不幸自慢をする人の心理6つ
あなたは不幸自慢をついしてしまっていないでしょうか。
自分では良かれと思って話しているのにも関わらず、相手からしてみれば「不幸自慢かよ・・・」と思われてしまうこともしばしばあります。
逆に、あなたが友達や彼氏・彼女などからしょっちゅう不幸自慢されていたらうんざりしてしまいますよね。
では、どうしてそのような話をついしてしまうのでしょうか。
そこで今回は不幸自慢をする人の心理をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
不幸自慢をする人の心理
不幸自慢して友達からの注目を浴びたい
つまらない話やよくある話というのは誰も興味を持ってくれませんし、注目してもくれないでしょう。
ですから、注目を浴びるために不幸自慢をしてしまう人というのはいます。
不幸話というのは同情してもらうことができますし、自分の話に興味を持ってもらうこともできます。
特に面白い話がない場合や、自慢話もできないような時は、不幸自慢で人々の関心を得ようとする人はいるでしょう。
男性が女性の関心をひきたい時に、過去の不幸を自慢話として持ち出してしまうようなこともあるでしょう。
できる人間だと思われたい
不幸な出来事や不幸な生い立ちというのは、誰でも乗り越えられるものではありません。
ですから、不幸自慢をすることで、不幸を乗り越えてきた凄い人間なのだということを周囲にアピールすることができるでしょう。
不幸自慢をする人というのは、自分は他の人とは違うできる人間なのだということをアピールしたいのだということもあるでしょう。
人間として自分が強くすぐれているとアピールしたい時に不幸自慢をする人はいますし、メンタル面で弱っているような人を見た時、励ます気持ちで自分の経験してきた不幸自慢をしてしまうこともあるでしょう。
さみしくて誰かに話を聞いてもらいたい
ひとりでいる時間が長かったり、寂しさを感じた時、人は誰かと無償に話をしたくなるものです。
バカ騒ぎして大声を出したい時もありますが、しんみりと語りたい時というのもあります。
そして親身になって自分の話を聞いてもらいたいような時もあるでしょう。
親身になって話を聞いてもらいたい時などは、自分の体験してきた話、ちょっと同情してもらえるような不幸な話がいいので、そういった時に不幸自慢をしてしまうこともあるでしょう。
また、同じように不幸な話で話が盛り上がっている人がいるような時は、自分ももっと盛り上げようと不幸自慢に走ってしまうようなこともあります。
男女問わず同情してほしいから不幸自慢する
不幸自慢をする人の中には同情してもらいたくないという人もいますが、かわいそうに、大変だったんだね、などと同情してほしいという気持ちがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなふうに、同情してもらえることで、安心感を得るのです。
もしくは、可哀想な自分に酔うために不幸自慢をして同情を誘っているという事も大いにあります。
不幸自慢をして自分に酔いし、映画のヒロインのような気分に浸っているのでしょう。
そういった不幸自慢をする人には、サラリと可哀想だったんだね、苦労したんだね等と声をかけてあげましょう。
また、不幸自慢をする人に対して自分もこうだったんだと話せば、また新たな不幸自慢が始まってしまいます。
相手にしてもらいたい
不幸自慢をする人の中には、それを売りにして人と仲良くなろうという思いを持っている人も少なからずいらっしいます。
不幸を経験した話をしだした人に対して相手にしない人は少ないですよね。
そうだったんだ苦労したんだね、などと話してもらう事で人と仲良くなれたという錯覚を起こすのです。
そして、常に寂しがりな人が不幸自慢をする時は相手にしてもらいたいからという心理が働きます。
かまってもらいたい一心で不幸自慢をしてきます。そういった人に対しては面倒がらず話を聞いてあげましょう。
相手にして貰えないとわかると不幸自慢がヒートアップしてしまいます。
不幸自慢をして、友達などから自分をわかってもらいたい
不幸自慢をする人の中には、どれだけの苦労を自分がしてきたのかを、わかってもらいたいという心理が働いている人も少なからずいるのではないでしょうか。
不幸自慢をする相手が、その気持ちわかるよ、などという声をかけてあげましょう。
もし、わかってもらいたいという気持ちを持っている人に不幸自慢をされた時は、優しく、わかるよ、大変だったんだよね、などと同調するような口調で答えてあげましょう。
そうすることで、不幸自慢をする人は自分の過去をわかってもらえたと安心するのです。
不幸自慢する人がうざいときの対処法
