優先順位がつけられない人がやるべき6つのこと
あなたは優先順位がつけられない人ではありませんか?
人生は不断の選択の連続です。
朝起きてから夜寝るまで、人間は何度となく判断をくりかえしながら生きていると言っていいでしょう。
その選択の中でも、「優先順位をどうするか」は常に大きなテーマになります。
たとえば「AとBのどちらを優先すべきか」をいう局面で「優先順位がつけられない」という人はなにをすべきか。
そこで今回は優先順位がつけられない人がやるべきことをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
優先順位をつけて仕事に活かす
暫定の優先順位を決めて、結果を想像してみる
優先順位がつけられない人は、暫定的に優先順位を決めて、その選択をしたときに、どんな結果になるのかを想像してみるという方法が効果的です。
「AかBか」という選択の場合、「もし、Aを優先し、Bを後回しにしたとき、どういうことが起こるのか。メリットは何か。デメリットはどれだけあるか」を考えてみましょう。
そして、「逆にBを優先した場合に起こること」も想像するのです。
そして同じように、メリットとデメリットを考えてみましょう。
めんどうなことのようですが、実際にやってみれば、意外に短い時間でできる作業なのでとてもおすすめです。
くじ引きで決める
「AとBのどちらを優先すればいいのかわからない。暫定順位を決めて想像してみたけど、判断はできない。どうしていいのか途方に暮れている」という人もいるでしょう。
そういう人におすすめなのは「くじ引き」です。
というと、いかにも無責任なように思われるかもしれません。
しかし、考えてみてください。
じっくり検討しても判断がつかないということは、つまり、どちらを優先しても実はあまり大差ない、どちらも同じように優先順位が高い、もしくは低いということなのです。
ですから、どちらを優先しても結果にそれほどのちがいはないと考えていいでしょう。
だから「くじ引き」にして、不都合はほとんどないのです。
人に相談する
もう1つの方法は、誰かに相談することです。
判断を下すまでに時間的な余裕があるマターであるなら、家族や友人、先輩などに相談してみましょう。
「岡目八目」という言葉がありますが、当事者でないほうがかえって冷静で的確な判断ができるもの。
結果として、正しい選択ができることも少なくありません。
判断の参考にはなることですので、それが可能であれば、誰かに相談するといいでしょう。
1日の初めに、「優先順位をきめるための時間」を作る
1日に、あまりにもやるべきことが多いと、何から手を付けて良いのかわからなくなる、という人は多いのではないでしょうか。
これを打破するためには、優先順位をきちんとつけてから作業をするしかないのですが、優先順位をつけることが苦手な場合は、パニック状態が続いてしまいますね。
そんな時は、1日の初めに「優先順位をゆっくり決めるための時間」を作りましょう。
その時間をたっぷり使って、「今日やるべきことの中で、早く終わらせなければならないことは何か」を、落ち着いて考えてみてください。
優先順位を決めるのが苦手な人は、見切り発車で物事を始めると、焦りに繋がって、良い結果にはなりません。
きちんと事前に計画を立てることが大切です。
やるべきことが多い場合は、紙に書き出してみる
その日にやるべきことが多過ぎる、という場合は、やるべき事柄を紙に書いてリストアップしてみましょう。
紙に書き出すことで、やるべきことが一見してわかるようになり、自分の頭の中も整理することができます。
頭の中が散らかったまま作業に入ると、全てが中途半端になってしまうので、紙に書き出すことで、やるべきことを可視化してみることはとても大切です。
やるべきことが多過ぎてパニックになる前に、まずは落ち着いて整理してみること。これだけでも、優先順位をラクにつけられるようになります。
「どうしても今日中に終わらせなくてはいけない」ということから終わらせるようにする
やるべきことの中で、最優先させなくてはいけないことはただ1つです。
それは、「今日中に終わらせるべきことから手をつける」ということです。
期限に何日か余裕がある場合は後回しにし、急を要するものを何よりも最優先させましょう。
そのためには、「やるべきことをリストアップし、急を要する用事をピックアップする」という事前の計画が大切です。
又、「今日中に終わらせるべきこと」の中から、「○時までに終わらせるべきこと」という更なる急な用事があった場合は、それを優先して終わらせましょう。
そして、終わるまでは、他の用事に手を出さないようにすることも、要領良く用事をこなすために大切なことです。
優先順位が付けられない人は仕事ができない
いかがでしょうか。
優先順位をしっかりとつけることができる人は、仕事をどうやって展開していけばいいのか、処理していいのかがはっきりしています。
そのため、1つの仕事が終われば、すぐに次の仕事に取り掛かることができるため、他の人よりも仕事ができ、評価も高くなります。
その一方で、優先順位がつけられない人は、1つのタスクが終われば、立ち止まって何をするべきか確認する作業に入ります。
しっかりと次にやるべきことを理解していたら、削減できたはずの時間を、ここで浪費してしまっているのです。
そのため、全体の仕事の処理スピードにも影響が出ますし、結果も出にくくなります。
このように優先順位は仕事の出来の良し悪しにも大きな影響を与えるものなので、必ず優先順位を決めてから仕事をするように心がけましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。