雑談が苦手な人の克服方法10選
雑談が苦手だなぁと感じる瞬間はあるでしょうか。
会話に慣れている人は、スムーズに言葉が口から出ていますが、そうでない人は言葉に詰まってしまったり、不愛想になったりして自己嫌悪になってしまうものですよね。
できることならどんな時でも、どんな相手でも雑談を楽しみたいと思うことでしょう。
そこで今回は雑談が苦手な人の克服方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
雑談が苦手なのを克服する
話題のネタの引き出しを増やすために様々なことに興味を持つ
雑談が上手な人の特徴として挙げられるのが、「話のネタが豊富である」ということです。
なので、雑談に苦手意識があるならば、まずは話のネタのための引き出しを増やすことから始めてみましょう。
まず、世の中の様々なことに興味を持ち、情報をたくさん仕入れましょう。
そして、自分が特に興味を引く事柄に関しては、とことんまで調べ、「自分の強みに繋がるネタ」としてキープすることをオススメします。
話のネタの多さは、好奇心の大きさに比例します。
色々なことに対する好奇心を常に持ち、話のネタを増やしていきましょう。
話のネタが増えれば、雑談をすることが自然に楽しくなります。
話している相手の話を集中して聞き、それに反応しながら会話を繋げていく
「話のネタはあるんだけれど、自分から切り出すことが苦手」という理由で、雑談に対して苦手意識を持ってしまう人も多いようです。
その場合は、無理に自分から話を切り出す必要はありません。
むしろ、聞き役に徹してしまうことから始める、というやり方もあります。
まずは相手の話を集中して聞きましょう。
そして、それに対して落ち着いて反応しながら、自分の考えを述べていくのです。
これだけでコミュニケーションは十分成立しているのです。
ただの他愛のないやり取りに見えるかもしれませんが、これこそが「自然に発生した雑談」です。
特別な話題を自分から提供せずとも、雑談は自然に生まれてくるものなのです。
失敗を恐れず、人と話す回数を増やす
雑談が苦手な人の中には、「話がつまらなかったらどうしよう」と、必要以上に失敗を恐れてしまっている人も多いようです。
しかし、雑談は試験ではありません。
失敗したとしても、全然恥ずかしいことはありません。
もし自分の話を楽しんでもらえていないようなら、さっと話題を変えてしまうくらいの、思い切った切り替えをしてしまっても大丈夫です。
それによって相手が気分を害することは、ほとんどありません。
そして、雑談で失敗することを恐がらないようにするためには、人と話す回数を増やし、雑談の場慣れをしておくことも大切です。
回数をこなして慣れていけば、恐怖心も苦手意識も、自然と消えていきます。
身近な人との会話を意識する
普段何気なく家族と会話をすることが誰でもあると思います。
そんなちょっとした日常の会話の中での言葉を一つ一つ意識してみましょう。
そうする事で会話の組み立てがしやすくなることがあります。
そして、思い浮かんだ言葉を声に出してサッと出せるようにしていきましょう。
そうする事で疑問やひらめきなども増えて雑談をするにあたっても言葉が出しやすくなったり質問などもしやすくなるのではないでしょうか。
また、家族との会話になれたら、友達や知人との雑談に混ざってみましょう。
以前よりも話せるようになったと気がつくはずです。
雑談が苦手なら本を読んで見る
小説や雑誌、漫画関係なく色々な本を読んでみましょう。
本の中にはたくさんの言葉が存在し、いろいろな情報が掲載されています。
そんな本を読むことで知らない知識や知らない言葉に触れる機会ができます。
その本から得た言葉や知識を雑談のなかで取り入れて会話をしてみましょう。
取り入れた知識や会話を披露する事で、雑談をしている相手も言葉を返してくれるでしょう。
そして会話もスムーズにできるのではないでしょうか。
知識や言葉を知れば自然と会話力もつきます。なので、苦手だと思う雑談でも克服できるはずです。
感情を口に出す
一人でいる時間が多くなると話す相手もいないため黙っている事が多くなってしまいます。
そしてその癖がついてしまうと会話力も低下します。
なので、一人でいる時でも感情を口に出してみましょう。
例えば、美味しいものを食べた時はおいしいと行ったり、テレビを見ていて面白いと思う時は面白いと、口に出して言ってみましょう。
その他にも家の中にいる時に感じた事を口に出してみましょう。
そうする事で、何気ない雑談でも楽しく会話をすることができるようになります。
そして、難しく考えず相手の言葉に対して思った事を返すようにすれば会話も続けられるようになります。
肩の力を抜いて雑談が苦手なのを克服しましょう。
無口な人として認識してもらい、自分のたまの一言に頼る
