プライドが高いのを直す方法10選
あなたはプライドが高い人でしょうか。
プライドが高いと、人に対して甘えることができなかったりするなどして、少し生きにくいものです。
できることならその性格を治したいものですよね。
そこで今回はプライドが高いのを直す方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
プライドが高いのを直す
色々な人に接し、世の中の様々な価値観を知る
必要以上にプライドが高過ぎる人というのは、心のどこかに「自分は世界で1番だ」という思いがあります。
しかし、自分が思っている以上に世界は広いのです。
それを知らないまま過ごしていると、「井の中の蛙」で一生を終えることになります。
まずは外に出て、様々な人と接し、交流を持つようにしてみましょう。
そして、様々な価値観や考え方に触れ、「必ずしも自分の考えが正しいとは限らない」ということを知ることから始めてみましょう。
これによってプライドの高さが徐々に和らいでいき、自分の考え方にも幅が生まれてきます。
そしてそれだけではなく、様々な価値観に触れることによって、今後の自分の人生を、予想外の面白い方向へと進めていくこともできまうす。
常に難しいことにチャレンジし続ける
人生で何か選択をする際、「自分にとって難しい方」を常に選ぶようにしてみましょう。
これによって、プライドの高さを克服すると同時に、本物の自信と謙虚さも身に付けることができます。
自分にとって難しいことにチャレンジするということは、今までの自分の価値観が通用しないことに挑むということです。
当然、嫌が上にも、今までもプライドを捨ててしまわなければ、物事が前に進まない、という状況が訪れます。
しかし、それを乗り越えて目の前のことに取り組み、自分なりの結果を出せば、「高過ぎるプライドでガチガチな自分」がいつの間にかいなくなり、代わりに、人間的な器が大きくなっているのです。
常に感謝の気持ちを意識する
プライドが高過ぎる人はナンバーワン意識が強いため、「何事も自分1人で何とかなっている」と勘違いしがちです。
しかし、人間が1人で生きていくことは120%不可能です。
人のお世話になることもあるし、「物」や「お金」がなければ生活が成り立ちません。
まずはそのことを知りましょう。
そして、自分の人生を支えてくれているあらゆるものに感謝する習慣を身に付けてください。
感謝する習慣が身に付くと、むやみやたらにプライドを振りかざすことができなくなります。
自分が1番偉いわけではなく、常に何かの支え合っての人生だということに気づくからです。
プライドの質を見極める
プライドには、本当に誇るべき「正しいプライド」と、あなたを生きづらくするだけの「くだらないプライド」があります。
あなたが誇りに思うことを並べてみてください。
いい大学で優秀な成績を修めたという学歴、通帳に並ぶゼロの数、美しい恋人…いろんなものがあるでしょう。
並べあげたら、それらがない状態の自分を想像してみましょう。
人がこう思うかも…という懸念は脇に置いて、あなた自身はあなたをどう評価しますか?
「しょうもない奴だなあ」と感じながらも、やはり愛せますか?
愛せるのなら、それらを必要以上に誇ることは自らを縛る鎖に他なりません。
愛せないのなら、それはあなた自身を定義する本当のプライドです。
プライドが高いのを直すには等身大の自分をみつめる
まずは一人きりの場所、時間を十分に作ってください。
そこで鏡に映るあなたは、くだらないプライドを一つも持ち合わせない等身大のあなたです。
あなたも人間なので、手痛い失敗もします。
恥ずかしい目にも遭います。
それらを思い返し、笑ってみてください。
自嘲するのではなく、長年の友人に笑いかけるように客観視するのです。
これであなたは、くだらないプライドなしの自分自身を認めることができるようになります。
プライドが高いのを直す方法として人に話してみる
さて、いよいよ大詰めです。
あなたが思わず笑ってしまったイチオシの失敗談を、身近な人におもしろおかしく披露してあげてください。
口では簡単に言えるけれど、実はかなり難しいことです。
プライドは他者から身を守るために持つもの。
弱みを自分からさらけ出すのは、ただでさえ高いプライドを持っていたあなたには、最初は苦痛だと思います。
しかし、話を聞いた人は、あなたと一緒に笑ってくれるはずです。
そして、あなたに強い親しみを感じてくれることでしょう。
プライドが高すぎてとっつきにくい人…と思われたままより、ずっと生きやすいと思いませんか?
