社員旅行に行きたくない理由9つ

社員旅行がある場合、人によっては行きたくないというふうに思う人もいるでしょう。

そういう人はどうして行きたくないのでしょうか。

そこで今回は社員旅行に行きたくない理由についてご紹介しますので、あなたのケースと同じかどうか確認しながら最後までご覧ください。



社員旅行に行きたくない理由

人付き合いが面倒くさいから

社員旅行というのは、職場の人間同士が交流を深めるというのが目的です。

旅行中は職場の色々なポジションに人同士が交流を図り、お互いの理解を深めて関係をより良いものにしていくというのが目的なのです。

しかし、人付き合いが面倒くさいという人には、社員旅行には行きたくないと思う事でしょう。人付き合いが苦手なので、そういう行事は苦痛となってしまいます。

旅行中はどうしても色々な人と関わりを持たなくてはならず、面倒と感じてしまいます。

社員旅行が行われる場合、どうしても参加しなくてはいけないという場合もあります。そういう時には、思い切ってこれも仕事の一部と考え、積極的に交流を図って旅行を楽しみましょう。

社員旅行に行きたくないのは苦手な人がいるから

職場で苦手な上司や同僚がいる場合、そしてその人が社員旅行に参加するとしたら、社員旅行に行きたくないと思う事でしょう。

普段の仕事上で接するだけで苦痛なのに、この上休みの日も顔を合わせなくてはいけないとなると、どうしても参加する気にはなれないでしょう。

しかし、立場上参加しなくてはならないなら、折角の機会を活かして苦手な人の良い部分を見つけてみるというのも良いかもしれません。

いつもは厳しい上司の、意外とフランクな面を発見する事になり、上司に対する印象が変わる事になるかもしれません。

そこまでは無理という場合も、苦手な人を上手にスルーするというスキルを身につけるチャンスと受け止めれば、社員旅行で顔を合わせる事に対してもそれほど苦痛でなくなるでしょう。

社員旅行に参加する事が避けられない以上、できるだけ前向きに捉える事が大切です。



仕事とプライベートを別と考えているから

仕事とプライベートを別に考えているという人は、社員旅行の必要性を理解するのは難しいかもしれません。

そのため、社員旅行に行きたくないと思いますし、行く事が無駄と感じている場合もあるでしょう。

外資系の企業では社員旅行などはあまりありませんが、この仕事とプライベートは別と考えている企業が多いので、そういう行事もないのでしょう。

仕事の成果を上げる上で、大切なのは仕事上の能力という風に考えている人は、むしろプライベートな面を知る事で、余計なしがらみができてしまうと感じてしまい、苦痛に思うのです。

しかし、プライベートを一緒に過ごす事で、意外な一面を知り、それが仕事に役に立つという事もあります。

折角のチャンスですから、何回かは参加してみるのも良いでしょう。

その上でやはり無駄だと感じたら、不参加とすればよいのです。

社員旅行に行きたくないのは上司に気を遣うから

多かれ少なかれ会社で気を遣う上司や同僚。普段だと就業時間が終わると会社から離れられるのでリラックスも出来ますが社員旅行となれば話は別です。

朝から晩まで上司や同僚と一緒に過ごしいつもとは違う環境にいても他人を気にかけないといけないのは疲れるものです。

バスの中、観光中、ホテルでの食事など一人で過ごす時間もほぼなく常に誰かと接していなければなりません。

団体行動が苦手な人にとって社員旅行は非常に厳しいものがあります。



新入社員は特に出し物が大変だから

社員旅行といえば恒例イベントの夜の出し物があります。

上司や先輩は見ているだけで気楽かもしれませんが、新人は内容を必死に考えたり、忙しい時間を縫って練習をしたりと大変です。

自分一人でやる出し物ならまだ時間も確保しやすいですが複数でやろうとすると時間を合わせるのが容易ではありません。

練習する場所も会社以外でやろうと思うと場所探しだけでも手間です。

おまけにそんな努力もむなしく一生懸命やった出し物がすべりでもしたらショックで立ち直れません。

女性は多少すべっても笑って済ませられますが、男性に対する目線は厳しい場合もあります。

出し物を楽しんでやれない人には社員旅行は苦痛でしかありません。

会社の人との旅行に疑問を持っているから

そもそも旅行というものはプライベートでするものです。

週末も含め就業時間外の時間はプライベートの時間のはずなのに、その大切な時間を社員旅行と銘打って会社の人と会うのは疑問なところです。

上司が社員同志のコミュニケーションをより深くするために、普段頑張ってくれている社員に少しでも楽しんでもらうためにという気持ちはとても有難い事ですが、社員が旅行を望んでいるかと言われれば必ずしもそうではありません。

