人見知りの特徴と人見知りを克服する方法
by zhouxuan
あなたは人見知りですか?
と問いかけるとほとんどの人が「そうだ」と答えるのではないでしょうか。
国民性もあるかもしれませんが、
多くの人はシャイで自分のことを上手に話せなかったり、
人と話すのが苦手であることに悩んでいる人も少なくありません。
もし人見知りを克服できたら、
もっと色んな人と仲良くなって、人脈も増えて、多くの仲間に囲まれて・・・と想像することでしょう。
そこで本日は人見知りを克服する方法をご紹介します。
【目次】
・人見知りを克服
・人見知りな人の特徴や行動
人見知りを克服
初対面じゃないと思い込む
人見知りだったとしても、誰とでも話ができないわけではありません。
家族や親戚、子供の頃からの友人など、気心が知れた人とはスムーズに会話ができるはずです。
なので、初めて会った人であっても以前から知っていると思い込むようにしてみましょう。
初めての事は誰でも緊張するもの。
初対面の人を前にした時、この人は初めて会う人じゃない、以前からの知り合いだと思いながら話しかけてみましょう。
もし、少しでも似た人が身近にいれば、
その人を思い浮かべながら話してもいいでしょう。
人は意外と単純だったりします。
どこかで会った事がある気がする・・と思っていれば、
本当にそうだったような気がしてくるのです。
初めてだからこそ萎縮してしまうので、
そうではないと思い込んでみましょう。
人の目を気にしない
人見知りな人は、他人が嫌いだから話をしたくないのではありません。
相手にどう思われるのかが気になって、
一歩が踏み出せないというケースが目立ちます。
中には店員さんにも話しかけられないという人見知りの人もいますが、店員さんは接客が仕事です。
毎日多くの人と接しているので、何を聞こうと、どんな格好をしていようと、あまり気には留めません。
よほどの事が無い限り、その日が終わる頃にはもうあなたに話しかけられた事すら忘れているでしょう。
このことからわかるように、
人の目を過剰に気にする必要は無いのです。
自分を好きになる
自分に自信がある人で、人見知りな人はあまりいないのではないでしょううか。
自分が大好きな人であれば、人からどう思われようと、何を言われようと気にしません。
そんな人は、いくら初対面の人とでも、堂々と話す事が出来ます。
なのでまず、人見知りな人は自分を好きになる事から始めてみてはいかがでしょうか。
他人に自分の良い所を言って聞かせるのはとても抵抗がありますが、自分の中で自分の長所を考えるのならば、誰にも迷惑はかけません。
自分の好きな所を見つけ、一歩一歩自信をつけていきましょう。
すると、いくら初対面の相手でも、怖じ気づく必要は無くなります。
話しかけるより話しかけられる人になることを心がける
人見知りの人は、自分が人にどう思われるか気になることから、
「いい自分」を保とうとしています。
本当は話しかけたいけど、どのタイミングで話しかければいいかわからない、空気が読めないと思われてしまうのが怖い、などいろんな不安がつきまとってきます。
話しかけにくいなら、話しかけてもらえる雰囲気を作ることを意識してみることがオススメです。
自分では「人見知り」のつもりでも、お高くとまっていると思われたり、「一人が好きな人」とレッテルを張られてしまわないよう、優しい雰囲気の自分でいるように注意しましょう。
話しかけてもらいやすい雰囲気をつくり出すのはとても大切なことです。
グループ活動に参加する
個人での対応が苦手でもグループの中に入れば、
共通の話題ができます。
クラブ活動やサークル、社外での活動や交流会などに参加してみることが重要です。
共通の話題は、「同じ空気、感覚を共有」できます。
最初はグループに溶け込めなくても、参加してるだけで、お互いに仲間意識が芽生えてきて、自然に溶け込めるもの。
その時に大事なのは話すことより「聞くこと」です。
まずは聞き上手に徹すること。
目を見て聞いて、それからゆっくりと自分の言葉を返す。
「聞き手」になることは、対人関係ではとても大切ですし、
相手が友好的な雰囲気を出してきたら、人見知りもしにくくなります。
自意識過剰を自覚する
あなたが大物スターでない限り、あなたの言動を逐一チェックする人はいないでしょう。
あなたが言った言葉が「少し変わっているな」という反応があったとしても、それはあなたや聞き手の方の個性といえます。
あなたの周りの人を思い浮かべてみてください。
みんな個性豊かではありませんか?
