初対面での会話のコツやネタ

 
あなたは初対面での会話が弾まない・・・なんて経験をしたことはないでしょうか。

「もっと誰とでも盛り上がるような話題がないかなぁ」とあれこれ頭を悩ませている人も決して少なくはないでしょう。

仕事であれ、プライベートであれ、初対面の人とでもすぐに打ち解けるようになれば、こんなに楽しいことはないですし、「気まずい思いをさせてしまった・・・」と自己嫌悪に陥ることもありませんよね。

そこで本日は初対面での会話のコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。



初対面での会話のコツ

 

相手を緊張させないように心がける

 
初対面の人と会話をする時は、誰でも緊張するものですが、生活をしていく上で初対面の人と話す機会はたびたび訪れます。

できるだけ打ち解けたいし、相手に好印象を与えたいものですが、今まで接点がなかった相手ですから、どんな話をすればいいのかわからないものですよね。

そのような緊張は自分だけではなく相手も自分に対して抱いているものですから、お互いに緊張感を出してしまうと打ち解けるどころか、会話のきっかけさえなかなかつかむことができません。

初対面の人と会話をするコツとして、まず相手を緊張させないということが大切なのです。こちらから打ち解けた雰囲気を出してあげれば、相手の緊張も和らいで警戒心を解いてくれます。
 

初対面で会話ができない人はネタを用意しておく

 
初対面の人と会話をする時、相手と何かしら接点があればそれが会話のきっかけになりますが、まったくの接点がない人と話をする機会もあります。

そういうときは、あらかじめ話題を用意しておくようにすることが会話をするコツです。

初対面の人との会話に困ったときの話題として「たちつてとなかにはいれ」というものがあります。

これは、食べ物、地域、通勤・通学、天気、富、名前、体、ニュース、はやり、異性、レジャーの頭文字をとったもので、今まで接点がない人でも共通する話題を集めたものです。

もちろん、初対面の人に対する話題なので、あまり専門的だったり難しい問題に対する個人的見解などはふさわしくありませんから、当たり障りのない話題にすることがポイントです。



話を終わらせない

 
会話の内容を用意し、話すきっかけを見つけたら会話を続けなくてはいけません。

相手と話しているときに、質問をされたり意見を求められた時に「はい」「いいえ」だけで終わってしまうと、会話が途切れてしまいます。そういうときは会話の後ろに何か一言付け加えるようにすることが大切です。

またこちらが質問ばかりしていると、会話というより取り調べのようになってきてしまうので、自分の話も織り込みながら相手に話を振るようにすることも大切ですし、相手から何か聞かれたときは質問を重ねて相手に返すなど、話を終わらせないように努力することも大切です。

もちろん、相手の話をちゃんと聞くことや、相手の顔を見て会話をするという、相手への「話を聞いていますよ」という姿勢を見せることも大切です。

初対面だからこそ、あなたをないがしろにしていませんよ、という姿勢を見せつつ、きちんと反応して話をすることが相手の信頼感や安心感を得ることにつながります。
 

笑顔で、相手の内容に耳を傾けるようにする

 
初対面のとき相手の印象は、出会って約10秒で決定するとされています。このときに悪いイメージを与えてしまうと挽回はなかなか困難です。

そこで、「こんにちは」の挨拶とともに、とっびきりの笑顔を添えましょう。

明るい人、楽しい人、優しい人という第一印象を与えられれば、お互いの距離はぐっと近づきます。また、相手の方が話をしているときには、相手の目を見ることが大切です。

うつむいていたり、よそ見をしていると、「人の話を聞かない人」とか「自分に興味がないのではないか」など、余計な詮索をされてしまいます。

「聞き上手」は、コミュニケーションの基本と考えましょう。

また、話のポイントで、相槌を打ったり、軽くうなずくのも、相手を評価するリアクションにつながりますから、好感度を上げるためには重要です。

相手の方が冗談をいったときには、たとえ、あまり面白くなくても笑ってあげるのがマナーです。



流行のネタで共通の話題を探すようにする

 
テレビネタ、新聞ネタ、週刊誌ネタ、ベストセラー小説ネタなど、いま世間で流行している話題を、あらかじめ仕込んで置くのも大切な準備です。

朝の連続テレビ小説や大河ドラマ、半沢直樹のような高視聴率ドラマは、共通の話題になるケースが多いので要チェックですね。

バラエティ番組の話題や人気タレントの話題なども、相手の方の好みを知るための手がかりとなります。

ここで、注意しなければいけないのは、スポーツネタです。とくにプロ野球やJリーグなどは、コアなファンが多いため、うまくはまれば一気に親密度が高まる可能性がありますが、これが逆になってしまうと反感さえ買ってしまう事態にもなりかねないので、初対面では避けたほうが得策です。
 

