勉強を楽しいと思えるコツや方法10選

あなたは勉強に対して、どんな気持ちで取り組んでいますか?

楽しい、やる気がある、おもしろい、あるいはめんどくさい、早く終わらせたい、楽しくない・・・など、勉強に対する気持ちはひとそれぞれだと思いますが、なんとなく苦手意識を持っている人、楽しいと感じることができない人も多いでしょう。

そこで今回はそんな「勉強があんまり楽しくない」あなたに、勉強を楽しいと思えるコツをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

コツをつかんで、楽しく勉強しましょう。



勉強は楽しい

 

目的や目標をはっきりさせる

 
まずはじめに、はっきりとした目的や目標を決めましょう。

志望する大学や高校などがすでに決まっている人はもちろんその大学・高校に合格することが目標になりますが、まだ具体的に考えていない人はもっと小さな目標でもかまいません。

次のテストで何点とる、学年で何番以内に入る、など、より具体的な目標を立てましょう。

ライバルに勝つ、というのも目標のひとつですが、その場合にはもっと細かく目標設定をするのがおすすめです。

例えば定期テストでライバルに勝ちたいのなら、何点ぐらい点数を取ったら勝てるのか、何番以内を目標にしたら勝てるのか、などより具体的に考えてみましょう。
 

目標を達成するための作戦を考える

 
目標や目的が設定できたら、次は作戦会議です。

「次のテストで○○点とる」「学年で○番以内に入る」というミッションを達成するために、どんな作戦が有効か考えましょう。

どの教科で何点くらいとりたいのか、平均点からどのくらい上回る必要があるのか、自分の得意教科・不得意教科は何なのか、今回のテストの出題範囲は・・・など、情報を集めて整理します。

それをもとに、どんな作戦で目標を達成するのか考えてみましょう。



目標と現実の差を知る

 
これは作戦を立てる段階でもとても重要なことですが、自分の達成したい目標と、現在の自分の状態にどのくらいのギャップがあるのか知るのはとても大切です。

テスト前や受験前は気持ちが焦っているので正確に状況を把握しづらくなりがちです。

すごく悲観的に考えていたけど冷静に考えてみると案外いい感じだったり、楽観的だったけど実はけっこう危ない状況だということがわかったり、いろいろな発見があると思います。

無駄な焦りや余裕を防ぎ、冷静さを保つためにも、一度じっくり目標と現実の差をはかってみるのがおすすめです。
 

余裕すぎるくらいの計画を立てる

 
作戦が決まったところで、実際に計画を立ててみましょう。

この時注意するべきなのは、余裕すぎるくらいゆとりのある計画にすること。

きちきちにつまったスケジュールは、計画倒れの原因になってしまいます。

また余裕すぎるくらいの計画にしておいてタスクを確実に消化していくことで、「タスクを消化する快感」が得られます。

メモ帳にその日の分のTo Do Listをつくり、終わったものから線を引いて消していく方法がおすすめ。

その日1日を振り返ったときに、「今日はこれだけやったんだ!」という充実感、達成感が得られます。

一方計画倒れになってしまうとそのまま放置してしまう場合が多いため、なかなか勉強が進まず成績が上がらない、だから楽しくない、という負のスパイラルに陥ってしまいます。

計画にはとにかく余裕を持たせ、楽しみながらどんどん消化していきましょう。



飽きてきたら、ためらわずに切りかえる

 
楽しみながら勉強を続けたいと思っていても、同じ教科を何時間も継続して勉強し続けるのはなかなか大変です。

ずっと似たようなことをやっていると飽きてしまうのはしょうがないこと。

飽きてきたなと思ったら、ためらわずに次の教科に切り替えましょう。

英語などであれば、リーディングからリスニングに変えるという感じでもOKです。

飽きているのに無理して続けようとすると、大きなストレスになってしまいます。
 

結果をみて、また作戦会議

 
テスト結果などが返ってきたら、目標の点数や順位が達成されているかに一喜一憂するだけでなく、見直しを忘れずにしましょう。

今回の結果をもとに、また次の目標と作戦を立てましょう。

そのためにも、結果をよく分析することは重要です。目標が達成されていた場合にはなにがよかったのか、達成されていなかった場合にはなにがいけなかったのかということを中心によく考える必要があります。

