ダメ人間の特徴と脱出方法
あなたはダメ人間でしょうか、それともダメ人間ではない!と言い切れるでしょうか。
おそらく多くの人はダメ人間かもしれないという部分を持っているはずです。
また、身近に本当にどうしようもないくらいのダメ人間がいれば、「自分はまだマシだ」なんて思うかもしれませんね。
よくダメ人間という言葉使われるものですが、それはいったいどのような人を表しているのでしょうか。
そこで今回はダメ人間の特徴をご紹介しますので、ぜひ共通するポイントがあるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
ダメ人間の特徴
朝が弱く結果的に夜型になる
人間はどうしても楽な方に流れてしまうものですよね。だからダメ人間の場合、特別な制約がないとダラダラとつい寝てしまうことによって夜型になってしまいます。
早く寝ればいいと思っても意志が弱かったり、誘惑に負けてしまったりすることでどんどん悪循環になり、結果的に昼夜逆転になってしまうことでしょう。
どれだけ夜型になっても仕事はきちんと行く、という人ならダメ人間とはいえませんが、それで仕事に行けなくなる、学校をサボるというようになれば立派なダメ人間といえるかもしれませんね。
体型管理ができない
「人は見た目が9割」といいますが、それは「美男美女が良い」という意味ではなく、清潔感などで相手によく与える印象を「良く」するという意味のものではないでしょうか。
特に体型管理には日々の生活態度がそのまま良い意味でも、悪い意味でも出てきてしまうものです。
厳しいトレーニングをする必要はなく、日々の生活の中でなるべく身体を動かしたり、家で簡単なトレーニングをするだけで脂肪がつかないようにコントロールはじゅうぶん可能でしょう。
ダメ人間はその「ちょっとした簡単なトレーニング」すら面倒くさがるので体型管理ができません。
痩せていても、下腹ぽっこりなど、どうしても体型は日頃の生活態度が直にでます。
また、アルコールを摂取しすぎるの一つの原因で、アルコールは飲めば飲むほど耐性がついてどんどん飲む量が増えてしまいます。
ダメ人間は意志が弱いので「ここでやめておこう」というコントロールができないケースが一般的なので、どんどんお酒の量が増え、結果的に体型管理もできないままダラダラと過ごしてしまいます。
またダメ人間は言い訳だけは得意なので「年をとったから脂肪がつきやくなった」とか「ストレスがあるのでお酒が増えた」などの言い訳をよくするのも特徴の1つではないでしょうか。
ちょっとの手間を惜しむ
今は便利な世の中なので、より大事な事の為にエネルギーを使うべきであり、省ける手間は省く時代にはなってはきていますが、
何を普段口に入れているのか?というのは自分の将来の健康に影響する大事な事だといえるでしょう。
ダメ人間の場合は何かと手間を惜しむので、「ちょっとお腹がすいたなあ」と思っても、簡単で栄養バランスの取れた物を台所に立って料理をするのを面倒くさがり、おやつを食べたり、ジャンクフードを買ったりして、健康管理ができません。
また車を所有している場合、「ほんのちょっとの距離」でも歩くことを面倒くさがり、楽な方を選択し、ついつい車に乗ってしまいます。
このような生活を続けていると、先述にあるような体調管理などができなくなり、ますますダメ人間へと近づいていってしまうかもしれません。
時間にもの凄くルーズ
ダメ人間には、時間が守れない人が多いのではないでしょうか。
人に迷惑をかけていても、自分では気づかず、あまり悪い事をしたと思っていなかったり、注意したとしても逆ギレしたり、言い訳をするので効果はかなり少ないといえます。
例えば、明日は朝早く起きないといけないのに、何時までも、ネットやゲームやテレビなどを見続けて寝ようとしない人や、仕事や約束事に遅刻してもあまり反省しない人はダメ人間と言えるでしょう。
期限が決まっている提出物を、ぎりぎりまで提出しない人も、また同じだと言えます。
そういうダメ人間と遭遇した時は、毎度おなじみの事だと受け入れるか、交友を避けるのが、唯一の解決策かもしれませんね。
物事を継続できない
決めた事を続けられないのは人は、ダメ人間だと言えるでしょう。自分の意思で始めたのにも関わらず、継続して物事を進められません。
しかし自分でも続けたいと思っているのに、続けられないという人がとても多いのが現実ではないでしょうか。
例えば、新しく仕事を始めても、すぐに辞めてしまう人や、この作業を早急に仕上げなくてはいけないという状況にあるのにも関わらず気が散漫になって続けられない、という人もダメ人間のうちに当てはまるかもしれません。
その原因として考えられるのは、集中力や忍耐力や計画性が無いために、そうなってしまうのではないでしょうか。
そんなダメ人間は、先のことを色々と想像しながら、物事の計画を立てて、小さな事からでも、継続して行ってみるのが改善策になります。後は、忍耐力を養う事もとても大切で、必要不可欠です。
今は努力をせずに効率重視を求める傾向がありますが、効率を求めるあまり、意識や意志も楽なほうへ向かいがちになります。そうではなく、手段は効率重視でもいいですが、その中身はブレない姿勢がとても重要になってくるものです。
人の話を聞かない