そして、実はみんなが自意識過剰であり、
人の目を気にしています。
また、「相手は自分の短所を見ている」と本人は感じますが、
相手はその人の長所を見つけようとする傾向があります。
例えばあなたが大勢の人の前でスピーチをすることになったとします。
観客の前に立ったあなたは顔が真っ赤になり、緊張して上手く喋れません。
こんなときあなたは
「あぁ緊張していると思われている。顔が赤くなっていると思われていて恥ずかしい」
と感じるでしょう。
しかし逆の立場見てみて下さい。
あなたが観客で、スピーチする人は明らかに顔が真っ赤で明らかに緊張して喋れていない状況をみたときあなたはどう感じるでしょうか。
「緊張しているけれど、一生懸命話しているな」
「初々しいな」
「誠実そうだな」
「あのネクタイの色いいな」
なんて感じるのではないでしょうか。
そんなものなのです。
これが自分からみた自分と、相手から見た自分の印象の違いです。
「人見知り」は普通のことです。
あなたが少しくらい自分をさらけだしても、
大抵の人は受け入れてくれますし、大抵の場合は自分が想像していることとはまったく別の印象を相手は抱いています。
話す内容を事前に考えておく
人見知りの場合、初対面の相手と話をしようとすると緊張してしまい、何も言葉が思い浮かばなくなってしまいます。
その結果、相手に話しかけられても、何も返すことができず、相手は首を傾げながら去っていってしまうのです。
そのため、誰か初対面の人と話をする際には、事前に話す内容を考えておくようにしましょう。
こうすることで、多少たどたどしくはなるかもしれませんが、会話が止まることはなくなります。
また、事前に自分の中で、初対面の人に会ったとき用の質問内容を記憶しておけば、ふいに初対面の人と話すことになったとしても、いつでも使うことができるため安心です。
そのような準備があれば、緊張も多少はほぐれるでしょう。
苦手意識も薄めることができるので、事前準備をしておけば、二つの意味で人見知り対策を行うことができるのです。
マスクを着用して慣れる
花粉症のせいで春になるとずっとマスクをしているという人も多いと思いますが、マスクは人見知り対策にも使える道具です。
実はマスクをした状態で人と話せば、相手が初対面の相手でも、人見知りの度合いを下げることができます。
このようなことになるのは、精神的な作用が働くためです。
人見知りの人は、自分の容姿に自信がないことが多く、顔を見られることを無意識に恐れています。
しかしマスクをつけていれば、顔の半分を隠すことができるため、マスクをつけていない時よりは、恥ずかしがらずに話すことができるようになるのです。
とはいえ、この方法で得られる効果は個人差があります。
人見知りの人は一度この方法を試してみて、自分に効果があるのかどうか確かめてみましょう。
効果がある場合は、それを何度も繰り返していけば、そのうちマスクがなくてもその人と話せるようになります。
相手を自分よりも格下だと思い込む
人見知りの人は、相手が自分よりも立場が上だったり、スクールカーストで上にいるような部類の人間だったりすると、さらに緊張して話せなくなってしまうものです。
このような現象が起きるのは、人見知りのタイプにもよりますので、全員が全員、そうだというわけではありません。
年上の人と話す際にはさらに緊張してしまうという人は、このタイプに当てはまるでしょう。
そのような人は、相手のことをできるだけ自分よりも格下の相手だと思い込むようにしてください。
相手の悪いところを探して、優越感に浸り、自分のほうが優れていると思い込むのです。
かなり言い方は悪いですが、心の中での話ですので、それを態度として出さなければ失礼にはあたりません。
自分を格上だと思えれば、リラックスして話すことができるので試してみてください。
相手に興味を持つようにする
人見知りの人が初対面の人と話ができないのは、相手に対してあまり興味がないことが原因である場合もあります。
話してきた相手のことをまったく知りたいと思わないために、その人に対する質問が思いつかず、沈黙に包まれてしまうのです。
このような人は、昔から好奇心があまりない人が多いです。
新商品などもあまり買いたがらず、同じものを永遠に買い続けるのです。
これに当てはまる人は、まずは他人に対して興味を持つことが大切です。
自分の知らない世界には様々なことが散らばっており、新しい人との出会いはかけがえのないものだという考えを持つようにしましょう。