良いところを見つけて、褒めるようにする

 
どんな人でも、誉められて悪い気がする人はいません。相手の方が服装に気を使っていたら、そのセンスをほめる。おしゃべりが上手な方なら、その話術をほめる。

もしも、口数が少ない方だったとしても、その奥ゆかしさやシャイな一面を、誉めてあげましょう。

また、会話の中で、どこかで必ず力説したり、繰り返し話すポイントがあるものですが、そうした機会を見逃さずに、「ああ、確かにそうですね」とか「そこに気づくとは、さすがですね」など、強い同意の意志を示すようにするのも、好感度を上げるためにはいい方法です。



初対面での会話ネタ

 

世間話からのお互いの共通点探し

 
初対面だと、なんとなく、会話もお互いのことを探り合うようなものになりがちです。

そして、決まって、「相手もこう思っているだろうか?」等、自分の会話がおかしくないか、躊躇したり顔色をうかがったり、相手の気持ちも憶測で予想しながら話したりしています。

あまりに露骨に自分を最初からさらけ出すのもおかしくないだろうかとどぎまぎしていると、、後から聞くと、お互い同じようなことを考えていたりするものです。

また、相手に対しても、最初からねほりはほり聞き出すのも、詮索好きな人と思われたらいやだ等考えすぎたりして、やはりどこかで、ふつと、途切れそうな気がしてギクシャクした会話になりがちです。

無言の時間が耐えられないという場合も、やはり、ぎくしゃくしながら話すものです。

そんな時、お互いの気持ちの探り合いにはなってしまうのですが、お互いの共通点を見つけたら、その話は時間が足りないほど続くこともあります。

お互いの共通点の会話は、さり気なく話を続かせることも可能にしてくれます。
 

お互いの出身地について

 
たいていの人は、大人になれば、日本国内の地図が頭の中にあるものです。

頭の中に無くとも、この県の隣はこの県、その先には有名な観光地があるけれど、地名が思いつかない…等と、なんとなくの場所や目印は、理解しているものです。

そういった、地名を出すと、話が広がりやすくなるので、初対面の場合、自分や相手の出身地の地名を出すと、会話になりやすいです。

地名を聞いてもわからない場合は、地名の場所を頭の中の地図と照らし合わせて質問したり、と、クイズのような会話も弾みやすく、思考もそちらに行くので、かえって、お互いのいらぬ緊張感もほぐし、感じにくくしてくれます。

そんなふうに、当たり障りのない出身地の話題は、わからなくても、挨拶のようなたわいのない、会話につなげやすいです。

出身地がわかっていたら、名物の話でも盛り上がりますし、自分と相手の出身地が同じだったり近くても、話しやすくなります。

自分の知らぬ遠くの地なら、興味深そうに聞き入ることもできるでしょう。



初対面の今いる場所について

 
今、何かの理由があって、初対面の人と居る、その場所の話をするのも、なかなか話題が途切れないものです。

例えばそれが、自分の興味ある趣味のイベントなら、共通点はあまりにも多く、盛り上がることは間違いなしです。

他にも、子供の運動会で幼稚園に行ったのなら、その幼稚園の話をすればいいのです。

しかし、あまりにも批判的な意見は、この人はすぐに批判するタイプだと判断されるので、避けた方が無難です。

肯定的な話に持って行けば、穏やかな印象にもなり、今後とも話しやすい人だろうと思われるものです。

にこやかに、そんなふうに、今いる場所についての話題をしていると、相手も会話に乗ってきやすいものです。

子供関係での集まりでそこにいるのなら、当たり障りのない程度の子供の話題でも良いでしょう。

今いる、その場所の話題は、お互いが第三者的意見になり、支障の無い会話になりやすいことも多いはずで、初対面のネタにするのにはオススメです。
 

天気の話等イギリス人を見習って…

 
初対面の人と居るとき、それが偶然に居合わせた場合、いきなり、「こんにちわ」等、挨拶するのも、なんだか、怪しい人と思われるかもしれません。

例えば、何かの行列に並んでいるとき、いきなり「こんにちわ」などと挨拶すると、自分がされた側でも、「え?」とぎょっとするかもしれませんよね。

そう考えると、直接的挨拶ではなく、天気の話は、相手側もおかしな反応が無く、自然な形で話しかけることができます。

天気の話は、一説によると、行列好きなイギリス人の間では、最も会話のネタにされているものだそうです。

日本人もイギリス人も同じ島国の国民と合って、ちょっと似た気質を持っていて、暗いというと言葉は悪いですが、能天気のような性格よりも、理論的な性格の人が多いと言われています。

そういった意味でも、天気に話は、なれなれしくないイメージになる、初対面の会話にはもってこいなネタです。
 

初対面での会話が弾む内容は経験を積んで探す

 
いかがでしょうか。

初対面での会話が苦手だったり、会話が続かないと考えている人は、とにかく鉄板の会話が弾む内容を求めがちです。しかしそれよりも大切なのは経験を積むことでしょう。

いくら盛り上がる内容でも、話し手が緊張していたりすると、弾む会話も弾みませんよね。初対面での会話が得意な人は場馴れしているので、あらゆる対応ができるものなのです。

話題をあちこち探すのももちろん大切なことですが、それよりも数を踏んだほうがきっと成長率は高くなるはずですよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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