上司の心構え

初めて部下を持つ上司になるにあたってはやはりある程度の心構えが必要になってきます。

心構えをしているか、していないかで上司としてのスタートが大きく変わってきますし、何と言ってもその後の評価にもつながりやすくなるものです。

では、上司の心構えとしてはいったいどのようなものが必要なのか。

そこで今回は上司の心構えについてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。

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上司の心構え

 

上司は部下に嫌われるもの

「上司としての部下対応の心構え」です。

上司とは、部下から疎まれ嫌われる存在であることを自覚し、それに耐えること

それが、全てのスタートと心得るべきです。

一人の人間として考えたとき、この状況は実に寂しいことなのですが、これを自覚出来ない人は、残念ながら上司失格だと思います。

そして、それ以上に自分自身の心に傷がつく可能性が高いと思っているのです。

もちろん、わざと嫌われたり、疎まれたりする行動を取りなさい、と言う意味ではありません。

出典 部下対応において必要な上司の心構えとは

多くの上司は部下に好かれたいものです。

しかし、あなたが部下だった頃を思い出してください。

きっと嫌いな上司は一人や二人いたはずです。

しかし、上司の役割は育成や仕事の目標達成です。

部下が自由にやっていて、仕事もせずにダラダラしているところを注意しなければいけませんし、中止された側としては面白くありません。

こうしたズレがどうしても生じてしまうので、嫌われやすくなります。

それを予め頭に入れておきましょう。

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常にさまざまな事態を想定する

 

ポジティブシンキングでことに臨むというのは、大変い良いことではありますが、人の上に立つものは、「悪い想定」をする必要もあります。

自分のマネジメントする部署内で起こるトラブルやミスは、最終的に上司の責任になります。

その責を負うことは言うまでもありませんが、できるだけミスやトラブルが起こらないようにすること、トラブルが起きた時に適切な対応をし、処理をすることが上司としての重要な任務です。

その任務を遂行するためには、事が起こる前にさまさざまな想定をしておく必要があるでしょう。

想定をするためには、時にはマイナス思考になる必要もあるのです。

ひとことで言うと「危機管理」ということになりますが、その際に必要なのが、「悪い想定」なのです。

 

部下一人一人に合った指導をする

 

十人の部下がいる場合、その十人に同じような指導の仕方をするのは、有能な上司とは言えません。

「十人十色」という言葉がありますが、人はそれぞれ違った個性を持っています。

性格も違えば、考え方や感じ方も違い、さらには仕事の能力も違うでしょう。

それを、一律に同じコーチングをしたのでは、部下の能力を伸ばすこともできなければ、個性を生かすこともできません。

ですから、まずは個々の部下の能力と性格を知ることが必要です。

日ごろの仕事ぶりの観察などから、それぞれの部下について、個性や能力を把握するようにしましょう。

そして、それぞれに合わせた効果的なコーチングをすることが、上司には求められるのです。

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上手にほめ、上手に諭す

 

部下に対してほめ上手になるというのも、上司として大切な心構えと言っていいでしょう。

どんな人間でも、人からほめられれはうれしく感じるものですし、まして、上司からほめられて、やる気にならない部下はいません。

小さなことでも積極的にほめてあげましょう。

よく言われるように、「ほめるときは大勢の前で」というのが基本ですが、小さなことでほめる場合は、一対一でも効果があります。

部下は「上司はそんなところまで、見ていてくれているんだ」という気持ちになることでしょう。

また、「上手に諭す」というのも、上司として持つべき心構えの一つです。

よく「上手に叱る」と言いますが、「叱る」のではなく「諭す」、つまり「正しい方向へ教え導く」という意識で対応することをおすすめします。

 

なって欲しい姿を、自ら手本となって見せるべき

 

「後輩にたくましくなってほしい」「部下には立派になって欲しい」等、上司という立場になると部下へ期待の思いを持つことも多いでしょう。

こうなって欲しいという思いを持っていても、自らがお手本となる姿を見せてあげなくては、部下・後輩は目標に出来ません。

自分が部下や後輩に「こうなって欲しい」と思う姿を、自分がきちんと見せてあげるという気持ちでいなければなりません。

逆にみせないでいることで、「口だけの人」「自分はどうなの?」という見られ方をされかねません。

お手本となる姿を意識して、日々仕事をこなすように努めましょう。

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たまには寄り添う気持ちを忘れないこと

 

