運が悪い人の特徴5つ

運が悪い
by erix!
 
あなたは運がいい人でしょうか、それとも運が悪い人でしょうか?

そもそも運なんて関係ない!という人もいるかもしれませんね。

さて、「運」というのは目に見えない不思議なものです。

同じ人間なのに運がいい人と悪い人に別れるのも不思議といえば不思議です。

その不思議な「運」というものを研究した男性がいます。

リチャード・ワイズマン博士。

彼は数え切れないほどの「自分は運が良い!」「自分は運が悪い・・・」という人たちと会い、研究を重ねてきました。

そうして得た結論は運の良い人にはある法則があるということ。

そこで本日は運の良い人の法則をもとに、
運が悪い人の特徴をご紹介します。

これらの特徴に当てはまるあなたは運が悪い人かもしれません・・・。

【目次】
運が悪い人の特徴
運が悪い人の原因
運が悪い時の対処法
運が悪い時の過ごし方



運が悪い人の特徴

出典

 

運が悪い人は不運のマイナス面しか見ない

 
車で移動中に事故を起こし、足を骨折してしまった!

こんなときあなたはどう感じるでしょうか?

  • 「足を折って満足に仕事もできない。おまけに事故の手続きもあるし・・・。ついてないなぁ」
  • 「足を骨折しただけで済んで良かった!仕事もゆっくり休めるし♪」

少し極端かもしれませんが、だいたいこの2パターンに分かれます。

そして特徴的なのが、「自分は運がいい!」と思っている人は圧倒的に後者のように感じ、
「自分は運が悪い」と思っている人は前者という結果になっています。

物事の良い面を見よう!とか何とかよく言われますが、
そんなことを全く意識しなくても自然とプラスに考える人達が実際にたくさんいます。

それが運の良い人です。

運が悪い人たちはその真逆。

不幸のプラス面には一切気づかず、
被害を受けたことだけしか認識しません。



運が悪い人は肩の力を抜くのが下手

心配症の人はかなり狭い範囲に意識が集中しがちで、

自分のまわりにあるチャンスを見逃しやすい。

 

このことがよく分かる実験があります。

被験者たちに新聞を渡し、

その新聞に掲載されている写真を全て数えてもらいます。

きちんとすべて数え終わった人には幾らかの報酬がもらえるという条件付きです。

もちろん全員が一生懸命写真を数え出します。

しかしここで次のような仕掛けを用意してあります。

新聞の1面をめくった次のページに大きく

「この広告を見た人はすぐに写真を数えるのをやめて、申告して下さい。申告した人には賞金を差し上げます」

という新聞広告が掲載されているというものです。

結果として申告した人はゼロでした。

つまり誰もが写真を数えることに夢中になって、

新聞広告には誰も目をとめなかったのです。

このように肩の力が入ってしまっていると目の前のチャンスを逃しやすくなります。

そして運がいい人ほど普段から肩の力を抜いているおかげで、

自分のまわりにある偶然に気が付きやすいということです。



運が悪い人は始めからあきらめている

運の悪い人は将来に対して後ろ向きな期待を持っているため、
何かを始める前から諦めることも少なくない。

デートをしないから、パートナーが見つからない。

試験を受けないから、確実に落第する。

このような考え方を真似してはいけない。

 
何をそんな当たり前のことを・・・。

そうあなたは思うかもしれません。

しかしいざ自分が全く新しいことに挑戦しようとする時にも
同じ気持ちのままでいられるでしょうか?

失敗したら?
挑戦した時間が全て無駄だったら?
お金がない状態に陥ったら?
友だちを失ったら?
自分が傷ついたら?

