会社行きたくない人が前向きになる方法
by sboneham
「会社行きたくない・・・」
朝、起きるとこんな風に感じる時はありませんか?
こんな状態になりやすい人は心の中で
「会社を辞めたい・・・」
「仕事が嫌・・・」
「何か違うことをしたい・・・」
と潜在的に考えているケースが大半です。
また「会社に行きたくない・・・」と感じてそのまま会社を休んだとしても、どうもスッキリせず仕事を休んでしまった自分に自己嫌悪になってしまうものです。
しかしそんな状態になってしまったというのはある意味自分を見つめ直すとてもいい機会です。
そこで本日は「会社に行きたくない」となってしまった時に会社や仕事に対して前向きになる考え方や方法をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
【目次】
・会社行きたくないときの解決方法
・人間関係で会社に行きたくないへのアドバイス
・会社に行きたくない朝を乗り切る方法
・会社に行きたくないときの休む理由
・会社に行きたくない新入社員へのアドバイス
会社行きたくないときの解決方法
出典
人は考え方や気の持ちようでメンタルが落ち着いたり不安定になったりします。
どうせなら余計な悩みや嫌な気持ちをいつまでも引きずりたくはないですよね。
それを払拭するようなポジティブな考え方をさっそくみていきましょう。
会社に行きたくない時は、1年後の今日、結論を出すと決める
「会社に行きたくない・・・」なんて時はたいてい「辞めたい」「仕事変えたい」という思いも付随しています。
しかしいきなり会社を辞めるのもそんな準備ができていないでしょうし、突然過ぎますよね。
そんな時は「1年後の今日、結論を出す!」と心に決めてみて下さい。
- 会社を辞めて転職するのか
- 今の会社に残るのか
- 独立、起業するのか
などの選択を1年後にすると決めてみましょう。
「会社行きたくない」という思いからは何も生まれませんし、むしろいつまでも同じ所にとどまり続けてしまうので何年も無駄な時間を浪費してしまうかもしません。
その気持ちに「期限」を設けるだけで驚くほどあなたの行動に変化がでます。
目標でも、仕事でも、スケジュールでも期限を設けることで濃密な行動に切り替わるのは昔から言われ続けていることです。
つまりネガティブな感情にも期限を設けてしまおうというわけです。
仕事に行きたくない原因を探る
1年という期限を作ったら後はどう行動するかです。
「会社に行きたくない」と感じる原因をまずは追求してみましょう。
原因がはっきりしているかしていないかで
同じことを繰り返してしまうのを防ぐことができます。
- 仕事内容は好きだけど上司などの人間関係が上手くいっていない
- 仕事自体に興味が持てない
- 時間に縛られるのが嫌
など自分の本音を出して探ってみましょう。
そうすれば1年後に向けての行動が明確になります。
会社に行きたくないと感じた日から、1年の間にやるべきことやらなくていいことを決める
さて、1年という期限を決めましたが、
これは何も1年後に「会社を辞める」というわけではありません。
今の仕事を続けることももちろん選択肢として残しておきましょう。
その上で1年後の未来を考えてみます。
- 1年の間にやるべきこと
- 1年の間にやらなくてもいいこと
これを見極めるためには、
「自分がどうなりたいか?」
を知っておく必要があります。「自分軸」を持つことが重要なのです。
軸がハッキリしないうちは、
「やりたくないこと」を紙に書いてみて下さい。ここに書きだされたことは、今は徹底的に無視する。
紙に書かなかったことの中から、
自分に必要なことを見つけるのです。
これがはっきりすれば、
もうあなたの進むべき方法は自分で気づいているはずです。
人間関係で会社に行きたくないへのアドバイス
積極的に挨拶をして相手をほめてみる
もしも会社であなたに嫌みを言ったり、理不尽に怒ったりするような人がいたら、出社する気をなくしますよね。
自分に対して嫌なことをしてくる人はストレスの元です。
しかしながら、ここでその人が嫌だなと思って苦しんでいては、状況は何も変わりません。
どうせ苦しいのなら、何か行動をしてみましょう。
そこで、相手に積極的に挨拶をして、ほめるということをやってみましょう。
苦手な相手というのは、避けてしまいがちです。
また、おどおどしてしまうこともあるでしょう。
そのような態度では相手が余計にひどい態度になります。
