするだけでも効果的です。


明るい印象になるよう見た目を工夫

モノトーンでまとめたようなシンプルな服装が悪いわけではありませんが、陽気になりたいのであれば、形からでもパッと明るく見られるように工夫をしておくことも欠かせません。

女性であればメイクの種類、男性も髪型をセットするかしないか、ヒゲを剃るか剃らないかだけでも、何となく気分に違いが出てくるものです。

真っ黒な服を着ていると落ち着いた気分になったり、花柄のふんわりとした服を身につけていれば女性らしく可愛く振る舞おうと自然に意識をします。

ですから、陽気さを身につけたいのであれば、普段着ている洋服を地味なものから少し派手めのものにチェンジしてみるのも、形から入るという意味では効果を期待できるのです。

カラフルさが足りないと思ったら差し色にパステル調のものを購入してみたり、柄物が苦手だという人も思い切って挑戦をしてみたり、できる範囲でイメチェンを図ってみましょう。

仕事着はそれほど大きな変化を出すことができないでしょうが、ネクタイを常識の範囲内で派手めにしてみたり、女性なら小物を華やかなものにするだけでもまったく気分が変わってきます。

見た目が明るくなると、同じように気持ちも明るくなっていくものですし、オシャレに気を遣っている自分に自身が持てるようになり、自然に表情や言動が明るいものになっていくものです。


陽気な人になるには行動を変える

いかがでしょうか。

陽気な人になりたいのであれば、あなたの行動を変える必要があります。

コツは一気に変化させるのではなく、ちょっとずつ気付かれない範囲で変えること。

例えば、いつもより笑顔の数を増やす。

発言をポジティブに変更する回数を決める。

みんなの前で話す機会を少しだけ多くする。

これだけでも十分です。

ただし、この変化を必ず毎日継続させることが重要になります。

毎日繰り返していけば、次第に習慣化し、行動はいい方向へエスカレートしていくのです。

笑顔の回数を多くすれば、笑顔が当たり前になり、よく笑うようになるという流れです。

多くの人は一度にガラッと変えようとして失敗してしまいますので、そうでないことを理解しておきましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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