このような不安は無限に湧いてきます。

それでもスタートさせるかどうかで
将来の運をつかめる人とつかめない人が出てきます。
 

運が悪い人は短期的な結果だけしかみない

 
運の良い人は長い目で人生をみることができます。

こんな話があります。

あるスポーツ用品店に泥棒が入りました。

仕入れたばかりの商品をゴッソリ持っていかれて店をたたむかどうかという状態に陥ります。

しかしここで腐っていてもしょうがないということで、寝ずに考えた結果、
さらに商品を仕入れて、売り切り、盗まれた商品代を返済をしようという奇策でした。

それが見事に当たります。

商品は飛ぶように売れましたが長くは続きませんでした。

それをよく思わない他のスポーツ用品店からの批判などで、
問屋やメーカーはそのスポーツ用品店に商品を卸してくれなくなったのです。

商品を仕入れることができなければ何もできません。

再び窮地に陥ったその店主はクヨクヨ落ち込む暇もなく
「商品がなければ作ればいい!」ということで
プライベートブランド(PB)商品を作りはじめました。

そしてPB商品が大ヒットし、
誰からも文句を言われないぐらいのブランドに成長していったのです。

この泥棒に入られたお店の名前は「アルペン」。

これはスキーで有名なブランド、アルペンのお話です。

泥棒に入られた状態で結果を受け入れていたら、
他のスポーツ用品店たちの攻撃で商品を仕入れることができない状態を受け入れていたら、
このような結果にはなっていなかったでしょう。



運が悪い人は気分転換が下手

不運に見舞われたとき、
30分ぐらい感情を爆発させると気持ちが楽になるという人もいる。

声をあげて泣く、小型のサンドバッグに怒りをぶつける、外に出て大声で叫ぶ。

肝心なのは分を引きずらないことだと、
運の良い人は口をそろえる。

 
本書では気分転換するコツが紹介されています。

  • 運動をして体を動かす
  • 笑える映画などを観て、ストーリーに入り込む
  • 時間をかけて楽しかったことやラッキーだったことを思い出す
  • 気分が上がる音楽を聞いて浸る
  • 友人にあって近況を聞く

気分転換が苦手な人は参考にしてみましょう。
 

運が悪い人の原因

 

最初から運が悪いと諦めがち

 
「自分は運が悪い」と思っている人は、何をするときにも最初からあまり期待を持った行動をしません。

どうせ悪い結果にしかならないからと、むしろ行動も起こさないことが多いのです。

新しい仕事を始めても失敗するだろう、好きな人にアピールしても気がついてもらえないし失恋するだろう、試験を受けても落ちるだろう、そう思って最初から諦めてしまうことで、自分から幸せになれるチャンスを放棄してしまっています。

当たり前のことですが、幸福は立っているだけで舞い込んでくるものではありません。

運が悪い人は開運のための努力を放棄してしまっていることが、幸せを感じられない大きな要因になっていることに気がつけないのです。

誰もが何かをするときには不安を持っているものですが、その不安を乗り越えなければ運は巡ってきません。



物事のマイナス面しか知ろうとしない

 
物事というのはさまざまな側面から見ることができます。

悪い面ばかりを見てしまう人は、運が悪いと感じやすくなるのです。

たとえば取り返しのつく範囲で思いがけない失敗をしてしまったときに、注意散漫な自分を責めたり叱られてしまったショックばかり引きずってしまうタイプと、反省した後に修正が利く範囲の失敗でよかったとホッとする人がいます。

運の悪さや嫌なことを後に引かせないのが後者ですが、前者は自分がしてしまった悪いことばかりしか見ることのできないタイプで、何かが起こるたびに不運を嘆くことしかできません。

基本的にマイナス思考なのです。

物事というのは必ずいい面と悪い面がセットになっていて、どんな不運でもどこかしらに救いがあります。

そこを知ろうとするかしないかで「運の悪さ」に対する自覚度合いが違ってくるのです。
 

すぐに結果を出そうとする

 
運が悪い人というのは、物事の結末を短期的な視点でしか図ることができません。

長い目で見ることができれば、運の悪い出来事も長い人生のうちの一つの穴に過ぎないことがわかりますが、不幸な出来事に対してすぐに結果を見てしまうため、それ以上の対策を練ろうとはしないのです。

そうした考えかたをすることから、運が悪いことを自覚しているタイプは長期的な利益を見込んだ投資をすることができないタイプでもあります。

いつか役に立つかもしれないからと勉強をしたり自分を磨くための自己投資をすることができず、したとしても「実るかどうかわからないことにお金がかかってしまった」という短期的な損にばかり注目をしがちです。

「将来、この努力が何倍にもなって自分に返ってくる」という考えかたができないのです。

その結果、大きな幸せを逃してしまっています。



自分の利益ばかりを追ってしまう

 
したことに対して見返りを求める、利益を追求することは当然のことではありますが、運の悪い人というのは自らのことばかりに目が行ってしまい、自分の周りの人や所属している集団の利益を見ることができません。

