メンタルを強くする方法8つ

メンタルを強くする方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

人は逆風に吹かれたり思わぬ困難に直面した時、どうしてもつい落ちこんでしまい前進する気力を失せることがあります。

そのような時のためにメンタルを強くしておくことはとても大切になります。

そこで今回はメンタルを強くする方法をご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。



メンタルを強くする方法

 

過去に乗り越えた壁を思い出す

 

人は困難を乗り越えるほどに、その分メンタルが強くなります。

これまでも大きな壁にぶつかっても何とか今日まで来れているという事は、

それらの困難を乗り越えているという事です。

そのような過去の出来事を思い返してみると、

何とかなるという気持ちが起きてくることがあるものです。

そのために、今目の前にある壁をどのようにして乗り越えるのかを考えることが必要になるのです。

そこで大切なのは、方法は必ずあると信じることです。

そしてその信念の根底となるものは、

自らの過去に乗り越えてきた壁です。

それを避けて通っていては、いつまで経ってもメンタルを強くすることはできないと意識することが必要です。

とはいえ、なかなかそう簡単に意識を切り替えるのは難しいものです。

そこでひとつテクニックを挙げるとするなら、

一週間後に自分が何をしているのかを想像することをお勧めします。

何か美味しいものを食べているシーンでも、あるいは買い物を楽しんでいるシーンでも構いません、できる限り楽しいと思えること、なおかつ簡単に実行できることがお勧めです。

一週間はすぐに訪れるものです。

そう考えると、ほんの少しでも心に余裕が出てくることがあります。



目的を忘れない

 
何かに向かって取り組んでいる時に、困難にぶつかってこれ以上は無理だと思う事があるものです。

そんな時には、果たすべき目的を強く思うことで落ち込みがちになる心を立て直すことが必要です。

その結果、どうすれば現状から抜け出すことができるのかという思考が働き始めます。

そして何かしらの対策を思いつき、前進することが再開できた時には、少しではあってもメンタルは強くなっているものです。

人は思い悩み始めると、脳が勝手にグルグルと同じ事を考えてしまい、そのスパイラルからなかなか抜け出せなくなってしまうものです。

それがやがてやる気の喪失につながり、前進することを諦めてしまうのです。

まずはそのスパイラルから抜け出すことが大切です。

もし強く願う目的が無いとしたならば、とにかく気分を変えることが必要です。

気分転換の仕方は人それぞれなので、日頃から自分はどんな時に気分を変えることができるのかを知っておくことが必要です。

美味しいものを食べたり自然の中に身を置いたり、あるいは逆に人混みの中で買い物などをしたりと、好きなことをすることです。

そして気分を切り替えたところで、今後の対策を落ち着いて考えることです。
 

人は人と割り切る

 
人との付き合いの中で神経を消耗し疲れてしまうことがあります。

そんな時にもメンタルが強ければと思うこともあるものです。

自分が他の人にどう思われているのか、良く思われていないのではないかと考え出すと、やはり思考がスパイラルに陥ることになります。

まずは、人にどう思われようと気にしない事が必要となります。

かといって、何でも好きにして良いという意味ではなく、自分が信じる道を歩き、それを他人がどう評価しようと惑わされないという心が必要ということです。

独りよがりな価値観での行動は良くありませんが、他人に合わせる必要もないのです。

それを行えるようになった時には、メンタルはかなり強いものとなっているはずです。



自分を知ること

 

人は案外、自分のことはわからないものです。

その結果、同じようなシチュエーションになると同じような気持ちになり、同じような感情を覚えて同じように落ち込むことにつながります。

その連鎖をどこかで断ち切ることが必要です。

そのためには、日頃からちょっとした日記でもよいので、過去にも感じた感情が湧いてきた時には、それを振り切るためにどんなことをしてみたのかを記しておくと効果があります。

