心が折れる人の特徴6つ
あなたは心が折れやすいタイプの人間でしょうか。
人間だれしも心が折れる経験をするものです。
しかし、ちょっとしたことで心が折れてしまい精神的に病んでしまうひともいれば、どんなにどん底の状況になったとしても決して心は折れない人もいます。
実は心が折れやすい人たちにはいくつかの共通点があるのをご存知でしょうか。
そこで今回は、心が折れやすく精神的に病気になりやすい人たちの特徴をご紹介していきますので、ぜひあなたに当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
心が折れやすい人の特徴
- 心が折れる人の考え方
- 完璧主義タイプ
- 挫折を味わったことがないタイプ
- 被害妄想タイプ
- 固定観念が強すぎるタイプ
- 心が折れにくい人になるにはプラス思考
心が折れる人の考え方
心が折れやすい人の思考習慣とはどんなものでしょうか。次のような特徴が共通して見られます。
「いつも誰かと比較して自分の欠点ばかり見ている」
「相手の嫌な面ばかり見て、相手が全て悪いんだと思い込んでいる」
「漠然とした不安や心配を堂々巡りさせている」
「視野が狭くいろいろな視点から物事を見つめられない」
「物事を先延ばしにして、行動できない」
「自分ではどうしようもない環境にばかり愚痴をいっている」
「完璧にやろうとしすぎて疲弊する」
「過去の失敗にずっとクヨクヨしている」
このような思考をする人は、多くの逆境に直面した時にストレスを強く感じます。
出典 「やっぱ無理……」心が折れやすい人は、なぜ折れやすいのか
完璧主義タイプ
心は物質と同じです。
固い物質ほど一定の圧力や加重には耐えますが、限界を超えると一気に崩壊して元には戻りません。
金属や鉱物などが典型的な例ですね。
一方、柔らかい物質は力を加えると変形しやすいですが、壊れにくい性質を持っています。
粘土や液体、繊維などです。
固い心は一見、『強い心』であり『強い想い』ですが、柔軟性がありません。
しかも一度壊れると取り返しがつかなくなるほどショックを受けるわけです。
出典 折れない心をつくりたい人だけに、こっそり教える7つの作り方
完璧主義者のひとは一見心が強いと思われがちなのですが、
完璧に自分の思い通り物事をこなすことが出来ないと精神的に不安定になってきてしまう傾向があります。
自分なら完璧にこなすことが出来るはずなのになぜ出来ないのだ?
と自分で自分を追い込んでしまい、そういった完璧主義タイプの方に限って一度折れた心は元に戻らずそのまま転落してしまうという最悪のパターンもあるのです。
何故完璧主義タイプに限って心が折れてしまうかといいますと、
完璧主義タイプには『白』か『黒』のどちらかしか存在しませんから理想通りに動けないことに対して柔軟性を持つことが出来ず、
真っ向からぶつかりすぎて心が疲れてしまうのです。
人間だれしもミスはしますし、失敗も付き物ですから心に余裕を持って失敗しても何がいけなかったのかを反省して、
次回成功させればよいと言った楽天的な思考も必要でしょう。
もう少し肩の力を抜いて、たまには『グレー』でいることも心を強くするには大切なのかもしれません。
挫折を味わったことがないタイプ
小さいころからなんでも望みが叶い、大人になってもこれといった挫折もほとんどない、そんなタイプに限って失敗してしまったときにあっさりと心が折れてしまい立ち直ることが出来ないパターンに陥ってしまうこともあるでしょう。
人生失敗ばかりして挫折をたくさん味わってきた人は『生きる』ことの辛さ・苦しみも十分理解していますし、そういった困難もいくつも乗り越えてきたことによって心が折れるような悲しい・苦しい出来事が合ったとしても過去に経験してきてますから、乗り越えることが出来るのです。
しかし一切そういった経験をしていないひとですと、自分の頭の中の辞書の中には挫折という二文字はありませんのでどう対処してよいのか分からず、そのまま心が折れてしまい気力も失ってしまうことでしょう。
