30代の転職に役立つ資格11選

30代の転職に役立つ資格とはいったいどのようなものがあるのでしょうか。

30代となると、やはり採用する側の目もある程度厳しくなるものですよね。

その眼をかいくぐって転職を成功させるために資格を上手に活用したいところです。

そこで今回は30代の転職に役立つ資格をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。



30代の転職に役立つ資格

行政書士

行政書士とは、書類代行業務を行う仕事のことを言い、認可や届出の書類を代行して作成する専門職です。

実はこの行政書士、「専門職」というところがポイントなのです。

資格を持つ専門職はどこの会社でも評価が高く、転職活動がスムーズに進みやすいのです。

又、転職後も、昇進や昇給にダイレクトに繋がるものでもあります。行政書士の資格ももちろんその1つです。

行政書士の資格は、専門資格の中でも比較的難易度が低い部類であると言われており、ビギナーから勉強を始めても、短期間で取得可能な資格の1つです。

長い期間、ダラダラと資格の勉強に費やさなくて済むので、その点においても、短期集中の転職活動に向いている資格です。

TOEIC

今の時代、英語は必須事項です。

英語ができなければ、どこの会社でも雇ってもらえないと思っても良いほどです。

その英語力を証明するものとして、TOEICはやはり、転職のためには、高得点を持っていた方が良いでしょう。

TOEICは英検よりもビジネス向けの内容になっているため、高得点保持者はどこの会社に行っても重宝されます。

年に何回も受験のチャンスはありますので、転職活動を成功させるためには定期的にTOEICを受験し、スコアを更新するようにしていたいものです。

今はTOEICで満点を取る人も増えています。

英語が苦手な人は最初は苦戦しますが、地道なTOEIC対策を行っていれば、必ずスコアは伸びていきます。



30代の転職に役立つ資格として中小企業診断士

今、経営コンサルタントという職業がブームになっていますが、残念ながら、「自称コンサルタント」という、信用のおけないコンサルタントも多いようです。

そんな中で、信用あるコンサルタントとして転職したい場合は、中小企業診断士の資格を取りましょう。

中小企業診断士は、経営コンサルタントのための、れっきとした国家資格です。

中小企業診断士は比較的新しい資格であるため、まだ難易度もそれほどではなく、年齢・経歴問わず受験が可能なので、この資格を取るなら、今がチャンスと言えるかもしれません。

30代の転職に役立つ資格として簿記

等級ごとでは、2級の求人数がもっとも多く、以下3級、1級と続きます。

等級によって求人内容が大きく変わるのが特徴で、3級は一般事務や営業事務で未経験でもOK、2級は経理職、1級になると会計事務所の事務職員や経理部門などの管理職が多くなります。

3級になると正社員以外での求人割合が増えるので、正社員を希望するなら2級以上の取得が望ましいかもしれません。
出典 資格別求人数ランキング

30代の転職に役立ちそうな資格としてパッと思いつくのがこの簿記ではないでしょうか。

取得するのも他の資格と比較すれば、そこまで難しいものではありません。

しかし、多くの人が所有しているものでもありますので、3級程度ではまったく役立つとは到底言えないでしょう。

できれば2級以上は欲しいところです。

とはいっても求人数がかなり多いのもこの資格の特徴ですので、そのあたりを考慮すれば3級から勉強し始めるのもいいかもしれません。



30代の転職に役立つ資格として宅地建物取引主任者(宅建)

不動産関連業界への転職には必須の資格であり、多くの転職希望者が宅建資格の取得を転職の前提としているため、取得資格単体ではそれほどの効果を発揮しない。

しかし、そこに他業種であれ営業経験や実績、そして営業先と期待できる人脈があれば即戦力として判断される可能性も高く、30代であれ転職活動に有利に機能すると期待できる。
出典 30代転職を実現する資格があるらしい

こちらも士業に比べれば、はるかに簡単に資格を取得することができます。

その分、持っている人も多いということになりますが、この資格を持つ人でしかできない仕事があるのが強みです。

不動産業界もかなり多いマーケットですので、その業界に携わりたい人はおさえておきたい資格だと言えるでしょう。

医療・福祉系の資格

どうしても就職・転職向けの資格にこだわるのなら、看護師・介護士など医療・福祉系資格みたいに、実際に自分の体を動かして、実務にむけた職業訓練を経て取得する資格がお薦めです。美容師・理容師などもいかがでしょうか?
出典 転職に有利な資格とは?

