正論だけど言い方がきつい人の特徴や原因は?ムカつく時の対処法!
「言ってることは正しいけど、きつい言い方だな」そんな風に感じることはありませんか。
今回は、そんな風に正論を言うけどきつい言い方をする人について、深掘りします。
正しいことをきつく言ってしまう人の特徴と併せて、上手な対応の仕方もご紹介します。
自分自身がそのタイプで悩んでいる人のために、改善策もご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
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正論だけど言い方がきつい人の特徴
正論を言う人の中には、必要以上に厳しくきつい言い方をする人がいます。
最初の項目では、そんな人たちの特徴を紐解いていきます。
性格や言動などの共通項をご紹介しますので、気になる人はぜひチェックしてください。
言葉が汚い
言ってることは正しくても、言葉が汚いときつい印象を与えます。
どんなに相手のことを思っていても、暴言を吐いたり人格批判したりすれば、相手を深く傷つけます。
言われた人はショックで内容が頭に入ってこず、ただただ攻撃されたという記憶だけが残るのです。
いつも批判ばかりする
批判ばかりの人は、正論を言っただけで言葉がきついと思われます。
普段から批判ばかりしていると、正論を言った瞬間に、相手は誰かを否定しているあなたの姿を連想します。
攻撃する意図がなくても、普段の言動のせいで、辛辣に批判しているように聞こえるのです。
人を褒めない
誰かを認めたり褒めたりしない人も、理にかなったことを言ってるだけで、なぜか刺々しく聞こえてしまいます。
人間的な温かみがないので、正論を言われても、相手は突き放されたように感じるのです。
「すごいね」「頑張ったね」こんな一言があれば、印象も変わってくるでしょう。
いつも不機嫌
自分が正しいと思っている
自分は完璧だと信じている人は融通がきかず、物言いがきつい印象です。
100%自分が正しいと思ってしゃべる人は、相手を否定してしまいます。
相手に事情があっても頑なに認めないため、攻撃的に見えてしまいます。
きついと思われたくないなら、ある程度の柔軟さも必要でしょう。
正論だけど言い方がきつくなる原因
発言内容はもっともでも、言い方で損をしてる人っていますよね。
「もう少し言い方に気をつければいいのに」という風に感じる人も多いはず。
この項目では、正しくても言い方がきつくなってしまう原因を解説しますので、ぜひお読みください。
自信過剰
過剰な自信は、言葉や態度に刺々しさを生じさせます。
「相手は未熟で、自分の方が正しく洗練されている」そんな風に考えて話をすると、無意識に相手を見下す言い方をしてしまいます。
隠そうとしても言葉の端々に本心が表れてしまい、攻撃的な態度や言い方になってしまうのです。
相手を否定するから
どんなに優しい言い方をしても、相手を否定すれば、少なからず傷つけてしまいます。
言い方に問題がなくても、発言の内容と意図が相手の心を抉ってしまうこともあるのです。
口にした正論が相手を少しでも否定するものなら、辛口だと思われるのもやむを得ないでしょう。
ストレス発散しているから
正論をぶつけてストレス発散するせいで、攻撃的な言い方になるパターンも多いです。
相手にイラっとした時は正論で応戦したくなりますが、事実なら何を言っても言い訳ではありませんよね。
それを忘れて「正しければ何でも許される」と勘違いすると、必要以上に物言いがきつくなるのです。
正論だけどムカつく!その理由は?
