社会人としての常識がないと言われた…。うざい時の対処法を徹底解説!
社会人になりたての人などは、上司から「社会人としてのマナーがない」「常識がない」などと言われることがあるでしょう。
そもそも、「社会人としての常識」とは一体何なのでしょうか。
ここでは、社会人としての常識がないと言われる理由について見ていきたいと思います。
また、うざいときの対処法ややるべきことについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
社会人としての常識がないと言われた…。その理由は?
自分では特にマナー違反なことをしているつもりはないのに、上司などから「社会人としての常識がない」と言われてしまうこともあります。
それはなぜなのでしょうか。
常識がないと言われる理由を、まとめてみました。
暗黙のルールを知らないから
社会人になると、会社ごとのルールが存在することも少なくありません。
そしてそのルールは明確化されているわけではなく、あくまでも「暗黙のルール」なのです。
そういう暗黙のルールを知らないでいると、周りの社会人からは「こいつは何も知らないんだな」と思われるのも無理はありませんね。
空気が読めない
社会人になると、「空気を読む」というのが非常に重要になっていきます。
はっきりと言わなくても「ここはこうするべき」や「これを言ったらまずい」ということを、分からなければなりません。
もちろん、空気を読むのは簡単なことではないため、社会人何年目の人であってもできないことはありますが、あからさまに空気の読めない発言をすると「常識なし」のレッテルを貼られてしまうでしょう。
周りに合わせられない
個性を主張することも大切ですが、社会人になると周りに合わせるべき場面も当然ながら出てきます。
周りと同じにすることで仲間意識を高めたり、協調性があることをアピールすることに繋がるからです。
仕事の打ち合わせで周りがコーヒーを頼んでいるところ、一人だけパフェを頼んでいるような人は、常識がないと言われるでしょう。
報連相ができない
これは社会人に限ってではありませんが、仕事をする上で「報連相」は欠かせません。
特に新人のうちは、上司に相談したり小さなことでも報告することが大切です。
これをせずに自分なりに仕事を進めてしまったり、事後報告で終わらせたりしてしまうと、何かあったときに責任を取らなくてはいけない上司からは、常識がないと言われてしまいます。
敬語が使えない
そして、学生上がりの社会人に多い「常識のない行動」には、正しい敬語が使えないことが挙げられます。
本人は至って正しい敬語を使っているつもりなのですが、周りからすると「非常に砕けた表現」ということもあるでしょう。
敬語か敬語じゃないかも分からないような発言をしていると、社会人としての常識がないと言われても仕方がないのかもしれません。
社会人としての常識がある行動とは?
では逆に、どんな行動をすれば「社会人としての常識がある」と言われるのでしょうか。
もちろん感じ方は人それぞれではありますが、以下のような行動ができる人は、新社会人であっても「常識がない」と言われることはありません。
空気が読める
たとえ新人であっても、「社会人としての常識がある」すなわち「仕事ができそうな人だ」と思われる人に共通していることは、ずばり空気が読めること。
相手が何をしてほしいのか、今は何をするべきなのかを瞬時に判断して行動できる人であれば、勤務年数や年齢に関係なく「常識がある」と言われるようになるでしょう。
挨拶ができる
これはもはや人としての基本でもありますが、時々自分から挨拶ができない人もいますよね。
相手からされるのを待っていたり、「ながら挨拶」をする人も少なくありません。
挨拶は基本だからこそ、ちゃんとできる人は仕事に取り組む姿勢も評価されるようになるのです。
きちんと目を見て、手を止めて挨拶ができると良いですね。
先読みできる
そして、社会人になると「指示されなくても」動けることが非常に重要になってきます。
よく、「指示待ち人間」などと言われることがあるでしょう?