この作戦→実行→結果→作戦・・・というループができるころには、あなたもきっと勉強が楽しくなっているはず。

勉強しなきゃと思うと気分が乗らないひとも、ミッションを達成するために作戦を立て、その作戦を実行しているという気持ちで机に向かいましょう。
 

日常生活の中に取り込んでみること

 
楽しいと思えないことは長続きしませんし、楽しくないとわかりきっていることは「やろう!」とも思えないものです。

勉強を楽しいと思うためには、勉強を非日常的なものにしないこと。

「面白くないのにやらなきゃいけないもの=勉強」という思考回路ができていると、どうしても勉強を楽しめません。

勉強に手を付ける段階からスタートしていては楽しみ方を見つけるまでに時間がかかり過ぎてしまいますから、とりあえず勉強を日常の生活の中に取り込んでみましょう。

わざわざやらなければいけないものではなく、毎日の生活でこなすものにしてしまうことです。

毎日の生活の中で行わなければいけないものであれば、自分なりに工夫をして楽しみを見出すことができます。

日常生活の一部になることで、小さな発見でも勉強を楽しむことができるようになります。



勉強した後のメリットを具体的にイメージすること

 
人間が楽しいと思えることの多くは、自分にとってメリットがあることが多いです。

例えばお菓子作りだと、作る過程でワクワク感が味わえるとか、出来上がったお菓子を喜んで食べてくれる誰かがいること、お菓子を食べる喜びといった具合です。

勉強が楽しめないのは、単に作業になっているから。

勉強をしたって何のメリットもないとか、勉強をしてどんな良いことがあるのだろうと思っているうちは勉強を楽しむことができません。

勉強を楽しむためには、勉強をすることによるメリットを具体的にイメージすることです。

勉強したらどんな良いことがあるのかを考えてみましょう。

例えば、勉強して新しい知識が身につけば仕事の選択肢の幅が広がって、収入が増えた分趣味にお金を使えるかも・・・といった感じで具体的にイメージを膨らませるのがポイントです。
 

勉強して成功した人たちについて知ること

 
勉強を楽しむためには、自分が勉強してどうなりたいのかを明確にすることです。

そのために欠かせないのが、実際に勉強をして成功した人たちについて知ること。

勉強を頑張った結果、どんな人生が待っているのかという前向きな情報があれば、勉強を楽しみやすくなります。

勉強を頑張ってもどんな人生が待っているか分からないとか、勉強だけがすべてじゃないなんてことを心のどこかで思っているから、勉強がつまらないと感じてしまうのです。

楽しみたいのなら、勉強の嫌な側面には目をつむりましょう。

とりあえずは、成功した人の良い面だけを見ることです。

そうすることで、能は「勉強を頑張ったらこんないいことがあるんだ!」とか「こんな風に成功できるんだ!」といういいイメージをもつことができます。

成功者について知ることが、勉強を楽しむためにも役立ちます。



小さな目標をたくさん立てること

 
勉強には終わりがありません。

どれだけ勉強しても終わりがないと分かっているからこそ勉強が楽しいのだという人もいますが、多くの人は終わりがない勉強に嫌気がさしてしまいがちです。

人が楽しいと感じることの条件の1つに、達成感を得ることがあります。

達成感を味わうことで、「楽しい!やってよかった」とか「もっと頑張ってみよう」という気持ちがうまれるのです。

ですから、勉強についても小さな目標をたくさん立てて、より多くの達成感を味わえるようにしましょう。

何かの資格を取るのが最終目標なのだとしたら、資格の試験までにいくつか中間目標を設けることです。

たとえば、ワークを1冊終わらせるとか、ここまでの範囲で5割正解するといった具合で構いません。

短いスパンで達成できる目標を作り、勉強を楽しめるようにしましょう。
 

実力がつくほど勉強を楽しいと感じるもの

 
いかがでしょうか。

今回は勉強が楽しくなるコツをご紹介しました。

どれもすぐに実行できるものばかりなので、この機会にコツを身に着けて、もっともっと楽しく勉強しましょう。

一度楽しくなったらもうあなたのものです。

工夫次第で勉強もとっても楽しいものになります。

6つのコツを活かして楽しく勉強したら、世界ももっと広がるはずです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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