嫌われる人の性格や特徴9つ
あなたの周りに嫌われている人はいるでしょうか。
人間誰しも相性があるので、馬が合わないという人もいるでしょう。
しかし、それがあなただけでなく、ほかの人も同じように感じているのであれば、その人は嫌われている性格になってしまっているかもしれません。
そこで今回は嫌われている人の特徴や性格をご紹介しますので、反面教師としてぜひ最後までご覧ください。
嫌われる人の特徴や性格
自慢話ばかりをする
自慢話というのは自分が楽しいだけで、他人は聞いていても楽しくない話というのがほとんどです。
中でも、オチの無い話や自分には縁のない話、まったく興味のない話だと聞いていても退屈なだけですよね。
一度や二度ならいいですが、会うたびに自慢話ばかりをする人や、自分の事中心で周りに配慮がないような人は嫌われます。
特に自分はうまくいっていても、他人には不幸が続いている時などもあるので、自慢話はさりげなく語る程度にするのがいいでしょう。
思いっきり自慢話をしたい時も控えめに言っていたほうがその人の気遣いが分かり、好感度もあがります。
いつまでも昔の話ばかりをする
何かうまくいかないことがあったり、失敗したと感じるようなことがあっても、時間がたてばそれなりに気持ちを切り替えて前向きな話をしないと周囲からは嫌われます。
昔の話をいつまでも持ち出すと、しつこいと思われたり、執着心が強いとも思われてしまいます。
過去の失敗や昔起こったことを教訓にするのはいいですが、いつまでも持ち出してくどくど言うのは周りも気分がめいってしまいますし嫌われるでしょう。
また、昔の話にこだわりすぎることで、今起こっていることもネガティブになってしまいがちです。
ネガティブな空気は周りを不快にさせ嫌われてしまうでしょう。
悪口を言う
ほんの少しの悪口を他人に話すのはストレス解消にもなりますし楽しいものです。
しかし、自分の気分もはれますが、他人の悪口ばかり言っている人は嫌われます。
他人の悪いところばかりを見つけているようにも思われますし、悪口を聞いている人も、いつか自分の事も悪く言われるのではないかと心配になります。
悪口に限らず、あまり広まらない方がいい話をたくさん話す人は口が軽い人間だという烙印を押されかねないので、注意することが大切です。
そしてあまりにも酷い悪口は嫌われて自分の首を絞めかねないので要注意です。
自分を正当化しようとする
嫌われる性格の代表的な例といえば、自己正当化でしょう。
常に自分は正しいと主張する性格の人は、かならず嫌われます。
何かミスをした場合、自分の非を認め、素直に謝り、以後改めることができるのが、好かれる人です。
逆に、自分の非を認めようとはせず、「自分は悪くない」という前提に立って言い訳し、自己弁護しようとする。
それを聞かされるほうはなんとも不快な気分になります。
その人に嫌悪感を抱くのは当然といっていいでしょう。
待ち合わせをドタキャンしたり、約束に遅れても、謝罪や反省することなく、自分を正当化。
反省しないのですから、そうした悪い性格を改めようという意識は持ちません。相手が「つきあいきれない」と感じるのは自然なことです。
マイナス思考でグチばかり
人間の性格は明るければそれでいい、ということにはなりません。
しかし、暗いよりは明るい性格の方がつきあいやすいとは言えるでしょう。特に、いつでもマイナス思考な人は人から敬遠されてしまいます。
マイナス思考の話ばかり聞かされると、こちらの気持ちまで暗くなってしまうからです。
また、マイナス思考の人には、グチが多いという特徴があります。他者に対するグチだけでなく、自分に対してもグチっぽいのが、その共通点です。
仕事や人間関係のグチの中に、「自分はなんてついてないんだ」とか「自分は能力がない」といったグチ、さらには容姿などに関する不満まで、まさにグチのオンパレード。
こんな人が好かれるはずがありません。
無神経で相手を平気で傷つける
嫌われる性格には「無神経」という共通点があります。
これまで紹介してきたものも、その根底には無神経さがあって、そのために平気で自己正当化したり、くどくどグチを話したりするのです。
たとえば「空気が読めない」というのも、無神経から生じることです。
場の雰囲気を読む神経を持ってないからこそ、場違いな言動をしてしまうと考えていいでしょう。
無神経さがさらに強くなると、平気で相手を傷つけるという言動につながります。
こうした性格の人の共通点は「悪気はない」ということ。悪意を持って相手を傷つけているわけではないのです。
そのために、「傷つけた」ということに気付かない。だから、それをくりかえすという悪循環に陥ります。