勇気を出して、不安を笑顔に変えてみてください。
自分の弱さを理解して認める
プライドが高くても実力がある人なら人から好かれることもありますが、そうでもないのなら人に嫌われてしまいます。
プライドというのは厄介なもので、まったくないのも問題ですがありすぎても困るのです。
何故なら、プライドが高いと自分自身も生きにくいうえに人に迷惑をかけてしまうのです。
完璧主義故にプライドが高い場合は、自分はもちろん周囲の人間にも完璧な成果を求めます。
誰もが真剣なわけではないので、そういった人にとっては迷惑極まりないでしょう。
完璧主義でもないのにただプライドが高いだけの人は、精神的に脆弱な人です。
自分が悪い事を認めなかったり、他人のせいにしたりする行為はプライドが高いうように見えますが要は自分を守っているだけです。
人に自分の理想を押し付けたり、自分を守るために必死になってしまう人間は強い人間とは言えません。
そんな自分の弱さを理解して、認めてあげることが大事です。
自分がしていることは情けないことなのだとわかっていれば、次第に冷静な自分になれるでしょう。
自分が悪いところは謝罪できるように気をつける
プライドが高い人はなかなか謝れないという特徴があります。
自分の非を認めたくない気持ちがあるのですね。
実は自分が悪い事をわかっていて、しかしプライドが邪魔をして謝罪できないような人はそこまでプライドが高いわけではありません。
そのような人はちょっと努力をして乗り越えれば楽になれます。
頑張ってプライドを捨てて謝ってみれば案外皆許してくれるものですし、その方が人付き合いもうまくいくでしょう。
深刻なのが、自分には非がないと本気で思っているタイプです。
このような人は誰が指摘しても聞く耳を持たないので、嫌われてしまいがちですね。
たとえ自分の言動は悪くないと思っていても、誰かを不愉快にしてしまったのならその言動は悪かったことになります。
誰かを怒らせたり悲しませたりしたのなら、大なり小なり自分が悪いことをしたのです。
そのことをしっかりと理解して、謝罪はきちんとしなければいけません。
謝罪をちゃんとしていればそのうち素直に謝ることに抵抗がなくなります。
その時こそ、プライドが高い性格が直った時なのです。
能力の高い人間と行動する
プライドが高い人は人を見下してしまうので、自分より能力の劣る人間と付き合うのは向いていません。
いつも上から目線で発言するようになってしまいますし、それが日常的なことになってしまいます。
そうするとプライドが高い性格は直るどころか悪化してしまいます。
なのでプライドが高い人はなるべく自分よりもはるかに能力が高い人間と行動するといいでしょう。
時に間違いを正してもらうことができるような、尊敬できる人と一緒にいるといいですね。
自分より能力が高い人間相手に上から目線にはなれませんし、自分の方が能力が劣るのなら教えられることが多いはずです。
そうして立派な人間と接することで、自分はまだ未熟な人間だということを知ることができます。
自分が未熟だと理解できたなら、プライドが高くなることはないでしょう。
自分を責めることを意識する
なににおいても自分を責めるように意識すれば、プライドが高い性格は直ります。
自分に甘いからプライドが高いのです。
なにかが起きて、それは自分のせいではないと思っても、自分に悪いところはなかったかと考えるように努力しましょう。
反省し改善する能力がないからプライドが高くなってしまうのですから、意識して行う必要があるのです。
いつでも自分の思い通りにしたくて、嫌なことがあれば自分ではなく他人のせいなどという考えは捨てましょう。
なにが起きても自分の悪かったところを探して、反省していけば人間的にも成長します。
自分を責めることはよくないことと言う人もいますが、それは普通の人の場合です。
プライドが高い人は自分を責める機会が少ないのですから、自分を責めることを意識することは性格の改善に繋がります。
それが慣れたら、プライドが高くないどころか性格の良い人になれるでしょう。
プライドが高いのを直すには気持ちを入れ替える
いかがでしょうか。
プライドが高い人というのは自分に対しても、人に対しても素直になることができません。
なので、できることならこの性格を直したいと思うことでしょう。
そうするためには、まずは直す!という意思を持つことが大切です。
今までの生活の延長線上では、直るものも直らないのは、どんなことでも同じです。
意識してから行動するのと、そうでないのとでは結果としては雲泥の差が生まれますので、そこは忍耐強くいきましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。