転職の面接の対策やマナー9つ
転職するときの面接の対策はどうすればいいのだろうか、あなたは考えていないでしょうか。
就職時の面接と、転職時の面接は比較になりません。
まだ社会人になっていない人を面接するのと、すでに経験している人を面接するのとではあなたでも聞くことや望むことが変わってくるはずです。
ではどう対策すればいいのか。
そこで今回は転職の面接の対策やマナーについてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
転職の面接の対策やマナー
元気で明るくハキハキと!
人は第一印象で95%の印象付けがされます。
面接の時は明るく元気にハキハキとやり取りしましょう。
声が小さくこもっていると、暗いイメージを植え付け、ネガティブな印象を面接官に与えます。
そうならないように、少し笑顔気味で明るくハキハキとした声で自分をアピールしてください。
元気で明るい人からネガティブなイメージは付きません。
元気な人からは前向きでポジティブな印象を抱きます。
そうする事で「自分の会社でも頑張ってくれる人材かもしれない」と相手もいい印象を受け取ります。
是非大きな声で明るく自分をアピールしましょう!
綺麗な姿勢と清潔感を忘れずに!
面接で意外と見られている姿勢と清潔感。
その職場で働く以上、会社の看板を背負って働くのでお客様にいい印象を与える人材を企業は欲しがります。
もちろん、専門職や技術職など、直接お客様とやり取りをする事が無いケースもありますが
大半の仕事ではお客様と接します。
面接時に背中は曲がっていないか、手をポケットに入れたりしてないか、顔は下を向いて沈んでないか、ガニ股になっていないか、スーツは汚れていないか、ネクタイは歪んでいないか、爪は切っているか、髪の毛は綺麗にカットされまとめられているか、などなど面接官は細かい所を見ています。
相手に好印象を与える為に面接に行くときは必ず姿勢を正し、清潔感溢れる格好で臨む事が必要不可欠です。
自己紹介をハッキリと!
意外と自己紹介をできない人が多いです。
出身、趣味、特技、学生時代に頑張った事、会社に入って自分がどうなりたいか、志望の動機、などなど。
面接のチャンスは一度しかありません。
一回のチャンスで相手にキチンと自分の事を理解してもらう為に、自分で自分の事を把握し理解し相手に伝える練習をしておきましょう。
質問された時に、しどろもどろでの返答はアウトです。
シッカリと明るくハキハキと返答する事で面接官にも好印象を与えます。
とくに、志望の動機や学生時代の努力は面接官の方が割と重点を置いて質問してきますのでバッチリ対策を!
転職は面接が重要視されます
転職するときは、新卒のときの就職活動のように説明会や合同面接会などがないことも多いので、履歴書を送ってすぐに面接ということがほとんどでしょう。
転職の時には、相手側が一番気にしていることをまず聞かれることは間違いありません。
それは「どうしてうちの会社を選んだのか?」ということです。
そして「前の会社はなぜ辞めたのか?」という理由です。
この二つの質問については、前向きな回答をしたほうが良いでしょう。
以前の会社では○○ができなかった、などというのも遠慮したほうが良いかもしれません。
その○○ができなかったという問題は解決しようとしなかったのだろうか?うちでそれを実行しようと思っているのだろうか?などと思われる場合もあります。
面接対策はハローワークでもしてくれます
転職の時に、面接対策として質問されそうなことを言えるようにメモにしてまとめたり、口にしてみたりするのは大変良いことです。
しかし自分が他人にどう見られているか、採用してもいいと思えるような態度であるかということは、やはり他人に見てもらった方が良いでしょう。
友人家族でも良いでしょう。
ハローワークなどでは面接の対策をしてくれるところもあります。
スキルに自信のない人は新しい会社を決める前にスキルアップとして職業訓練学校に通うのもおすすめです。
スキルを身に着けてから転職すれば、自分に自信が生まれてそれが態度にもきっと現れることでしょう。
面接当日のマナーはしっかり守ること
面接の日は、自分がどこで見られているかわかりません。
会社の近くでも、もしかすると従業員が自分のことを見ているかもしれません。
面接の日はどこで見られているのかわからないので常にきちんとした態度を意識しておきましょう。
一緒に面接することになった人とおしゃべりをしすぎるのも良くないでしょう。
もちろん、時間に遅れるということは絶対にあってはならないことです。
面接のときドアをノックするのは常識ですが、出るときの態度もしっかり見られています。
安心したからといってそのまま背を向けて無言で出るというようなことはしないようにきちんとドアの前でも一礼してから退出します。
転職した理由を考えておく
転職する場合に必ず面接で聞かれることが、転職理由です。
一度始めた仕事を辞めるということは、どうしてもマイナスイメージがつきやすいものです。
だからこそ、マイナスをプラスにするだけの理由が必要なのです。
そのためには、嘘も必要です。
例えば本当は人間関係が嫌で転職をしたいと考えたとします。
しかしそれでは、採用しても人間関係がよくなかったら辞められてしまう…と相手は思うでしょう。
ですから、こういった後ろ向きな理由はやめましょう。
自分がしたいことができた、夢ができた、といったような、前向きな理由にしましょう。
嘘をつかなければならない場合、まるっきりの嘘だとばれやすいですよね。
少なくとも、新たな転職先としてその企業を選んだことには意味があるはずです。
それならば、その企業の特徴をふまえて、「○○な仕事がしたいと思ったから。」と言ってみると良いですよ。
転職理由は必ず聞かれますので、何度も練習して、すらすらと答えられるようにしておきましょう。
今までにどのような経験をしたのかまとめておく
新卒者と転職者の大きな違いは、経験の有無です。
社会人としてのマナーなどの基礎があることもそうですが、仕事上の様々な経験があるはずです。
それをしっかりアピールすることが大切です。
そのためには、自分自身のアピールポイントを考えたあと、そこに今までの経験をうまく絡めてみましょう。
「私の良さは○○です。その良さを活かして、前の職場では○○という成果を残しました。」というような形です。
「今までにどのような経験をしましたか?」とは、必ず聞かれるとは言い切れません。
それでもせっかくたくさん経験があるのですから、自分をアピールする際に、自ら話してしまいましょう。
話したい経験、エピソードに関しては、何度も頭の中で思い返して、感情豊かに話せるようにしておきましょうね。
採用されたら何をしたいのか考えておく
転職者を採用する場合、企業側が一番怖いと思っていることは、また転職されてしまうのではないか、ということです。
そこで、そのようなことはないのだということをしっかりアピールすることが必要です。
そのためには、その企業で何をしたいのか、今までの経験をどのように活かしていけるのか、ということをアピールする必要があります。
事前にしっかりその企業のホームページをみたり、そこで働いている知人の話を聞いたりするなどして、情報を集めておきましょう。
その上で、そこでしたいこと、できることを、具体的にあらかじめまとめておきましょう。
転職の面接の対策やマナーのまとめ
- 元気で明るくハキハキと!
- 綺麗な姿勢と清潔感を忘れずに!
- 自己紹介をハッキリと!
- 転職は面接が重要視されます
- 面接対策はハローワークでもしてくれます
- 面接当日のマナーはしっかり守ること
- 転職した理由を考えておく
- 今までにどのような経験をしたのかまとめておく
- 採用されたら何をしたいのか考えておく
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。