自分だけが得をしようという考えを持っていると、他人が不幸になることに鈍感になってしまうのです。

得をすると運がよかったと感じやすくなりますが、そのために不利益を被ってしまった人がいれば悪い印象を持たれることを否定できません。

そうするといざ自分が不運に見舞われたときに手助けしてくれたり、一緒に頑張ろうとしてくれる人がいなくなってしまいます。

結果的に運を上げるために協力してくれる手を逃すことになってしまい、幸運が逃げていきます。

運は周囲の人からももたらされるものでもあって、自らの利益ばかりを追求して他人を蔑ろにする姿勢は、その運をなくしてしまうのです。
 

運が悪い時の対処法

 

運が悪い時は小さなことを大切にする

 
運が悪い時は、小さなことを大切にするということが、良い対処法となります。

運が悪いと感じた時は、自分を振り返ってみましょう。

日々の生活が荒れていて、部屋が散らかっていたりしていませんか。

仕事もぞんざいになっていたり、人間関係もうまくいかなくなっていたりします。

そんな状態なら、良い運気が入ってくるはずはありません。

そういう時には、一つ一つの小さなことを、大切にするのがポイントです。

ちょっとした頼まれごとや、小さな雑用なども、できるだけ丁寧にするようにして、運気回復を目指しましょう。

そうやって、仕事や周りの人々に誠意をもって向き合うことで、悪い運気を手放すことができます。

運が悪い時には、どうしても心が荒みがちになります。

しかし、そこでやけっぱちにならずに、小さなことを大切にすれば、きっと良い運が巡ってくるでしょう。



運が悪い時こそ感謝の気持ちを持つようにする

 
運が悪い時の対処法で、とても効果的なのは、感謝の気持ちを持つようにするということです。

運が悪い時には、自分のことばかり考えていて、まわりの様子が目に入らなかったりします。

また、不平不満が心に溜まってしまって、愚痴が出てしまいがちになるでしょう。

そうなると、ますます運が悪くなってしまいます。

そういう悪循環をストップさせるためには、まわりの全てに対して感謝の気持ちを持つことがポイントです。

仕事が取引先の都合でいろいろ振り回されてしまった時、つい「こんなクライアントにあたるなんて運が悪い」なんて思ってしまいます。

しかし「この仕事のおかげで給料が出るのだ」と考えて、感謝するようにすれば、自ずと相手に対する態度も変わってきます。

好意には好意がかえって来て、物事がスムーズに進むようになるのです。

運が悪い時こそ、感謝の気持ちを持つことで、運気の流れを変えることができるでしょう。
 

運が悪いなと思ったらルールを守ることを意識する

 
運が悪い時の対処法にルールを守るということがあります。

運が悪い時は、悪いことが重なりがちです。

信号無視をして車に惹かれたり・・・なんて、とんでもないことになってしまったりするのです。

そういう時は、きちんとルールを守るようにしましょう。

普段見過ごしがちな小さなことでも、きちんと守ることで、悪いことが二重三重に起きることを避けられます。

それがきっかけとなって、悪い運気から逃れることができるでしょう。

「順番を守る」とか「ポイ捨てをしない」などと、小さなルールは色々あります。

こういうことを守るのは当たり前ですが、普段の生活の中でついいい加減になってしまいます。

しかし運の悪い時は、どんなルールでも、きちんと守るようにしましょう。

そういう姿勢が、更なるトラブルを生むのを防いでくれて、自分自身を良い方向に導いてくれるのです。



運が悪い時にはメンタルを上向きに保つ努力をする

 
運が悪い時にやってみたい対処法に、メンタルを上向きに保つ努力をするというものがあります。

運が悪い時は、精神的にも落ち込んでしまい、つい鬱々としてしまいます。

そうなると、ますます悪いことが起きてしまい、悪い運気から逃れることができなくなるでしょう。

「運が悪い」と感じたら、少しリラックスして休むようにするのです。

そう吸えば、頭が冷静になって、良い方向に進むポイントを掴むことができます。

また、神社やお寺にお参りに行って、厄払いをしてみるのもいいですね。

「気は心」と言いますが、厄払いをすることで気分が明るくなれば、精神的にも楽になることができます。

明るく健全な精神を保つことで、良い運気を呼び寄せることができるでしょう。

運が悪いと思ったら、自分自身で運の流れを変える努力をしてみることが大切です。

それをするためには、メンタルを明るく元気に保つことが、非常に効果的なのです。
 

運が悪い時の過ごし方

 

