コミュニケーション能力がない人の特徴10選
コミュニケーション能力がないと言われている人が増えてきているようです。
まともに会話ができない、どうも話が一方通行ばかりだ、なんて人がいたらその人はもしかしたらコミュニケーション能力が低下しているかもしれません。
これはほんの一例であり、まだまだ特徴的なものがあります。
そこで今回はコミュニケーション能力がない人の特徴をご紹介しますので、ぜひあなたやあなたにあてはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
コミュニケーション能力がない人の特徴
プライドが高い
コミュニケーション能力がないといわれる人の多くは、プライドが高いタイプです。
自分は人より優れている・一人の方が何でもできる・他人に何かを頼む事が嫌など、自分が一番と思っているタイプです。
このタイプの人間は周囲の人と比較して自分の能力を過信する余り、何でも自分ひとりでこなそうとします。
反対にいつも周囲の人を見下しているため、協力しようと言うこともありません。
特に顕著なケースでは、他人に対して何か頼みごとをする事自体が、自尊心を大きく傷つける行為であると思っています。
このように自分の殻に閉じこもる余り、周囲との関係性が薄くなってしまうため、コミュニケーション能力を育てる事ができないのです。
コミュニケーション能力がない人は自分の意見を通そうとする
数人で何かを決める時、他人意見を受け入れずあくまで自分の意見を通そうとするタイプもまた、コミュニケーション能力がないといわれる人でしょう。
特にチームでの作業など、複数のメンバーが集まってひとつの目的を達成しようとする場合、周囲の人と様々な意見を交換しながら最適な手段を選んでいく事になります。
この事が人との関わりや結束力を育てていくのです。
コミュニケーション能力のない人は、あくまで自分が感じた事を主体として物事を進めたがります。
当然周囲から疎外されてしまうことになるため、人と人との関わり合いで最も重要なコミュニケーション能力がないという判断を下されてしまうのです。
聞き方・話し方が下手
コミュニケーション能力のない人は、自分が考えている事・感じている事を周囲に伝える事が苦手です。
物事を理論的に組み立てる事をせず、また周囲の人々の会話の流れを汲みとらずに自分自身が思った事を突然口にするという行為を頻繁に行います。
このように周囲の人々の話を良く聞かず、自分が思った事だけを何の脈絡も無く発言してしまう事で、人とのコミュニケーションを自ら疎外してしまうばかりか、周囲から浮いた存在となってしまうのです。
コミュニケーション能力がない人は感情の起伏がない
他人と共通の話をしてコミュニケーションを取るためには、相手の話への共感や気分と同調させるような努力をしなければなりません。
しかし、コミュケーション能力が低い人には、この感情の起伏が少ない、もしくはまったくない人が多く見受けられます。
コミュニケーションを取り相互理解を深めるという作業は、ただ単に話を聞いているだけではなく、質問したり自分の考えを相手に伝えなければなりません。
その点において共感や同意を示す、相手の内容に対するリアクションを取る、自身がどう思ったかを伝えるということは非常に大切なことです。
しかし、感情の起伏がない人にとっては、これが非常に困難な作業になります。
他人に興味がない
コミュニケーションは自分一人で成り立つものではありません。
相手がいて初めて成立するのですが、他人に興味がないという人も少なからずいます。
こういった人は、相手の話の本題を捉えることが苦手であったり、相手の意見に共感や意見を示さずに会話を流す傾向があるので、コミュニケーション自体は破綻してしまいます。
また、自分の専門外や興味のないことに対して注意を払うことができない人も同様です。
意思疎通を計ることを目的とした場面で、コミュニケーション自体に興味を見出すことができないのは大きな弱点となります。
相手の話を興味を持って聞くこと、それから、自分がどのような意見を持ったのか伝えることの必要性を認識し、お互いに理解を深める作業だという認識を持つことが大切です。
自分が喋るのが大好き
「人と話すのが好き」と自称する人の中には、「自分の話をするのが好きだと」いうような、会話をしているつもりになっている人がいます。
自分の意見を伝えることにはとても積極的なのですが、相手の意見を理解しようとせず、ただ持論を述べるだけになっていることはありませんか。
このような、自分がただ喋って相手は聞いているだけという状態は、コミュケーションできているとは言えないでしょう。
本人的には満足しているのかもしれませんが、相手からしてみれば、とても意思疎通ができたとは感じられないはずです。
このタイプは話の骨を折り、自分の話に引き込もうとする特徴があります。
