人事異動を拒否する理由6つ

人事異動を拒否したい・・・なんてことは誰にでもあります。

企業人、組織人として仕事をする以上、社内や組織内の異動は当然起こりうることです。

というより、組織人でありながら「一生、異動と無縁」というケースは、きわめて稀と言っていいでしょう。

つまり、ほとんどの人が異動を経験します。

そして、下りた辞令に従い異動に応じる人が大多数ですが、時にはそれを拒否するケースも少なくありません。

そこで今回は人事異動を拒否する理由についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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人事異動を拒否する

 

転勤したくない

 

社内や組織内の異動には2種類あります。

それは勤め先は変わらず、

同じ建物の中でセクションだけ変わるというケースと、転勤です。

たとえば本社勤務していた人が、同じ本社内で部署が変わる場合は、実際の生活に大きな変化はありません。

もちろん、セクションによっては残業が増えるとか、

休日出勤も出てくるといったちがいはあるでしょう。

しかし、「本社勤務」という点では変わりがなく、

したがって、生活そのものが大きく変化することはありません。

しかし、転勤となると話は別です。

東京本社から関西支社への異動ということになれば、生活そのものが激変します。

単身者であれば、まだ対応はしやすいでしょう。

しかし、結婚して家庭を持っている、特に小さなこどもがいるというケースでは、

簡単にその異動を受け入れることはできません。

家族で引っ越すのか、単身赴任にするのかという問題もありますし、結局家庭の事情で異動を拒否せざるをえないということも少なくないのです。

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これまでと畑違いの仕事はしたくない

 
次に、仕事の種類があまりに違いすぎるために、異動を拒否するという人もいます。

これは、キャリアの浅い若手ではあまりない理由と言っていいでしょう。

若いうちは多くの職種を経験することが、実力をつけるために有効ですし、「つぶしがきくスタッフ」になるための道でもあります。

しかし、中堅とかベテランと呼ばれるような年齢になってくると、長年経験した仕事から、まったく種類の違う部署への異動は「どうして?」と戸惑い「とても受け入れられない」という気持ちになるものなのです。

つまり、キャリアを積んだ人ほど、新環境の職場、畑違いの仕事を拒否する傾向が強くなるといっていいでしょう。
 

プレシャーのかかる仕事はいや、そもそも出世したくない

 
組織人の多くは「出世」を考えます。

人生の目標が出世だったり、出世を仕事のモチベーションにする人も少なくないでしょう。

しかし、そういう人の割合は、かつてと比べてかなり小さくなっています。

つまり、高度経済成長やバブル期と比較すると、最近の組織人は出世にこだわらない、あるいは出世にあまり関心がないという傾向が強くなっているのです。

そして、「できれば出世なんかしたくない」と考える人も増えているのです。

ですから、そういう考えの人がキャリアアップの形の異動を命じられると、「そんなプレッシャーのかかるセクションの仕事をするのはいや」とか「今回の辞令はようするにキャリアアップだけど、自分はそもそも出世したくない」と考え、それを拒否することになるのです。

確かに、キャリアアップしても給料が劇的に増えるということはほとんどなく、ただひたすら責任だけが増すという環境では、「損得計算をすれば、結局は損」と判断する人が増えるのも、当然と言っていいでしょう。

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明らかに左遷の異動だから

 

逆に、自分のキャリアを重視し、できれば出世したと考えるタイプの人が、

意に沿わない異動のためにそれを拒否するというケースもあります。

たとえば「明らかに左遷」とか「将来のキャリアアップが望めない異動」という辞令には、とても首肯できないでしょう。

後者は俗に「梯子をはずされた」と形容しますが、

プライドが高く、自分の扱われ方にこだわるタイプの人は、そのような異動を拒否することになるのです。

 

今の仕事が大好きで、部署にも強い愛着がある

 

また、「今の仕事が大好き。ここの部署から動きたくない」という理由で、

異動を拒否することも少なくありません。

これは、上記の理由とちがい、

前向きでポジティブな種類の理由と言っていいでしょう。

若手の人でもこういう思いを持つことはありますが、やはりある程度長期間、同じセクションで仕事をしてきた中堅、ベテランの人に多く見られる理由です。

仕事そのものが性に合っていて楽しいというだけでなく、

現在の職場の人間関係も大変良好である、したがって、部署自体に強い愛着があるというケースがほとんどです。

つまり「最高の現状」という認識を持っている場合、

「ここから動きたくない」と思うのは当然の人間心理と言っていいでしょう。

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今の部署内に好きな人がいる、もしくは、部署内に恋人がいる

 
もう1つ、これは若い人限定の理由ですが、現在の部署内に好きな人がいるという理由で、異動を拒否するという人もいます。

ただ単に「好き」というだけでなく、その人と実際に交際しているというケースでは「せっかく、恋人と毎日いっしょの職場で仕事しているという最高の環境なのに、それが変わってしまうのはどうしてもいや」と考えることがあるのです。

もちろん、これはかなりのレアケースではありますが、若い人、特に仕事よりもプライベートの充実を優先する考え方の人は、それを理由に異動を拒否することが、実際にあります。
 

人事異動を拒否するなら正当な理由を用意しよう

 
いかがでしょか。

かつては「辞令は絶対」という認識が、日本社会にはありました。

それが、バブル崩壊以降ぐらいから、だんだん「辞令は拒否できる」という考えに変わってきました。

古い価値観の人には首肯できない風潮かもしれませんが、これは組織人として健全な考え方といっていいのではないでしょうか。

組織サイドも「異動命令は拒否される可能性がある」という前提で、人事を行うべき時代になったのです。

とはいっても、単純に嫌だという、子供のような言い訳や理由は通用しません。

どうしても人事異動を拒否するなら、相手を納得させることのできる正当な理由をしっかりと用意しておくことが大切です。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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