焦る気持ちを抑えるようにする

 
運が悪い時は、立て続けに良くないことが起こります。

うまくいくはずのことが、なぜかうまくいかず、どうしてこんなことになってしまうのかと考えてしまいます。

失敗も重ねてしまうでしょう。

人間は、失敗を重ねると、その失敗した分を取り戻そうとします。

ギャンブルで負けたから、その分を取り戻そうとさらに大金を賭けるという人はまさにそれですね。

運が悪い時は、大勝負に出ても負けてしまいます。

当然ですね、運が悪いのですから。

焦る気持ちから、普段だったら絶対にしないような行動に出てしまい、さらに傷を広げてしまいます。

運が悪い時に大切なのは、焦らない気持ちです。

自分の中に湧き出てくる焦る気持ちをひたすら抑えて過ごすことに努めましょう。

深呼吸をして、今は勝負に出てはいけないんだと自分に言い聞かせるようにすれば、運が悪い時期を乗り越えることができます。



運が悪いことを認めたうえで行動する

 
自分が劣っていることを認めたくないという人がいます。

自分が昔よりも老けただとか、運動ができない、もの覚えが悪いというようなことを認められない人がいます。

自分が人より劣っていることを認められない人は、いずれ大怪我をします。

運でも同じことが言えます。

自分の運が悪いはずがない、自分は運がいいはずなんだと思っていたい人は、現状をきちんと見ることができずに大失敗をします。

運が悪いのに大胆な行動をしてしまい、ひどい損失を出すでしょう。

そうならないためには、自分が運が悪いことを認めるべきです。

今の自分は不運だということを受け入れたうえで、さてどのように行動しようかということを考えるのです。

同じような決断でも、自分の不運を認めている状態と、そうでない状態とでは、見えるものが変わってきます。

自然と結果も変わってくるでしょう。
 

人の助けを借りるようにする

 
自分の運が悪い時に、自分の力で道を切り開こうとする姿勢はとても立派です。

自分の力で問題を解決することができれば、運気も戻ってくることでしょう。

しかしながら、現実的には、そうそううまくいくものではありません。

運が悪い状態だと、自分で何をしてもうまくいかないということもあります。

そんな時はへたにあがかずに、人に助けを求めることも必要です。

力がある人ほど自分でどうにかしようとしますが、人の助けを借りることは悪いことではなく、むしろ大切なことです。

困った時はお互い様という言葉もありますが、自分が不運で困っている時は、周りの人間に助けを求めて、難局を乗り切る姿勢で過ごしたいですね。

最近はずっと運が悪いな、流れが悪いなと感じたら、自分ではあまり動かずに、他の人に動いてもらうようにしましょう。



運気が上がりそうな場所に旅行する

 
自分の運が悪いと思ったなら、自分の運が上がるようにすればいいのです。

単純な発想ですね。

そこで、運気が上がりそうな場所に旅行をして過ごしましょう。

全国にはパワースポットと呼ばれる神秘的な場所があります。

神社などもありますし、その他運が良くなりそうな観光名所はたくさんあります。

そういったものを探して、旅行しましょう。

また、そのような場所はだいたい心が洗われるような気持ちになります。

すっとした気分になり、いい気持ちになります。

運が悪い時は良くないことが起こっているので、ストレスもたまっています。

ストレスがたまっては日常に支障をきたし、イライラして人間関係もこじれていきます。

旅行することは、ストレス解消の効果もあり、プラスの要素がとても大きいです。

遠出する余裕がない人は、近場でいい場所を探して、ちょっと行ってみるだけでもいいでしょう。

良くない流れが変わるかもしれませんよ。
 

運が悪い人はマインド改革が必要

 
ざっくり言ってしまえば、
運がいい人と悪い人の違いは物事のとらえ方や普段の過ごし方、目標を達成した経験があるかどうかというものになります。

運が悪いという人は、
自分で毎日運の悪さをすり込み続けている可能性があります。

まずは起きた出来事のプラス面を意識して見るようにしたり、
自分の将来を明るく考えてみたり、
目標に向かってコツコツ頑張ってみたりしてはいかがでしょうか。

気がついたときには「自分は運がいい」と感じているかもしれませんよ。

また、仕事に関してネガティブな人も運が悪い人だと言えるでしょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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