毒親の6つの特徴とは?

毒親とは、子供に対して虐待や、それに近いことをする親を表す言葉です。

その行為が子供にとってはまさに「毒」のように感じられることから一般的には「毒親(どくおや)」と呼ばれるようになりました。

子ども自身は虐待だと思っていないけれども、第三者からみたらまさに虐待だと思われるようなことは多々あります。

子供は単純に麻痺してしまっている状態というわけです。

では、いったいどんな親が毒親に当たるのでしょうか。

そこで今回はについてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。



毒親の特徴とは

 

子供のことよりも自分にお金をかける

 
毒親の特徴とは、子供のことよりもまず自分のことを優先にして、自分のことばかりにお金をかけてしまうことです。

子育てはとてもストレスが溜まるものですから、たまには子供のことよりも自分にお金をかけて息抜きするのも良いですが、そればかりでは毒親にもなってしまうものです。

子供の洋服や学校で必要なものを優先に買わなければいけないのに自分のブランド品を買うことを優先にしたり、自分の欲を優先にして生きているような母親は毒親と言われてしまっても仕方がないものです。

また、子供の児童手当を自分の遊ぶお金として使ってしまうのも毒親の例でしょう。

親である自分が満たされていることでストレスなくより良い育児ができるのだと主張するような人もいますが、度が過ぎると育児放棄にもつながってしまうものです。

大人が楽しいことが必ずしも子供にとっても楽しいこととは限らないので、度が超えないように、自分で遊ぶ時間はセーブできるような母親でないといけないでしょう。

また、自分の遊びの都合に子供をつき合わせるのも毒親とみられてしまうことがあります。

 

嫌なことは子供に押し付ける

 

毒親の特徴とは、自分の嫌なことは子供に押し付けてしまう、ということがあります。

面倒な掃除や家事などは本来であれば親がやるものですが、こうした面倒なことをしつけや教育目的ではなく嫌がらせで押し付けているような親は毒親ということもできるでしょう。

また、自分の子供であっても性格的に自分と合わないような子供もいるものなので、そうした性格の違いからついつい意地悪をしてしまう親というのもいるものです。

良くあるのが、気の合う下の子ばかりをかわいがって上の子を可愛がってあげない・無視してしまうということです。

自分ではそういったことをしているつもりではなくても、いつの間にか嫌がらせを無理に自分のしつけ方法なのだとしてしまう親というのもいるでしょう。

こういった無意識に子供が嫌がることをしている親も毒親です。

親に余裕がある時であればこうした状況を改善していけることもありますが、親に余裕がないような状態だと子供がストレスのはけ口になってしまって、子供も誰かに意地悪をしてしまうような悪循環になってしまうようなこともあるものです。



子育てに良い環境を考えない

 

毒親の特徴として、育児に良いと思われる環境や、子育てに良いと思える環境を作らないということもあるでしょう。

誰しも理想通りの環境に住めるわけではないですし、子供のために公園に近い場所に住みたいと思っていても住めないことでうまく行かないことというのはあるものです。

ですがそういったうまくいかないところを何とか改善しようともせず、良い環境つくりをしない親というのは毒親です。

狭い家でも綺麗に片付ければ少しは広くなりますし、良い空間にすることというのもできるものです。

また、庭がないのであればベランダで何か緑を置くようにしても良いでしょう。

結果あまり良い環境にならなかったとしても、子供にとって良い環境を与えようとするその気持ちがとても大事であるということがあるので、そういったことを考えもしないような親は毒親でしょう。

子供に良い環境というのを考えないことで事故にもつながりやすくなりますし、子供にとっての危険も増やしてしまうことにもなります。

ですから子供にとっての良い環境を考えない親は毒親ともいうことができるでしょう。

 

自分の価値観をおしつける

 