雑談が苦手としていても、自分自身が話すということだけが、雑談と言うのではないため、自分が無口であることを認識してもらうことも、克服する方法の第一歩ということもあるでしょう。
無口な人と認識されたら、自分がペラペラしゃべることを苦手としていても、話をしっかり聞いてあげることに徹するよう心掛ければいいのです。
雑談と言えど、相手の会話の中の事柄を間違えてオウム返ししてばかりいたら、ちょっと失礼な人とされます。
そう考えると、おしゃべりが得意と言うのではなく、相手の話をしっかりと聞くことで、無口な人であっても、雑談は成り立ちます。
そして、雑談の間は、自分の無口さを責めずに、一言たまに、しっかりした言葉を返せばいいのです。
それが、相手に合わせているということなのです。
雑談好きな人は、相手の意見を求めてばかりいるのではありませんから、自分の意見に、うんうんと頷いて、たまにひとこと共感してくれる言葉を言われたら満足なのです。
作り笑いをしないでもいいと思うようにする
自分自身が、人との接し方がよくわからないために、雑談を苦手としているのなら、もう、それを気にすることから、やめるようにしてみましょう。
そうはいっても、自分自身が気にすることが、悩みとなるので、気にしていることを気にしなくなるようにするのは、なかなか難しいものです。
しかし、そう思うことで、自分が楽になる瞬間があったら、自分でも思ってもいないほど、気にしない癖がつくきっかけとなるかもしれません。
自分が今まで、作り笑いに頼って人と接していたのなら、それをやめてみましょう。
そんなことをしなくても、もうだいじょうぶと、自分に暗示をかけるのです。
そして、自分が雑談に混ざる機会があったのなら、できるだけ自然体の自分でいるようにするのです。
自分の作り笑いに頼るのをやめて、自分の居場所を無理に作る必要が無いと思えたら、雑談も普通に進むようになることもあります。
だれにでも好かれようと思わない
雑談が苦手な人で、完璧な自分を求めすぎている人もいます。
自分だけでなく、人に対しても、完璧さを求めるので、雑談が成り立たないという結果になることもあるのです。
完璧を求める人は、自分の事にも自信が持てなくなるだけでなく、雑談時に、話す相手のあら探しをすることがいつも当たり前の作業になってしまうため、なんとなく目を合わせられなくなったりして、話が止まってしまったり、ぎこちなくなったりします。
そんなふうに、雑談が苦手な人で、克服する一歩として心掛けることは、自分自身も含め、人は完璧ではないのだから、自分がだれからも好かれようと思わないことでもあります。
完璧を求めるから、みんなに認められない自分がいやになってしまうのです。
雑談ひとつでも、そんなふうに深く感情を揺さぶられてしまう、感受性を持っているのです。
世の中には、完璧な人などはいないと自分に言い聞かせ、誰にでも好かれようと思わないことで、自然な雑談が出来る一歩となることもあるでしょう。
自分が興味を持った相手とたくさん話してみる
雑談が苦手と思っても、自分から話すことは嫌いではないという人もいるでしょう。
要は、相手を選んでしまう癖があり、相性によって、自分がうまく雑談に入って行けないということがあるのです。
苦手な相手は、自分のことを非難することもあるでしょう。
そういった経験を重ねると、自分の合う合わない相手と言うことを選ぶ癖がついてきても当然です。
自分が傷つかないようにするための防御策として、雑談を避けるようになるでしょう。
しかし、もともと話好きな人は、そんなふうに、自分と合わない人と無理して雑談する必要が無いのです。
日によって、今日は大丈夫と言う日もあれば、今日はあの人の雑談には付き合えないという日もあるでしょう。
そんな時は、忙しそうなふりをして雑談を避けるのもおかしくはないです。
無理して雑談するくらいなら、興味を持った相手と積極的に話している時間の方が、人生には意味があるのです。
もともと話好きな人は、そんなふうに考えると、自分が雑談が苦手と思い込んでいただけと自覚し、開き直りから、克服することがあるでしょう。
雑談が苦手なら職場や仕事を変えてみるのも1つの方法
いかがでしょうか。
雑談が苦手な人が克服するのには時間がかかるものですし、なかなか成果が出ないことで諦めてしまうこともあるでしょう。
そんな時に無理をしすぎてしまい、かえってストレスを抱えてしまうのも問題です。
また、雑談が苦手な原因として挙げられるのが、環境です。
その人の仕事内容や、職場の雰囲気、人間関係に理由があり、そのような状態になってしまっている人も実はたくさんいます。
こういうケースはたいてい他の場所ではスムーズに会話を楽しむことができるはずです。
あなたがこれに当てはまるとしたら、仕事や職場を変えることを前向きに検討してみましょう。
二度と雑談が苦手・・・だとは感じないはずです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。