毅然とした態度で臨む方法9つ

毅然とした態度で臨むにはどうすればいいのだろう・・・とあなたは悩んでいないでしょうか。

どっちつかずな態度ばかり取ってしまい、結局は相手の言うとおりに流されてしまうような人がとても増えている傾向があります。

しかし、それではあなたの意見は無いに等しいですし、そんな態度しかとれない自分に嫌気がさしてしまいますよね。

そこで今回は毅然とした態度で臨む方法をご紹介しますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。



毅然とした態度で臨む方法

毅然とした態度で臨むには起こり得るハプニングを想定しておく

毅然とした対応をしなければならない時に、ちょっとしたことであたふたしてしまえば、自分のボロが出てしまいます。

心構えだけでは乗り切れない場合もあるので、「こう来たらこう返そう」と、強くイメージしておくことが大切になってきます。

何度も頭の中でシミュレーションを重ね、何通りもの相手の対応を想定し、それに怯まずに返せるように自分の答えを決めておきましょう。

様々なケースを想定して事前の準備をしていくことは、自分の心の余裕に繋がります。

余裕を持つことで、相手につけいる隙を与えず、自分のペースで進められるのがいちばんベストです。

絶対にしてはいけないことを考えておく

相手がかなりの強者であったり、話に一切耳を貸さない威圧的な態度である場合があります。

そうした自分の不利な状況や、言うべき内容が伝えられないような状態では、ついつい萎縮してしまいがちになります。

そうすると相手の要求に対して本来の意志に反して承諾したり、判断能力が鈍ってしまい話を鵜呑みにしがちになります。

こういった状況を想定し、絶対に肯定してはいけないことや言わなければならないことは、予めはっきりさせておきましょう。

「これだけは絶対にダメだ」と思い込ませることで、いざピンチになった時に最悪の結果を回避することができるでしょう。



死守すべきボーダーラインを決めておく

交渉ごとであったり取引であったり、自分も相手も一歩も引かないことがあります。

決着が着かない時には、どちらかが譲歩することになります。

その時に備えて、絶対に譲れないボーダーラインを決めておきましょう。

一般的にお互いの意見や利害が平行線を辿る場合には、譲歩を切り出した方が有利になります。

自分から譲歩に持ち込めればよいのですが、もし相手から妥協案が出されたときに、しどろもどろになれば足元を見られて、さらに踏み込まれる可能性があります。

これ以上の妥協は承服しかねるという線引きをして、「無理なものは無理」と言える準備も、毅然とした対応には必要です。

毅然とした態度で臨むには努力したと思えるようにすること

毅然とした態度で臨むために必要なもののひとつは自信です。

さて、では自信をもつためにはどうすればいいのか。

もちろん、一番いいのは確かな実力を持っていることですが、同時に、それは自分が「こんなにも頑張った」と思っていることが必要になります。

つまり、他人から見て、努力した、努力していないは関係ないのです。

自分が、努力した、と思えればそれでいいのです。

毅然とした態度で挑むのに大切なのは、努力した、と思えること。努力したという事実は二の次なのです。

ではそのためにはどうしたらいいかということですが、それにはいくつかの手段があります。

例としてあげるなら、努力したことを思い返すために、しっかり努力した記録となるものをもっておくこと、などでしょう。



毅然とした態度で臨むには自分は正しいと思うこと

先ほども述べたように、毅然とした態度で挑むために必要なものは自信です。

さて、ではどうしたら人は不安になるのか。

その原因の一つとしてあげられるのが、自分が間違っているかもしれない、という不安です。

では、どうしたら自分は正しいと思えるのか。答えは簡単です。

自分の考えていることややることに理論をきちんとつけておくことです。

毅然とした態度で挑むことなのですから、きっとそれは世間的にも良いことなのでしょう。正しいです。

多少曲がったことでも、屁理屈でもいいから自分なりの理屈をつけてしまえばいいのです。

世の中、いろいろな見方があります。自分の正しさをきちんと理解しましょう。

世の中を割り切る

最終的にはここに行きつくのかもしれません。割り切る。

この世界には、理屈も屁理屈も通用しないようなことがあります。

たくさんの人間がいて、たくさんの考え方がある世界なのですから、それがちょうどうまい具合に理屈に収まるということこそがあり得ないことだとも思えますよね。

そんな中で、自分をしっかり持って、毅然とした態度で挑むには、割り切らないといけないことは山ほど出てきます。

せっかく一度しかない人生なのですから、毅然とした態度で挑むためにも、仕方のないことは仕方のないことだと割り切ることもとても大切なことです。



小さなノートを作る

本番や、物事が起こる前までに、メモ帳に順序や手順、トラブル対処を書き込むという、簡単な作業です。

このメモ帳の形や質が大事で、大きいノート形式のものではないこと、持ち運びやすいデザインであること、分厚いカバーが付いておらず、余計な線がなく、書きやすい構造になっていることが大事です。

できれば、ポケットから引き出して、さっと書ける、いつでも見れるようなノートを作ることがポイントです。

さっと書くにしても、できるだけ綺麗な字で書いてください。読み返したときに、見てる自分でも安心できます。

そして、ノートを書き終わるのは、だいたい2日前を前提にしないとしんどいです。

1日前は、完成したものに書き加える、それを基にして、シュミレーションするくらいにしましょう。

胃腸の調子を整える

物事が起こる、本番前の前日は、当日に胃がムカついたり、突然お腹が痛くならないようにするために、胃腸の調子を整えます。

簡単に言うと、イライラするからと暴飲暴食をしないことです。

普段の食事はして良いです。あれ食べるな、これ食べるなではありません。

決してヨーグルトを普段より多く食べないでください。普段より緊張しているのわけです。

腸のぜん動運動の調子も変わっていて、当日にお腹がゆるくなってしまいます。

よほど緊張しているなら、晩御飯は、おかゆのみか、消化の良いものにしてください。



毅然とした態度で臨むにはいろいろ考え過ぎないこと

前日寝る直前、当日の朝、本番前などにいろいろ考え過ぎてはいけません。

考えるな、というわけではありません。考えなくてはいけません。

いろいろ考えすぎることは、前日の寝る直前ではない、夜までに考えてしまってください。

あれやこれやと考えすぎると、自分ではわからないうちに、頭が混乱したり、パニックになって、結局は失敗してしまいます。

責任感を持って、一気にいろんな分野を考えると、頭はパッと真っ白になってしまいます。

当たって砕けろ精神がほんの少しでもあると、案外うまくいくものです。

前日までに一生懸命頭で考えたことを、まっすぐ取り組めるようにすることだけ考えましょう。

そう、自分で一生懸命考えた順序をあとは追うだけなのです。

臨機応変は、自分のそれまでの頑張りに応じてついてきてくれますし、できるようになります。

毅然とした態度をとるには準備と慣れが必要

いかがでしょうか。

毅然とした態度で臨むにはしっかりした準備が必要になります。

そうしないと、相手に流されて、またいつもの状態に戻ってしまうからです。

そして、それを続けていれば自然と慣れていくことでしょう。そうすれば、あなたはいつでも毅然とした態度をとることができるようになります。

まずはその状態になるまで、しっかりと準備を怠らないように心がけましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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