毒親の特徴の1つに自分の価値観を押し付けるというものがあります。

小さい頃から、子供の意見や主張は一切聞かず、親の価値観を無理矢理押し付け、子供を洗脳していくというもの。

もちろん、こういった親は子供が言うことを聞かないと暴力を振るったり、おもちゃを壊したりと、子供じみた強硬手段へと走ります。

すると、最初は抵抗していた子供も親の前では大人しくなり、しかたなく親の言うことに従うようになります。

こういった子供は外でストレス発散のためにいじめを行なったり、もしくは自分の殻にこもってしまって、引きこもりや不登校になってしまい、最悪の場合社会復帰が困難な状況に陥ってしまいます。

しかし、毒親というのは自分の考えが1番正しいと思っているので、自分に非があることは一切認めず、再び問題を起こした我が子を叱りつけ、暴力を振るっていくのです。

たしかに、子供を育てていく上で自分の価値観が多少反映されるのはしょうがないことですが、完全に縛り付けてはだめです。

時には、子供の意見も尊重し、自由にやらしてあげることが大切。

自分のエゴばかりを押し付けていては、いい子育ては絶対できないのです。



自分の子供に依存したり粘着する

 

これは毒親の中でも、母親のほうによくある特徴です。

自分の子供に粘着する毒親は基本的に、自分の理想通りの子供に育ってほしいため、子供のすべての生活を監視、規制するようになります。

こういった親は、出発と帰宅の時間を規制したり、外にいてもいまどこでなにをしているかいちいち連絡させたりと、我が子を執拗に監視しようとします。

これは子供の安否を心配しているのではなく、自分の理想の子供を作り上げるためにやっていること。

こういった毒親は我が子が自分の許容を超えた言動や行動に不信感と嫌悪感を抱くため、子供が自分の理想通りに育ってくれないと、ヒステリックを起こします。

時には周囲の人間が止めに入るまで何度も何度も叱り続けることもあります。

また、こういった家庭の特徴は、父親の権力が全くないということ。

というよりも父親が子育てに関心を持っていないため、母親が過剰なしつけをしても止めるどころかフォローさえしないのです。

子供は親のおもちゃではありません。

成長していく過程で自分で考えて行動していかなくてはいけない時もあります。

ある程度の年齢がきたら子離れし粘着をやめないと、主体性をなくした無気力な子供になってしまうことがあるので、注意しなくてはいけません。



大人になりきれていない

 

毒親というのは基本的に大人になりきれていない、精神年齢が非常に低い親のことをいいます。

本来大人が兼ね備えている、寛大や我慢、素直さというものが欠落しているのです。

そのため、子供に対して平気で子供じみた言動や行為を行っていきます。

たとえば、兄弟の中でも気に入らない子がいれば、無視をしたりご飯を作らなかったり。

また、自分の子供なのに平気で嫌味をいったり、陰口をたたいたり。

その行動はまるで、小学生や中学生がやることと全く一緒で、精神年齢が非常に幼いといった特徴をもっているのです。

こういった毒親は子供に嫌われて育つため、老後は誰も面倒を見ようとしなくなります。

すると、大人になりきれていない毒親は寂しさのあまり、子供に助けを求めるようになります。

しかし、今まで散々な仕打ちを受けてきた子供たちは手を差し伸べようとしません。

また、毒親の方も素直に助けを求めることができず、むしろ悪態をつくこともあるので、ますます関係は悪化し、最悪の場合孤独死なんてことも考えられます。

死ぬ間際にならないと自分の愚かさを認識できない。

それが毒親です。

 

毒親へは早めに対処しよう

 

いかがでしょうか。

「うちの親は前からこんな感じだから・・・」と諦めていないでしょうか?

一度、そんな気持ちになってしまったら、何か対策を打とうとすら気持ちにもなりません。

そして、あなたは心身ともに疲弊しきってしまい、自分の人生ですらどうでもよくなってしまいます。

これは大げさでもなんでもなく、小さなことがきっかけで人生が狂ってしまうことは本当によくある話です。

だからこそ「こんな親だから・・・」と投げやりにならずに、なんかおかしいかもと疑ってみてください。

そして、誰かに相談してみましょう。

全ての解決策はどれもがほんの小さなことから解決していくものです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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