あえてこちらから友好的に振舞うのです。
すると相手も悪い気がしませんので、段々と態度が緩和される可能性があります。
自分の味方を作れないか考える
会社の人間関係に困ったら、その中でどうにかして味方を作れないか考えてみましょう。
同僚でも上司でも部下でもいいですので、自分の苦労に同調して、味方してくれる存在を探すのです。
味方を見つけることができれば、精神的に救われます。
とても楽になれます。
また、こじれた人間関係を修復するために動いてくれる可能性もあります。
人間関係を一人でどうこうすることは、とても難しいです。
なかなかうまくいかず、苦しい思いをします。
しかし味方がいれば、状況は変わりやすく、自分がすごしやすい場所へと、会社が変わる可能性がありますよ。
楽な職場へ転職してみる
その会社での人間関係をどうにかすることが難しい場合は、もう無理してその会社に出勤することをやめましょう。
転職をおすすめします。
自分にとって楽な職場を探しましょう。
人間関係に疲れていると、うつ病のように精神が参っている場合があります。
次の仕事を見つけるまでゆっくり休んで、しっかりと態勢を整えましょう。
次の職場は、できれば人間関係を気にしなくて済むようなところがいいでしょう。
次の職場でも人間関係で悩んだら転職の意味がありませんからね。
あまり人と関わらないで済む職場は、探せば意外とあるものですよ。
会社に行きたくない朝を乗り切る方法
とりあえず家を出て会社へ向かい、会社の近くで最終決断
「今日は会社へ行きたくない」と思う朝を乗り切るには、「とりあえず家を出る」というのが、最適の対処法です。
よけいなことは考えず、とにかく家を出ましょう。
できればいつもよりも早く出ると、より効果的です。
そして、いつものように会社へ向かうのです。
ただし、「何が何でも出勤しなければならない」と考えるのはNG。
精神的な息苦しさを感じてしまい、かえって出勤できなくなってしまいます。
「休むかどうかは、会社の最寄り駅(もしくは会社の近く)に着いた時に決めよう」と考えて、会社へ近づいていきましょう。
そして、会社の近くまで来たら、そこで最終決断するのです。
どうしても出勤する気になれなれば、会社の最寄駅や会社の近くから引き返しましょう。
ただし、その場合は休む理由を考え、上司に連絡しなければなりません。
おそらく、「せっかくここまで来たのだから、出勤してしまった方が精神的に楽」と感じるのではないでしょうか。
「昼までがんばろう」という意識を持つ
今日、仕事を休むことはかんたんです。
しかし、今後もずっと休み続けるわけにはいきません。
明日の出勤を考えると、今日の休みが精神的な大きな負担になることは間違いないでしょう。
そこでおすすめしたのが「早退を前提に出勤する」という方法です。
「とりあえず出勤して、昼間でがんばって、もしどうしても仕事したくないなら、早退することにしよう」と決めるのです。
そう考えれば、朝の出勤の精神的負担は、かなり軽減されるに違いありません。
そのようにして出勤して、昼間で仕事をすれば、「早退するより、このまま定時まで仕事をつづけたほうがいい」と思えるようになるはずです。
退社後の楽しみを考える
朝、会社へ行きたくないという気持ちを押さえて出勤するには、「そのあとのごほうび」を設定するのも有効な対処法でしょう。
行きたくない所へ行くのですから、精神的負担は小さくありません。
その負担に負けずに出勤できたら、がんばった自分に何かごほうびをあげましょう。
仕事が終わった後、ちょっと贅沢なディナーをするとか、好物を買って帰って家飲みをするとか、見たかったDVDを借りて帰るとか、とにかく自分にとって楽しい時間を過ごすためのプランニングをしましょう。
朝、そのことを考えながら会社へ向かえば、出勤の苦痛はかなりやわらぐに違いありません。
会社に行きたくないときの休む理由
頭痛、めまい、吐き気などの仮病
会社に行きたくない時の休む理由で、もっとも一般的なのが「仮病」でしょう。
特に、当日急に休みを取る場合、これ以上かんたんで、使い勝手のいい理由はありません。
ただし、どんな病気、症状にするかは、少し慎重に考えてみる必要があります。
ありがちな「風邪」はおすすめできません。
特にその日1日だけ休んで、翌日出勤する場合は、「1日でけろりとよくなった」というのは不自然。
そのため、「まだ風邪が抜けない」という演技を数日続ける必要が出てきてしまうからです。
おすすめなのは「ひどい頭痛」や「めまい」、「吐き気」など。