知識を存分に生かした資格を取得するのはかなりの時間を要しますし、難易度もかなり高めです。

その一方で介護関係の資格などは、学校に通ったり、通信教育で手に入れることができ、おまけに実戦で十分に活用することができます。

また、この業界はこれからの高齢化社会に向けて、ますます大きくなっていくと言われているので、きっと転職に役立つ資格になることでしょう。



臨床検査技師の資格

臨床検査技師の資格はどうでしょうか。(学校3年間は必要です。)

本当は病理検査の手伝いをする助手的仕事が狙いです。給与が良い訳ではありませんが、長く出来そうです。病理診断は責任重大なので病理医に任せます。その標本作成をする仕事です。いずれ病理検査士のような資格も現われると思います。

病理医は圧倒的に不足していますので、検査補助の仕事は十分あると思います。
出典 これは使える!という資格を教えてください。

30代の転職に役立つ資格を調べる際に大切なのは、需要があるかどうか、そして資格保有者があふれていないかどうかという点です。

同じ資格を持っていて、未経験であれば、年齢が若いほうを採用するものです。

人気の資格と言うのはそのリスクが高いので、なかなか資格を持っていても30代の転職が決まりません。

なので、このような意外な資格を取得しすると、長く安定的に勤めることができる可能性が広がります。

働きながら目指せる保育士

保育士は、女性がいったん、小さい子供の育児が終わり、ある程度放っておいても平気な小学校低学年や、中学生になったころに腰を据えて転職できる、30代の女性には向いている仕事です。

もともと短大時代等で専攻し、保育関係の資格を取得していたのなら、子育てにひと段落したタイミングで、アルバイトくらいの短時間からで、自分の生活のリズムと相談しながらすぐに転職することもできそうですね。

しかし保育士は、資格がなくとも、先生の補助的な従事内容で、保育園等で働くことができるため、そういった形で働きながら、自分が担任を持つために資格を取ることもできる仕事です。

ですので、30代になって、自分の新たな目標として、保育士の補助として働きながら、保育士の資格を取ることも可能なのです。

30代以降の、子育ての経験を経た保育士さんは、自分の育児経験もある分、必要とされる人材となるでしょう。



女性ならインテリアコーディネーター

女性ならではの、主婦等の経歴を経たからこその、30代以降の転職に役立つ資格として、インテリアコーディネーターというものがあります。

まじめに教室に通って資格を取れば、比較的簡単に取得できる資格のようで、女性に人気がある資格です。

自分が結婚した後、ある程度の主婦歴を経て、キッチン周りやクローゼットの収納関係等、主婦目線で色々感じるところを、インテリアコーディネーターとして、仕事に生かせるというメリットがあるのです。

そんなふうに、若いという武器でなく、30代の、家庭に入ったことがあるという経験がある女性だからこそ、向いているという転職口があるのです。

自分が主婦時代に、使いづらいと思った間取り、キッチンの形、ドアの向き等、細部に至って、気づいたことをどうしたら使いやすくなるのか、お客様のニーズに合わせて的確にアドバイスできるというわけなのです。

美容師等の美容関係の資格

実際に、30代の転職先として、美容師は必要とされやすいので、活かせる資格です。

なによりも、主婦向けに時間を合わせて働かさせてくれる美容院も多く、男性よりも、女性の転職先として、有利な待遇を考えてくれている傾向があるようです。

工場等で、自分に興味が持てない仕事を、時給のためにせっせと働くことがむなしくなったりすることもあるものです。

自分が美容師の資格を持っているのなら、それを活かすべきと、友人等のアドバイスをもらう人も少なくないでしょう。

美容師だけでなく、ボディーマッサージやリフレクソロジー、ネイル等の美容関係も、女性には身近な資格で、外で働くのがしんどくなり、自分のペースで自宅サロンとして経営し、転職と言う形で充実した仕事として向き合う人も多いです。

第二の転職先として、もともと好きだった人にオススメなのが美容関係です。



ワープロ検定等のパソコン入力関係

一般事務の転職先はかなり豊富にあり、30代以降も付きやすい仕事となっています。

そんなときに持っていると転職の際、有利なのが、パソコンの入力関係の資格です。

事務系の仕事なら、確実にパソコン入力は必要な作業となりますから、若いうちに取得しておくと、30代以降のそんな機会に活かせます。

女性のそういった仕事にも有利ですが、男性もこの時代ですと、総務系はもちろん、事務作業だけでなく、色々な管理作業をするのに、パソコンの入力業務や、書類作成は、必須となります。

そんな作業を、パソコン入力に慣れてないからと、いちいち指一本一本で入力し時間をかけてやっていたのでは、仕事の時間としては、ロスタイムとなってしまい、自分にとっても会社にとっても、よろしくないことに繋がります。

自動車の運転免許と同じくらい、基本的な資格として持っていると、活かせるのが、パソコンの入力関係の資格ですね。

30代の転職は資格+αを心がける

資格はあくまで一つのツール、超難関資格を除き、それが決定的な決め手にはなりません。資格を取るのであれば、目的意識を持ち、「業界でこの資格が必ず役に立つと考え取得した」ことをPRできるようにしましょう。そうすることで資格は一つのツールとして機能します。
出典 異業種への転職と資格

いかがでしょうか。

30代でも転職に役立つ資格があればやっぱり知りたいものですし、それを勉強して、今後に生かしたいとも思うことでしょう。

しかし、現実は残念ながらそう簡単ではありません。

30代ともなると、転職する際に求められるのは資格よりも、実践経験や実績です。

なので、あなたがやってきたことが生かせる、そして資格があることで有利になるという業界や仕事をとにかくリサーチしてみましょう。

転職に失敗する人は、資格ありきで考えてしまう傾向があります。

そうではなく、自分の強みを生かせることを先行して考え、それを補うために資格をとるのです。

この順番を間違えなければ、必ず30代でも転職に成功する確率がアップするはずです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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