もちろん、新人のうちは指示されるまで動けないのは仕方ないですが、同じことをするのに指示を待っていたのではNG。
先読みして行動できる人であれば、「社会人としての常識」もあると評価されるというわけです。
「社会人としての常識がない」がうざいと感じる理由
多くの人は、「社会人としての常識」という表現を嫌います。
確かに私も、あまり好きな言葉ではありません。
社会人としての常識、という表現が好きではない、うざいと感じる理由を紹介していきます。
曖昧なルールだから
社会人としての常識というのは、厳密に決められたものではありません。
言い換えてしまえば、個人の感覚の延長でしかないのです。
それを、「常識」という言葉を使い、あたかも守るのが当たり前というようなやり方には、確かに嫌気がさしますね。
曖昧なルールだからこそ認識に違いが出るわけですが、それをまとめて「常識」と言ってしまうためうざいと感じるのでしょう。
縛り付けてる感が強いから
学生から社会人になったばかりの頃は、知らないことばかりであるのは当然です。
それを「社会人としての常識」という一言で片付けてしまうのは、先輩や上司としての役割を丸投げしているようにも聞こえますよね。
さらに言うなら、「常識」という言葉で縛り付けている感も強く、あまり良い印象を与えないことは間違いありません。
考えが古いから
そして、現在の若者世代からすると、「社会人としての常識」などの表現は古臭くてたまりません。
どんどん新しい情報が増えている中、昔ながらの「常識」に囚われたくないというのが本音なのでしょう。
つまり、若者世代からすると「社会人としての常識」そのものが古い考えであり、なぜ従わなければならないのか、その意味が分からないのです。
「社会人としての常識がない」がうざい時の対処法
上司から「社会人としての常識が…」と言われるのは、はっきり言ってうざいですよね。
もし上司からそう言われてしまったら、どうすれば良いのでしょうか。
そういう言い方をしてくる上司がうざくてたまらないのなら、以下の方法を試してみてください。
表面上だけ聞いておく
事ある毎に「社会人としての常識が…」と言ってくる上司は、はっきり言ってうざいです。
とはいえ、相手は上司。
イライラしてもうざくても、とりあえず表面上だけは分かったふりをしておきましょう。
素直に返事をして従っておけば、しつこくあれこれ言ってくることもなくなるはずです。
上辺だけ聞いておけばOKですよ。
同期にグチる
あなたが「社会人としての常識がない」と言われてウザイと感じているのなら、おそらく同世代の人や同期の人も同じように感じている可能性が高いです。
仲のいい同期がいるのであれば、その人と愚痴大会を開きましょう。
私も、定期的に同期と飲みに行き、仕事の愚痴や上司に対する愚痴を言い合ってストレスを発散していましたよ。
具体的に聞いてみる
正直なところ、「社会人としての常識がない」と言われても、抽象的すぎてどういうことか分からないということもあるでしょう。
それを自分で考えろという意味なのでしょうが、上司がうざくてたまらないときには、「社会人としての常識って具体的にどういうことですか」と聞いてみてください。
周りに大勢人がいるところで聞いてみると、アタフタした上司を見ることができるかもしれませんよ。
社会人としての常識がないと言われた人がやるべきことは?
上司から社会人としての常識がないと言われてしまったら、どうすれば良いのでしょうか。
気にせず放っておくというのもありですが、やはり職場で上手くやっていくためには、上司の言う「社会人としての常識」を身につける努力をすることが必要です。
周りの真似をする
社会人としての常識がないと言われたら、まずは身近な人の真似をすることから始めましょう。
社会人になると、1から10まで教えてもらうのではなく、自分で学ぶ姿勢が必要不可欠。
どういう場面でどんな行動をしているのか、先輩のことを参考にしてみるのが一番分かりやすいのではないでしょうか。
観察力を身につける
先程も触れたように、社会人としての常識というのは「見て学ぶ」が暗黙のルール。
そのために必要なのは、やはり観察力だと言えます。
新人の頃は目の前のことでいっぱいいっぱいになってしまうため、周りを見る余裕はないかもしれません。
それでも、少し余裕が出てきたら周りを見る癖をつけるようにすると良いでしょう。
参考にする人を見つける
社会人としての常識がないと言われてしまったときには、誰か一人目標にする人を作ることをおすすめします。
「あの人みたいになる」と心に決めれば、必然的にその人の真似をするようになりますし、観察力も身についていくもの。
仕事への意欲も高まっていきますから、社会人としての常識がないと言われることもなくなるのではないでしょうか。
まとめ:社会人としての常識を身につけよう
学生から社会人になったばかりの頃は、知らないことや分からないことがあるのは当然です。
そのため、今までの自分の常識が社会人になったら通用しないということもあるでしょう。
もし、上司や周りの人から「社会人としての常識がない」と言われたら、周りを見て合わせていけば良いのです。
昔ながらの風習でうざいと思うかもしれませんが、会社ではそのルールに合わせておくことがトラブルなくすごす鍵ですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。