いずれの場合も、「これから病院へ行きます」と説明するのがポイントです。
翌日は「1日休んでいたら、良くなりました。原因は疲労だったようです」と説明すればいいのです。
家族が病気になったので、病院へ付き添う
家族と同居している人が使いやすい理由は、「家族の病気やケガ」です。
「明け方、同居している家族が急にひどい腹痛を起こし、救急車で病院へ行きました。今、病院なのですが、まだしばらく付き添うことになると思うので、休ませてください」というように説明しましょう。
病名は「急性胃炎」などにすれば、上司などからそれ以上突っ込まれることはないでしょう。
家族と同居していない人でも、「田舎の祖父が倒れたという連絡がありました。かなり重い状態のようなので、田舎に帰らせてください」と連絡し、「祖父は思ったよりも重い状態ではなかったので、日帰りで戻った」ということにすれば、翌日出勤しても、不自然ではないでしょう。
水漏れなどの住居トラブル
ひとり暮らしの人におすすめの理由は、「住居トラブル」です。
賃貸物件に一人で暮らしていると、何かしら、住居に関するトラブルが起こるもの。
ただし、「エアコンが壊れた」程度のことで、会社を休むのは少々無理があります。
そこでおすすめしたのが「水漏れ」。
風呂場など水回りで水漏れが発生して、このままにして出勤するわけにいかなくなった、という状況説明をしましょう。
「管理会社とはまだ連絡がつかない。とりあえず、水道トラブルの会社に連絡して、今、待っているところ」というように話すと、リアリティが出るはずです。
昼頃もう一度会社に連絡して、「なんとかトラブル処理はできましたが、これから出勤しても中途半端になってしますので、今日は休みにさせてください」と伝えましょう。
会社に行きたくない新入社員へのアドバイス
気持ちを強く持てばどうとでもなる
新入社員のみなさんは、社会に対して強い不安を抱いていることでしょう。
最近は特に、メディアやネットなどでひどい労働環境が赤裸々に流されていますからね。
しかし実際はそこまで理不尽な思いをすることは少ないです。
そりゃ学生時代に比べれば多少は辛いことや厳しいことはあるでしょうし、ひどい会社もあるかもしれません。
けれど大抵はなんとかなる範囲のことです。
だから大事なことは、気持ちを強く持つこと。
根性や気合いといったレベルの精神論の話ではありませんよ。
要は、気の持ちよう、ということです。
ささいなことを深刻に考えず、どっしりと構えること。
そうすれば、ほとんどのことはどうとでもなりますし、やっていけます。
研修が終われば意外にラクかも
会社によっては新人研修が厳しいところがあります。
激しい業務を課すこともあれば、業務と関係のない、肉体的な訓練を課すことも。
それは仕事ができるかどうか、優秀かどうかというよりも、きついことを乗り切れる人なのか、はたまた脱落してしまう人なのかを見定めるためです。
会社は打たれ弱い人を好みません。
難局に直面したときに辞めてしまうような人だったら、せっかく時間とコストをかけて社内教育をしていく意味がないからです。
だから最初に、厳しい試練を課してふるいにかけるのです。
しかし、それが終わったら意外にラクで、好待遇ということもあります。
なのではじめから投げ出してしまおうとせず、会社を信じて頑張ってみてください。
みんな最初は失敗する
失敗を恐れるのは、いつの時代の新入社員も同じでしょう。
初めてのことだから上手くできないのではないか、失敗してこっぴどく叱られるのではないか。
しかし、失敗は誰にでも起こります。
今は高いポジションにいる上司であっても、若いころは、失敗の連続だったはずです。
全部が全部、順風満帆に来られた人なんてほとんどいないでしょう。
だからあまり肩の力を入れず、むしろ失敗こそ成長の糧だと思って取り組んでみてください。
上司だっていきなり新人が完璧に出来るなんて思ってないでしょうから、そこまで気負わなくても構いません。
とにかく最初は、真面目に取り組むことを考えて頑張りましょう。
会社に行きたくないならどうする?
いかがでしょうか。
会社に行きたくないときは誰にでもあります。
そんなときに休むか、ムチを打って頑張って会社に行くかは貴方次第です。
会社を休むことで自己嫌悪になるぐらいであれば、頑張って行ったほうがメンタル的にもいいでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。