卑怯な人の特徴とその対処法6つ

 
あなたには「こいつは卑怯だな・・・」と感じる人がいるでしょうか。

もしいるとしたら、どのような時にそう感じるのでしょうか。また、卑怯な人というのは、いったいどういう人なのでしょうか。

今は、情報化社会の中で、個人が自立性・自主性が求められる時代です。

そんな競争の中で生き抜いていくために「卑怯な人」を見分けて付き合っていくしかありません。

そこで本日は卑怯な人の特徴をご紹介しますので、思い当たるフシがあるかどうか確認しながらぜひ最後までご覧ください。



卑怯な人の特徴と対処法

 

卑怯な人は正攻法で物事に取り組まない

 
卑怯な人というのは、目的を叶えるためにはどのような方法でも厭わないという特徴があります。

自分の実力などが足りないとして、そのまま正攻法で行った場合、目的を叶える事ができません。

卑怯でない人は、そこで目的が叶わなくてもあきらめるか、または実力をつけるようにしようとするものです。

しかし、卑怯な人はそういった正攻法ではなく、裏工作をしたり人にウソの情報を吹き込んだりして、自分の都合の良い形に持っていこうとするのです。

卑怯な人は、正攻法で物事に取り組まず、なんとしても自分の目的を叶える事に、執着しているといえます。
 

卑怯な人は自分が常に安全な所にいようとする

 
卑怯な人というのは、自分が窮地に追い込まれるのを極度に嫌がり、人を陥れても自分だけは安全な場所にいようとする特徴があります。

例えば仕事において、自分のミスで仕事に支障が出たのに、たまたま別の人がそのミスを押し付けられていても、正直に話す事により自分が窮地に追い込まれそうなら、決して自分のせいだと言いだす事はありません。

また、誰かがセクハラやもら原に悩まされていても、それを証言する事で自分が後々何か不利益を被りそうなら、決して人のために動こうとはしないのです。

それだけでなく、自分が窮地に追い込まれないためには、人を陥れる事にもさして痛痒を感じないのです。

常に自分の保身ばかり考えている人がいた場合、その人は卑怯な人の可能性が大きいでしょう。



卑怯な人はネガティブな事を行う時に罪の意識がない

 

卑怯な人は、目的の達成や身の安全を図る為に、色々な策を練るといった事を行います。

その策を練るという方法においても、ネガティブな事、

つまり倫理的に反している事を行うのに躊躇がないのです。

躊躇がないのは、ネガティブな事を行うのに罪の意識がなかったり薄かったりするのですが、

どうしてそうなるのかというとまずは自分の身が可愛く、万が一にも自分が損をしたり何かまずいといった立場に追い込まれる事が耐えられないのです。

それは、人間性のキャパシティーが小さく、自分が追い込まれた時に耐える事ができる精神力がないためです。

卑怯な人は人間性において、いろいろな意味で劣っているといえるでしょう。

そのため、倫理的な事に反してでも、自分の身を守ったり自分の得になるようにするのでしょう。

 

自分は動かず、他人を動かす

 

このタイプの人間は世話好きであったり、人付き合いが上手でいろいろと話を持ち掛けてくる人だといえるでしょう。

そして、言葉巧みに人を操りそそのかしたり、何かを勧めてくるものです。

それが果たして、自分のためになるのか、犯罪であったりリスクが高かったり危険ではないか、株式投資やFX、投資信託などリスクを承知でいるかどうか・・・。

それを見極めるのもあなた次第と言えるでしょう。



善人の顔をしているが本性は小悪魔

 
本人の意思は不明ですが、小悪魔タイプの人間というものが世の中にはいるのです。

その人に悪気もなく、平気でうそをついたり行動に一貫性がなく人を振り回してばかり。

そんな人は大抵、にっこりとほほ笑みながら近づいてくるものです。

疑いようのない笑顔(作り笑い)をしながらあなたに近づいてくる人には少し警戒心を持った方がいいかもしれません。

「人の良さそうな人」や「純真な目をしている人」など、そういった人を疑いの目で見ることは気が引けるかもしれませんが、何があるか分からないのが世の中です。

色々なものに猜疑心を持つこと、そして、いたずらに敵を作らない人間関係が必要な時代になっているのかもしれません。
 

常に受け身にまわる傾向がある

 
これは日本人にありがちですが、他人に任せていて何かあるとその人のせいにするのも卑怯と言えるかもしれません。

誰かに「お願い」していて、それであなたが損害を受けたり、ひどい目にあっても誰も保証してくれないかもしれないのです。

今は「お願いします」と頭を下げて他人に任せきりにしていては危険とも言えます。

医療などの福祉、自分の経済状態、仕事関係や人間関係なども自分の考え方、生き方などを考えなければなりません。

権威や権力に頼っていてもいつかは裏切られかねないものです。

他人と自分の関係を見直して、「本当にこれでいいのか?」を考えてみる時間も時には必要なのではないでしょうか。

そして、協調性も忘れないことも大切です。

自主性と協調性を適度にバランスさせられれば、あなたも現代を生き抜く大人として立派に生きていけるはずです。



卑怯な人の心理

 

