辞めて欲しくない人が辞める原因は?引き止める方法も徹底解説!

同じ職場に、この人だけは辞めてほしくないなと感じる人はいませんか。

そう感じる理由は様々ですが、現実問題として辞めてほしくない人に限って辞めていくことが多いです。

それはなぜなのか、ここでは辞めてほしくない人が辞める原因について見ていきたいと思います。

また、辞めてほしくない人の特徴や辞めさせないための方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。



辞めて欲しくない人が辞める原因

仕事をする上で、この人には辞めてほしくないなと思うことがあるでしょう?

しかしながら、辞めてほしくない人に限って辞めていくことが多いです。

なぜ、辞めてほしくない人が辞めるのでしょうか。

その原因を探っていきましょう。

向上心があるから

辞めて欲しくないと思う人の大半は、仕事のできる人だといえます。

そういう人は決まって向上心があり、今よりも高みを目指して努力しているわけです。

だからこそ、今の会社に将来性を見出せない場合などには、躊躇うことなくすんなり辞めていくというわけです。

向上心がありすぎるため、今の会社に物足りなさを覚えるのでしょうね。

待遇に不満がある

辞めて欲しくない人は、先程も触れたように仕事のできる人であることが多いです。

たとえば年功序列の会社や、良くも悪くも全員平等に昇給させるような会社に勤めていると、できる人から不満が出るのは当たり前のこと。

辞めてほしくない人が辞めるのは、会社の方針や待遇に不満があるケースが大半なのです。

人間関係がうまくいかない

周りから「あの人は辞めないでほしい」と思われている人は、何となく周りから慕われてるのかなと感じますが、そうとは限りません。

中には、都合のいい人として会社にいてほしいと思われているケースもあるのです。

頼めばなんでも引き受けてくれる、断らないなどを理由に辞めてほしくないと思われている人は、職場の人間関係がうまくいっていないため、すんなり辞めていくでしょう。

優秀すぎる

辞めてほしくない人が辞めるのは、その人が会社に合っていないからです。

この場合、辞める人は周りと比べて明らかに優秀すぎるのでしょう。

そのため職場に馴染めない、仕事にやりがいを感じられないなど仕事に魅力を感じず、「この会社にいても意味が無い」と思うようになるのかもしれません。

割に合わないと感じている

何度か触れましたが、辞めてほしくない人というのは周りと比べて仕事のできる優秀な人であることが多いです。

それゆえ、他の人よりも多くの仕事を任されることも少なくありません。

つい周りが頼ってしまうことで、本人は「自分ばかり」「同じ給料で割に合わない」と感じるのでしょうね。



辞めて欲しくない人の特徴

残念ながら、一緒に働く全ての人が「辞めてほしくない人」というわけではありません。

辞めてほしくない人もいれば、失礼ですが早く辞めてくれないかなと思ってしまう人もいますよね。

多くの人が辞めてほしくないと思う人には、以下のような特徴が挙げられます。

仕事ができる

辞めてほしくないと思われる人は、みな仕事ができます。

元々優秀なのですが、基本的に先読み行動ができるので、チームを組む人たちが「仕事がやりやすい」と思えるのでしょう。

良い意味で周りを巻き込める優秀さがあるので、上司も同僚も辞めてほしくないと思うのは当たり前のことですね。

臨機応変に動ける

仕事もプライベートも、予想どおりに進むことばかりではありません。

思っていたのと違ったり、予定外のことが起こることもありますよね。

そういうとき、その場で適切な方法を考えて動ける臨機応変な人は、職場でも重宝される存在であることは言うまでもありません。

何かあっても「この人がいれば大丈夫」だと思える人ですね。

明るく積極性がある

そして、仕事をする上で大切なのは、個々の能力だけではありません。

仕事のやりやすさや雰囲気作りというのも、欠かせないポイントですよね。

辞めてほしくない人は、その雰囲気作りが非常に上手いです。

明るく爽やかな笑顔、積極的に自分から周りに声をかけられるような人だと言えるでしょう。



辞めてほしい人ほど辞めない理由

職場では、辞めてほしくない人ほど辞めていき、逆にこの人は辞めてもいいと思う人ほど辞めません。

なぜ、辞めてほしい人ほど辞めないのでしょうか。

理由は人それぞれではありますが、自分が周りからどう思われているかを気にしないからかもしれません。

空気が読めないから

辞めて欲しい人ほど辞めないのは、周りから自分が疎まれていることに気づいていないからです。

周りからの自分の評価や印象を気にする人は、空気の変化を敏感に読み取るものですが、空気の読めない人にはそれができません。

そのため周りの変化に何も気づかず、辞めて欲しいと思われていることにも気づかないのです。

楽観的だから

辞めて欲しいのに辞めない人というのは、ある意味とても神経が図太く、楽観的な性格をしています。

物事を深く考えることなく、基本的には「何とかなる」と思っているのでしょう。

神経質な人は周りの変化に敏感ですが、楽観的思考の持ち主はそんな風には思いません。

たとえ仕事でミスをしてもあまり気にせず、だからこそ同じミスを繰り返すのかもしれませんね。

自己評価が高いから

そして辞めて欲しい人ほど辞めないのは、本人が自分のことを過大評価しているからです。

本当は仕事ができず周りに迷惑をかけているのに、「自分は仕事ができる」「周りから期待されている」と思い込んでいるのです。

ポジティブなのは良いことですが、的はずれなことを思っているため、周りからウザがられているのは明白でしょうね。



辞めて欲しくない人が辞めると会社はどうなる?

