険悪ムードになったときの対処法とは?険悪な雰囲気を良好にしよう!
険悪とは、空気感や雰囲気が悪い状態のことです。
よく険悪な仲、険悪な雰囲気といったように人に対して使われることが多いです。
あなたの誰かと誰かが険悪になっていて、居心地が悪いと感じたことは何度もあるでしょう。
また、あなた自身も誰かと険悪なムードになってしまったこともあるはずです。
そんなときは一体どうすればいいのかわかりませんよね。
そこで今回は、険悪ムードになったときの対処法や険悪な仲を良好にする方法をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
険悪ムードになったときの対処法
その場を一旦離れて距離を置く
一触即発の気まずい空気が流れている時には、何か不用意な一言を呟いただけでも状況が悪化してしまうことがあります。
険悪な空気を解消したいと考えているのであれば、一度その場を離れてしまうのが賢明です。
物理的な距離ができれば自然と頭が冷えるものですし、その場にいるよりも客観的に物事を判断できるようになるというメリットがあります。
そもそも、怒りの感情というのは長続きするものではなく、ある程度時間が経てば自然に収まってくるものです。
しかし、険悪なムードにずっと晒されてしまっていたら、せっかく収まりかけた怒りがいつまでも燻ってしまいかねません。
ただ、場を離れることが最善だと思っても、黙って立ち去ることは控えたほうがいいでしょう。
何故逃げるのかと挑発されることでさらに状況が悪くなることが考えられますから、相手に一言冷静になりたいという旨を伝えてから、何を言われても耳を塞いで距離を置くのが賢明です。
修羅場が回避できた、そろそろ相手と話しをすることができそうだと判断できるようになったら、今度は自分のほうから近づいて仲直りのきっかけを作ればいいのです。
自分が悪かったところを考える
何故険悪なムードになってしまったのか、まずいと思ったらその原因をよく考えて、自分に悪いところがなかったか振り返ってみてください。
イライラしているとつい自分ではなく外に原因を求めてしまい責めがちですが、だからこそ意識をして自分に非がなかったかどうかを考えてみるのです。
相手が不機嫌なら十中八九一緒にいたこちらが何かを言ったり行動したことが原因ですし、この雰囲気がまずいもので元通りの良好な関係に戻ることを望んでいるというのであれば、今後のためにも反省をしていかなければなりません。
思い至ったことがあれば、素直にそれを伝えて謝罪をしてしまいましょう。
謝っている相手にいつまでも怒りをぶつけるのは大人気ありませんし、大抵の場合は謝罪を受けたほうも同じように反省をし、やはり謝ってもらうことができます。
お互いの行動を省みて、今後の関係を良好なものにしていくチャンスだと捉えてください。
そうすれば、自分のほうから頭を下げることを厭わなくなるでしょうし、いつまでも険悪なムードを引きずったまま修復をするタイミングを逃がしてしまうということがなくなります。
なるべく普段どおりに接する
どうにかいつも通りのムードに戻したい、そう考えたら、せめて自分だけでも通常の振る舞いを心がけるのが賢明です。
しかめっ面をしている人相手に笑顔を作ることは難しいですし、明るい話題を提供するのも躊躇われるでしょう。
空気を読まないと余計にムードを悪くしてしまわないかと心配になってしまいますが、普段どおりを意識しておけば少なくともこちらに険悪ムードを継続させるつもりはないという意思表示をすることができます。
気持ちのいい反応がなくても挨拶をしっかりと行う、食いつかれやすそうな日常的な話題を提供してみる、そうすることで、いざ相手の怒りが収まってムードを回復させたいと考えた際、こちら側の受け入れ態勢が整っていることがわかれば仲直りをしやすくなるというメリットがあるのです。
いつも通りというアピールは決して無駄にはなりません。
険悪になると折れたら負けという気持ちになりやすいのですが、精神的に大人であればそうした意地がくだらないものであるということがわかります。
こちらのほうが大人になって、許容してあげる余裕を見せてください。
険悪な関係を良好にさせるには
腹を割って話す
どうしても馬が合わず、一緒にいると険悪なムードになってしまう…
実は想像よりもずっと多くの人が、そんな悩みを抱えています。
どうしてかというと、一度険悪な関係になってしまうと、「相手と話す」ことがなくなってしまいがちだからです。
当たり前の話ですが、相手とコミュニケーションを取らずに険悪な関係を良好にさせるのは、ほぼ不可能であるといえます。
ですから現状を変えたいのなら、「腹を割って話す」ことが何よりも重要になるのです。
腹を割って話すということは、当然自分の言い分を全て相手にぶつけていく形になります。
ただ、このとき注意して欲しいのは、決して「相手の言い分を途中で潰しにいかない」点です。
相手がまだ主張をしているときにそれを遮ってしまうと、結局はただの言い争いで終わってしまいます。
するとその結果、険悪な関係がさらにこじれる事態にもなりかねません。
相手の主張をひと区切りつくまで必ず聞くようにし、そこからまた自分の考えを相手に投げかけていきましょう。
お互い腹の底に溜まっているものがあるのですから、良好な関係に持っていきたいのであれば、それを一度吐き出すべきです。
橋渡し役を探す
一度険悪な関係に陥ってしまうと、それを修復するのが難しいのはどうしてだと思いますか?