とにかく何でもよいので試してみることです。

そのうちに、これは使えそうだと思えるものが見つかったら、それをずっと行ってみることです。

人は自ら習慣を作ることができます。

最初は効果があまり無いと思えても、繰り返し行うことで効き目が出てくるようになるものです。

そのような事も日記のように記録をつけているからこそできるものです。

記録が無ければ、すぐに忘れてしまうものです。

そしてそのように習慣付けていくことによって自分をコントロールできる事を実感するようになり、メンタルは着実に強くなっていきます。



適当な考え方をしてみる

 
打たれ弱い人、メンタルの弱い人というのは、どんな物事に対しても必要以上に重くとらえてしまう傾向にあります。

他人から見れば些細なことでも、ことさら重大なことだと考えてしまうというわけです。

ですからメンタルを鍛えるためにはまず、できるだけリラックスして楽観的になってみることです。

悩んでも仕方のないことは悩まない、答の出ない物事をクヨクヨ考えないということを意識して、無駄に悩むのを止めてみましょう。

そうするだけで心の負担が減り、ストレスも軽減できます。

言い方はあまり良くないかもしれませんが、適当でいい加減な生き方というのは決して悪いことばかりではないのです。

いい加減というのはすなわち、ちょうど良い頃合いだと言い換えることだってできるのですから、適度に肩の力を抜いて楽になってみましょう。
 

自分の思いを日記に書いてみる

 
メンタルの弱い人は、今自分がどのような状態でいるのかを客観視することで、その弱い部分を改善するための方法が見つかる可能性があります。

そして自分を客観的に見るためには、日記を書いてみるのも有効な方法です。

日頃生活をしていて心がモヤモヤした時や壁にぶつかった時に、自分の心の中にあるモヤモヤや不安を書き出すことで、客観的に自分を見ることができるようになるからです。

人は一度気分が沈み込んでしまうと、そこから抜け出すのはなかなか容易ではありません。

とくにメンタルの弱い人はどんどん悪い方向へ考えてしまうため、さらに落ち込むといったことになってしまいます。

そんな時には不安を日記に書き出すことで、気持ちをいったんリセットすることができますし、自分がこれからどのように行動すれば良いのかがクリアに見えてきます。



時には誰かに甘えてみる

 
メンタルの弱い人の中には、何でもかんでも自分一人で抱え込んでしまう人がいます。

周りに迷惑をかけてはいけない、自分一人でどうにかしなくてはというような思いから、自分一人で抱え込んでしまうのです。

しかし逆にメンタルの強い人は、上手に他人に頼ることができます。

どれだけ努力をしようが自分一人ではどうにもならないことはあるんだということを知っているため、他人に協力を仰ぐことができるのです。

ですからメンタルを鍛えるには、周囲に甘えても良いんだという気持ちを持つことが大切です。

自分一人ではどうにもならない時にはいつだって周囲を頼って良いんだと考えるだけで気持ちが楽になるでしょうし、肩の力を抜いて過ごしていくことができるというものです。

そうして気持ちが楽になれば心に余裕ができますから、徐々に打たれ強くなっていくというわけです。
 

あえて自分に都合の良い考え方をする

 
メンタルの弱い人というのは物事を悪い方向に捉え、自分を責めることでさらに落ち込むという悪循環を繰り返す傾向にあります。

ですからそんな自分を変えるためにはまず、あえて自分にとって都合の良い考え方をしてみるのも一つの手段です。

例えば誰かから注意を受けたり叱られたりとした時に、叱責されたことそのものに対して腹を立てるのではなく、「何か嫌なことがあったんだろう」とか「たまたま虫の居所が悪かったんだな」といった風に、自分に都合の良い解釈をしてしまうのです。

もちろん実際に叱責する相手が虫の居所が悪かったかどうかは関係なく、そのような都合の良い解釈をして自分自身を納得させてしまえばいいわけです。

こういったことを繰り返していくうちにそれまでネガティブ思考だったものが前向きな考え方ができるようになってきますし、ストレスだって溜まりにくくなってくるでしょう。
 

メンタルを強くする方法は実践あるのみ

 
メンタルを強くするためには、気持ちや気合だけでどうにかなるものではないものです。

感情をコントロールするためにも、訓練は必要です。

そしてそのための自分なりの仕組みを作る事によって、自信を持つようになりメンタルは強くなっていきます。

ひとたびそれを実感すれば、あとは階段を登るように少しずつ着実に強くなっていきます。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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