海外で働く理由6つ

海外で働く理由には人それぞれあるものです。

これまで日本で働いていて上手く行かなかったり、もっと広い世界で働きたいという思いを持っている方もおられるかもしれません。

もちろんこの他にもたくさんの理由がありますが、具体的にはどういったものがあるのでしょうか。

そこで今回は海外で働く理由についてご紹介してきますので、ぜひ参考にしてみてください。



海外で働く理由

  • 海外では実力主義の所が多い
  • 良い所でもあり悪い所でもある組織の問題
  • 日本と違う環境だからこそのメリット

海外で働く理由1. 海外では実力主義の所が多い

実力があるのに日本の企業ではどんなに頑張っても、若い内にはなかなか出世しなかったり、給料についても成果に対しての報酬に納得出来無いケースも、まだまだ多いかもしれません。

例えば女性の社会進出に対して、昔よりは進んで来ているかもしれませんが、女性というだけで男性と比べると、成果を出したとしても出世が遅いという事は日本の問題点としてあるのではないでしょうか。

出産や結婚で長期休暇を取れる企業だとしても、帰って来たら既に他の人が入っていて、会社内に自分の居場所が無いというケースもあります。

海外の企業では会社に利益をもたらす事が出来たならば、正当に評価をされる事が当然になっています。

若いからとか女性だからという理由は関係は無いので、実力さえあればすぐに出世をする事も出来るでしょうし、給料に関してもアップして行くでしょう。

ただしこの実力主義は実力さえあれば大きな見返りはあるのですが、

同時に成果を出す事が出来なければ、どんなに努力をしていたとしても評価をされないという厳しさもあるのは忘れてはならないポイントです。

日本の年功序列に疑問を感じているのでしたら、海外で働く理由は大きいと言えます。



海外で働く理由2. 良い所でもあり悪い所でもある組織の問題

日本では組織に従順な人間が重宝される存在として、

歓迎される傾向があるかもしれません。

例えば組織の方向と自分のやりたい事、考えている事が逆方向の場合、組織の決定に従わなければ面倒な奴という評価となったり、組織を壊してしまうという風に見られる可能性もあります。

これは組織のためと考え方たとしても、それを指摘した場合、排除される可能性もゼロでは無いという怖さもあるのではないでしょうか。

もちろん安定した会社の利益という部分を考えた場合には、

個人プレイに走るよりも組織で動いた方が結果が出るケースもありますし、

実際に成功例も沢山あるので全否定は出来無いのですが、

そこに窮屈さを感じる方もおられるかもしれません。

海外の企業の場合も、組織は重要視されると思うのですが、

個人プレイでも結果が出ればそれでオーケーという緩さもあるでしょうし、それを歓迎している所も少なくはないでしょう。

自分の希望に対しても実力等が認められれば、すんなりと認められるケースも多いので、個人の意思を尊重したい人、組織に縛られて自分の意見をなかなか言えない事に対して、不満を感じているのでしたら、海外で働く方がより気持ち良く働く事が出来るかもしれません。

他にも専門的なスキルなど、他の誰にでも出来無い分野に関する知識や技術に対して高いレベルを持っているのでしたら、特に高い評価を得られる事も多いでしょう。

ただし代わりに、自己責任と言うのは大きいですので、その部分はしっかりと覚悟をしておかなければならないでしょう。



海外で働く理由3. 日本と違う環境だからこそのメリット

日本だけで生活をしていると日本での常識が全ての世界で通用をすると思い込んでしまっているケースもあるかもしれません。

しかし、海外で実際に生活をしていると、日本では失礼と感じられたり常識外れと思われてしまうような考え方や行為に関しても、それが当然というケースもけして少なくはないでしょう。

そこに大きなカルチャーショックを受けてしまう場合も多いです。

精神的な負担は非常に大きいと思うのですが、逆転の発想をしてみると精神的に鍛える事が出来るチャンスとも言えるのではないでしょうか。

責任者として仕事に関わった場合ですと、例えば時間通りに従業員が来なくて一時間も遅刻するなんて事も珍しくはありませんよね。

そういった環境の中で働く事によって、多様な価値観を知る事が出来ますし、精神的にも鍛えられます。

そのような経験をする事によって、逆に日本の良さを再確認出来るケースも多いのではないでしょうか。

これは日本だけで生活をしている場合ですと、なかなか得られない体験でしょう。

留学やホームステイなど海外の方と接する機会があったから

子供の頃、よく周りの大人から「大きくなったら将来何になりたいの」と聞かれた事はありませんか。

そんな時に幼稚園の先生やケーキ屋さん、サッカー選手など子供が好きなもの、身近に感じている人に憧れてそれを将来なりたい職業として目指すと言うのはよくある事ですね。

同じように、例えば海外留学の経験をお持ちであったり自分の家にホームステイで海外の方がいらっしゃったという経験をお持ちの方。

また反対に、自分が海外にホームステイをしていたという経験をお持ちの方は、それをきっかけに海外への憧れがずっと胸の中にくすぶっていて、いつか海外で働きたい、海外を拠点に仕事をしたいと思われた事でしょう。