一番の原因はズバリ、「接触することができなくなる」からです。
お互いに相手のことをイヤな存在だと感じているわけですから、そうなってしまうのも無理はありませんよね。
そこでぜひとも試してみて欲しいのが、「橋渡し役を探す」という方法になります。
たとえば、お互いの共通の友人などにお願いし、間に入ってもらうわけです。
まず相手とコンタクトをとるために、自分がそういった意思を持っていることを友人に伝えます。
確かに険悪な関係になっている相手ではありますが、間に友人というワンクッションを置くことで、要望を聞き入れてくれる可能性がグンとアップするのです。
そしてコンタクトに成功したら、次は必ず関係を改善したい旨を、なるべくシンプルに友人に伝えましょう。
なぜかというと、あまり複雑な内容を伝えてしまうと、友人から相手に伝わるときに話が変わってしまう可能性もあるためです。
このように、信用できる橋渡し役を見つけることによって、険悪な関係を良好にさせる確率が大幅に上がります。
ですから簡単に諦めてしまわずに、橋渡し役に適任な人をまず探してみてください。
元の原因をなくす
人間関係が上手くいかなくなるときは、必ずその元となった原因があるはずです。
ですが一度険悪な関係になってしまうと、ただお互いを罵ったり、中傷したりするケースが増えていきます。
そしていつの間にか、元の原因だったものは忘れ去られ、どんどん泥沼の関係へと陥っていくのです。
ただそうなってしまったあとでも、「元の原因をなくす」ことで関係を良好なものにできる可能性は残っています。
たとえば、ちょっとした口論がきっかけで、今二人が険悪な関係になっていたとしましょう。
そういったケースでは、そのときの口論についてもう一度考え直してみないといけません。
現状はお互いに「自分は悪くない」と考えているわけですから、まずは本当に自分には全く非がなかったのかを、深く考察してみるべきなのです。
すると多くの場合は、自分にも相手にも何かしらの問題があったことに気づきます。
そして少しでも自分に非があると感じるなら、その部分についてすぐにでも「素直に謝罪する」ことが大切です。
部分的とはいえ謝罪の言葉を口にされると、相手もようやく冷静になり、あなたの話に耳を傾けてくれる可能性も上がります。
ですから意地をはらず、元の原因ともう一度向き合うようにしましょう。
旦那・彼氏と険悪な雰囲気になった時にやるべきこと
相手から切り出して来るまで
彼氏や旦那と険悪になってしまったとき、相手からの連絡を待つことは、実はとても重要です。
あなたの中で、意見や考えがまとまっていても、彼の方では、まだ処理をしている最中かもしれません。
自分がまとめ終わったことを、相手がまだ悩んでいると、いらいらしてしまうことはありますよね。
生活のその他のことを優先していると、「自分のことなんてどうでもいいんだ」と、悲しい気持ちになってしまうこともあるかもしれません。
しかし、思考のスピードや、感情の波は、人それぞれ大きく異なっているものです。
彼の中では、あなたとぎくしゃくしていた時間を、どう消化していけばいいのか、まだ答えに辿り着けていないのです。
そのため、まずは「待つこと」が重要です。
これは決して、「謝罪を待つ」「自分からは謝らない」という意味ではありません。
彼の方から、今後の二人について、切り出してこられる状態になるまで、あなたが大人になってあげるという意味です。
感情的になるのではなく、彼からの提案を待てるようにしてみてください。
自然と、あなたの気持ちも落ち着きますし、考えも整理しやすくなるはずですよ。
彼以外の人と交流を持つ
彼氏や旦那と険悪になってしまうと、ついそのことばかりを考えてしまいがちですよね。