「言ってることは正しいけど、なんか腹が立つな…」と思うのはなぜでしょうか。
この項目では、発言の内容は正しいのになぜか頭に来てしまう理由を3つご紹介します。
モヤモヤしている人は、チェックしてみてください。
攻撃的だから
たとえ正しくても、攻撃的な言い方をされると、腹が立つものです。
正論だとしても、明らかに人を傷つけるような発言をされたら「喧嘩売ってるの?」と思ってしまうのも当然です。
配慮するどころか、わざとショックな言い方をするため、人の神経を逆撫でしてしまうのでしょう。
偉そうだから
自分の方が上か、もしくは同じ立場なのに正論を言われると、誰でも腹が立つものです。
自分の未熟さを指摘されたり暗にマウントを取られたりして「なんでそんなに偉そうなんだ?」とイラっとするのです。
自分の立場を弁えない発言に、不快感を覚えるのでしょう。
図星だから
相手の指摘が正しく、落ち度を認めて反省しなくてはいけない場合、プライドが傷ついて感情的になります。
自分が悪い自覚があっても「反省しろ」と言われたら、相手によっては腹が立ちますよね。
特に、相手の指摘が完全に図星だと、悔しさや恥ずかしさで頭に血がのぼってしまうのです。
正論だけど言い方がきつい人への対処法
いくら発言が正しくても、辛辣な言い方をされると、イライラしてしまいますよね。
ここでは、正論でも言い方がきつい人にどう対処していくべきか、解説します。
相手の性格や特徴を踏まえた上で、スムーズに付き合っていきましょう。
真面目さを褒める
正論も言う人は、やや潔癖で勤勉なタイプが多いため、その真面目さを褒めるのがおすすめです。
下手に出ると相手が「自分は凄い」と勘違いするため、自分自身を卑下しないのがポイント。
少し皮肉な言い方ですが、相手も自分の視野が狭いことに気づくかもしれません。
怒らない
尖った言葉で正論を言う人は、基本的に感情的なので、怒らずに穏便に済ませましょう。
きつい正論を言う人は、相手が間違っていると思っているので、真っ向から言い争っても話が進みません。
こちらが感情的になるとますますヒートアップするので、穏やかに対応しましょう。
敬意を示す
厳しい言い方で正論をぶつけられても腐らず、敬意を示して「勉強になります」と言いましょう。
これは、正論だけど言い方がきつい上司などの目上の人に有効です。
上下関係があるため「相手の悪い癖を直そう」などとは考えずに、上手にあしらってストレスなく過ごすのが大切です。
「直球だね」と苦笑いする
相手は自分が正しい行いをしていると信じているため、強く言い過ぎてもよくないかもしれません。
しかし、何も言わなければ直らないので、自分の発言に対して違和感を覚えてもらうのがいいでしょう。
「ストレートだね」と有りのまま感想を伝えて、改善するかどうかは本人に委ねましょう。
「そこまで言わなくてもいいよ」と冷静に指摘する
あまりにも言い過ぎな場合は、言葉が鋭利なことを指摘してもいいでしょう。
ただし、この方法は自分と同等の立場かそれ以下の相手に限られます。
これまでの態度に我慢の限界がきた時や、相手と長く付き合いたい人は、勇気を出して自分の気持ちを伝えてみてください。
正論だけど言い方がきついと言われた…。直し方は?
最後に、辛口で正論を言ってしまう人の直し方をお伝えします。
自分できつい言い方に気づいていたり、人に指摘されて直そうとしていたりする人もいることでしょう。
そんな時に役立つ方法を5つご紹介しますので、試してみてくださいね。
人格批判しない
正確なことを言ったはずが、言い方がきつくなってしまう時は、人格批判していないかよく考えてみましょう。
たとえば、誰かが間違った行動したとしても、批判するのはその行動だけに留めましょう。
正しいことを伝えたい時に、誰かの人格を貶す必要はありません。
柔らかい言い方をする
正論を言う時は、直球ではなく柔らかい表現を使うように心がけてみてください。
ストレートに話すと、相手に伝わりやすい反面、きつくて冷たい印象を与えてしまうことがあります。
まずは露骨な表現を避けて、オブラートに包むように伝える努力をしてみましょう。
上下関係を意識する
正論をぶつける時は、自分と相手の上下関係にも細心の注意を払いましょう。
目上の人に正論をぶつけると、かなりきつい印象を与えます。
また、友達や同僚などの同じ立場でも、相手が対等と思っているとは限らないため、上から目線で言わないように気を付けてください。
常に相手の気持ちを考える
言葉を発する時は、常に相手の気持ちを考えてから慎重に口に出しましょう。
話し方がきつい人は、無意識に相手を傷つけるような言葉を使っています。
言葉選びに失敗すると、相手を傷つけたり不快にしたりして、印象が悪いです。
相手の気持ちを考えながら、慎重に話しましょう。
見下さない
相手を見下す気持ちを持たないのも重要です。
相手より自分の方が優れていると思って話すと、つい気が大きくなって言い方に刺が出てきます。
正論を武器に見下している相手を攻撃すると、相手にも回りにも性格が悪い人だと思われます。
発言の正統性も失われてしまうことでしょう。
正しいからこそ腹が立つ!言い方や捉え方には気をつけよう
正論は相手の落ち度や至らなさを浮き彫りにしてしまうため、言われた方は嫌な気持ちになるものです。
ましてやきつい言い方をしたら、ますます腹が立つことでしょう。
むしろ正しくて重要な指摘だからこそ、伝える側の言い方や、聞く方の受け止め方が大事なのです。
人間関係がうまくいかない人や、自分の癖を直したい人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。