「あなたはぜんぜん不幸ではない」と指摘する
不幸自慢をする人の心理を考えてみましょう。
「自分はこんなに不幸だ」という話を人にする人は、「かわいそうと思ってほしいかまってちゃん」です。
人から同情され、「なんてかわいそうな人なんだ」と思ってもらいたいがために、人に自分の不幸を語りたがると考えていいでしょう。
ですから、相手から「あなたはかわいそうではない。ぜんぜん不幸ではない」と思われることを嫌います。
この心理を利用して、対処しましょう。
例によって不幸自慢を始めたら、「それは大変だったね」というように同調したり、同情を示してはいけません。
相手が「こんな目にあった。自分はこんなに不幸だ」という話をしたら、「でも、こうやって元気に生きているんだから、ぜんぜん不幸じゃないよ」と答えましょう。
そして、「生きてるだけで丸儲け、っていうじゃない」というように励ますのです。
相手は「かわいそう」と思われ、同情されることを期待しているわけですから、期待を裏切られ、「話しても、つまらない」と感じることでしょう。
そうすれば、もうあなたには不幸話をしてこなくなるに違いありません。
はっきり「不幸話はもう勘弁して」と伝える
「口を開けば不幸自慢の話ばかり」という人が近くにいると、こちらまでネガティブな気持ちになってしまいます。
また、そんな話を何度も聞かされるのは、ストレスのもとにしかなりません。
「もう、うんざり」と感じたら、迷惑であることをはっきり伝えてはどうでしょうか。
不幸自慢をする人は、自分の事しか考えていません。
自分の話を聞いた相手がどんなふうに感じるかなど、まったく考えていないのです。
ですから、多くの人が我慢しながら自分の不幸話につきあっていることに、気づいていないのです。
そこを、気づかせましょう。
「不幸自慢の話を聞かされると、ほんとに疲れちゃうんだよね。こっちまで暗い気持ちになるし。だから、もう、不幸自慢は勘弁してくれる?」というように伝えるのです。
そうすれば、不幸話をしてこなくなるでしょう。
無理やり他の話に持っていく
「またいつもの不幸自慢が始まった」と思ったら、話には付き合わず、無理やり話題を変えるという対処法もあります。
相手の話の腰を折る形にはなりますが、不幸話につきあわされて、無駄な時間を過ごすよりはましでしょう。
適当なタイミングで、「それはそうと」と口をはさみ、「この間、こういうことがあってね」とか、「今度の休みには、○○へ行こうと思っている」というように、自分の話を始めてしまうのです。
相手は、自分の話を聞いてもらいたくて話をしているのに、逆にあなたの話を聞かされれば、「もう話をしたくない」という気持ちになるに違いありません。
あるいは、話題になっている芸能ネタなどに、話を変えてもいいでしょう。
相手が興味を示しそうなジャンルの話にすれば、相手も話に乗ってくるかもしれません。
その結果、いつの間にか、「たのしいおしゃべり」に変化する可能性も小さくないでしょう。
「関心がない」という態度で、てきとうに聞き流す
もっともかんたんな対処法は、「てきとうに聞き流す」というやり方です。
ポイントは、「あなたの不幸話には、まったく関心がない」という態度をとること。
あいづちは最小限にし、それも「ああ、そう」といった、気のない言い方をしましょう。
「へえ、そうなんだ」という言い方をしてしまうと、「あなたの話に関心があります」という意思表示になってしまいます。
相手に「この人に話しても、ぜんぜん張り合いがない」と感じさせるのがポイント。
できるだけ無表情に、いかにもつまらなそうに聞き流しましょう。
最初にも説明した通り、相手は「かまってちゃん」なのですから、かまってもらえなければ、張り合いをなくし、「この人に話しても、つまらない」と感じることでしょう。
相手が「ちゃんと聞いてくれる他の人に話をしよう」と判断すれば、もうあなたに不幸話はしてこなくなります。
不幸自慢はうざい
いかがでしょうか。
友達や彼氏・彼女からの不幸自慢をたまに聞くのはそれほど苦でもないですし、親身になってあげたいとすら思うものです。
しかし、その頻度が度々あると、「またかよ!」「うざい!」という感情が湧き上がってきてしまうのは、当然のことではないでしょうか。
不幸自慢をする当人は、相手がどう思うかということまでは考えずに話すことが一般的です。
むしろ自分をよく知ってもらいたい!という気持ちが勝ってしまうので、思いやりにかけた行動をとってしまうのです。
このような人を反面教師にして、あなたは不幸自慢をしたい衝動に駆られても、その頻度や内容に注意して話すように心がけるべきでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。