会社によっては強制的な意味合いを持つ社員旅行も存在します。

不参加というと理由を尋ねられる場合もあるでしょう。

一度や二度断るくらいなら良いですがずっと断り続けると、せっかくの会社の催し物にも参加をしない人として悪いイメージがつく可能性があります。

そういった面倒な考えを招くものが社員旅行であり、行きたくないと思わせる理由の一つと言えます。



海外など自分の好きな旅行先を選べないから

社員旅行は、当然行き先が決まっています。しかし、人には好き嫌いがあります。

例えば、暑いのが苦手だから南国に行くと体調を崩す、とか、水着になるのが嫌だからリゾート地は嫌いだとかです。

そのような人が毎年沖縄に行くことがどんなに苦痛になるでしょう。暑くて、しかも海に入ろうなんてプランがあろうものなら、それは苦痛以外の何者でもありません。

普通に会社に出勤して仕事をしていたほうがよっぽどマシなくらいです。

24時間仕事してる気分になるから

社員旅行は、当然上司や同僚も一緒に行くものです。

小規模な会社では社長と移動時に隣の席になることもあるかもしれません。

そんな時は、気持ち的にくつろげるはずもなく、非常に気を使ってしまいます。

また、食事中や飲み会中も食事の取り分けや、ビールのおしゃく、また注文のために店員さんを早めに呼ぶなど、息を付く間もありません。

せっかくの慰安を目的とした旅行でも、これでは24時間仕事をしに行くようなものです。更に宿泊先で先輩と二人の部屋になったらどうでしょう。

中のいい同僚と一緒になるならともかく、普段指導をされている先輩と一緒になった場合には、ゆっくり寝ることもできないのです。

社員旅行に行きたくないのはそもそも団体行動が嫌いだから

生きていくために会社に通勤して仕事はしているけれど、ランチも休憩も単独行動で、団体行動が苦手な人もいます。

そんな人は、そもそも団体行動が嫌いなのです。

社員旅行といえば、団体で集合場所に待ち合わせをして同じ乗り物に乗って移動をします。また、同じところで食事をとりますので四六時中誰かと会話をしているような状況です。

逆に、誰かと一緒の空間にいるのに会話をしないと気まずくなってしまいます。

初対面の人同士ばかりであれば、まだましですが、普段単独行動をしている人が、普段団体行動をしている輪の中に置かれてみたら、孤独感を味わうこと間違いありません。

みんながわかる内輪の話をされ、盛り上がられ、それでもその場から立ち去ることができない状況と言うのは、まさに拷問状態です。



社員旅行に行きたくないときの断り方や言い訳

資格試験があると伝える

社員旅行に行きたくないということを伝えても良いとされていますが、なかなかそういったことは周りの目などもあってできませんよね。

そんな時には資格試験がその日にあるということを伝えておきましょう。

仕事に関する資格試験であれば断りやすいのですが、この場合、資格試験がその日にあったかどうかというのがすぐにわかってしまいますし、結果や試験内容、それに会場の雰囲気などについても聞かれかねません。

ですので、仕事に関する資格試験ではなく、あまりメジャーではない資格試験をチョイスするのが1番でしょう。

もしくは、「もし試験が落ちたら恥ずかしいので、何の資格かは秘密です」などと言っておくと、後からその試験日などをネットなどを使って他人は確認できないので、そういった資格を選ぶのもポイントです。

乗り物が苦手だと伝える

社員旅行に乗り物はもちろんつきものです。

飛行機やバスなどがその中心となるでしょうが、乗り物が苦手であるということを上司に伝え、社員旅行を断ってみましょう。

今は酔い止め薬もあるので「酔い止めがあるじゃないか」と言われることも必ず想定してその後の返事を考えておくのもマストです。

「いろんな酔い止めを使ったのですが、どれも効果がなく、1度飛行機の席で吐いてしまったことがあり、CAさんに迷惑をかけてしまったので、もうそんな思いはしたくないのです」などと言ってみましょう。

そうすれば、「それなら仕方ない」と言ってくれるでしょう。

バスの場合であっても同じような言い訳をすれば、理解してくれるはずです。

あまりに作ったような話であれば信じてもらえなくなるので、ある程度信憑性のある話をしましょう。



親友の結婚式があるという

親友の結婚式の日程まで会社の人は把握していませんよね。

しかも、お祝い事ですし、一生に一度のことですから、社員旅行よりもそちらを優先するべきという考えが一般的にあります。

ですので、親友の結婚式は社員旅行を断る理由としてはかなり使える方法です。

結婚式が終わってから来ればいいじゃないかなんて言われることもあるかもしれませんが、その際には、親友なので二次会の幹事なども頼まれていて1日中空いていないとか、地方での結婚式なのですと伝えればわかってくれるはずです。

できれば、この言い訳を使う場合には、結婚式場の名前や結婚をする場所(県名)などを準備しておくことが大事です。

そして、たまたまその日が仏滅などであったら、「仏滅だと式が安く済むのでそうしたみたいです」という風に伝えるとよいでしょう。

親戚の集まりがあるという

海外では家族が主体となっている考えが強いので、家族にトラブルがあったから会社を休むということもよく話ですが、日本ではなかなかそういった考えは薄いですし、極論を言ってしまえば、命にかかわるようなことがなければ休みの理由には使えませんよね。

ですが、親戚一同が介す場所が催されるというのであれば、やはり会社側としても「なんとかその集まりを避けられないか」とは聞けるものの、「だめだ、行ってはいけない」とまでは絶対に言うことができません。

ですから、社員旅行の日にずっと会うことができなかった親戚一同で集まることが前から決まっていたのだということを伝えましょう。

先約であれば仕方ないですし、普段集まれない人が集まる場所に参加させないわけにはいかないので、社員旅行を断るのに向いている言い訳です。

社員旅行に行きたくないなら言い訳を早めに考えておく

いかがでしょうか。

今回は、社員旅行に行きたくない理由について、お伝えしました。

他にもプライベートの用事があったり、経済的な負担が生じるという理由で参加したくないという人もいるでしょう。

しかし参加する事が決まっているなら、折角のチャンスですからできるだけ有意義に楽しく過ごせるように自分自身で努力するという事も大切な事なのです。

どうしても行きたくないのなら、早めに言い訳を考えておいて、しっかりと伝えておきましょう。

ドタキャンほど周りの信用を下げるものはありません。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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