自分のことを話さない人の6つの心理や特徴とは?
あなたは自分のことを話さないタイプの人でしょうか。
それともよく自分のことを話すタイプでしょうか。
このタイプの違いはよく二極化されますが、多くの人はあまり自分のことを話したがりません。
その理由はたくさんあることでしょう。
そこで今回は自分のことを話さない人の心理や特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。
自分のことを話さない人の心理や特徴
自分を知られたくないと思っている
自分のことを話さない人には、自分を知られたくないという思いを抱えている人がいます。
自分のことを話し、相手が「こういう人なんだ」と理解を深めてくれると感じるのではなく、「弱みを握られた」「バカにしてるかも」とネガティブに感じてしまうのです。
例えば、「休日にはサークルに行ってるの」と相手に話してしまえば、相手からは「なんのサークル?」「どうしてやろうと思ったの?」と追及されることになる。
それに対して答え続けていけば、相手には自分の行動や考えを知られてしまい、そこから他の感情を持たれてしまうのではないかと考えるのです。
「そんなサークル興味ない」「サークルなんて暇なんだね」と思われてしまうことを恐れ、あえて自分の話をしない。
基本的に、人からどう思われるかを気にする人で、またネガティブな思考の持ち主に多く、自分の話をすることで、相手が自分の行動や考えを知り、否定されると思い込んでいることが理由として考えられます。
幼い頃に常に否定されて育ってきた、バカにされてきたという過去があると、自分の話をすることに不安や恐怖を覚えます。
もしかしたら自分のことを話さないその人の過去には、嫌な思いやトラウマが隠れているかもしれません。
面倒くさいと思っている
自分のことを話さない理由に、「面倒くさい」という思いが関連していることもあるでしょう。
相手の話を聞いているだけで終わる話であればすぐに終わるものの、そこから自分の話までし始めてしまえば、その分話は長くなり終わらなくなる。
また「所詮自分に興味はないだろう」と投げやりな思いを持っていることもあり、「だったら話さない方が良い」と感じるのです。
例えば人と関わることが苦手な人、長く人と一緒にいることができない人、時間に効率を求める人は、自分の話を「どうでもいいこと」と捉え、自らは話しません。
話した分だけ相手と関わる時間が増えてしまい、自分が嫌な思いをしたり面倒だと感じることが多くなるためです。
このような心理の人は、積極的に自分の話をすることはありませんが、相手から問われた質問に、最低限の返答はするでしょう。
ただそっけない態度になったり、深くは話そうとしなかったり、嫌な表情を表に出してしまうことで、相手に変な誤解を与えてしまうこともあります。
相手に合わせる、相手の為に自分の話をするということが苦手で、「正直面倒」と思っていることもあるのです。
信用できないと思っている
自分の話をすればするだけ、自分の情報や過去、思いを相手に知られてしまうことになります。
そして、自分もまた相手に話した分だけ、相手に気を許すようになり、そこから信頼関係が築かれることもあります。
ただ、相手のことを「信用できない」「裏切るかもしれない」「心の中では笑ってるかもしれない」と思っていたら、自分の話はしたくないと思うもの。
人のことを信用するのに時間がかかる人、過去に裏切られたことがある人、陰口を言われたことがある人などは、それを機に人を信用することができなくなっていることもあります。
その結果、自分の話をすることは自分にとって今後不利な状況を招く恐れがあると感じ、警戒心が強くなります。
相手に警戒心がある状態で、自分の近況を話したり相談したり、情報を提供するということは、自分にとってリスクでしかありません。
「裏切られてもいいように」「自分が傷ついてもいいように」と、ある意味自分を守っているということも考えられます。
相手を信用していない、まだ信用できるほどの付き合いがないと思っていることで、自分のことを話さないのでしょう。
自分の夢に一生懸命
自分の夢に一生懸命な人は、自分の夢に関係ない事に対して興味がありません。
人と関わることにも興味がないので、わざわざ自分のことを話そうとも思いません。
自分の夢を叶えてから、恋人を作ったり、友達を作れば良いと思っているので、今は1分でも夢のために努力したいのです。
そのため時間があれば、自分の夢のために必要な勉強を欠かしません。
自分の夢の達成に、体が鍛えることが必要だと感じた場合は、寝る間を惜しんででも、筋トレやランニングに励みます。
このタイプの人は、自分の夢の実現に対して一生懸命なだけで、本来は人間が嫌いでも、人付き合いが嫌なのでもありません。
そのため、当たり障りのない日常会話程度なら、問題なくコミュニケーションは取れます。
しかし、人付き合いに貴重な時間をかけたく無いので、みんなで一緒にご飯を食べたり、出かけることへは拒否反応を示します。
特徴としては、パッと見は普通の人が多いです。
ただ周りがだらけている時や、友達としゃべっている時でも、黙々と勉強をしています。
周りの人間をバカにしているわけではなく、夢を叶えたいという強い気持ちがあるだけなので、例え仲良くなりたいと思っても、邪魔をせず、見守ってあげるのが良いです。
ストーカー気質
自分にとって大切な人が1人さえいれば、それで十分幸せと考えている人は、自分のことをあまり話しません。
時間さえあれば、自分にとって大切な人が、何が欲しいだろう、何をしたら喜んでくれるだろうかだけを考えています。
それ以外の人のことは、まるで見えていないので、空気と同じぐらいにしか感じていません。
このタイプの人は、自分が気に入っている人との関係が良好な間は良いのですが、相手から拒否されたり、傷つくような事を言われると豹変します。
一方的に相手のことを思っている気持ちが強いので、それが上手くいかないとなると、逆上してしまうのです。
ストーカーになったりするのも、このタイプの人間に多いです。
元々付き合っているわけでも、仲良くしているわけでもなく、最初から相手に一方的に好意を寄せているだけの場合もあります。
この手のタイプの人とは、関わらないのが一番です。
好意を持っている人と上手くいかなくて、落ち込んでいる時にうっかり話しかけたりすると、それだけで自分に好意があるから優しくしてくれたんだろうと、勘違いされてしまう恐れがあります。
自分の世界に生きている
自分の趣味や興味があることがハッキリ決まっている人は、それに関係がない場では自分のことをあまり話しません。
頭の中では、自分の趣味のことでいっぱいなので、他の人としゃべろうという気持ちにはならないのです。
悪気は全くなく、純粋に自由時間があると自分の興味がある本を読んでいた方が、有意義に時間が過ごせると考えています。
このタイプの人は、自分の世界観を最も大事にするので、発言やファッションも奇抜な人が多いです。
流行かどうかや、ブランドなんて、全く興味がなく、自分の価値観だけで、ファッションや行動を決めています。
そのため、一体どこであの服は売っているんだろうと思うような、奇抜なファッションをしているのです。
一目見ただけで、周りの人とはあきらかに雰囲気が違うなと気付きます。
このタイプの人に興味を持って、仲良くなろうとしても、自分の世界だけで完結しているので難しいです。
逆にしつこく関わろうとすると、露骨に嫌がられて避けられてしまいます。
本人は一人でいることが寂しいわけでも、苦痛でもないので、ほっといて欲しいと思っています。
自分のことを話さない人の心理は様々
いかがでしょうか。
自分のことを話さない人の理由はいくらでもありますが、主に当たるのが今回ご紹介したことでしょう。
その心理によって対応を変えないと上手なコミュニケーションができません。
そのあたりをきちんと考慮することであなたの対人スキルも大幅にアップすることでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。