自分の中だけで抱え込まず、人生の先輩に相談すると心が楽になるかもしれません。
被害妄想は所詮、妄想に過ぎませんから、自分で作り上げた妄想の世界を信じるよりも、目の前で起こっている現実世界の出来事を信じるように心がけてはいかがでしょうか。
被害妄想タイプ
自分に自信がなく、ちょっとした失敗をしてしまったときに極端に自分のせいにしてしまい、自分がいなければこんなことにはならなかったはずだ、みんな自分を嫌っている、消えればよいと思っている、などと過剰な被害妄想に陥ってしまうタイプも危険だと言えます。
他人からちょっとした注意を受けただけで自分はダメな人間なんだとネガティブにとらえてしまいますから、簡単に心が折れてしまうと言っても良いでしょう。
心が折れるどころか精神的に病んでしまい心の病気になってしまう可能性も無きにしも非ず、といった感じでしょうか。
他人がどう思っているかは他人にしかわかりませんし、この人はこう思っているのでは?といくら考えたところで気持ちを透かすことは出来ないので人の意見に一喜一憂しすぎずに、失敗してしまったらどう対処すれば良いのか、どう乗り越えればよいのか、機転を利かせた思考回路を持つようにしましょう。
固定観念が強すぎるタイプ
極端な話になってしまいますが、イチゴは赤い果物だとされていますが青のイチゴが存在したとします。
しかしイチゴは赤いという固定観念があるので、青いイチゴの存在を認めることが出来ない・・・それと同様に私はこういうタイプだからこうしなければいけない、こんな私は私ではない、と決めつけてしまう固定観念が強いタイプも心が折れやすいでしょう。
女性はこうあるべきもの、男性はこうあるべきもの、その概念から外れたものは認めないといった自己の信念が強すぎるひとはもう少し広い視野を持ったほうが良いのかもしれません。
予想と違う結果になってしまったという事実を認める心の余裕も必要ですから、ゆとりを持つようにしましょう。
物事に対してこうあるべき、こうするべき、などと固定観念を付ける癖を辞めてみたらイレギュラーなアクシデントなどが合ったとき柔軟に対応することが出来るようになるかもしれません。
心が折れにくい人になるにはプラス思考
ストレスは思考習慣で軽減できる。そう私は考えています。
たとえば、クレームを災難だと捉えている人と、製品を良くできるチャンスだと捉える人ではストレスが異なるのは安易に想像できるでしょう。大切なのは、表に出てくる感情よりもそれを生み出している思考です。この思考の捉え方が心の折れにくい人と折れやすい人とでは大きく違うのです。
出典 「やっぱ無理……」心が折れやすい人は、なぜ折れやすいのか
人は考え方次第で、とてつもない力を発揮することができます。
とても基本的なことで、耳タコかもしれませんが、これができない人は一生心を強くすることはできないでしょう。
第一線で戦っている人たちは、すべてをチャンスとして日々奮闘しています。
そうでないと、結果を残すことができないからです。
逆をいえば、後ろ向きに考えたり、受け止めたりしてしまう人は結果が残せないため、自己嫌悪に陥り、すべてを投げ出してしまうというわけです。
少しでも、心を折れにくくしたいのであれば、前向きにとらえて、逃げないことが必要不可欠です。
心が折れやすい人ほど強くなれる
いかがでしょうか。
心が折れることは誰しもあることですが、折れたままではなくて立ち直ることが出来る強い心を持つことが人生において必要になるでしょう。
全く心が折れない人生はないですから、困難があったとしてもそれに立ち向かい失敗を恐れず行動する力を身につけていけば、ちょっとしたことでは心が折れなくなるのかもしれません。
経験が自分自身を成長させますから、すべての経験を活かすことが出来れば良いですね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。