そういった夢、憧れを実現させる為に海外で働くという道を選ばれた方は、それまでの経験から海外や外国の方に対してとても良い印象をお持ちの方が多いです。

特に感受性豊かな思春期にそういった経験をされた方というのはそういった思いを強く持たれるようですね。

日本に住んでいる自分、日本人である自分とは違った感性を持った国で働きたいという情熱を持ち続けた結果、海外で働くという道を選ばれたのは必然であると言って良いでしょう。



恋人やパートナーが外国人だったから

海外に対して特に憧れやこだわりがなかったと言う人でも、気が付けば今は日本を離れて海外で仕事をしているという方は多いですね。

ではなぜそうなったのかと言うと、とても多い答えが「付き合っている恋人が外国の方だったから」「婚約者や配偶者が外国人だったので」と言う事です。

人を好きになる時に、この人と結婚してどんな風に一緒に生活をしていくか、と言うところまで考える人は少ないですよね。

気が付いたら好きになっていた、好きになった相手がたまたま外国の方で、付き合っていくうちに2人の育ってきた環境の違いや文化の違いについて少しずつ距離を縮めていく必要が出てきた、というのが普通です。

恋人同士の関係を長く楽しみたいカップルもいれば、最初から結婚の事は頭にないというカップルもありますよね。

けれど、そんな2人が恋愛の末結婚まで至ったならその後の生活をどうするかと言う問題に直面します。

また、恋人同士であったとしても彼氏や彼女が自分の国に帰らなければいけない事情がある場合、恋人関係を続けたいのであれば自分も一緒に海外まで着いていくという選択肢も選ぶ方もいるでしょう。

結果的に日本を離れ、流れに乗って海外で働く事になったけれど今はそれがとても楽しくて毎日充実しているという方、実はとっても多いのです。

自分が働きたい場所が海外にしかなかったから

インターネットが普及して、今では離れた場所に住んでいる人同士でも気軽にコミュニケーションをとることが簡単に出来るようになりました。

日本に住んでいても、海外のニュースやエンターテイメント、生活スタイルや最新情報をいつでもチェックすることが出来ます。

そういった環境であれば、仕事を選ぶ時その選択肢の中に海外の就職先があったとしても不思議ではありません。

例えば日本でアニメーション関係の職業に就きたいといった場合には、大阪や東京などで就職先を選ぶ方が断然その夢を叶える近道になります。

同じように、自分の好きな海外デザイナーの下で仕事がしたい、海外にしかないあの店のあの味を自分で習得したいといった具体的な目標がある場合その場所が「日本ではないから」という理由だけで諦めるのはもったいないですね。

同じ仕事が日本で出来るのであれば海外へ行く必要はありません。

けれども、海外にしか自分の働きたい場所がないのだという場合には、迷わず日本を飛び出して働く方が自分の夢にも近道ですし自分自身、やりたい事をやり切ったという自信にも繋がります。

日本に家族を残していくという場合、家族の協力や許可が必要となることがありますね。

それは当然のことでしょう。

家族を心配させたまま海外へいってしまうという事は家族にとってはとても酷な話ですから、自分の情熱や夢をしっかりと理解してもらい笑顔で送り出してもらえる環境を整えてから出発すると言うのが理想の旅立ちですね。

海外で働く理由は沢山あるが厳しさもあるのは忘れてはならない

いかがでしょうか。

海外で働く時には、上記に挙げたように様々なメリットが沢山あります。

上げていくとキリが無いぐらいに多くの理由が考えられますが、そこで忘れてはならないポイントとして、デメリットもあり、その部分を覚悟をしなければならない事です。

例えば個人の実力が重要視されるのでしたら、その分、大きな責任が生じる事になり、結果を出す事が出来なければ解雇という事も考えられます。

自分の希望が叶う可能性も高いのと同じぐらいに、希望が叶ったとしても通用しなければ信頼して貰えなくなる等、厳しい面もあるのは忘れてはならないでしょう。

文化や価値観の違いに辟易してしまう事もあるかもしれません。

ただし、結果を出せば高い評価を出して貰えますので、そこに大きなりがいを感じられるのは間違い無いです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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