この人にだけは辞めてほしくない、仕事を続けてほしいと思っている人ほど、何の躊躇いもなく仕事を辞めていきます。

そういう優秀な人が仕事を辞めていくのを放っておくと、会社は大変なことになりかねません。

まとまりがなくなる

辞めてほしくない人というのは、会社にとって有能な存在であることは言うまでもありません。

リーダー的存在であったり、職場内で最も優秀と言っても過言ではないのでしょう。

そういう人が辞めてしまうと、チームをまとめる人や引っ張っていく人がいなくなってしまうため、会社としては相当な痛手を負うことになりますね。

チームの士気が下がる

まとまりがなくなることと似ていますが、辞めてほしくない人が辞めることで、会社やチーム全体のやる気が落ちる可能性もあります。

優秀な人が辞めてしまうわけですから、残された方は何から手をつけていいのかわからなくなってしまいます。

チームの士気が下がるので、業績も大幅に落ち込むことになりかねません。

メリハリがなくなる

そして、辞めてほしくない人が辞めることにより、職場内でのオンオフの切り替えが難しくなるケースも考えられます。

リーダー的なポジションの人がいなくなるわけですから、仕事と休憩のメリハリがなくなったり、ダラダラと毎日を過ごすようになるかもしれません。

これにより、どんどん人が辞めていくという負の連鎖が始まる可能性もあるでしょう。



辞めて欲しくない人が辞めるのを引き止める方法

辞めてほしくない人が会社を辞めてしまうと、残された方は色々と大変です。

また、会社としても損害が大きくなることもあるでしょう。

会社を辞めるかどうかを決めるのは本人次第ではあるものの、辞めてほしくない人を引き止めるには以下のことを試してみてください。

しっかり話し合う

辞めてほしくない人が仕事を辞めると言い出したら、まずはしっかり話し合ってください。

なぜ辞めたいと思うようになったのか、その理由を明確にしなければどうすることもできませんよね。

普段、なかなか話し合う機会を設けられないということもあると思いますが、辞めてほしくないのであれば話し合いは必要不可欠だと言えるでしょう。

上に掛け合う

あなたが先輩という立場で、部下や後輩が辞めてほしくない人にあたる場合、辞めさせないためには本人の待遇などを変える必要があります。

とはいえ、自分にできることは限られていますから、できるだけ早い段階で上に掛け合ってみましょう。

その結果がうまくいかなかったとしても、自分のために頑張ってくれる人がいる、と思ってもらえれば、引き止められるかもしれません。

しばらく休暇を取らせる

辞めてほしくない人が辞めると言い出したときは、少なからず頭に血が上っている可能性があります。

一度冷静になってもらうためにも、少しの間リフレッシュ休暇を取らせるのも良いでしょう。

休みを取ってもらっている間に、職場内で仕事のやり方や振り分け方などを改善していくのです。



辞めて欲しくない人が辞める状況を改善するには

仕事のできる人など、辞めてほしくない人が辞めてしまうのは、職場内や会社の方針そのものに原因があることも少なくありません。

根本的な原因を改善しないと、辞めてほしくない人が辞めるという悪い状況は変わらないでしょう。

仕事の振り方を考える

辞めてほしくない人が辞めるのは、「自分ばかり」という気持ちがあるからです。

自分ばかり仕事が多い、めんどくさい仕事ばかり回ってくる、仕事量は多いのに給料は変わらないなど、挙げ始めたらキリがありません。

何もかもを変えるのは不可能ですが、仕事の振り方や量を調節するだけならすぐにでも対応可能なのではないでしょうか。

定期的に話を聞く

もしかすると、仕事を辞めたいと思っているのはその人だけではないかもしれません。

優秀だなと目にかけている人ばかりが辞めていったら、それこそ会社は成り立たなくなってしまいます。

そうならないようにするためにも、定期的に話を聞く姿勢を持つことが大切です。

あなたの立場にもよりますが、周りを見渡す習慣をつけると良いかもしれませんね。

メリハリのある職場作りを目指す

そして、辞めてほしくない人が辞める状況を改善するには、働きやすい環境作り、居心地のよい職場作りが欠かせません。

もちろん、職場に何を重視するのかは人それぞれではありますが、まずはメリハリをつけることを意識していきましょう。

オンオフの切り替えを意識するだけで、社員はグッと働きやすいと感じるようになるものです。



まとめ:辞めてほしくない人ほど辞めるのは会社に何らかの問題がある

仕事をする上で、この人には辞めてほしくないな、長く続けて欲しいなと思う人は必ずいます。

そういう人は仕事ができるので、つい頼りすぎてしまうなど、少しずつ負担が増えてしまうもの。

そうすると、次第に割に合わない、仕事にやりがいを見出せないなどと感じるようになり、スパッと仕事を辞めるのです。

あなたの会社での立場にもよりますが、辞めてほしくない人を引き止めておきたいのなら、チームや会社の在り方を見直すべきなのかもしれません。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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