「これぞ無神経」と言っていいでしょう。
嫌われる人の心理
自分が中心で目立ちたい
嫌われる人の中には、「自分が一番でありたい」と願う人がいます。
なんでも自分中心で、自分の思った通りに物事を運びたいと思う心理は、徐々に人から嫌われてしまう原因になるもの。
ただ目立ちたいと思っている人にとっては、嫌われることすらも目立つ要因の一つだと捉えていることがあり、関係は良好になる所か悪化することも多いのです。
自己主張することや自分勝手な行動をすることは、その人にとって自分が優位な立場になれる行動でもあります。
人によってはそれに対して文句や批判を言ってくることがなく、思い通りに物事を進めることが出来ます。
上手くいけば自分のしたいように流れを作ることが出来る為、行動に出ることは損ではないという感覚でいることでしょう。
目立ちたい、思い通りにしたいという心理が、周りには不快な思いを抱かせているのでしょう。
皆が自分の敵だと恐怖を抱いている
自分の中で、「周りは皆自分の敵だ」という思い込みをしていると、攻撃性が高くなります。
何を言われても反撃、反抗し、言われた通りにはせず、自分のことを守ろうと攻撃的な態度が強くなる。
その人が「周りは敵」という意識を持っていることは誰も知らず、ただ強気な姿勢の人という見方をして、嫌われてしまう理由になるのです。
聞く耳を持たない人、反抗的な人、攻撃的な人という見方をされると、近付きたくない印象を受け、仲良くなることはまずありません。
自分にとってメリットが何一つないと感じた相手に、距離を縮めたいという気持ちを持つことはないでしょう。
何かのトラウマを持っていたり、被害妄想が強いタイプの人は、「周りは敵」という見方をしてしまいます。
このような心理状態にあると、自分を出すことも出来なければ、周りを受け入れることも出来ず、孤立してしまうことになるのです。
自分の方が勝っていると思っている
人と自分を比べて、常に「自分の方が勝っている」と感じている人は、態度や言葉にもその心理が出やすくなります。
人の幸せを喜んであげなかったり、鼻で笑うような態度をとるなど、人から見て「バカにしてる」と捉える行動が多くなります。
こうした人にとっては、他人の幸せや喜び、感動といった話はつまらないもので、常に自分と比較しています。
「自分の方が幸せだ」「自分だったらもっと出来る」という心理が態度に出てしまい、見下しているような人に映ってしまうことでしょう。
このような人は、人を褒めるという行動はしません。
褒めることは他人を認め、自分よりも勝っているということを認めてしまうことに繋がるからです。
プライドが高く、自意識過剰な人は、このような心理を持ち、態度や行動に出てしまうでしょう。
自分に自信がなくネガティブになっている
自分に対してネガティブな思考を持っている人も、嫌われてしまう原因の一つ。
その心理は表に出てしまい、例えば「声が小さい」「話しかけても反応がない」「常に否定的」「消極的すぎる」といった行動が出てしまうのです。
自分に自信がない人は山ほどいるもの。
しかし強く思いすぎることで、やることなすことがネガティブな思考によって空回りし、人をイライラさせたり、苦痛に感じさせてしまうことも多いのです。
「どうせ…」「私なんか…」という思いで常に来られてしまうと、何を言ってもネガティブに捉えられて話にならないと思う人も多く、一緒にいることに不快感すら抱く人もいます。
ポジティブな人が人気のある理由は、自分もそのような人間になりたいと思えたり、なれそうな気になるから。
それと同様で、ネガティブな人と一緒だと、自分まで自信を失くし、暗くなってしまうという恐怖感を持ち、嫌いになってしまうこともあるのです。
嫌われる人の言動は思いやりがない
いかがでしょうか。
すでにお気づきの人がほとんどだと思いますが、嫌われる人というのは基本的には、相手のことを考えた言動をとることはあまりありません。
自分が気持ち良くなればいいという思いが自然と滲み出てきてしまい、それを感じ取られてしまうことで、ネガティブな感情が生まれてくるものでしょう。
意外と自分自身では気づかないことも多いので、あまり気を緩めてしまうと、あなたが嫌われるような人になってしまうかもしれません。
そうならないためには尊敬する人を身近に作って、そのような人に近づく努力をするなどが効果的でしょう。
たまには自身の言動を振り返ってみるのもいいかもしれませんね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。