自分のことが好きではない人

 
卑屈な人は自分のことが好きではありません。

人間は、自分が嫌いな人のことはどんなことでも目に付き、他の人がやれば気にならないことでも、嫌いな人であれば些細なことでもビットがたってしまうものです。

自分のことが嫌いな卑屈な人は、自分のやることなすことが気に入りません。

そうすると、他の人のことを批判するように、自分のことを批判するのです。

自分が嫌いな自分自身のことを、当然周りの人も好きになってくれるなんて思えるはずもなく、ことあるごとに「自分はだめだ」「自分に価値なんてない」といいます。

こういう人は他人への攻撃性はどちらかといえば低いことが多く、自分のことをその分攻撃するのです。

ほかの人に対して、悪口を言うとき、多少は良心が働いて「本人には直接言えないな」という思いが発生しますが、その言えないことを、全部自分で言って、自分で受け止めてしまうのが卑屈な人です。
 

他人の言葉をまっすぐに受け取れない

 
卑屈な人は、自分のことを前向きに見たり考えたりことができません。

何か作業をした際に、誰かから賞賛されることがあったとしましょう。

卑屈な人は、誰かから自分が褒められると、「自分が駄目だから、褒めて持ち上げようとしてくれてるんだ」と感じます。

逆に説教をされると素直に「自分が駄目だから、叱られるんだ」と感じてしまいます。

つまり、褒めても何をしても「自分が駄目だから」という風に結び付けてしまいます。

自分のやっていることに自信がもてず、他人の批判を甘んじて受け入れるべきと考えているので、そういった考え方になってしまうのです。

もちろん褒められたことに対して、愛情や想いを感じないわけではありません。

しかし、「この人は優しいから、叱るのではなくて、褒めるという手段をとってくれるんだ」という考え方になります。



真面目な人でいたいと考えている

 
自分は駄目な人間で、勉強も仕事も出来ないから、せめてルールや規則を守り、誠実に、規則正しく日々をすごそうとします。

一見すると真面目で誠実に作業や業務に取り組んでいるように見え、事実そうではあるのですが、あまり融通が利かないタイプです。

なぜなら自信がない自分の判断に、やはり自信がもてないからです。

そのため、ルールに則って自分の活動の根拠を常に明示しようとします。

ある意味、作業・活動の根拠となる事象・理由が明確であるため、作業内容自体は正確ですが、その反面、応用作業をすることが出来ません。

なぜなら自分の判断に自信がないため、自分の考えで作業をすることを苦手としているからです。

そのため、報告・連絡・相談をきっちり行う一方で、細かすぎると周りからは認識されていることがあります。
 

他の人への気の遣い方が心配になる

 
自分の立場を少しでも低くして、ほかの人へ気を遣うことを好みます。

飲み会では積極的に動き、雑務を引き受けることが好きです。

そうすることで、自分の存在意義をかろうじて見出そうとする反面、誰も助けてくれないと「自分はその程度のことしか任せられないその程度の人間なんだ」と負の連鎖に陥ることもあります。

周りから見ると、一見優しい人、頼りになる人、気遣いが出来る人、自己主張が少なく場の空気を大切にする人に見えますが、実際はその行動をとることによって、他の人から評価を得ることで、かろうじて自己満足を満たそうとします。

しかしやはり、ルールに則った生活をするなど、基本的には真面目な性格であり、自分よりも他人を気にするタイプであるということから、性根は優しい人であることは間違いありません。
 

卑怯な人の心理を理解する

 
いかがでしょうか。

卑怯な人の特徴についてお伝えしましたが、卑怯な人というのは、もともと人間性において劣っているという事です。

しかし、もし自分にそういう要素があるなら、一つ一つ改善していけば、卑怯な人と呼ばれる事もなくなる日も来るでしょう。

人は誰しも卑怯な部分を持ち合わせているものです。

その心理を理解することで、相手に対する許容範囲も少しは広がるのではないでしょうか。

つまり、客観的な視点を持つことが大切であるとも言えるでしょう。

また、仕事先で卑怯な人に悩まされていて、仕事辞めたい・・・と感じている人は「仕事辞めたい人のための後悔しない転職方法7つ」をしっかり読んでみましょう。

あなたがやるべき行動がしっかり理解できるはずですよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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