今、必要な情報を教えられているのに、人の情報を取り入れない人は、ダメ人間だと言えるでしょう。ダメ人間は自分さえ良ければいいやという考えの人が多いものです。もしかしたら自分に対して甘いのかもしれませんね。
例えば、何かするにあたっての説明を受けているのに、説明を聞かずに先々と作業に移る人や分からないのに返事だけして、分かったふりをする人はダメ人間だと言えます。
質問が出来る状況なのにしない人も、また同じです。その結果、物事の失敗を招いてしまったり、取り返しのつかない状態に陥ってしまう事もあるでしょう。
そういうダメ人間は、自分が叱られる事を恐れている人が多いのではないでしょうか。また、聞き直したら怒られるかもしれないと思っているのかもしれません。
そんな人は、まず、人に叱られる事に慣れるのが一番です。
そうする事によって、自然と忍耐力もついていくのではないでしょうか。
ダメ人間から脱出する方法
毎日運動をする習慣で体と心を変える
自分のことを「ダメ人間だ」と思っている人は、真性ダメ人間であることは稀です。
本当にダメな男女は自分がダメであるとは夢にも思っていない人種が多いからです。
自分で胸に手を当てて「自分はダメな人間だ…」と思えるのなら、内省が出来る人であるのですから、決してダメではないのですが、どうして自分をそう卑下しがちなのか?という点について考えてみる必要があると言えます。
自分で自分のことを「ダメだ、何をやっても成功するはずがない」と考えていたら本当にその通りの人生になってしまいます。
なので「自尊心を高める」ためにも、運動をする習慣を身に着けることがオススメです。
部屋で筋トレをする、毎日走る、おうちでヨガ、そういう簡単でお金がかからず誰にでもできる方法を続けることで、自尊心を強化することができます。
毎日、本を読む習慣を身に着けよう
書店へ行けば「ダメ人間のためのカテゴリ」とでも呼ぶべき書籍群があって、自己啓発系からビジネス書、ありとあらゆる著者が“ダメ人間から脱出する方法”を主題に本を出していますから、図書館でもいいのでそういう本から読書の癖をつけるとよいでしょう。
ひとりで黙々と黙って本を読む習慣が、内省や洞察力を鍛えるのにうってつけの方法です。
内省や洞察力が強化されると、他者も自分も公平な目で見るようになりますから、自分がダメであるという気持ちが薄れるでしょう。
しかし「ダメ人間のための」自己啓発本とは、食品に例えれば味がドギツイ、ジャンクフードのようなものです。
最初は自己啓発本から入ってもいいけれども、そのうちに読む本のレベルをもっと高尚で、もっと教養の高いっ著者が書いた先駆的な本に上げていくことがポイントです。
目の前の仕事に全力投球する
不器用でも仕事が遅くても、目の前の仕事に全力投球している人はかっこいいし、威厳が感じられるものです。
会社はどうしても有能な人、主流の人が目立ちがちなところですが、それでも自分に当たられた業務を必死でこなしている人には“いぶし銀”のような魅力がある男女が多いのです。
ダメ人間だと悩む前に、本業を死ぬ気で真剣に取り組んでいるかどうか?チェックしてみましょう。
最近は「副業ブーム」で副業で稼ぎたい若い人が増加中だそうですが、本業があるのならあえて副業には手を出さないで、本業に命を賭けるくらいの真剣さが加わると、会社の上司のあなたを見る目も変わってくるでしょう。
会社員がダメだから何をやってもダメということはありませんが、雇ってくれた会社に勤務している限りは必死で働くことが自分を変える近道です。
アウトプットのためのブログを書く
本を読んで知見を高めるのは大事ですが、インプットだけではダメで、アウトプットしないとその知識があなたの身の一部になりません。
アウトプットの媒体にはブログを書くのがオススメです。
読み終わった新刊についてブログに感想や、印象的だった点などをちょっとまとめる作業が、知識をあなたの中に定着させます。
ダメ人間から脱出するためには、知識も必要ですし、その知識を通じて、自分と似たようなカテゴリに興味や関心のある人と交流したり情報交換することで心強くなって、自己変革できたり、毎日生き生きとした驚きや感動を増やすことができます。
そもそもどういう理由で自分がダメ人間だと認定してしまっているのでしょうか?それが良く理解できていないと問題をクリアーすることは難しいでしょう。
ブログはそういう内省を手助けしてくれます。
ダメ人間から脱出しよう
いかがでしょうか。
多くの人は自分がダメ人間だと自覚していながら、特に対策もせず、そのダメ人間っぷりをまるで武勇伝かのように語る傾向があります。
もしかしたらそうやって共感を得て、自分を正当化させようとしているのかもしれませんね。
しかし、それではいつまでたってもダメ人間から脱出することはできませんし、それが当たり前となって、本当にダメ人間になってしまいます。
大半の人は心のどこかでは「このままだったらマズイな・・・」という一抹の不安を抱えているものです。その心の声に耳を傾けることができるかどうかで今後の生き方が大きく変わるはずです。
周りの人も同じだから・・・という安心感はあなたを改善させたり、成長させたりすることにはつながらないことを意識しておきましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。