仕事もプライベートも、ネガティブな感情に支配されてばかりになってしまうもの。
自分でも気づかないうちに、難しい表情になっていたり、考え方や仕草が、つい荒っぽくなってしまっていることもあります。
悲しみばかりが先行してしまい、何をしていても、楽しめなくなってしまうこともあるでしょう。
こうなると、揉め事自体がどんどん深刻化してしまいます。
彼との問題だけではなく、日常のちょっとしたマイナスの出来事が、すべて「彼とのケンカのせい」というように、集約されていってしまうことさえあるのです。
そのため、険悪になってしまったあとは、出来るだけ、「彼以外の人やもの」で、気晴らしができるようにしてみましょう。
一番おすすめなのは、彼以外の人と交流を持つことです。
決して、浮気をすればいいという話ではありません。
彼の愚痴を聞いてもらって、気持ちをすっきりさせるのも良いですし、まったく彼の話題を出さなくても良いのです。
「彼以外の相手とも、自分は関われるのだということ」を意識したり、「擦れ違いは誰しもあるもの」ということを受け入れたりするきっかけになります。
そうすると、彼と対峙するとき、冷静かつ、客観的な視点を持ちやすくなりますよ。
2人の思い出の場所に行く
彼氏や旦那と険悪になってしまうと、現状の嫌な部分ばかり、見えてきてしまうものですよね。
仲直りをするためには、初心に戻ることも重要です。
しかし、「初心に戻ってみよう」「付き合いたての気持ちを思い出してみよう」と、口で簡単に言ったところで、実際はそうすぐにできるものでもありません。
そこでおすすめなのが、二人の思い出の場所に行くことです。
周辺の状況を変えることで、スムーズに当時の気持ちを思い出しやすくなるでしょう。
初めてデートした場所に行ってみたり、よく食べた料理を一緒に作ってみたりするのも良いですね。
楽しかったころを思い出し、懐かしく温かい気持ちになれるはずです。
遠出をするのが厳しい場合や、険悪すぎて、そういった提案がしにくい場合もあるでしょう。
そんなときは、日常のちょっとしたシチュエーションを工夫してみるのが良いですね。
昔を思い出す服装や髪型、部屋の模様替えなども効果的です。
彼の気持ちも和らげやすいですし、あなた自身の心も、穏やかにしやすくなりますよね。
仲直りのきっかけも、より作りやすくなるはずですよ。
険悪な空気になるには理由がある
いかがでしょうか。
険悪な空気になるには必ず原因があります。
それはあなたと相手の仲がもともと険悪なのか、それともあなた・相手の態度や言葉が理由なのか。
大抵はこのようなことが一般的です。
上記でご紹介したように、険悪な仲を良好にさせようと努力するのもいいですが、性格が合わない人とはどう頑張っても合わないことが多いです。
あなた自身だけが我慢して、相手がその気持ちを知らずに好き放題振る舞っていたら「何のために我慢しているだろう」と疑問に思うことでしょう。
そして、最初の決意虚しく、また険悪な仲に元通りというシナリオはよくあるパターンです。
そんな結果が待っているのであれば、最初から割り切って付き合いを浅くするのに限ります。
もし、あなたが職場の人と合わないということであれば、異動願いや転職を検討するのもすごくいい判断です。
あなたに能力があればどこへいってもやっていけるからです。
能力に自信がなければ、一年ほどは頑張って成果をあげるために努力してみましょう。
一年頑張れば、人は恐ろしく成長しますし、たった一年で残りの人生の何十年がノンストレスで充実した日々になります。
これを考えたら今すぐにでも結果を出すために努力をすることの大切さがよく分かるはずです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。