上司という立場になると、どうしても命令口調になってしまったり、叱る機会が多くなったりと、部下たちと距離が出来る出来事が多くなってしまいます。

また上から目線の発言も多くなってしまうことで、「怖い」「近寄りにくい」という印象を与えてしまい、仕事に支障が出てしまうことも当然あります。

命令しなければならない、叱らなければならないという場面があったとしても、逆に寄り添う場面を作ることを意識しましょう。

何かに悩んでいるように見えたら「何かあった?」「話聞いてあげるよ」と、寄り添うことで心を開くこともあります。

こうしたメリハリを上手く使うことで、信用も得られ、信頼できる上司へと自身も成長出来るのです。

 

仕事を押し付けないこと

 

上司になった、偉くなったという思いから、手を抜いてしまうという人もいます。

自分でなくても大丈夫だと判断すると部下にやらせる、面倒だからと他人任せにする。

こうした姿を見せることで、上司として尊敬されなくなり、逆に不信感を抱くことにもなります。

自分で出来る仕事は自分でやる、後輩や部下がいっぱいいっぱいになっているのであれば手伝ってあげる、といった意識も大切です。

こうした姿勢を見せることで、上司として、人として尊敬されることになり、目標とされることも期待できます。

尊敬・目標という存在となる人がいることで、後輩や部下の意欲も変わってくるものなのです。

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部下がミスをしたら叱るのではなく諭す

 

部下に慕われための上司になるには、自分が部下であったときに尊敬していた上司を思い出すことが一番です。

ここから、部下に慕われるための3つの心構えを見ていきます。

自らが部下であったときの上司の特徴に重なることが多くあることでしょう。

まずは、部下がミスをした場合の対処法です。

上司となると多くの責任が伴いますから、部下がミスをしたときに叱りたくなるのは当然の心情です。

しかしながら、そこでそのときの感情のままに叱ってはいけません。

ミスをした部下も反省の気持ちは持っているのです。

そのときには叱るのではなく、何が悪かったのか、改善点はどこか、ということを諭してあげることが大切です。

そうすれば、部下も成長できますし、あなたのことを尊敬するようになるでしょう。

 

部下の得意な仕事を依頼する

 

仕事を部下に依頼するときにはいろいろな基準があることでしょう。

もちろん部下が苦手な仕事を依頼して、部下の成長を促すことも重要です。

しかしながら、仕事は組織で行っています。

そうしますと、あなたに例えば3人の部下がいたとしたら、3人にそれぞれ得意な仕事を依頼したほうが業績は必ずアップします。

また、ある部下に苦手な分野があるとしても、残り2人のうちに、その部下よりも得意な部下がいるかもしれません。

であれば、より得意な部下に依頼したほうが円滑に仕事が進むはずです。

組織で仕事をしているのですから、全体としての最適化を目指すことが大事です。

そうすれば、得意な仕事をやりとげた部下も達成感を得て、より次の仕事の能率があがることでしょう。

結論として、苦手な仕事を全く依頼しない必要はないですが、基本的には得意な仕事を見分けて依頼することで、組織の効率があがり、部下からの信頼も厚くなることでしょう。

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仕事の責任が自分にあることを自覚する

 

当然のことですが、重要なのは部下の仕事の最終的な責任は上司がとる、という姿勢です。

上司であることということは、自らのチームの責任をとるということであり、その責任に伴って部下よりも多い給与を得ているのです。

その根本をしっかり意識して、部下が仕事を持ってきたときやミスをしたときなどに、最後は自分が責任をとるから好きにやってみろ、最後に責任をとるのは自分だからお前は気にするな、と部下に声をかけてあげることです。

実際に声かけをしてあげるだけで、部下は安心しますし、何より信頼できる上司であると思うようになります。

そしてこの上司のもとでしっかりと仕事を頑張ろうという気になります。

そうすることで部下に慕われるようになるのです。

 

上司の心構えを持とう

 

いかがでしょうか。

上司の心構えはいくつかありますが、やはり部下のことを考えなければいけないということが必要不可欠です。

あなたが上司になる前は自分のことだけを考えいればよかったものですが、部下を持つ上司はそういうわけにはいきません。

さらに、こんなに部下への思いが強いのに、部下から嫌われてしまうことも多いのが現実です。

こんな事実を目の当たりにしてしまったら「もうやってられない!」と思う人もいるでしょう。

しかし、偉大なリーダーは誰もが同じ経験をし、フィードバックを得て、改善し続けてきたからこそ、偉大になったのです。

最初のハードルでつまづいて諦めるような人間は上司には向いていないかもしれません。

すぐに他の誰かにバトンタッチしたほうが会社にとっても、あなたにとっても良い選択です。

諦めない!と誓う人はうまくいかない原因を必ず振り返って、新しいことをチャレンジしましょう。

きっと光が見えてくるはずです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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