そのような考えを持つことで、他人に興味を持つことができるようになれば、自然と相手のことを知りたいと思うようになり、会話も弾むようになります。
まずは、自分の世界に閉じこもるのをやめてみましょう。
人見知りな人の特徴や行動
初対面の人と話をする事が苦手
初めて会う人が苦手な人見知りな人は、結構多く存在します。
親しい人となら問題無く楽しく話が出来るのに、初対面の人が相手だと一言も言えなくなってしまうのです。
共通の話題も無く、相手の事もわからない。
自分では面白いと思っている話は、相手にも面白いと思って貰えるのかとても不安な気分になります。
そんな事を考えていて何も話が出来なくなってしまうのです。
また、必要以上に緊張して普段なら会話を広げる事が出来ても、ついそっけない返事で会話を終わらせてしまいます。
人見知りの人にとって、初対面の人は未知の存在なのです。
同じ人間で、大した差は無いという事実に気が付きません。
人見知りの人にとって初対面の人は、普通の感覚で言えば外国人と話をするレベルの難易度なのです。
知らない人との会話に慣れていないのが人見知りの特徴なのです。
コミュニケーション能力が低く、他人に興味が無い
人見知りの人は、自分から会話をする事が出来ません。
相手から話しかけて貰えば簡単な返事くらいはする事が出来ます。
しかし、自分から会話をする事はとても苦手なのです。
人見知りの人は、多くの場合が聞き役に回る事があります。
人見知りの人は、元々会話をする事が苦手です。
コミュニケーション能力が低く、何を話せば良いのがわからない場合が多いのです。
特に親しく無い相手だと、簡単な会話すら困難に感じてしまいます。
人見知りの人は、そもそも親しく無い他人には興味が無いのです。
興味が無いので、何か知りたいと思って質問する事がありません。
また、自分の事を知って貰いたいとも思わないのです。
そのせいで、会話が盛り上がらずに詰まってしまいます。
コミュニケーション能力が低く、他人に興味も関心も無いのが特徴です。
狭く深い人間関係を好む
人見知りの人は、友人が少ない場合が多くあります。
人見知りの人は、友人関係は狭く深くを好む傾向にあるのです。
一番親しい人達だけといつでも一緒に居て、何でも話し合える仲になる事を希望しています。
なので、人見知りの人と親しくなると、とても大切にして貰えます。
人見知りの人は、恋人や友人と認めた人には非常に優しくしてくれるのです。
心から一緒に喜んだり悲しんだりしてくれるのです。
人見知りの人は、恋人や友達と認めた人をずっと大切にしてくれるのが特徴なのです。
決して浮気や裏切りをせずに、ずっと一緒に仲良くしてくれる。
しかし、依存心とも取れる位の嫉妬深い一面もあります。
人見知りの人にとって、お互いに唯一の存在でありたいと思っている場合が多くあります。
ずっと仲良く出来る関係を望むなら、人見知りの人とは良い関係でいられる事でしょう。
相手が自分を受け入れてくれるかどうか見極める
人見知りの人は、基本的に周囲の目が気になる人が多く存在します。
特に初対面の人に対しては、自分が変に思われないか気になるのです。
元々コミュニケーション能力が低く会話が苦手な事を自覚している為、迂闊に話が出来ないのです。
また、自分を受け入れてくれる人で無いと拒絶してしまう事も珍しくありません。
自分ではその場に合わせた会話のネタだと思うけど、相手からはどう思われてしまうのか。
つまらない話をして自分の評価が下がってしまわないか。
そんな事を考えてしまって話を切り出す事が出来なくなってしまうのです。
初対面の相手が、人見知りの人に対してあまり良い顔をしなかった場合はもう親しくなる事は無理でしょう。
人見知りの人は、警戒心が強く自分の敵になりそうな人とは関わらないのです。
人見知りの人は、相手が自分を受け入れてくれるかどうが判断するのです。
人見知りを克服するポイントは相手目線になること
よく言われていることですが、
やはり相手目線で自分を見てみることが何よりも大切なことです。
そして意外と人は他人の長所を探そうとする習性があることを念頭に置いておくと少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。
その余裕があなたの行動を変えるキッカケになるかもしれませんね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。