空気が読めないので和を乱す
コミュニケーション能力がない人は、自覚せず和を乱しがちです。
皆で盛り上がっているのに、まったく異なる話をいきなり始めてしまったりするのです。
本人に悪気はなくただ頭に思い浮かんだことを言ってみただけなのですが、それまで楽しんでいた周りの人間からしてみれば少々迷惑でしょう。
しかし当人には、皆が楽しんでいる話を遮ることのなにがいけないのかわかりません。
そもそも盛り上がっていたことにすら気付いていない場合がありますね。
全員がとても楽しんでいても、ただの雑談の一つだと思ってしまっているのです。
だからこそ、話を遮ることに躊躇せず罪悪感もないのですね。
すべては場の空気が読めないことが原因です。
たとえ本人に悪気はなくても、あまり好かれる行為ではありませんから自然と人は離れていくでしょう。
よって人付き合いの経験が浅く、コミュニケーション能力がない人になってしまうのです。
想像力がなく他人に気を遣えない
コミュニケーション能力がない人は、しばしば人間関係に悩むことがあります。
コミュニケーション能力がないゆえに、人を怒らせてしまったり悲しませてしまったりするのですね。
被害にあった人だけでなくコミュニケーション能力がない本人もショックを受けますが、改善はされません。
他人を傷つけてしまったことは確かなのに、彼等にはその理由がわからない場合が多いのです。
自分のどの言動が人を傷つけたのか理解できないのですね。
他人の気持ちを想像する能力がなく、他人に気を遣えないからです。
失恋したばかりの人には恋愛話は酷ですし、借金で苦しむ人はお金持ちの話は聞きたくないでしょう。
なのにポロッと口にしてしまうのがコミュニケーション能力がない人の特徴です。
少し考えればわかるようなことなのに、それができないのでコミュニケーション能力を高めることができないのです。
自分のことが一番大切
自分以外に大切な人がいれば、その人のことを大事にするでしょう。
その人が嫌がることをしないように気をつけたり、悲しませたりしないように努力します。
そうして努力していけば、どのように行動すれば人から好かれて上手に付き合っていけるのかを学ぶことができますね。
しかし、大切な人がいない人間には学習する機会がありません。
自分のことが一番大切だと、自分のことだけを大事にします。
自分を大事にするのは、他人を大事にすることよりずっと簡単です。
自分が望むことをしていればいいだけなのです。
簡単で非常に楽ですが、それをずっと続けていけばコミュニケーション能力は培われません。
人付き合いに必要な我慢や諦めといったものを知らないのですから当然です。
ようするに、コミュニケーション能力がない人というのは他人を大切に思っていない人なのです。
一人でも寂しさを感じない
一人でいることに抵抗がない人は、コミュケーション能力がない人が多いですね。
こういった人はコミュケーション能力がないことに悩んでもいません。
一人でいることに十分幸せを感じている人なのです。
大半はこれまでの人生で人付き合いに疲れてしまった人か、元々一人が好きだった人ですね。
周囲になんと言われようと、本人にとってはそれが一番楽で心地良いものなので無理に他人と付き合おうとはしません。
必要最低限の人付き合いで生きていくつもりなので、コミュケーション能力は当然ありません。
コミュケーション能力がある、人付き合いが好きな人には扱いづらく嫌がられてしまうこともありますね。
時にコミュケーション能力がないことを馬鹿にされてしまったりもします。
ですが、彼等は他人から好かれても嫌われてもどうでもいいと思っている、強い心の持ち主です。
コミュケーション能力はないので他人との付き合いは下手ですが、生きていくのに役に立つ鋼の心を持っているのです。
コミュニケーション能力がない人は仕事に支障がでる
いかがでしょうか。
コミュニケーション能力がない人の特徴をご紹介しましたが、これらは通常の生活だけでなく、仕事の環境でも同じようになります。
他人に興味を持つことができなかったり、自分のことばかり話すような人はやはり人望を集めることはできませんし、職場でも疎まれる存在になってしまう可能性があります。
これでは仕事で結果を出すことはおろか、その職場が嫌になってしまうことでしょう。
もし、自分でコミュニケーション能力がないと自覚している人は、仕事選びをしっかりとするべきです。
できれば、自分の世界に没頭できるような仕事が向いているでしょうし、あなたがもっている本当の力を発揮することもできます。
コミュニケーション能力がない人はどんな仕事を選ぶかで、その後の人生の充実度合いが変わってくるので、きちんとリサーチしましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。