時間の上手な使い方7つ
by RCB
あなたは時間を上手に使っているでしょうか。
やらなければいけないことを先延ばしにしがち、
やろう!と決めてもダラダラしがち、
なんてことになっていませんか?
もし上手な時間の使い方を知っていたら、
無駄な時間の浪費が大幅に減ることになるでしょう。
時間の浪費が無くなれば、
急に時間が増えたような感覚になり、やるべきことがスッキリ片付くはずです。
そこで本日は時間の使い方についてご紹介します。
時間の使い方
出典
1日を5分割する
時間を上手に使うためには現在の生活時間はどのようになっているかを確認する必要があります。
- 睡眠(6~7時間)
- 生きるための時間(食事、風呂、トイレ/2~2.5時間)
- 仕事(通勤時間も含む/10~12時間)
- 体調維持(運動、気分転換)※
- 自分のための時間(遊び、勉強、趣味)※
※2つあわせて3時間
もちろん個人差はありますが、
概ねこの5つに分けられるのだそうです。
そして週末の休みもどのような時間の使い方をしているかを確認してみましょう。
どの部分を改善するべきかが浮き彫りになります。
時間の使い方が上手な人は生活がパターン化している
生活をパターン化させると時間が無駄なく使えるようになります。
何かを効率よくやりたいなら、
できるだけ多くの時間の使い方をパターン化するのが一番だ。工場の作業と一緒で、
同じことを繰り返すと効率も上がってくるからだ。
生活リズムが一定になってくると、
1つ1つの行動が自然とブラッシュアップされていきます。
それが仕事などになるとなおさら威力を発揮することになるでしょう。
そしてパターン化することによるメリットは、
「次にどうしようか」
と考える隙が生まれないことも大きいです。
選択肢が多くなったり、悩んだりすると人間はどの選択肢も選ばない、または回避する傾向があります。
パターン化させることによって無駄な思考が生まれる隙間をつぶすことができます。
朝と夜の1時間を大事にする
先述の時間を5分割してみると自由に使える時間が思った以上に少ないことが可視化されます。
たいていは朝と夜の1時間ほどでしょう。
テレビを観ることに使ったり、だらだらとネットをするのに使ったりしていたら1時間なんてあっという間ですよね。
その時間を運動不足解消のために使ったり、資格取得のための勉強時間にしてみるとどうでしょうか。
1日2時間、1週間で14時間、1ヶ月で56時間、1年で672時間です。
例えば英語やプログラミングを取得するのに必要な時間は1000時間ほどと言われています。
このように時間を目に見える形にすると、
この2時間を大切にするだけで、どんどんレベルアップすることがよくわかります。
時間の使い方が下手な人はインターバルが多い
時間を有効活用するために、もう1つ重要なことは、
「ああ、一段落」というお休みの時間を作らないこと。あることをした後、
次のことに移っていく間(インターバル)をできるだけ短くすることだ。
時間の使い方が下手な人が休憩が大好きです。
課程を1つクリアしたら休憩、
もうちょっと休もうかな、
・・・。
あっ!もうこんな時間だ!
なんてことはざらにあります。
大掃除をしている途中に昔集めていた本やマンガ、アルバムなどを見つけてそれを読み続けてしまうケースと同じようなものですね。
一度そのループに嵌ってしまったら抜けだすのは難しいのは誰もがご存知のはずです。
休憩したくなってしまう原因は、
次に何をやるか考えていないからだとしています。
集中力を途切らせないようにするには、
次にやることを予めインプットしておいて流れるように次の作業にうつることです。
できることから片付けていく
時間の浪費を防ぐにはできることから着手すること。
つまり走りながら考えるというスタイルが大切です。
これも時間を無駄にしないために重要な話だが、
「できることから片付ける」ということだ。当たり前のことのように聞こえるが、
実はこの当たり前のことをできる人が意外に少ない。全体の答えが見えてくるまで、
何もアクションを起こさない人が多いのである。
これを防ぐにはやるべきとを分解することです。
例えば売上アップを目指すとき。
急に売上げアップをしなければいけないとなると
どうすればいいかわからなくなってしまいますが、
いったん売上を分解してみると、
売上 = 客数 × 単価 × 購入回数
のようになります。
するとまずはそれぞれのデータを集めることが必要だとわかります。
データが集まったら、次に強化しなければいけない要素が浮き彫りになります。
すると今のやり方を見直すことになります。
比較するために他社を調べようとします。
・・・。
と言った具合にいったに分解すると、
まるで数珠つなぎのようにやるべきことが片付いていきます。
やらない勇気をもつ
もう1つの時間管理の鉄則は、
「やらないと決めたことはやらない」
ということだ。われわれの時間は有限。
何でもやりたいことができるわけではない。
本当にやりたいこと、やる必要がないものを取捨選択するのが上手な人ほど時間の使い方に長けています。
スキマ時間を無駄にしない
よく言われている話ですが、
スキマ時間はバカになりません。
例えば私の読書する時間はほぼスキマ時間です。
じっくり読書する時間も無くはないですが、
細切れの時間で1ヶ月でおよそ60冊~80冊ほど。
年間で1000冊近くは読んでいます。
またこんな話もあります。
年商3億円の社長と年商100億円の社長の時間の使い方の話です。
1億円の社長は新幹線の中で寝たり、雑誌を読んだりリラックスして過ごしますが、
100億円の社長は席についたらすぐにPCを開いて仕事をし始めます。
1億円の社長はインタビューを受ける際、
入室してきたスタッフが準備している間、座って待ちますが、
100億円の社長はその僅かな数十秒の間も仕事を片付けます。
この時間の使い方が100倍の差を生み出しているのではないかというお話です。
細切れの時間を1日すべて足し合わせれば1時間ぐらいは捻出できます。
まさにちりも積もれば山となるですね。
時間のマネジメントはデットラインから逆算すること
時間を有効に使うためにはデッドラインを定めることが基本中の基本とされています。
まずはゴールを決め、そこから何をやるかを逆算していくという方法です。
締め切りを設けることで、
自分にプレッシャーがかかり行動が機敏になりますし、
普段気にしていない時間を強烈に意識するようになります。
例えば寝坊した時を思い出してみてください。
普段は家をでる1時間前に起床するのに、
起きたら10分前だった!
それでも意外と間に合ったりしませんか?
さすがにここまで極端にすることはありませんが、
デットラインを決めて時間を意識するようになると、無駄なものをすっ飛ばして、一直線にゴールを目指そうとします。
すると自分でも驚くぐらいのスピードを発揮することができ、
ダラダラと過ごす無駄な時間を削ることができます。
時間の使い方を見直してみよう
あなたは時間に追われていますか?
それとも追っていますか?
毎日時間に追われている感覚がある人はまずは自分の時間の使い方を可視化させてみましょう。
どこにボトルネックがあるのか、
時間に追われている原因が分かります。
その原因が分かれば、それを分解してやるべきことから改善していくことで手持ちの時間はどんどん増えていくことになるでしょう。
日頃時間が足りないという人はこれらを参考にしてみると生活習慣の改善につながるかもしれませんね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。